和語の里(Wagonosato) - 日本語・データ化・考察 -

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当て字辞典風 な行「ね」【漢熟語当て字・ヤンキー当て字・歌詞の当て字などの日本語まとめ】


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【か行】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0ka
【さ行】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0sa
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【Ne ね】

ねこみみ;dicdsy mtp kymplt onk ktknooi;猫の耳;(見出し)猫耳;ねこのみみ・ ネコノミミ;「猫耳」表記でネコノミミと読ませてるオヌカで見出しつくりしている辞典がある。和語の里当て字辞典風では、オヌカは便宜上「当て字扱い」とする。植物名であるためカタカナ表記が多い傾向にある。植物名。ナデシコ科の越年草。ミミナグサの別称。出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」。猫の耳の形 を 花や葉の形にたとえたのだろう。どこがどう似ているかを言及しているものは見当たらない。とはいえ、「猫の耳」でないものを「猫の耳」と言い表しているのだから、たとえ・Metaphor・比喩であるのには変わらない。

ねごろ(名字);atj 2knj 3knj dicnpn;根来;十八娘・寝来・根頃;【日本大百科全書(ニッポニカ)「姓名/日本のおもな姓氏」】の解説参考。当て字姓。おもな族は紀伊国那賀郡根来邑(むら)発祥の族。織田信長豊臣秀吉と争った根来衆徒は同族。ほか紀伊国伊都郡発祥の藤原姓成神(なるがみ)流の氏や、和泉(いずみ)国日根郡発祥の佐代氏流の氏もある。;

ねじ;atjk 2knj;ネジ・捩ぢ・捩じ・捻・捻じ;捻子・捩子・螺子;参照「ねぢ」
ねだり;atj kng;ネダリ・強請り;@g
ねぢ・ねじ;ネジ・捩ぢ・捩じ;;捻子・捩子・螺子;;動詞「捻づ(ねづ)」「捻る・捩じる(ねぢる・ねじる)」の[連用形・名詞形]である[ねぢ(ねじ) ]が由来と考えるのが妥当。[ね]だけで[ねじり]を意味しないため[ね]+[じ(子)]というのも不自然(つまり当て字だろう)。
ねっから;ssn onbt hnshuku atj 2knj;ねから→ねっから;根から→根っから;(石川啄木)根本から;もともとは「ねから(根から)」を強めた言い方というだけだったかもしれないが、現代では発音上「ねから」と発音する人は少ないため「ねから」と同じ意味で発音だけ促音添加した「ねっから」として使われるのが基本。赤痢(1909)〈石川啄木〉。「ねから【根から】」=もとから・始めから・まったく・さらさら。※「から」は、もと助詞。文豪当て字。
ねびるddj根蒜▽沢×蒜;野蒜 (のびる) の別名。
ねまき;atjk 2knj ofcari imeg;寐巻・寝巻;寝間着;寝るときの衣服の意味。当て字かの判断として、室町時代の国語辞書『運歩色葉集(うんぽいろはしゅう)』に、「寝る意味の"寐"」+「巻」からなる「寐巻(ねまき)」とある。「JapanKwnowledge>日本語、どうでしょう?」にて、詳しく当て字に関して考察されてるので、そちらを読み願う。;kotobank.jp/word/間着・合着-1999964。https://japanknowledge.com/articles/blognihongo/entry.html?entryid=308

【補足】
 ここでは、一般的に語られない「間着」に着目した当て字説を考えてみる。これは、視点の幅を広げる目的の説なので、正当性は重んじない。
 「間着」が当て字された理由として、精選版 日本国語大辞典「あいぎ【間着・合着】」の意味(ニ)には、「胴着の類」の意味がある。「ね(寝)」+「あいぎ(間着)」で「寝るときに着る物」という捉え方もできなくはない。「ねまき」という音に当て字したものなら、字面は「ね(寝)あいぎ(間着)」だが、当て字なので「ねまき(寝間着)」。

出典:デジタル大辞泉「ねまき【根巻(き)】」
移植する木の根をむしろや縄で包むこと。植え傷みを防ぐために行う。
出典:デジタル大辞泉