和語の里(Wagonosato) - 日本語・データ化・考察 -

やまとことば・和語・日本語に関する情報をデータ化・日本語の問題点解説。語彙力・難読漢字クイズなどによる教養アオリの否定など。

当て字辞典風 あ行「あ」【漢熟語当て字・ヤンキー当て字・歌詞の当て字などの日本語まとめ】


【あ行あ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0aa
【あ行い】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0ai
【あ行う】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0au
【あ行え】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0ae
【あ行お】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0ao

【A Aa あ】

あーもんど;atj imegnasi 2knj 外国語;ALMOND(アーモンド);扁桃;アーモンド;Google IMEの「あーもんど」の変換候補にはなかった。こういった安易な外国語の当て字を変換候補に入れないのは大事だ。;20220811
ああ;atj imeg 2knj;アア;嗚呼・唖々;
あい;atj dqny imeg;I(アイ);愛;なぜかヤンキー系の人らは「愛羅武勇」と書き、英語の「I love you.」の音(アイラブユー)の当て字とすることが多い。しかし、「愛」に対応するのは「love」なのに、「I」に「愛」の当て字をしてるのが、普通ならば、自分で書いていて気持ち悪いと感じてしまう。しかし、そんなものを気にしない(認識できない)のがヤンキーなのか。
あいかた・あひかた(仲間や相手);ssn atjk 2knj;相方・合い方・合方;(艷道通鑑)好類;精選版 日本国語大辞典の意味① 事を共にする際の相手方。相手となる者。(イ) 相手。仲間。相棒。談義本・艷道通鑑(1715)四「催従(もより)にまかせ好類(アイカタ)につれ東山北野に集会(つどひ)て」。;kotobank.jp/word/相方・合方-1999946
あいかた・あひかた(遊客の相手);ssn atjk 2knj;相方・合い方・合方;敵娼;精選版 日本国語大辞典の意味① 事を共にする際の相手方。相手となる者。(ロ) (「敵娼」とも書く) 遊客の相手となる遊女や若衆。;kotobank.jp/word/相方・合方-1999946
あいくち(鍔つばのない短刀);ssn ddj atjk 2knj imegari;合い口・合口;匕首;あいくち;合い口;匕首;精選版 日本国語大辞典「あいくち」では、漢字に入力できない漢字が含まれている。[補注]に【アキクチの音便と考えている】という書物があるようだが、「合い口」が語源だとしたら、もとは「あひくち」と考えられる。あいくち=くちびるが開いて、歯が現われること・くちびるが開いて、歯が現われる癖があること。匕首=鍔(つば)のない短刀・懐剣の類・あいくち。匕=もとは「さじ」の意。デジタル大辞泉「あいくち」の見出しは【合(い)口】であり、説明の中に鍔つばのない短刀を「匕首」と書くと説明がある。百科事典マイペディア「合口」では、「匕首」の字を当てることも多いが,これは本来,頭がさじに似た中国の短剣であると説明がある。「合口」には「話が互いによく合うこと」の意味があり、それが原義か。;20220811;https://kotobank.jp/word/%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%8F%E3%81%A1-2000002https://kotobank.jp/word/%E5%8C%95%E9%A6%96-609971https://kotobank.jp/word/%E5%90%88%E5%8F%A3-421214

あいしてる;atj dqny imeg;愛してる;愛死天流;「天流」という剣術の流派のひとつがある※「天道流」の別称(ddjp参照)。しかし、そこから取ったものではなく、愛によって死んで天にのぼる(流れる)とかそういう意識の当て字なのかと考えられる。または、小中学生が好きな「死」という字を使いたかっただけか。
あいしんぐ;atjk 2knj 外国語;icing(アイシング);冷却;{漫画}〈アイシールド21 9巻〉
あいす・あいすくりーむ;atjk 2knj 外国語 imegnasi;ice(アイス)・icecream(アイスクリーム);氷菓子;;20220811
あいだ;atjk 2knj;間;(井上勤訳)距離・(書紀)際;狐の裁判(1884)〈井上勤訳〉六「少しく距離(アヒダ)の遠かりしゆゑ」。書紀(720)神武即位前(北野本訓)「天(きみ)人(たみ)の際(アヒタ)を」。書紀は精選版 日本国語大辞典「あいだ(間)」からの引用文なので、「あいだ」の濁音無表記「あいた」。
あいつ;ssn atjk 2knj noatj hrknooi knjsukunai ktknooi;あやつ→あいつ;彼奴→あいつ;(当て字でなく音変化)彼奴・(正宗白鳥)彼女;あいつ・アイツ;「彼」を「あ」と読ませる風習があったと見ると、「あやつ(彼奴)」は当て字ではない。「あいつ(彼奴)」も当て字ではなく、音変化の類である。何処へ(1908)〈正宗白鳥〉七「さうか、彼女(アイツ)も」。;kotobank.jp/word/彼奴-421546
あいにく;atjk 2knj ssn ddj imegari ppl;あやにく→あいにく;(語源推測漢字)あや憎し→あや憎;(夏目漱石)生憎・折悪敷;精選版 日本国語大辞[語誌](1)には【「あやにく」の音変化した語であろうが、副詞「あやに」が語の根幹であるとする説もある。】と不確定な説明。デジタル大辞泉では《感動詞「あや」+形容詞「にくし」の語幹から》とある。にくし=抵抗感や不快感や許しがたさを抱くさま・〇〇することがむずかしい・感心すべきである・たいそう好ましい・見苦しい・みっともない・気がひける・はしたない」。;20220908;kotobank.jp/word/生憎-421700
あいらぶゆー;atj dqny imeg;I love you.(アイラブユー);愛羅武勇;なぜかヤンキー系の人らは「愛羅武勇」と書き、英語の「I love you.」の音(アイラブユー)の当て字とすることが多い。ほか、詳しくは「あい」にて。
あいるらんど;外国語 kymkuni atj 2knj 3knj;Ireland(アイルランド);愛蘭・愛蘭土・愛倫・愛爾蘭;;20220416
青葉者;あおばもの(タトエ);ssn mtp;aoba;青葉者;白歯者;none;アオバモノ=( 「青葉」は未熟なことのたとえ ) 雑兵(ぞうひょう)。歩卒。こっぱ武者。青葉武者。また、一度も具足を着けたことのない中間、小者などの軽卒。素肌武者。精選版 日本国語大辞典「青葉」の意味③に「未熟、未完成なことのたとえ」とあり、それの関連語が「あおばもの」であると考えると、【白歯者】は当て字である。;https://kotobank.jp/word/%E9%9D%92%E8%91%89-24156

あおみどろ;atj 2knj hrknooi ktknooi kymplt;あおみどろ;青味泥;水綿;あおみどろ・アオミドロアオミドロ=ホシミドロ科の接合藻類。「青味泥」表記は、精選版 日本国語大辞典「あおみどろ」の見出し漢字表記で、由来かどうか定かではないが、一応語源漢字のほうに入れておいた。;https://kotobank.jp/word/%E9%9D%92%E5%91%B3%E6%B3%A5-422416
あか;atj imeg net ppl;acco(アカ);;垢;「account(アカウント)」の略「アカ」への当て字。「垢」は意味としては「account」と関連していない。
あからさま;atj 2knj imegnasi dicnasi;あからさま;急須;文献「書紀(720)皇極四年六月(岩崎本平安中期訓)」での表記が「急須(あからさま)」だった。
あかり;atj 2knj imegnasi dicnasi;明かり・灯り;照明・炎;漫画「ガラスの仮面」にて「照明(あかり)の消えたステージ」。歌詞「ガラスの森」にて「キャンドルの炎(あかり)」。
あがり;atj 2knj imegnasi dicnasi;アガリ;収益;小説「監禁」にて「組の収益(アガリ)」。
あがる;atjk 2knj ofcnasi;アガる;高揚る;「アガる」は、現代日本人の中で生まれた独特な感性である。その独特な文化を「高揚」という当て字により、つまらない表現にしてしまっている。気持ちが上がる・友達と楽しむ場の雰囲気の感情の熱気が上がる・ノリの良い音楽に使うなどの、さまざまな感情やさまを表現できる言葉なので、当て字が逆に表現を狭める例である。
あくしでんと;atjk 2knj 外国語;accident(アクシデント);事故;マンガ「金田一少年の事件簿 5巻」。
あこがれ;atj 2knj imegnasi dicnasi;憧れ;憧憬;小説「わたしが・棄てた・女」。
あざけり;atjk 2knj imegnasi;嘲り;(夏目漱石)嘲弄;「軽侮(あなどり)と、嘲弄(あざけり)と」坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)。文豪当て字。;20220812
あさじ;ddj atj;朝事;朝勤;アサジ=浄土真宗で、毎朝行う勤行(ごんぎょう)・「朝事参り」の略。「朝勤」という当て字を使ってどうするのだろうか? 
あさで;ddj imeg;浅手;浅傷;辞書の見出しで「浅手・浅傷」どちらの表記もある。当然「傷」を「て・で」の読みはないので当て字。「軽い傷」の意味。同じ意味を持つ「薄手」の見出しには、なぜか「薄傷」がなかった。また、見出しに多くの表記が載りがちな精選版 日本国語大辞典だが、「浅手」のみで「浅傷」がなかった。
あさはか;ddj imeg ifcnasi;浅手;浅傷;辞書の[補説]に【「浅墓」と書くのは当て字。】と書くだけに留めるだけで、辞書の見出し自体は「浅はか」のみである。しかし、「浅墓」という当て字をした人は、自分自身が「浅はか」と思わなかったのだろうか… 「墓」要素ゼロである。;dictionary.goo.ne.jp/word/浅はか/#jn-3516
朝日・朝陽;あさひ;1knj atj;asahi;朝日・朝陽;旭・旭日・旦日;小学館 大辞泉「きょく【旭】」では、意味「あさひ」となっている。「旭」の訓読み「あさひ」通りに、意味も「あさひ(朝日)」ということ。
あさましい;atj 2knj imegnasi;浅ましい;浅猿しい;20220404
アザラシ;あざらし;imegari ddj kym pet atj 2knj ktknooi knjsukunai hrgnari;azarasi;none;海豹;アザラシ・あざらし
アサリ(当て字「歯振」);あさり;ddj atj;asari;none;歯振;あさり・アサリ;のこぎりの歯の先端を、一歯ごとに左右に開くこと。また、その広がり。挽 (ひ) き道の幅を広げて、のこ身の摩擦を少なくしたり、おがくずを出やすいようにしたりする。由来は不明。

あざわらう;atjk 2knj ofcari ssn;あざ笑う;嘲笑う・嘲う;精選版 日本国語大辞典では、「あざわらう」には「嘲笑」のみだが、「ちょうしょう」には【嘲笑・調笑】どちらの表記もある。
「ちょうしょう」の出典:
玩鴎先生詠物雑体百首(1794)炭尖「調笑毛錐頭易レ禿、偽名倫得管城公」
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五「これを其朋友に語りければ、大に嘲笑せられ」 〔魏書‐尉地干伝〕
【補足】嘲笑アザワラう(1漢字化で 嘲アザワラ う)
あしか;imegari ddj kym pet atj 2knj ktknooi knjsukunai hrgnari;カンガルー;海驢・葦鹿・海鹿・海獺;アシカ科の海獣・鰭脚 (ききゃく) 目アシカ科の哺乳類の総称。別名「うみおそ・うみうそ・みち」。辞書の「あしか」の見出し表記は【海驢/葦鹿】 であり、「海鹿・海獺」の2つはIMEGの変換候補にある表記。
あじさい;atj ddj kymplt;あじさい;none;紫陽花・八仙花;あじさい・アジサイ
あした;atjk 2knj ofcari ssn 日常;あした;明日;実は、「明日」も当て字であるが、超一般的かつ義務教育でならう当て字である。(熟字訓も当て字扱いしてるので、わざわざ熟字訓とは言わない。)link→kotobank.jp/word/朝・明日-2001862
あした;atjk 2knj ofcnasi ssn 日常 kasi dqny;あした(明日);未来・翌・翌日・朝旦;「あした」という言葉に「未来(みらい)」を当てている。実は、「明日」も当て字であるが、超一般的かつ義務教育でならう当て字である。(熟字訓も当て字扱いしてるので、わざわざ熟字訓とは言わない。)「未来(あした)」は、こういう当て字ではなく、あきらかに当て字・変な読みをして中二病・ヤンキーからのウケ狙いである。
あじと;atj 外国語 imegnasi kasi;アジト;たまり場;「おれらのたまり場」by BASARA 7巻。
あす;atjk 2knj ofcari ssn 日常;あす;明日;「あさ-ASa」と「あす-ASu」は、母音の違いしかなく、活用の違い・音位転倒どちらかかどちらも起こった違いであると見るのが妥当だろう。また、日本語は母音子音セットでしか表現できないが、仮にローマ字の文字文化が古くからあれば、「AS」までを漢字「朝」にして、「あさ-ASa」は「朝a」と表記できるし、「あす-ASu」は「朝u」と表記できる。
あずき;atjk imeg;アズキ;;小豆
徒;あだ;ssn atj hrknooi;ada;徒;(浮世草子)化(アダ);あだ・アダ;「あだなる物」(出典:古今和歌集(905‐914)哀傷・八六〇)、「あだなる契」(出典:徒然草(1331頃)一三七)のように、非漢字表記も見られる。他「あだ」表記※源氏物語(1001‐14頃)葵・古今和歌集(905‐914)仮名序・古今和歌集(905‐914)物名・四六七。当て字文献「仮にも化(アダ)には思はず」※浮世草子好色一代男(1682)六。;https://kotobank.jp/word/%E5%BE%92-82794

あだけ;ddj atj 2knj;徒け;徒気;辞書に《動詞「あだく」の連用形から。「気」は当て字》とある。意味は「浮気な行為・心」。
あたま(当て字まとめ);atjk 2knj;あたま;頭;※説明欄にて;none;ふりがな文庫にて、「頭脳(頭惱)・天窓(天窻)・頭髪・頭脳(頭腦)・頭顱・髪・脳(腦)・頭部・頭蓋・脳裡・頭髮・冒頭・頭上・頭臚・円頂・円顱・天頭・尖端・尖頭・帽子・禿頭・禿顱・肝脳・脳中・脳味噌・脳膸(脳髄)・観念・軍帽・頂・頭天・頭角・頭飾・額・顱・顱頂・骨・髑髏・髷」の当て字が見られる。数多もあるが、これはアマタの誤読でアタマとルビが振られていると思われる。;https://furigana.info/r/%E3%81%82%E3%81%9F%E3%81%BE

あたま(順序);atjk 2knj mkn;頭;冒頭;文豪当て字※夏目漱石石川啄木幸田露伴https://furigana.info/w/%E5%86%92%E9%A0%AD:%E3%81%82%E3%81%9F%E3%81%BE
あたま;atjk 2knj;あたま;頭;(三遊亭円朝)天窓;none;あたま;当て字の実例 獅子舞雑考 (新字新仮名) / 中山太郎(著)「見物の小児の天窓(あたま)を」。真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)「何だか坊主の天窓(あたま)みた様な物があるぞ」。当て字で使われている「てんそう【天窓】」には「あたま(頭)・かしら(頭)」の意味がある。

出典:精選版 日本国語大辞典「てんそう【天窓】」
〘 名詞 〙
① 天に向かってあいている窓。てんまど。たかまど。〔王延寿‐魯霊光殿賦〕
② あたま。かしら。
出典:精選版 日本国語大辞典「てんまど【天窓】」
〘 名詞 〙 採光や換気のために屋根に設けた窓。綱をつけて開閉する。あかりまど。ひきまど。
[初出の実例]「煮〆のこしらへ飯のした、ひきぞわづらふ天窓(テンマド)の紐いそがしく」(出典:洒落本・当世嘘之川(1804)五)

振り向いて、裏の山を見ると、山は夕暮の空に接吻せっぷんしていた。山と空の境界に松だか、杉だか聳そびえていた——二本——三本ばかり——その樹の頂あたまが、北の寒い風に動いていた。
越後の冬 (新字新仮名) / 小川未明(著)
あたま(脳機能として);atjk 2knj mkn;頭;頭脳;文豪当て字。小説「松本清張/点と線」。
あたり(まわり);atjk 2knj mkn;辺り;四方;。
あたる(まわり);atjk 2knj mkn;辺り;四方;。

あとり;atjk 2knj 3knj ddj;あとり;none;花鶏/獦子鳥;あとり・アトリ;スズメ目アトリ科の鳥。スズメよりやや大きい。頭部と背は黒く、胸とわきは黄褐色、腹は白い。日本には秋から冬にかけて渡来する。アトリ科にはヒワ・マシコやカワラヒワ・ウソなども含まれる。
あとりえ;atjk 2knj 外国語;atelier(アトリエ);画室;曲名「閉ざされた画室(アトリエ)」。
あどれす;atjk 3knj 外国語;address(アドレス);住所録;歌詞「黄金時代」。
あっぱれ;atj imeg 2knj;アッパレ;天晴;語源は「あはれ(あわれ)」で、音変化によるもの。
あなた;日常 atjk 2knj imegnasi ofcari;アナタ;貴方・貴女・貴男;
あなどり;atjk 2knj imegnasi;侮り;(夏目漱石)侮蔑・(夏目漱石)軽侮;「ちょっと侮蔑(あなどり)の微笑を唇の上に漂わせて自分を見たが」行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)。「軽侮(あなどり)と、嘲弄(あざけり)と」坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)。文豪当て字。同じ作者で、当て字がブレている。;20220812
あなら;ssn hrkn knjnasi atj Rare;あなら;none;空;あなら・アナラ;精選版 日本国語大辞典「あなら」の見出しは漢字表記ではない。アナラ=〘副〙 惜しいことに。※大唐西域記巻十二平安中期点(950頃)「空(アナラ)千里に鑿ること徒らに博望の地と聞けり」。
あね;日常 atj 2knj imegnasi;姉;女兄;20220404
あねき;日常 atjk 2knj imegnasi ofcari;姉貴;姉君(あねぎみ);精選版 日本国語大辞典「あねき【姉貴】」にて(「あねぎみ(姉君)」の変化した語か。「貴」は当て字)とある。当て字であることは、あね(訓読み)+き(音読み)であることから、造語段階でこう呼ぶとは考えにくく、和語の「あねきみ・あねぎみ(ともに訓読み)」→「あねき」のナマリであるほうがしっくりくる。姉・年上の女を敬い、親しみなどで呼ぶ際に使う;mi@2漢字化
あばずれ;imegari ssn ddj atj 2knj ktknooi knjsukunai hrgnari;あば擦れ;(見出し)阿婆擦れ・(浮世草子)悪ずれ・(英国孝子之伝)悪場摺;意味「すれっからし・悪く人ずれしていて厚かましいこともの」。もとは男女いずれにも使ったが、現代は女のみに使うのが普通である。精選版 日本国語大辞典の[補注]で、「擦れ」は、「擦れっ枯らし」や「人擦れ」などの「すれ」だが、「あば」については語源が明確ではないとされている。「あばずれる」という動詞形もある。;kotobank.jp/word/阿婆擦れ-426341、kotobank.jp/word/阿婆擦-2002916
あばずれもの;imegari ssn atj 2knj ktknooi knjsukunai hrgnari;あば擦れ者;阿婆擦れ者・自暴女・(英国孝子之伝)悪場摺もの;厚かましく人ずれがしている者。身持ちの悪い者。現在では女性にいう。参照「あばずれ」。;kotobank.jp/word/阿婆擦者-2002917
アビコ・我孫子(当て字);あびこ;npn kym atjk;abiko;我孫・網引;我孫子;千葉県北西部にある市の名前の表記。大百科全書には、「我孫公(あびこのきみ)」「網引く」などが由来と推測されている。「我」の「あ」読みは、「"自分"の意味"あ"」の漢字として、使われていたもの※「吾」も同じ。"自分"の意味を"あ"で表さなくなったため、常用漢字の読みとして「あ」が入っていない。デジタル大辞泉に「ひこ【▽孫】」の見出しがあり、「我孫公(あびこのきみ)」のような言葉があるように「孫=ひこ読み」は、そこそこあった読みなのだろう。ただし、「孫子」で「ひこ」は、当て字の域に達するものだろう。;https://kotobank.jp/word/%E6%88%91%E5%AD%AB%E5%AD%90%28%E5%B8%82%29-1500573
あひる;imegari ddj kym pet atj 2knj ktknooi knjsukunai hrgnari;アヒル;家鴨・鶩;マガモを飼いならしてつくられた家禽 (かきん) 。
あぶない;atjk 2knj;危ない;(白柳秀湖)危険・(石川啄木 夏目漱石)危険い;『危険い(あぶない)』菊池君 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)。「危険い(あぶない)」明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)。
あぽ;atjk 2knj 外国語;appointment(アポイントメント)→アポ;約束;小説「カーニバル 二輪の草」。
あま(ののしり);imegnasi ddj atj 1knj 外国語;あま;(当て字)阿魔;参照 デジタル大辞泉「尼」意味3。女性をののしっていう語。おおもとは梵語「ambā(母の意味)」だと思われる。
あま(海に関わる業種);ssn atj 2knj;あま・(語源推測漢字)海;海人・海士・海女・蜑;辞書上では「海または湖で魚類、貝類、海藻などを取るのを業とする人」の当て字が「 海人・蜑」で、「海にもぐってアワビなどの貝類や、テングサなどの海藻を採取するのを仕事とする人」の当て字が「海士・海女」。 「海士・海人」は能楽などのコトバとしても使われる。;kotobank.jp/word/海人・海士・海女・蜑-2003125
あま(古い地名);kymmap atj 2knj ssn;あま・(語源推測漢字)海;海士・海夫・海部;海士が正式か。島根県隠岐諸島の島前(どうぜん)東部の中ノ島にあった郡。「海夫」「海部」とも書いたとある。昭和四四年(一九六九)隠岐郡に統合されて消滅。;kotobank.jp/word/海人・海士・海女・蜑-2003125
あま(神仏);imegari ddj atj 1knj 外国語;(梵)ambā;(当て字)尼;もとは梵語「ambā(母の意味)」。参照 デジタル大辞泉「尼」。
あまごい;kasi atj knj;雨乞い;祈雨;曲名「澤野/祈雨(あまごい)」。
あまた;ssn 2knj atjk;あまた・(語源推測漢字)余た;数多・夥多;程度のはなはだしいさまを指す。辞書の[語誌](1)には【「あまる」「あます」などの語幹と同じ語源をもつ「あま」に接尾語「た」の付いたものという。】と記されている。「余る」とは、必要分より多いゆえに起こるもの。「目に余る」の1つの意味に「一度に見切れぬほど多い」がある。・程度がひどすぎて、黙ってみていられないほどである。」「あり余る力」には「必要以上にたくさんある力・余るほどある力」の意味で用いることからも、「あまる」に関連する言葉「あまた」が多い意味を持つ言葉というのがわかる。;kotobank.jp/word/数多-427023
あめんぼ;atj 2knj hrknooi ktknooi ddj onb sanbd;あめんぼ(あめんぼう)→あめんどう;※明確な語源漢字は不明;水黽・水馬・飴坊;あめんぼ・アメンボ;デジタル大辞泉 「あめんぼ」の見出し漢字表記は「水黽・水馬・飴坊」の3つ。アメンボ=半翅(はんし)目アメンボ科の昆虫。中脚と後脚が体長より長い。池などの水面を滑走し、水面に落ちた昆虫を捕食する。体は飴あめのにおいがする。類語・別名「みずぐも。かわぐも。あしたか。あめんぼう」。出典:精選版 日本国語大辞典「あめんどう」には昆虫「あめんぼ(水黽)」の異名とあり、[初出の実例]が1847年であるため、先にアメンボがあり、遅れてオメンドウが生まれたと考えるのが妥当。駄菓子の一種の「あめんぼう【飴棒】」の初出目安は1773年。あめんぼう【水黽・水馬】の初出目安は1834‐44年。あめんぼ【水黽・水馬】は1847年。アメンボウとアメンボは僅差であり、どちらが先カか不明。雨上がりの水溜りによくいるので、飴由来ではなく、雨由来だと思われる。断定ではなく、もしかしたら語源として「雨の坊(アメノボウ)→アメンボウ→アメンボ」なのかもしれない。;kotobank.jp/word/%E6%B0%B4%E9%BB%BD-427542
あやしげ;atjk 2knj kike;怪しげ;怪し気・(二葉亭四迷)怪気;太平記(14C後)一八「主上をば怪(アヤシ)げなる張輿(はりごし)に召替させ進(たてまつ)って」。蜻蛉(974頃)中、身のかたみ(室町中頃、宇津保(970‐999頃)楼上上などでは ひらがな表記。太平記(14C後)一八では「怪(アヤシ)げ」表記で、「げ」に「気」を当て字していない。;kotobank.jp/word/怪げ・妖げ・奇げ-2003612
あやにく;atjk 2knj ssn;あやにく→あいにく;生憎・折悪敷;辞書の[語誌](1)より【感動詞「あや」と形容詞「にくし」の語幹から成るとするのが通説であるが、副詞「あやに」との関係を考えるべきだとする説もある】と説明がある。;kotobank.jp/word/生憎-421700
あやまち;atjk 2knj;過ち;失敗・(北野本訓)失;歌詞「風の吹く場所」。書紀(720)斉明四年一一月(北野本訓)「天皇、所治(しら)す政事に三の失(アヤマチ)有り」

あやまたれなむ;atjk 2knj;過たれなむ;(今昔)被錯なむ;今昔(1120頃か)二三「此の度我は被錯(あやまたれ)なむと為(す)る、仏神(ぶつじん)助け給へ」。

あら;atj 2knj imegnasi dicnasi;粗(荒);欠点;
あらける;ssn atj 2knj;粗ける;(広辞苑見出し)散去ける・(書紀 図書寮本訓)散る;精選版 日本国語大辞典には「粗(あら)」を動詞に活用させたものと説明あり。意味「離れ離れになる・散り散りになる・ばらばらになる・へだたりがある。相違する・道や場所をあける・家をあける・留守にする・間を離す・間隔をおく・ばらばらにする・火、灰などを掻き広げる」。書紀(720)舒明九年三月(図書寮本訓)「散(アラケ)たる卒(いくさ)更に聚る」。広辞苑では当て字で収録しているという情報がネット上に見つかった(要調査)。
あらし;atj 2knj imegnasi dicnasi;嵐;冬風
あられ;atj 2knj imegnasi;あられ・アラレ;丸雪;万葉集西鶴など。;20220625
ありあり;atj 2knj imegnasi dicnasi;有り有り・在り在り・有有・在在;歴々;
ありかた;atjk 2knj imenasi;あり方・在り方・ありかた・有り方;形状;文献「言語四種論(1824)」にて「形状(ありかた)の詞」とある。;20220414

ありがとう;atj dqny;ありがとう・有り難う;阿離我拓;おそらく、「画数が多いからカッコいいぞー!」という小中学生みたいなノリで使っているのだろう。そもそも、漢字で書きたかったら「有り難う」と書けば良いのではと思ってしまう。そして、「阿離我拓」という当て字をする人は、人に「ありがとう」と感謝するときに「ありがたい事」という気持ちにはならないだろう。そして、「阿」は親しみを表す漢字として使われるが、続く「離」によって、「親しみを離す」という感謝と真逆の意味になってしまうのではと感じる。さらに「拓」は土地の切り開きに使われるが、それのたとえとして「道を切り開く」という意味で使って「我拓」としてるのだとすると、こちらも全く感謝の意が感じられない。白水社 中国語辞典「阿」から、親しみ関係の意味を抜き出すと、1接頭辞で親しみの気持ちを加えて「…さん」「…ちゃん」、4呼びかけの名前に添えて親しみをこめる、5感嘆文に添えて賛美の意を示す。

デジタル大辞泉「たく【拓】[漢字項目]」
常用漢字] [音]タク(呉)(漢) [訓]ひらく
1 土地を切り開く。「拓殖・拓地/開拓・干拓
2 石碑の文字などを紙に摺すりとること。石摺ずり。「拓本/魚拓」

ありよう;atjk 2knj imegnasi;有り様・在り様;現実;;20220812
あるぱか;imegnasi kym pet atj 3knj ktknooi knjsukunai hrgnari ddj;alpaca(アルパカ)・あるぱか・アルパカ;羊駱駝;ラクダ科の哺乳類。
あやかし;atj imeg 2knj ssn;綾・文などの複雑性のある「アヤ」+かし;怪士;能面の1つ。男の怨霊おんりょうを表す面。
あるき;atjk 2knj
:歩き;徒歩;漫画「小さなお茶会 2巻」。
あゆ(カゼ);atj imeg 2knj ssn;あゆ;東風;東から吹いてくる風。ひがしかぜ。春風。こち。
あゆのかぜ;atj imeg 2knj ssn;あゆの風;東風の風;「あゆ」に「東風」と当て字してしまったせいで、字面で重複に陥っている当て字。意味自体には問題ないと思われる。
あわてる;atj 2knj imegari 最低;慌てる;周章てる;「しゅうしょう【周章】」とは「あわてふためくこと」の意味だが、それを知っている日本人は少数派だろう。一般的に知られない塾語で当て字するのはよろしくない。;20220811
あんな;imegnasi atj 2knj knjnasi hrknooi bnp;からかう;那様;文献 尾崎紅葉/多情多恨(1896)後「那様(あんな)事」。
あんぽんたん;atj 2knj ompgiji;アンポンタン;阿房;一説に「あほたろう(アホ太郎)・あほたら→あんぽんたん」。「たん」は「反魂丹」「万金丹」などの薬名になぞらえたものとも言われている。;kotobank.jp/word/安本丹-429775

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「当て字辞典N」とも呼びます。※N=Nikannjika=2漢字化。
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