和語の里(Wagonosato) - 日本語・データ化・考察 -

やまとことば・和語・日本語に関する情報をデータ化・日本語の問題点解説。語彙力・難読漢字クイズなどによる教養アオリの否定など。

常用漢字表外の読み「さ行しゃ〜しん」、邪(よこしま)・術(すべ)【日本語と常用漢字・まとめ】

 この記事は、だいぶ前に印刷した常用漢字表の「本表」部分をもとに作成しています。
 おそらく、20101130常用漢字表のPDFを印刷したものと思われますが、別時期である可能性もあるのでご了承を。
 そのため、最新の常用漢字表とは異なる部分もあります。国は常用漢字表を安直に増減しないので、大きく異なるというわけではないですが多少の違いはあります。
 「訓読みの表内読みがない漢字」「音読みの表内読みがない漢字(or 表外のみ)」をメインにまとめている記事です。

 この記事は、音読みで「シ」から始まる漢字の2ページ目です。「シ」から始まる漢字が多いため、「シャ」から始まる漢字より前の漢字は別ページ※1ページ目に分けています。
Link→https://onbin.hateblo.jp/entry/jyk_hyougai_si

▼よく使われる訓読みだが、表内読みに含まれていない

▽S Sa さ行

【邪(ジャ)・△邪(よこしま)】

 邪魔・邪心・邪悪の邪。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「よこしま」のみ。音読みの表外読み:シャ・ヤ。
 「邪(よこしま)」表記は ネット上では 非常に多く見る。おそらく、ひらがな恐怖症・カタカナ恐怖症の人が「よこしま・ヨコシマ」表記を避けているためだろう。
 また、競合の読みが起こりにくいのも理由だろう。「邪(ジャ)」を1文字漢語名詞として使用する機会は、日本では ほぼない。
 そのため、邪の漢字1文字が名詞として使われていた場合には、「よこしま or ジャ」で迷うことはなく、ふつうは「よこしま」と読むため、「邪(よこしま)」表記が起こす問題は少ないと思われる。
 次回 常用漢字表内になる可能性はあるだろう。

【樹(ジュ)・△樹(き)】

 樹木・樹立の樹。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「き・うえる・たてる」のみ。音読みの表外読み:無し。
 「樹(き)」表記は 非常に多く見る。使用率だけなら常用漢字表内でもよさそうだが問題もある。
 「き」読みが表内読みになると、「木(き)」と書けばいいところを、「木(き)」と書く人が増えそうなことだろう。それを考慮すると、常用漢字表外のままでよいかもしれない。

【囚(シュウ)・△囚える・囚われる(とらえる・とらわれる)】

 囚人・死刑囚の囚。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「とらえる・とらわれる」のみ。音読みの表外読み:無し。
 「囚われる(とらわれる)」表記は ネット上では 非常に多く見る。おそらく、ひらがな恐怖症・カタカナ恐怖症の人は「とらわれる」表記をさけてしまうのだろう。
 常用漢字表外読みだが、取り返しのつかないレベルで使われだしているので、次回 常用漢字表内になる可能性もある。

Yahoo!リアルタイム検索30日分@20240320」※twitter.com(X)での投稿数
囚われる4,969件
とらわれる1,557件
捕らわれる335件
捉われる272件
因われる7件

【術(ジュツ)・△術(わざ・すべ)】

 詩歌・作詩の詩。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「わざ・すべ」のみ。音読みの表外読み:シュツ・スイ。
 「術(すべ)」表記は 多く見る。単純な使用数だけ見たら、常用漢字表内でもオカシクない。
 1文字漢語名詞「術(ジュツ)」があるため、「術(すべ)」と読み間違えを考えて、常用漢字表外なのだろうか。

【処(ショ)・△処(ところ)】

 処置・飯処・処方箋の処。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「ところ・おる・おく」のみ。音読みの表外読み:ソ。
 「処(ところ)」表記は 「飯処・甘味処・宮処」などで連濁の形で見られる。
 処はトコロ・ショで読みが困惑するから、表外読みにトコロを指定という考えもできそうだが、仮にそうであっても、「所」表記されてしまうと、トコロ・ショで読みが困惑するのは変わらない。
 いっそ、常用漢字表内でもいいように思えるが、中二病の傾向にある人が、とりあえずトコロの音は「処」の字で書くという状態になる可能性が増えるので、安易に表内読みにしにくいとも言える。

【諸(ショ)・△諸(もろ・もろもろ)】

 諸君・諸国・諸般の諸。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「もろ・もろもろ」のみ。  「諸」を「もろ」と読ませる「諸々(もろもろ)」表記は ネット上では 非常に多く見る。ひらがな表記の5倍近く見られた。
 モロモロというコトバを使うことが多い人は、ひらがな恐怖症であることが多い傾向と思われる。それゆえに、常用漢字表外であるのに、圧倒的に使用数が多いのだろう。次回 常用漢字表内読みになる可能性もある。
音読みの表外読み:無し。

Yahoo!リアルタイム検索30日分@20240320」※twitter.com(X)での投稿数
諸々201,479件
もろもろ42,889件
諸諸53件

【如(ジョ・ニョ)・△如し(ごとし)】

 欠如・突如・如実の如。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「しく・ごとし・ゆく・もし」のみ。音読みの表外読み:無し。
 「如し(ごとし)」表記は ネット上では 非常に多く見る。
 ゴトシというコトバを使うことが多い人は、ひらがな恐怖症・漢字崇拝者である傾向と思われる。それゆえに、常用漢字表外であるのに、使用数が多いのだろう。次回 常用漢字表内読みになる可能性もある。

【匠(ショウ)・△匠(たくみ)】

 師匠・巨匠・意匠の匠。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「たくみ」のみ。音読みの表外読み:無し。
 「匠(たくみ)」表記は 多く見る。1文字漢語として「匠(ショウ)」は使われる機会は そう多くないので、使う機会の多いタクミに字を当てて「匠(たくみ)」表記するのは理解できる。
 次回 常用漢字表内になる可能性はあるだろう。

【肖(ショウ)・△肖る(あやかる)】

 肖像・不肖の肖。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「にる・あやかる・かたどる」のみ。音読みの表外読み:無し。
 「肖る(あやかる)」表記は 少しは目にする。とはいえ、まだまだ、ひらがな表記が優勢なので常用漢字表内にする必要性は薄いだろう。

Yahoo!リアルタイム検索30日分@20240320」※twitter.com(X)での投稿数
あやかって6,189件
あやかる859件
肖る89件
肖って12件

【尚(ショウ)・△尚(なお)※ナオサラのナオ】

 尚更・尚早,高尚の尚。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「なお・たっとぶ・とうとぶ・くわえる」のみ。音読みの表外読み:無し。
 「尚更(なおさら)」というコトバの中で、「尚(なお)」表記は多く使われる。
 次回 常用漢字表内になる可能性もあるだろう。

【称(ショウ)・△称える(たたえる)】

 名称・称する・称賛の称。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「となえる・たたえる・あげる・かなう・はかる」のみ。音読みの表外読み:無し。
 「たたえる」の表記として1番多いのは「讃える」だが、「称える」表記も それに迫る多さである。ひらがな表記は、「讃える」の1/5程度。
 使用数だけなら常用漢字表内でもよさそうだが、「称える・讃える」と表記ブレを起こすことを考慮しなければならい。
 この場合、どちらを優先するか考えてみると、「讃」自体が常用漢字表外の漢字なので、「讃える」表記が1番多くとも、「称える」表記を優先するという考えもある。
 そういう意味で、次回 「称」の読みの「たたえる」が常用漢字表内になる可能性はある。

Yahoo!リアルタイム検索30日分@20240320」※twitter.com(X)での投稿数
讃える4,162件
称える3,224件
たたえる805件
賛える22件
讚える4件
頌える0
特記:
 参考記録として「湛える144件」。※意味が異なるため。
 「讃える」「讚える」の違いは、右上の部分が「夫」「先」の違い。

【掌(ショウ)・△掌(てのひら・たなごころ・つかさどる)】

 詩歌・作詩の掌。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「てのひら・たなごころ・つかさどる」のみ。音読みの表外読み:無し。
 「掌(てのひら・たなごころ)」表記は 見ることが多い。
 1文字漢語として「掌(ショウ)」を使う機会が少ないため、「掌(てのひら)」という読みと競合することが少ない。ただし、Google IMEの第一変換候補が「手のひら」なので、そこでの競合はある。
 「たなごころ」に関しては、変換候補の中で漢字表記が「掌(たなごころ)」しかないため、タナゴコロというコトバを使うのであれば、「掌(たなごころ)」表記が使われることが多い。
 使用率的にも、次回 常用漢字表内になる可能性もある。

【証(ショウ)・△証(あかし)】

 証拠・証明・免許証の証。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「あかし」のみ。音読みの表外読み:無し。
 「証(あかし)」表記は ネット上では 非常に多く見る。次回 常用漢字表内になる可能性もある。

▼内に訓読みがなく、読みも非一般的

▽S Sa さ行

【舎(シャ)・△舎(いえ・やど・やどる・おく)】

 田舎・宿舎の舎。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「いえ・やど・やどる・おく」のみ。音読みの表外読み:セキ。

【赦(シャ)・△赦す(ゆるす)】

 容赦の赦。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「ゆるす」のみ。音読みの表外読み:無し。

【尺(シャク)・△尺・尺か(さし・ものさし・わずか)】

 尺度・縮尺の尺。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「さし・ものさし・わずか」のみ。音読みの表外読み:セキ。

【釈(シャク)・△釈く・釈す(とく・ゆるす・とかす・おく)】

 釈放・解釈の釈。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「とく・ゆるす・とかす・おく」のみ。音読みの表外読み:セキ。

【爵(シャク)・△爵(さかずき)】

 男爵・爵位の爵。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「さかずき」のみ。音読みの表外読み:無し。

【朱(シュ)・△朱(あか・あけ)】

 朱肉,朱筆,朱塗りの朱。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「あか・あけ」のみ。音読みの表外読み:ス。

【珠(シュ)・△赦す(たま)】

 珠玉の逸品・真珠・珠算の珠。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「たま」のみ。音読みの表外読み:無し。

【需(シ)・△ 需める(もとめる)】

 需要・必需品の需。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「もとめる」のみ。音読みの表外読み:無し。

【宗(シュウ・ソウ)・△宗(むね)】

 宗教の宗。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「むね」のみ。音読みの表外読み:無し。

【羞(シュウ)・△羞・羞め(はじ・はずかしめ)】

 羞恥心の羞。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「はじる・はずかしめる・はじ・はずかしめ・すすめる」のみ。音読みの表外読み:無し。

【週(シュウ)・△週る(めぐる)】

 一週間・週末・週刊誌の週。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「めぐる」のみ。音読みの表外読み:無し。

【衆(シュウ・シュ)・△ 衆い(おおい)】

 民衆・大衆の衆。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「おおい」のみ。音読みの表外読み:無し。

【酬(シュウ)・△酬いる(むくいる)】

 容赦の酬。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「むくいる」のみ。音読みの表外読み:無し。

【銃(ジュウ)・△銃(つつ)】

 拳銃・銃声・銃撃の銃。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「つつ」のみ。音読みの表外読み:無し。

【叔(シュク)・△叔い(わかい)】

 容赦の叔。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「わかい」のみ。音読みの表外読み:無し。
 漢字ペディアでの意味は「①おじ。おば。父母の弟・妹。「叔父」「叔母」 対伯 ②兄弟の上から三番め。「伯仲叔季」 ③わかい。年少者。」

白水社 中国語辞典「叔 ピンインshū」
付属形態素
1叔父,父の弟.⇒大叔 dàshū ①.
用例
二叔=二番めの叔父さん.
三叔=三番めの叔父さん.
2おじ,おじさん.(父と同世代で父より年下の男性に対する呼び方;姓の後に用いて呼びかけにも用いる.)⇒大叔 dàshū ②,表叔 biǎoshū .
用例
王叔=王おじさん.
3夫の弟.
4(兄弟の順序で)三番め.⇒伯1 bó 3,仲 zhòng 3,季 jì 3.

【淑(シュク)・△淑・淑い(しとやか・よい)】

 淑女・貞淑の淑 。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「しとやか・よい」のみ。音読みの表外読み:無し。

【粛(シュク)・△粛む(つつしむ)】

 粛清・静粛・自粛の粛。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「つつしむ」のみ。音読みの表外読み:無し。

【俊(シュン)・△俊れる(すぐれる)】

 俊敏・俊秀の俊。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「すぐれる」のみ。音読みの表外読み:無し。

【准(ジュン)・△准える・准す(なぞらえる・ゆるす)】

 准将,批准の准。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「なぞらえる・ゆるす」のみ。音読みの表外読み:シュン。

【純(ジュン)・△純(きいと)】

 純度・清純の純。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「きいと」のみ。音読みの表外読み:無し。

【循(ジュン)・△循う・循る(したがう・めぐる)】

 循環・因循の循。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「したがう・めぐる」のみ。音読みの表外読み:無し。

【順(ジュン)・△順う・順(したがう・すなお)】

 順調・順番・降順の順。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「したがう・すなお」のみ。音読みの表外読み:無し。

【準(ジュン)・△準る(なぞらえる)】

 準備・基準・標準の準。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「なぞらえる」のみ。音読みの表外読み:シュン・セツ。

【遵(ジュン)・△遵う(したがう)】

 遵守の遵。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「したがう」のみ。音読みの表外読み:シュン。

【庶(シ)・△庶・庶い・庶う(もろもろ・おおい・こいねがう)】

 庶民・庶務の庶。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「もろもろ・おおい・こいねがう」のみ。音読みの表外読み:無し。

【署(ショ)・△署・署す(やくわり・しるす)】

 署名・署長・警察署の署。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「やくわり・しるす」のみ。音読みの表外読み:無し。

【序(ジョ)・△序(ついで)】

 序盤・順序・秩序の序。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「ついで・はしがき・まなびや」のみ。音読みの表外読み:無し。

【叙(ジョ)・△叙る(のべる)】

 叙述・叙景の叙。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「のべる」のみ。音読みの表外読み:無し。

【徐(ジョ)・△徐(おもむろ)】

 徐々に・徐行の徐。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「おもむろ」のみ。音読みの表外読み:無し。

【抄(ショウ)・△抄す(うつす)】

 抄録・抄本・抄訳の抄。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「うつす・すく・すくう・かすめる」のみ。音読みの表外読み:ソウ。

【昭(ショウ)・△昭らか(あきらか)】

 昭和の昭。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「あきらか」のみ。音読みの表外読み:無し。

【将(ショウ)・△将る(ひきいる)】

 将軍・名将の将。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「ひきいる・まさに…す・はた」のみ。音読みの表外読み:無し。

【症(ショウ)・△症(しるし)】

 症状・炎症の症。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「しるし」のみ。音読みの表外読み:無し。

【祥(ショウ)・△祥(さいわい・さち・きざし)】

 発祥,吉祥,不祥事 の祥。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「さいわい・さち・きざし」のみ。音読みの表外読み:無し。

【渉(ショウ)・△渉る(わたる・かかわる)】

 干渉・交渉の渉。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「わたる・かかわる」のみ。音読みの表外読み:無し。
 事前予想では、SNSで「渉る(わたる)」表記が多く使われていると思ったが、実際は少なかった。次回 常用漢字表内になる可能性は低いだろう。

Yahoo!リアルタイム検索30日分@20240320」※twitter.com(X)での投稿数
多岐に渡って643件
多岐にわたって620件
多岐に亘って12件
多岐に渉って0件
川を渡る648件
川をわたる9件
川を渉る3件
川を0件

出典:漢字ペディア「渉」
音:ショウ
訓:外わたる・かかわる
意味
①わたる。川などをわたる。「徒渉」 ②広く見聞する。「渉猟」「博渉」 ③かかわる。あずかる。「渉外」「交渉」

【章(ショウ)・△章(あや・しるし・ふみ)】

 勲章・文章の章。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「あや・しるし・ふみ」のみ。音読みの表外読み:無し。

【紹(ショウ)・△紹ぐ(つぐ)】

 紹介の紹。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「つぐ」のみ。音読みの表外読み:無し。

【訟(ショウ)・△訟る(うったえる)】

 訴訟の訟。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「うったえる」のみ。音読みの表外読み:ジュ。

【晶(シ)・△晶らか(あきらか)】

 結晶・水晶の晶。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「あきらか」のみ。音読みの表外読み:無し。

【粧(ショウ)・△粧う・粧す(よそおう・めかす)】

 化粧の粧。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「よそおう・めかす」のみ。音読みの表外読み:ソウ。

【奨(ショウ)・△奨める(すすめる)】

 奨励・奨学金・推奨の奨。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「すすめる」のみ。音読みの表外読み:ソウ。
 SNS上での件数調査では、「奨める(すすめる)」表記は少なかった。

Yahoo!リアルタイム検索30日分@20240320」※twitter.com(X)での投稿数
勧める23,485件
薦める4,208件
奨める306件
推める91件

【彰(ショウ)・△彰らか・彰す・れる(あきらか・あらわす・あらわれる)】

 表彰・顕彰の彰。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「あきらか・あらわす・あらわれる」のみ。音読みの表外読み:無し。

【衝(ショウ)・△衝く(つく)】

 衝突・衝動の衝。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「つく」のみ。音読みの表外読み:無し。

【賞(ショウ)・△賞る(ほめる・めでる)】

 賞状・賞与の賞。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「ほめる・めでる」のみ。音読みの表外読み:無し。

【礁(ショウ)・△礁(かくれいわ)】

 岩礁・暗礁・さんご礁の礁。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「かくれいわ」のみ。音読みの表外読み:無し。

【冗(ジョウ)・△冗(むだ)】

 冗談・冗長の冗。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「むだ」のみ。音読みの表外読み:無し。

【条(ジョウ)・△条(えだ・すじ)】

 不条理・条約・箇条書きの条。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「えだ・すじ」のみ。音読みの表外読み:無し。

【状(ジョウ)・△状(かたち・かきつけ)】

 状態・白状の状の赦。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「かたち・かきつけ」のみ。音読みの表外読み:無し。

【浄(シ)・△浄い(きよい)】

 浄化・清浄の浄。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「きよい」のみ。音読みの表外読み:無し。

【剰(ジョウ)・△剰る・剰す・剰え(あまる・あます・あまつさえ)】

 過剰・余剰の剰。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「あまる・あます・あまつさえ」のみ。音読みの表外読み:無し。
 「剰る・剰す・剰え(あまる・あます・あまつさえ)」表記は いずれも、想像より使用数が少なく、常用漢字表外のままで問題ないと言える。

Yahoo!リアルタイム検索30日分@2023」※twitter.com(X)での投稿数
あまつさえ3,012件
剰え244件
余る36,183件
あまる4,401件
剰る7件
余す8,846件
剰す0

【壌(ジョウ)・△壌(つち)】

 土壌の壌。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「つち」のみ。音読みの表外読み:無し。

【嬢(ジョウ)・△嬢(むすめ)】

 令嬢・お嬢さんの嬢。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「むすめ」のみ。音読みの表外読み:無し。

【嘱(ショク)・△嘱む(たのむ)】

 嘱託・委嘱の嘱。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「たのむ」のみ。音読みの表外読み:無し。

【職(ショク)・△職め・職・職る(つとめ・つかさ・つかさどる)】

 職業・就職の赦。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「つとめ・つかさ・つかさどる」のみ。音読みの表外読み:シキ。

【臣(シン・ジン)・△臣(おみ)】

 臣下・大臣の臣。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「おみ」のみ。音読みの表外読み:無し。

【芯(シン)・△芯(とうしんぐさ)】

 芯(鉛筆)・鉄芯の芯。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「とうしんぐさ」のみ。音読みの表外読み:無し。

【信(シン)・△信(まこと・まかせる・たより)】

 信用・信頼・通信の信。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「まこと・まかせる・たより」のみ。音読みの表外読み:無し。

【娠(シン)・△娠む・娠る(はらむ・みごもる)】

 妊娠の娠。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「はらむ・みごもる」のみ。音読みの表外読み:無し。

【紳(シン)・△紳(おおおび)】

 紳士の紳。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「おおおび」のみ。音読みの表外読み:無し。

【審(シン)・△審らか(つまびらか)】

 審判・審議・不審者の審。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「つまびらか」のみ。音読みの表外読み:無し。

Yahoo!リアルタイム検索30日分@20240320」※twitter.com(X)での投稿数
詳らか1,364件
つまびらか446件
審らか23件
審びらか1件

【迅(ジン)・△迅い・迅しい(はやい・はげしい)】

 迅速・疾風迅雷の迅。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「はやい・はげしい」のみ。音読みの表外読み:無し。

【陣(ジン)・△陣(じんだて)】

 陣痛・円陣の陣。漢字ペディアにある訓読みは、表外読み「じんだて」のみ。音読みの表外読み:チン。

▼表内外に訓読みがない

▽S Sa さ行

【儒(ジュ)】

 儒教儒学の儒。漢字ペディアにて、訓読み無し。音読み表外読み:無し。

【塾(ジュク)】

 学習塾・塾長の塾。漢字ペディアにて、訓読み無し。音読み表外読み:無し。

【旬(ジュン・シュン)】

 上旬・旬の野菜の旬。漢字ペディアにて、訓読み無し。音読み表外読み:無し。

【硝(ショウ)】

 硝石・硝酸の硝。漢字ペディアにて、訓読み無し。音読み表外読み:無し。

【錠(ジョウ)】

 錠前・錠剤・手錠の錠。漢字ペディアにて、訓読み無し。音読みの表外読み:テイ。

【仁(ジン・ニ)】

 仁義・仁王の仁。漢字ペディアにて、訓読み無し。音読み表外読み:ニン。

【腎(ジン)】

  腎臓・肝腎の腎。漢字ペディアにて、訓読み無し。音読み表外読み:シン。

▼表内に音読みがない or 表外のみ

▽S Sa さ行。

【尻(しり)・△尻(コウ)】

 漢字ペディアにて、常用漢字表内に音読み無し。音読みは表外読みのみ:シ。

【記事編集用Link】
https://blog.hatena.ne.jp/peaceheart/onbin.hateblo.jp/edit?entry=6801883189092232283

【KEYWORD ZONE】jyk_hyougai_si2

とうようかんじ とうようかんし 盗用監視、東洋漢字、トウヨウカンジ、touyoukannji、touyoukanji
とうようかんじひょう とうようかんしひよう 登用監視費用、当用漢字表、トウヨウカンジヒョウ、touyoukannjihyou、touyoukanjihyou
じょうようかんじひょう、しようようかんしひよう、使用用監視費用、jouyoukannjihyou、常用漢字表
じょうようかんじひょうがい、しようようかんしひようかい、使用用監視費用回、jouyoukannjihyougai、常用漢字表
じょうようかんじひょうがいご、しようようかんしひようかいこ、使用用監視費用解雇、jouyoukannjihyougaigo、常用漢字表外語
じょうようかんじひょうない、しようようかんしひようない、使用用監視費用無い、jouyoukannjihyounai、常用漢字表
じょうようかんじひょうないご、しようようかんしひようないこ、使用用監視費用無い子、jouyoukannjihyounaigo、常用漢字表内語
かんごにみえてわご、かんこにみえてわこ。漢語に見えて和語、kanngonimietewago、kangonimietewago
わごにみえてかんご、わこにみえてかんこ、和語に見えて漢語、wagonimietekanngo、wagonimietekango
くんよみにみえておんよみ、訓読みに見えて音読み、kunnyominimieteonnyomi、kunyominimieteonyomi、くにょみにみえておにょみ
おんよみにみえてくんよみ、音読みに見えて訓読み、onnyominimietekunnyomi、onyominimietekunyomi、おにょみにみえてくにょみ
かんごっぽいわご、かんこつほいわこ、kanngoppoiwago、看護っぽい和語、漢語っぽい和語
わごっぽいかんご、わこつほいかんこ、wagoppoikanngo、和語っぽい看護、和語っぽい漢語
くんよみっぽいおんよみ、くんよみつほいおんよみ、訓読みっぽい音読み、kunnyomippoionnyomi、kunyomippoionyomi、くにょみっぽいおにょみ
おんよみっぽいくんよみ、おんよみつほいくんよみ、音読みっぽい訓読み、onnyomippoikunnyomi、onyomippoikunyomi、おにょみっぽいくにょみ
おんよみっぽいおと、おんよみつほいおと、onnyomippoioto、音読みっぽい音
おんよみっぽいよみ、おんよみつほいよみ、onnyomippoiyomi、音読みっぽい読み
おんよみっぽいひびき、おんよみつほいひひき、onnyomippoihibiki、音読みっぽい響き
くんよみっぽいおと、くんよみつほいおと、kunnyomippoioto、訓読みっぽい音
くんよみっぽいよみ、くんよみつほいよみ、kunnyomippoiyomi、訓読みっぽい読み
くんよみっぽいひびき、くんよみつほいひひき、kunnyomippoihibiki、訓読みっぽい響き
かんごっぽいおと、かんこつほいおと、kanngoppoioto、看護っぽい音、漢語っぽい音
かんごっぽいよみ、かんこつほいよみ、kanngoppoiyomi、看護っぽい読み、漢語っぽい読み
かんごっぽいひびき、かんこつほいひひき、kanngoppoihibiki、看護っぽい響き、漢語っぽい響き
OnnKunnNitaKannji→oknt、おんくんにたかんじ、おんくんにたかんし、音訓に他監視、オンクンニタカンジ、onkunnitakanji、onkunnnitakanji、音訓に他感じ、音訓似た漢字
おんくんごにん、おんくんこにん、onnkunngoninn、onkungonin,音訓五人、音訓誤認