
▼簡易まとめ
・阿鼻叫喚=悲惨な状況に陥り、混乱して泣き叫ぶこと
・あえんびえん=「あびきょうかん」の覚え間違い
・「みんなが楽しく騒いでいるとき」など別な用法も
・100年後「あえんびえん」は世間的にオノマトペ扱い?
・理由=音の響き,表記,用法などがオノマトペ感
- ▼簡易まとめ
- ▼「あえんびえん」とは?
- ▽「あびきょうかん」の覚え間違い
- ▽意味・用法の発展
- ▼100年後、「あえんびえん」は世間的にオノマトペ扱い?
- ▽「あえんびえん」と類似した音のオノマトペ
- ▽表記「あえんびえん」もオノマトペ感
- ▽副詞的・形動でも使用
- ▽副詞・形動の「あえんびえん」実例
- ▼100年などの長期間で起こること
- ▼注意「世間的な認識≠学者の見解」
- ▼「あえんびえん」のたどる道
▼「あえんびえん」とは?
まずはじめに、「あえんびえん」の元ネタとも言える「阿鼻叫喚(あびきょうかん)」の意味を解説します。
「阿鼻叫喚」とは?
悲惨な状況に陥り、混乱して泣き叫ぶこと
▽「あびきょうかん」の覚え間違い
前日した「阿鼻叫喚(あびきょうかん)」という言葉の覚え間違いで生まれたのが「あえんびえん」です。
(※言い間違い主は配信者「さくらみこ」氏、ホロライブ所属のvtuber)
脳内で「泣き叫ぶものを表す言葉」を出そうとして、脳裏に存在した「あびきょうかん」らしき言葉が、脳内で別な音に変化して「あえんびえん」という言葉で覚えてしまっていたと思われます。
▽意味・用法の発展
配信者が「あえんびえん」を使用する場面は、「阿鼻叫喚」同様に、「誰かが混乱して泣き叫んでるようなとき」に使われています。
しかし、それだけでなく、「みんなが楽しく騒いでいるとき」などにも使用されています。元の「阿鼻叫喚」よりも用法の幅が広いと言えるでしょう。

▼100年後、「あえんびえん」は世間的にオノマトペ扱い?
100年後(2126年)に、会話・SNS・出版物などで「あえんびえん」が自然と登場していて、さらに「オノマトペ」として認識している人も一定数いる可能性があるという話をしていきたいです。
【現時点の印象は当てにならない】
2026年時点で、元ネタを知っている上で「あえんびえん」を使っている人からすれば、「いや、オノマトペではないだろう」と思うでしょう。
しかし、時が立つというのは、それだけ言語変化・語に対する印象の変化が起きる可能性があるということです。
▽「あえんびえん」と類似した音のオノマトペ

・ガタンゴトン
・グデングデン
・ゴロンゴロン
・ドタンバタン
などのオノマトペが日本では使用されています。
これらは、「〇〇ん〇〇ん」という構成のオノマトペです。はい、「あえんびえん」と似た音の構成です。
また、「ドタンバタン」などのように「◆AB▲AB」のように2つの音ABが共通していて、それにより擬似的な繰り返し音に感じるという点でも、オノマトペ感が出ています。
▽表記「あえんびえん」もオノマトペ感
オノマトペの多くは、ひらがな表記・カタカナ表記であることが多いです。
そして、「あえんびえん」は、多くの場合、ひらがな表記で使用されています。それも相まって、オノマトペ感が高まっています。
勘違いもとの「阿鼻叫喚(あびきょうかん)」は、「阿鼻叫喚」のように漢字表記するのがほとんどですので、両者は表記による印象の差がかなり大きいです。
※ちなみに「あえんびえん」をGoogle IMEで変換すると第1変換候補が「亜鉛鼻炎」なので、その表記のまま投稿してしまっている人も見られる。
▽副詞的・形動でも使用
・副詞的にも使用される
・形容動詞のように使用される
というのも、オノマトペ感(オノ感)を高める要素です。特に副詞的に使われた場合、一気にオノ感は増します。
・ガタンゴトン〘 副詞 〙
・グデングデン〘 名詞・形容動詞 〙
・ゴロンゴロン〘 副詞 〙
・ドタンバタン〘 副詞 〙
※▽「あえんびえん」と類似した音のオノマトペ
例に出した上記のオノマトペは「副詞」または「形容動詞(名詞)」です。
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