和語の里(Wagonosato) - 日本語・データ化・考察 -

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【読み変辞典風 さ行「し」】漢字の本来の読み方ではない日本語。「しっぺいがえし→しっぺがえし」など音が変わった言葉【日本語の乱れ!?】


 この記事は「もとの読み(音)から変わってしまった言葉」をまとめる記事です。随時更新。 

 今の収録基準として、辞書に見出しとして載っているものを収録、辞書に「〇〇とも読む」と書いてある語を収録するつもりです。

【あ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0aa
【か】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0ka

【さ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0sa
【し】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0si
【す】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0su
【せ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0se
【そ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0so

【た】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0ta
【な】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0na
【は】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0ha
【ま】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0ma
【や】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0ya
【ら】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0ra
【わ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0wa

▼読み変辞典(読み変データ)

【S Si し】

しい;ddj onbi;しと→しい;none;尿;しい;《「しと」の音変化》と辞書にある。しと=小便(幼児語)。類語・同義語「しとと・しいしい」。
しいか;onbt long;しか→しいか;詩歌→詩い歌(実際にされる表記は"詩歌"のまま);辞書「しいか【詩歌】」にて《「しか(詩歌)」の慣用読み》。「詩歌(しか)・詩歌(しいか)」の意味は同じで「漢詩・和歌を指す言葉」「詩・和歌・俳句など韻文の総称」。;dictionary.goo.ne.jp/word/詩歌/#jn-92948
しいしい;onbi ddj atj mlt hrknooi;しし→しいしい;none;為い為い;《動詞「する」の連用形「し」を重ねた「しし」の音変化》その動作を繰り返す意を表す。また、その動作を続けながら、他の動作を行う意を表す。…をして。…しながら。「遠慮しいしい話しはじめる」「用心しいしい歩く」。
しおまねぎ;ddj;しほまねき(しおまねき)→しおまねぎ;潮招・望潮・(辞書表記にナシ)潮招き;デジタル大辞泉小学館)[しおまねき]にて《「しおまねぎ」とも》と記される。
しかして;onbs;しかくして→しかうして→しかして;而して・然して;[そうして・それから]の意味。学研全訳古語辞典[しかうして]には<「しかして」とも>と記され
しかつべらしい;ddj onbs;しかりつべくあらし→しかつべらしい;none;しかりつべくあらし→鹿爪らしい;しかつべらしい=しかつめらしい。デジタル大辞泉「しかつめ‐らし・い【鹿爪らしい】」にて《「しかつべらしい」の音変化。「鹿爪」は当て字》とある。しかつめらしい=まじめくさっていて堅苦しい・もっともらしい。例「しかつめらしい顔をする」「しかつめらしいあいさつ」。もともとの「しかりつべくあらし」は、「しか(そのように) ありつべく(あるべき) あらし・あるらし(あるようだ)」、「そのようにあるべきであるようにあるようだ」とする説がある。
しかのみならず;atjk 2knj 漢文訓読語 ddj imegnasi;しかのみならず・しかのみ成らず;加之;漢文での「加之」を「しかのみならず」と 訓読するのは かまわない。しかし、日本語文で「しかのみならず」を「加之」表記するのは、ただの当て字である。意味【それに加えて】。例「泊めてくれて、しかのみならず豪華な料理をいただいた」。なりたち《副詞「しか」+副助詞「のみ」+断定の助動詞「なり」の未然形+打消しの助動詞「ず」から》。;20220415
じこまん;onbs imegari;じこまんぞく→じこまん;自己満足→自己満;対面での発音上の略が先なのか、メールなどでの文字入力での略が先なのかは不明。「じこまん」で一発変換されることから、浸透率は高めと言っていいだろう。;20221210
したづつみ;;したつづみ→したづつみ;舌鼓;ott;[舌(した)+鼓(つづみ)]なら[したつづみ]になるのが普通で、そこで連濁が起きても[したつづみ→したづづみ]となるはずが、もともと濁音[づ]だった部分が清音[つ]になっています。この根本の原因が[音位転倒]なのか[連濁]なのかは不明、ただ結果的だけ見ると音位転倒が起きていることになります。しかし、一度、[したづづみ]となったあとに[したづつみ]になったと考えられるので、この場合は、[連濁]が根本の原因。

じだら;hrkn onbs;じだらく→じだら;自堕落→じだら;「自堕落(じだらく)」という意味と説明されていることから、「じだらく→じだら」の変化と考えられる。例「じだらに座る」。;kotobank.jp/word/じだら-2046394

しっぺ;onbs;しっぺい→しっぺ;竹篦→竹ぺ;しつけ・指導に用いた法具、それを使って打ちたりしたのか…転じて[指揃えて手首打ち]を指す言葉に。デジタル大辞泉[しっぺい]の意味に[しっぺ]の意味がある。
しっぺがえし;ddj;しっぺいがえし→しっぺがえし;竹篦返し→竹ぺ返し;デジタル大辞泉によると《竹篦で打たれたのを、打ち返す意》を由来としている。意味は[すぐに仕返しをすること]。[しっぺい]自体の意味は[しっぺい]参照

じでんしゃ;ddj hgn 特殊 意識;じてんしゃ→じでんしゃ、じでんしゃ→じてんしゃ;自転車;これは、どちらが正しいとか、どちらが元とかのために載せているデータではない。どちらもありうるというのを載せるデータである。ただし、辞書上・一般的なのは「じてんしゃ」である。また、「自転車」を「じてんしゃ」と読んでいる意識だが、発音が「じでんしゃ」になっている人もいる。この場合は、読みではなく発音の問題である。ちなみに、うちの田舎の祖母の発音は「じでんしゃ」とも「じてんしゃ」とも聞こえることがあった。
しとく・しといた;onbs bnp knjnasi;しておく・しておいた→しとく・しといた;none;しておく=「し+ておく」なので、「とく=ておく」の見出しもつくっている。
しゃあない(しゃーない);long onb hrknooi;しようがない・しかたない→しょうがない・しかあない→しゃあない(しゃーない);仕方ない→しゃあない;none;しゃあない・しゃーない;
しゃこたん;onbs ktknooi hrknooi;しゃこうたん→しゃこたん;車高短→しゃこたん;シャコタン・しゃこたん;車高短、略して「シャコタン」は自動車の車高を元の設定されていた高さよりも低くする改造方法・またはそう改造された車。;https://vabene-d.com/trivia/car-with-the-body-loweredhttps://car-me.jp/custom/articles/1926
しゃにむな;ssm;しゃりむり→しゃにむに→しゃにむな;しゃり無理→(当て字)遮二無二;精選版 日本国語大辞典「しゃにむに【遮二無二】」には、(「しゃりむり」の変化した語か)とある。江戸前期から「しゃりむり」ということばがあった。「しゃにむに」→「しゃにむな」の変化は、「に」が形容動詞の語尾と解釈されて活用されたためという説がある。
しゃにむに;ssm;しゃりむり→しゃにむに;しゃり無理→(当て字)遮二無二;精選版 日本国語大辞典「しゃにむに【遮二無二】」には、(「しゃりむり」の変化した語か)とある。江戸前期から「しゃりむり」ということばがあった。
しゃれ;ssn onby;され→しゃれ;曝れ・晒れ;辞書「しゃれ」には(「され(曝)」の変化した語)とある。【天日や風雨により、変色・形くずれしてるさま】などの意を添える語素(連語Parts)。例「しゃれいし」「しゃれこうべ」「しゃれがい」など。;kotobank.jp/word/曝・晒-2043675
しゃれる・しゃる;ssn onby;される・さる→しゃれる・しゃる;曝れる・晒れる;辞書「しゃれる」には (「される(曝)」の変化した語)とある。意味は「日光や風雨により色・形が変わる」「白色と黒色の対照がはっきりする」。;kotobank.jp/word/曝・晒-2043675
しっしつ;ssn onbt sancs sanssys;しっしゅつ→しっしつ;蟋蟀→しっしつ;「蟋蟀(しゅしゅつ)」=「コオロギ」の漢語表現。類語・ナマリ「しっそつ」。
しゅっせい;;しゅっしょう→しゅっせい;出生;
しゅったい;しゅつらい→しゅったい;出来;デジタル大辞泉小学館)参考。意味は「事件や物事が起こること」。 
しょうねんば;ssn;しょうねば→しょうねんば;性根場→正念場・性念場
しょうもう;ssn bushu;しょうこう→しょうもう;消耗; 「もう」=慣用音。「こう」=漢音。辞書上では「しょうこう」が本来の読み。
じょうり;ssn onby;ぞうり→じょうり;草履;「草履」がでたのは780年の「西大寺資財流記帳‐宝亀一一年」、「じょうり」という読みは1482年ごろの「御供古実」で出ている。

【記事編集用Link】
https://blog.hatena.ne.jp/peaceheart/onbin.hateblo.jp/edit?entry=4207112889904150937

【KEYWORD ZONE】
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