和語の里(Wagonosato) - 日本語・データ化・考察 -

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【読み変辞典風 や行「や〜」】"輸出"は本来「しゅしゅつ」。音が変わった日本語の言葉【日本語の乱れ?漢字の誤読?】


 この記事は「もとの読み(音)から変わってしまった言葉」をまとめる記事です。随時更新。 

 今の収録基準として、辞書に見出しとして載っているものを収録、辞書に「〇〇とも読む」と書いてある語を収録するつもりです。

【あ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0aa
【か】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0ka
【さ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0sa
【た】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0ta
【な】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0na
【は】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0ha
【ま】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0ma
【や】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0ya
【ら】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0ra
【わ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0wa

▼読み変辞典(読み変データ)

【Y Ya や】

やえす;atjk 3knj 外国語 onbs kymmap;やんよーすてん(ヤンヨーステン・Jan Joosten)→やようす→やえす;ヤンヨーステン→耶楊子→八重洲;(見出し)八重洲八重洲(やえす)=東京都中央区の地名。デジタル大辞泉[やえす]の解説にて[ヤン=ヨーステンの名前がなまったもの。]と記されている。ヤン=ヨーステンの日本名「耶楊子(やようす)」。Jan Joostenの別ルビ「やんやうすてん・やんようすてん」。

特記:「ヤン・ヨーステン」をまとめると
【本人の母国表記】Jan Joosten van Loodensteijn
【読み方(カタカナ)】ヤンヨーステン
【日本での表記】耶楊子(やようす)

やか・やけ;sanae bnnki;やか←→やけ;宅;学研全訳古語辞典「やか 【宅】」に『家。家屋。「やけ」とも。』とある。「家(いえ・カ)」+「屋(や・オク)」からなる「家屋」だが、「屋」は「屋外(オクガイ)・屋内(オクナイ)・屋上(オクジョウ)」以外では 日常使うコトバに「オク」読みが少ない。そのため、「家屋」の屋を「ヤ」と読む人がいてもオカシクはない。実際に イナカの祖母が「カヤ」というコトバを発していた、それがカオクのことなのかどうかは不明だが。※屋=音「オク」訓「や 外いえ・やね」。

やきもち;onb;やき→やきもち;焼き→焼き餅・ヤキモチ;妬みの意味は[焼き]だけで成り立っていて、ただの無意味な付け足しで[ヤキモチ]とした。
やぎら・なぎら;非確定 onbs;やなぎらく→なぎら・やぎら;柳楽→なぎら・やぎら;変換候補の話"なぎら"でも[柳楽]アリ、"やぎら"でも[柳楽]アリ。般の辞書に情報ナシ。Yahoo!知恵袋の[その姓の人]と話しを聞いた人の回答では、[柳楽(やなぎらく)→やぎら・なぎら]という音変化・読みの分かれが起きたというらしい。参考「Yahoo!知恵袋 > なぎら健壱と、柳楽優弥は親戚だというのは本当ですか?」。

【Y Yu ゆ】

ゆいしょ;ssn ddj;ゆうしょ→ゆいしょ;由緒;精選版 日本国語大辞典「ゆいしょ」の[補注]には、【「ゆうしょ」が変化した形と考えられるが~】とある。意味は「ゆかり・裏付け・根拠・物事の起こり」。デジタル大辞泉「ゆ【由】[漢字項目]」で「ユイ」が 慣用音ということがわかる。
ゆき;hgn ssn;ゆき←→よき;雪;精選版 日本国語大辞典「よき【雪】」にて「ゆき(雪)」にあたる上代東国方言とある。万葉(8C後)一四・三四二三に見られる。
ゆげひ;onbs;ゆきおひ→ゆけひ→ゆげひ;ゆきおひ(靫負ひ)→ゆけひ(靫負)→ゆげひ(靫負);学研全訳古語辞典「ゆげひ 【靫負】②」にて、【「靫負の尉(じよう)」の略。◆「ゆき(靫)お(負)ひ」の変化した語。古くは「ゆけひ」】との説明がある。
ゆしゅつ;ofcari;しゅしゅつ→ゆしゅつ;輸出;[輸]はもともと[しゅ]と読んでいたが、誤読により、[ゆ]読みが定着した。
ゆづる・ゆずる;ssn dakur onbs;ゆみづる・ゆみずる→ゆつる・ゆづる・ゆずる・ゆんづる・ゆんずる;弓弦→ゆ弦・ゆん弦;(書紀 熱田本訓)弦(ゆつる)・(夏目漱石)弦(ユヅル);辞書の「ゆづる・ゆんづる」の説明に「ゆみづる(弓弦)」の変化した語とある。また、書紀(720)景行一二年一二月(熱田本訓)では「弦(ユツル)」のように連濁していない。草枕(1906)〈夏目漱石〉九では「弦(ユヅル)」と連濁。ゆみづる=弓に張る撚糸(よりいと)。「ゆみのつる・つる」などと言われることもあるそうだ。日本橋(1914)〈泉鏡花)弓弦(ユンヅル)を切って〜」。
ゆにゅう;ofcari;しゅにゅう→ゆにゅう;輸入;[輸]はもともと[しゅ]と読んでいたが、誤読により、[ゆ]読みが定着した。

【Y Yo よ】

よけみち;sanie onb;よけみち⇔よきみち;避け道⇔避き道;精選版 日本国語大辞典 には、「よきみち【避道・避路】」・「よけみち【避道】」どちらも収録されているが、どちらももう一方を意味として含んでいる。現代で避けることを「よき」と発音するのはナマリの類いだが、もともと どちらが先だったのかは不明。

出典:精選版 日本国語大辞典「よき‐みち【避道・避路】」
〘名〙 人目や障害などを避けて通る道。よけみち。よきじ。
※万葉(8C後)一一・二三六三「岡崎の廻(た)みたる道を人な通ひそ ありつつも君が来まさむ曲道(よきみち)にせむ」

出典:精選版 日本国語大辞典 「よけ‐みち【避道】」
〘名〙 本道からわきへそれた道。よきみち。
日本書紀桃源抄(15C後)「さりながら、かたふちと云ほどに、そばによけ路があるとはみへたぞ」

よこす;sanay;おこす→よこす;精選版 日本国語大辞典「おこす【遣・致】」の[語誌]にて、【同じ意味を表わす語に「よこす」があり、室町時代より使用がみられる。】【両語には、関西方言の「おこす」と関東方言の「よこす」という地域的な対立がある。】と書かれている。「おこす」の意味は「こちらに送ってくる・よこす」。

【記事編集用Link】
https://blog.hatena.ne.jp/peaceheart/onbin.hateblo.jp/edit?entry=4207112889921509658

【KEYWORD ZONE】
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kw:やぎょうゆ、やきようゆ、焼き用ゆ、焼き用湯、ヤギョウユ、yagyouyu、や行ゆ、ヤ行ユ
kw:やぎょうよ、やきようよ、焼き用よ、焼きようよ、ヤギョウヨ、yagyouyo、や行よ、ヤ行ヨ
「検索の表記ブレの表記ゆれ」:ごよう ゴヨウ goyou 御用 誤用 ご用 五葉 5葉 五洋 ご陽 呉用 五陽 梧葉 牛羊 五曜 梧洋 呉葉 語用、ごどく ゴドク godoku、誤読 ご毒 五毒 ご読 御毒 御読、なまり ナマリ 鉛 訛り 鈍り namari、 りゃくご 略語 リャクゴ ryakugo、
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