和語の里(Wagonosato) - 日本語・データ化・考察 -

やまとことば・和語・日本語に関する情報をデータ化・日本語の問題点解説。語彙力・難読漢字クイズなどによる教養アオリの否定など。

【読み変「あ行」】漢字の本来の読み方ではない日本語。"如何が"は本来「いかにか」。音が変わった言葉【私家版 読み変辞典風


 この記事は「もとの読み(音)から変わってしまった言葉」をまとめる記事です。随時更新。 

 今の収録基準として、辞書に見出しとして載っているものを収録、辞書に「〇〇とも読む」と書いてある語を収録するつもりです。

【あ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0aa
【か】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0ka
【さ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0sa
【た】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0ta
【な】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0na
【は】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0ha
【ま】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0ma
【や】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0ya
【ら】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0ra
【わ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0yomihenn0wa

▼読み変辞典(読み変データ)

【A Aa あ】

あいにく;あやにく→あいにく;生憎;デジタル大辞泉小学館)[あいにく]によると《「あやにく」の音変化》と書かれている。 
あおむく・あおむけ;ssn onbb sannk;あふのく→あふぬく→あおむく;仰のく→仰ぬく→仰向く;「あおむく」の[語誌]にて、【一般化したのは近世中期以後か。古くは「あふのく」であり、「あふ」は「仰ぐ」の語根、「のく」も仰ぐ意。「あふぬく」に転じ、さらに「仰向く」と意識されて音変化を起こしたものか。】とある。;kotobank.jp/word/仰向-2000510
あきはばら;あきばはら・あきばばら・あきははら→あきはばら;秋葉原;ott;[秋葉+原]なら[あきばはら]、[秋+葉+原]なら[あきははら・あきばばら]などと読めるが、そのどれでもない[あきはばら]という音変化に至っています。音位転倒。
あせっかき;あせかき→あせっかき;汗かき→汗っかき;[汗っかき]のような[促音足しTypeの言葉]は、補足でまとめる。
あたた;ssn onbs sanua;あつあつ→あたあた→あたた;熱々→あたああた→あたた;〘名〙 (「あつあつ(熱熱)」の変化した「あたあた」から出た語か) 灸(きゅう)の小児語。俳諧・二息(1693)「破るなと障子に灸(あたた)する乳母」。
あった(あたたまる);srh ssn onbt;(語源推測語)あたた→あった;(浮世風呂)温;あった〘名〙 (形動) あたたまることさま。あたたかいことさま。辞書上では幼児語とされている。滑稽本浮世風呂(1809‐13)前「温(アッタ)で能(いい)ぞ」。
あった;ssn onbt hnshuku;あた→あった;副詞「あた」の変化した語である。あった=あた・あだ=多く不快な気持や嫌悪の情を表わす語や句に冠して、その程度のはなはだしさをさらに強調する。好ましくない、いまいましい、などの意。あった。。浄瑠璃安倍宗任松浦簦(1737)二「あったどんくさい、草臥(くたびれ)たと、破れかぶれも気に懸けず」。 ;kotobank.jp/word/あた-425139
あった(あした);ssn onbt;あした→あった;朝・明日→あった ;「あした(朝)」の幼児語滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「坊や。〈略〉。朝(アッタ)起々したら、お目覚にお薩をやらうヨ」。
あでやか;あてやか→あでやか;貴やか→艶やか;daku;辞書には[女性の容姿がなまめかしいさま。美しくて華やかなさま。]とありますが、女性に限らず色っぽい男性に使ってもよさそうというか使っている人は世の中にいそうです。というのも語源の[貴やか]が男女問わず使える[優雅で美しい・気品のあるさま]という意味だからです。
あっぱれ;あはれ(あわれ)→あっぱれ;哀れ→アッパレ・天晴・遖;デジタル大辞泉にて「天晴れ」は当て字。「遖」は国字。と説明されていることから、原義の漢字「哀れ」を用いていないことになる、そのためか「ひらがな・カタカナ表記が多い」。
あひしらひ・あいしらい;ddj knjnasi;あへしらへ・あえしらえ→あひしらひ・あいしらい;デジタル大辞泉「あいしらい〔あひしらひ〕」に《「あえしらい」の音変化》とあることから、「あへしらひ(あえしらえ)→あひしらひ(あいしらい)」の音変化であることがわかる。意味は、応対・取り扱い・もてなし・程よい取り合わせ。能・狂言での意味は「演技の相手役、相手役として動くこと」。
あす(もとマス);ssn knjnasi sanma;ます→あす;none;あす;〘助動〙辞書にて【助動詞「ます」の変化した語か】とある。 動詞の連用形に付いて、軽いていねいの心持を表わす。浄瑠璃・傾城二河白道(1705頃か)中「帰りあした」。
あす(もとアリマス・ゴザリマス);ssn knjnasi onbs sanma;あります・ござります→あす;none;あす;辞書に【「あります」または「ござります」の変化した語か】とある。断定の助動詞の連用形「で」を受けて、軽いていねいの心持を表わす。俳諧花月六百韻(1719)月「御無用であす〈梅隴〉」。;https://kotobank.jp/word/%E3%81%82%E3%81%99-2002018
あまつさえ;あまりさへ→あまりさえ→あまっさえ→あまつさえ・あまさえ;剰え;[あまつさえ]は促音便と表記上の問題が重なって生まれた音。[あまさえ]は促音省略が広まったものと聞き取りミスから生まれたと考えられる。「あまつさえ」語源。「kotobank.jp/word/%E5%89%B0%E3%81%88-427058」。「さえ」語源「kobun.weblio.jp/content/%E3%81%95%E3%81%B8」。
ありが;ssn onbs hnskanndou srh;ありがたい→ありが;有り難い→有りが;ありが; 近世、「ありがたい」を略していう語。黄表紙金々先生栄花夢(1775)では「ありがありが」のように繰り返し使われている。略語の性質上 ひらがな表記になりがち。
あたらしい;あらたしい→あたらしい;新しい;ott;[新=あら]である、[新た(あらた)・新手の(あらての)]など
からわかる。
あほんだら;onbn;あほだら→あほんだら;阿呆陀羅→阿呆ん陀羅;
あんず;あん→あんず;杏;唐宋音の漢熟語「杏子(あんず)」を「杏」のみで読んでしまったもの 。中国語「杏仁」は「シンレン」。ウィクショナリー日本語版での音読み、呉音 : ギョウ(ギャゥ)、漢音 : コウ(カゥ)、唐宋音 : アン、慣用音 : キョウ(キャゥ)、訓読み:りょう、からもも、特殊な読み:アンズ。

【A Ai い】

いかが;いかにか→いかが;如何にか→如何・如何が;例=いかがでしたか?。例=万葉(8C後)二・一〇六「二人行けど行き過ぎ難き秋山を如何(いかにか)君が独り越ゆらむ」。
いちじく;onbs;えいじつか→いじつく・いじちく→いちじく;映日果→無花果;縮音と転倒
いくじ;ssn boin;いきじ→いくじ;意気地;辞書の「いくじ【意気地】」に(「いきじ(意気地)」の変化した語)とある。補足「いくじ=物事をなしとげようとする気力、態度、意地。」 「いきじ=自分の意志や面目などをどこまでも守り通そうとする気持。いくじ。いじ。」で、辞書上では目標と面目を守る違いがある。評判記・剥野老(1662)序ではイキジ、雑俳・柳多留拾遺(1801)巻二ではイクジ表記。評判記・剥野老(1662)序「いきぢ」。雑俳・柳多留拾遺(1801)巻二「いくぢ」。
いちじく;onbs;えいじつか→いじちく→いちじく;映日果・無花果;ott san;「イチジク」の語源には異説もある。
いちょうssn onbs sanyaやーちゃお→いちょう鴨脚→当て字公孫樹・当て字銀杏;精選版 日本国語大辞典「いちょう・イチャウ【銀杏・公孫樹】」に【「鴨脚」の唐宋音の変化した語】とある。https://translate.google.co.jp/?hl=ja&sl=zh-CN&tl=ja&text=%E9%B4%A8%E8%84%9A&op=translateで、中国語の欄に「鴨脚」を入れて 音声を聞いてみると「ヤーチャオ(Yājiǎo)」のような音。; kotobank.jp/word/銀杏・公孫樹-204476
いとこ;atjk 3knj fml;いとこ;;従姉妹;
いな;ddj onbs;いなる→いな;異なる→異な;由来は辞書より。由来の「いなる」同じく「連体」。普通と変わった。変な。妙な。例「異なことを伺いますが」「縁は異なもの味なもの」。
いばら・うばら・うまら・おまら;atj 2knj onbb saniu sanbm sanuo ssn;いばら↔︎うばら↔︎うまら↔︎おまら;茨;(万葉)棘原;精選版 日本国語大辞典「うばら【茨】」の意味に「いばら。うまら。おまら。」とも書かれている。成り立ち順は不明。類語・発音ブレを抜かした意味「① とげのある小木の総称② 「のいばら(野茨)」の異名」。
いむ;ssn onbb sanou;いも→いむ;妹→いむ;いむ【妹】は辞書にて 「いも(妹)」の上代東国方言とされる。
いもうと;ddj onbb saniu;いもひと→いもびと・いもいと→いもうと;辞書で「いもうと」は《「いもひと(妹人)」の音変化》と説明がされる。その過程として「いもびと・いもいと」などとも発音された可能性が高いため、「いもひと→いもびと・いもいと→いもうと」とした。きょうだいのうちの年下の女をさすが、古い時代では「男からみて、その姉妹を呼ぶ語」、つまり妹だけでなく、姉も指したようだ。
いもと;ddj onbs;いもひと→いもびと・いもいと→いもうと→いもと;辞書で「いもと」は《「いもうと(妹)」の音変化》と説明がされる。その過程は読み変「いもうと」で説明。;https://kotobank.jp/word/%E5%A6%B9-436053

も;ddj onbb saniu;いも→も;妹→も;;辞書にはイモウト指す「も」は「いも(妹)」の音変化とある。

いら;naganari onb ssn;ら→いら;等→い等;「ここら→ここいら」などの見える音変化。精選版 日本国語大辞典「ここいら【此処いら】」では「ここら=ここら」。
いろんな;onbn ddj ofcari;いろいろな→いろんな;色々な→色んな;辞書の「いろんな【色んな】」で《「いろいろな」の音変化》とある。
いわ・いは;sanea ssn;いえ・いへ→いわ・いは;家;「いえ(家)」の上代東国方言。万葉(8C後)二〇・四四二三「足柄の御坂に立(た)して袖振らば伊波(イハ)なる妹は清(さや)に見もかも」

【A Au う】

うな(魚類);うなぎ→うな;ウナギ・鰻;misr;デジタル大辞泉小学館)の【うな【×鰻】 の解説によると「うなぎ」の略。
うなばら;ddj dakur;うなはら→うなばら;海原;辞書の【うなばら 海原】に《上代は「うなはら」》とある。
うなだれる;うなたれる→うなだれる;項垂れる;dakur;精選版 日本国語大辞典【項垂(読み)うなだれる】 の解説によると[古くは「うなたれる」]と書かれている。
うめ・むめ;ddj;め→うめ・むめ;梅;辞書には《「梅」の字音「メ」から変化したものという。平安時代以降「むめ」と表記されることが多い》とある。バラ科の落葉高木。梅干し・梅酒などに用いる。「むめ」も「うめ」と同じ意味。(字音Wiktionary「梅」参照)音読み呉音 : マイ(表外)、メ(表外)、音読み漢音 : バイ

【A Ae え】

うって;ssn onbt onk;うちて→うって;討ち手・打ち手→討っ手・(平家)討手・(奥州後三年記)打手;(義経記)うっ手;辞書では「人を殺した者」という過去形の意味も含んでいる。現在・未来の「敵や罪人を滅ぼしに向かう人々」の意味もある。精選版 日本国語大辞典では「うって」の見出し漢字を【打手・討手】としているが、意味1〜4は いずれも「討つ」の意味が強い。基本的に「討」の字を使うことが多いが、奥州後三年記の「打手」のように「打」も使われていた。そもそも、小学館 デジタル大辞泉「だ【打】」の意味2に、【その動作をする意を表す語】とあり、「打」には万能性がある。
うってんばってん;onbt;うんでいばんり→うんてんばんてん・うんてんばんでん・うんでんばんり・うってんばってん・うんどんぼんでん;雲泥万里;雲と泥、天地の隔たりであること。大違いであることのたとえ。音変化の種類は精選版 日本国語大辞典の「うんてんばんてん」と「うんでい‐ばんり【雲泥万里】」を参照。精選版 日本国語大辞典「うんでいばんり」の[語誌]には、『中国の古典に、四字熟語の成句として存したかは不詳。日本では、中世、近世を通して広く用いられていたらしく、元祿一二年(一六九九)の「諺草‐宇」に「雲泥万里(ウンデイバンリ)〈略〉雲天万里と云は誤」とあり〜』と書かれている。
うば;atjk imeg ssn;おおはは→おほば(おおば)→おば→うば;大母→大ば→おば→姥・乳母;辞書の「おおば」「うば」などを調べると、「おおはは→おほば(おおば)→おば→うば」ということがわかる。

【A Ao お】

おいほうける;未確定 ssn onbs;おいほく→おいほける→おいほうける;おいぼれる意味の「おいほく【老耄】」「おいほうける【老耄】」という言葉があり、辞書で名言はされていないが、「おいほく→おいほける→おいほうける」と考えられる。
おいぼれる;ssn onbs;おいほる→おいぼる→おいぼれる;辞書の「おいぼれる【老耄】」に、(老いて、耄(ほ)れる意。古くは「おいほる」)とある。辞書の「おいぼれ【老耄】」に、(古くは「おいほれ」)とある。


おいらち;ssn onbt atkj 2knj;おいらたち→おいらち・おいらっち・おらっち;己等達・俺等達→己等ち・俺等ち;(滑稽本)自己っち;〘代名〙 。音変化やナマリは辞書より。自称。男性が用いるのが普通。滑稽本・七偏人(1857‐63)四「何(どう)せ自己(オイラ)っちに見込れちゃア」評判記・嗚久者評判記(1865)「おいらちにゃア〜」。
おうばんぶるまい;dakur sanwo;わんはんふるまひ→わんはんぶるまい→おうばんぶるまい;椀飯振舞→大盤振舞;
おくんち;ddj onbn;おくにち→おくんち・くんち;御九日→御九んち;辞書に「おくにち」の音変化とある。「おくにち【御九日】」とは「9月9日・9月9日に収穫を祝って行われる氏神の秋祭り」を指す。「お」をつけるのが、祭りであるからとしたら、ただの9月9日は「くにち」や「くんち」と呼ぶ使い分けなどがあったのだろうか? そういった細かいところは不明である。
おし・おっし;ssn onbs onbt;おうし・おふし→おし・おっし;唖;none;「おし・おっし【唖】」どちらも【「おうし」の変化した語】と辞書にある。おし・おっし=発声や聴覚の器官の障害によって、言葉を発することができないこと。音声による話ができないこと。また、その人。聴覚を失っているための言語障害の場合を聾唖(ろうあ)、聴覚は完全で、言語機能だけが失われている場合を聴唖(ちょうあ)という。源氏(1001‐14頃)常夏「をしことどもりとぞ〜」、書紀(720)天智七年二月(北野本訓)「唖(オフシ)にして語(まことと)ふこと〜」、仮名草子可笑記(1642)三「おっし」;https://kotobank.jp/word/%E5%94%96-420500
おしね;ddj;おそいね→おしね;(語源推測漢字)遅稲→(当て字)晩稲;辞書「おしね」にて《「おそいね」の音変化という》とある。「稲の遅く成熟するもの」の意味を含むことから、語源推測漢字として「遅」と考えられる。
おしめ;ddj onbs;おしめし→おしめ;▽襁褓/▽御湿;辞書によると[しめし(湿布)→しめ]と略されたようだ。意味は[オムツ]。
おしゃる;ssn;おおせある・おおせらる→おしゃる;仰せらる→仰る;辞書には(「おおせある」が変化して一語化したもの。一説に「おおせらる」からとする)とある。関連語「おっしゃる」。辞書の語誌(2)にて、「仰せらるる」「おっしゃる」両者よりも、「おしゃる」が「敬意低い」ように使い分けられている例があるようだ。
おじん;ddj onbs;おじさん→おじん;none;オジサン→オジン;辞書にて《「おじさん」の音変化》とある。オジン=若々しさが感じられない中年の男性をいう俗語。嘲笑の気持ちを込めて使われる。「考え方がおじんくさい」⇔おばん。
おそらく;ssn onbs;おそるらくは→おそらくは→おそらく;恐るらくは→恐らくは→恐らく;「おそるらくは→おそらくは→おそらく」という変化で、もともとの「おそるらくは」の構成は「おそる」のク語法に係助詞「は」の付いたものとされる。
おだやか;ddj onb sanay sania hns形動;おだいか→おだやか;穏いか→穏やか;デジタル大辞泉小学館)では《形容動詞「おだ(穏)い」から派生した「おだいか」の音変化》と説明されている。おだやか=静かでのどかなさま・安らか・気持ちが落ち着いていて物静かなさま・極端でなく、人に受け入れられやすいさま・穏当。[派生]おだやかさ[名]。
おっかあ;onbt ssn;おかか→おっかあ;御母→御っ母;
おっくう;おくこう→おっこう→おっくう;億劫;デジタル大辞泉小学館)の【億劫】の解説によると、「おっこう(億劫)」の音変化のようです。[おっこう]自体も[おくこう]の[促音便]です。
おっしゃる;ssn;おおせある・おおせらる→おっしゃる、別説「おしゃる→おっしゃる」;仰せらる→仰る、別説「おしゃる→仰る」;語源・音変化について精選版 日本国語大辞典「おっしゃる【仰】」の[語誌]参考。
おっと・おうと;ssn;おひと・おいと→おうと・おっと;夫妻;精選版 日本国語大辞典には、「おうと【夫】」=(「おひと(夫)」の変化した語。「おひと【夫】」=(「夫(お)人」の意)。
おっはー;onbt onbl knjnasi ktknari hrgnooi srh;(推測音変化)おはよう→おは→おっはー;おっはー・オッハー;2000年(平成12年)バラエティー番組「サタ★スマ」で「香取慎吾」が主婦の姿になり、「慎吾ママ」として出演。「慎吾ママ」の挨拶言葉「おっはー」は流行語大賞に選ばれた。「おっはー」自体は、「おはよう」を略した「おは」を元気よく発音しようとしたら、自然に促音と長音化していく※。どこかしらで「おっはー」の挨拶をしている人がいたと考えられるが、流行させるくらいに広めたのが「慎吾ママ(香取慎吾)」と言える。※例「そうか→そっかー」「よし→よっしゃー」「いらっしゃませ→いらしゃっせー」など。
おどし;威し;脅す;tng
おとめ・をとめ(夫と妻);ssn;おひとめ・おいとめ→おとめ;夫妻;辞書の「おとめ 夫妻」には(「おひとめ(夫婦)」の変化した語。あるいは音便の無表記形か)とある。意味は「夫と妻」。別名「夫婦(めおと)」。
おとめ;atjk imeg ddj;おつめ→おとめ;復つ女→乙女;デジタル大辞泉「おとめ【乙女/▽少女】」にて、《「おと」は、動詞「お(復)つ」と同語源で、若々しいの意。本来は「おとこ」に対する語。「乙」は後世の当て字》とある。link→kotobank.jp/word/乙女-453512
おば;atjk imeg ddj;おおはは→おほば(おおば)→おば;大母→大ば→おば;辞書の「おおば」「うば」などを調べると、「おおはは→おほば(おおば)→おば→うば」ということがわかる。Link→kotobank.jp/word/伯母・叔母・小母・姨-2017369
おばん;ddj onbs;おばさん→おばん;none;オバサン→オバン;デジタル大辞泉 「おばん」にて、《「おばさん」の音変化》とある。オバン=若々しさが感じられない中年の女性をいう俗語。嘲笑の気持ちを込めて使われる。「おばんくさい服装」⇔おじん。
おびと;onbs dakur ssn atj 1knj 2knj;おほひと(おおひと)→おひと・おびと・おふと→おうと;大人→お人;(当て字)首・(書紀 熱田本訓)首渠(オヒト);おびと=首長・長官・大化前代の姓(かばね)の一つ※臣(おみ)、連(むらじ)などより低い地位。類語・ナマリ「おふと」。辞書によると「大人(おほひと)→おびと→おうと」の変化。「おびと・おふと」 どちらが先かは不明。;https://kotobank.jp/word/%E9%A6%96-41051 
おむつ;onbs ddj;おむつき→おむつ;▽御襁褓;[おしめ・おむつ]のこと。辞書によると《「むつ」は「むつき」の略》とある。
おめえ;ddj onbe sanae;おまえ→おめえ・おめー;御前→御めえ・御めー;おめえ・おめー・オメエ・オメー;辞書の見出し表記「お‐めえ【御前】」。二人称の人代名詞「おまえ」ナマリ。ぞんざいな言い方としてしか辞書に説明がなかったりするが、田舎の年寄りは「おまえ=おめえ」と区別がない。そもそもナマリがあるのが自然だからだ。
おめえっち;onbt;おまえたち→おめえっち・おめえち;御前達→御前ち;〘代名〙 (「おまえたち(御前達)」の変化した語) 対称。近世後期江戸語で生じ、対等以下の相手(複数)に対するくだけた言い方。「おめえち」とも表記。滑稽本・酩酊気質(1806)上「お前っち」。1人に対して使う「おめえっち」ではない、「おまえっち・おめえっち」は「おめえ+っち(親しみの[接尾語])」からなるもののためだ。
おもんばかる・おもんぱかる;dakur nnari;おもひはかる→おもいはかる→おもんばかる・おもんぱかる;思ひ量る→思い量る→慮る
おろす;onbb sanao;おらす→おろす;織らす→織ろす;near;デジタル大辞泉[織ろす オロス]によると、《動詞「お(織)る」の未然形に上代の尊敬の助動詞「す」が付いた「おらす」の音変化》で[織る]の尊敬表現。近い(near)音の[おろす(下ろす・降ろす)]に影響されて、馴染みのない[おらす]という音より、[おろす]の方が発音しやすく変わったのかもしれません。
おんぶ;onbn;おふ(おう)→おぶう→おんぶ;負ふ(負う)→負ぶう→負んぶ;「背負う・仕事などを引き受ける」などの意味から、音変化とともに「生き物を背負う」に限定されていった。さらに比喩として「金銭面の援助を受ける」という使い方にも発展。変化について、デジタル大辞泉デジタル大辞泉「おんぶ【▽負んぶ】」にて《動詞「おぶう」の音変化から》とある。デジタル大辞泉「おぶう〔おぶふ〕【▽負ぶう】」にて《「お(負)う」の音変化》とある。
おわんぬ・をはんぬ(終わりの完了);ssn atj onbn;おわりぬ→おわんぬ;終わりぬ→終わんぬ→(当て字)畢ぬ・了ぬ・訖ぬ;意味「終わった・終わってしまった」。辞書の「おわんぬ〘畢ぬ・了ぬ・訖ぬ〙」にて、「おわりぬ」の変化したものとある。 「おわりぬ」の構造=動詞「おわる(終)」+完了の助動詞「ぬ」。
おわんぬ・をはんぬ(文法用語);ssn atj onbn bnp;おわりぬ→おわんぬ;終わりぬ→終わんぬ→(当て字)畢ぬ・了ぬ・訖ぬ;辞書の「おわんぬ〘畢ぬ・了ぬ・訖ぬ〙」の意味③にて、【中近世の和歌、連歌俳諧などの文法用語】とある。完了の「ぬ」。打消の「ず」の連体形「ぬ」を「不(ふ)のぬ」というのに対していうらしい。終わりに付く「ぬ」ということなのかと考えられるが不明。※匠材集(1597)三「あけぬ此よ あけたる也 をはんぬ也」。


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にほんごのおとへんか、ニホンゴノオトヘンカ、nihonngonootohennka、nihonogonootohenka、日本語の音変化、にほんこのおとへんか、日本湖の音変化

あぎょうあ、あきようあ、飽きようあ、アギョウア、agyoua、あ行あ、ア行ア
あぎょうい、あきようい、飽きようい、秋用意、アギョウイ、agyoui、あ行い、ア行イ、ア行い
あぎょうう、あきようう、飽きようう、秋用う、アギョウウ、agyouu、あ行う、ア行ウ、ア行う
あぎょうえ、あきようえ、飽きようえ、秋用え、秋用絵、アギョウエ、agyoue、あ行え、ア行エ、ア行え
あぎょうお、あきようお、飽きようお、アギョウオ、agyouo、あ行お、ア行オ