和語の里(Wagonosato) - 日本語・データ化・考察 -

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当て字辞典風 ま行「む」【漢熟語当て字・ヤンキー当て字・歌詞の当て字などの日本語まとめ】


【ま】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0ma
【み】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0mi
【む】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0mu
【め】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0me
【も】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0mo


【M Mu む】

むかご・ぬかご;atjk 3knj knjnasi knooi plt;むかご⇔ぬかご;none;零余子;むかご・ムカゴ・ぬかご・ヌカゴ;植物の腋芽(えきが)で、栄養物質の貯蔵によって球状に肥大し、成熟すると地上に落ちて新しい植物体となるもの。特にヤマノイモに見られる。類語「珠芽・肉芽・仔芽」。漢字ペディアでは音読み・訓読みは「零=レイ・おちる・ふる・こぼれる・あまり・ゼロ」。「余=ヨ・あまる・あます・ほか・われ」。零余子は当て字なのだが、「れいよし【零余子】」が異体字なら中国語で存在するかもしれないが、「零余子」は白水社中国語辞典で見当たらなかった。大辞泉では、植物のムカゴ・ヌカゴの見出し表記は【零余子】。精選版 日本国語大辞典の[補注]によると【「ぬかご」「むかご」の二つの語形では、「ぬかご」が古く、近世以降「むかご」が一般的になったようである。】とある。;https://kotobank.jp/word/%E9%9B%B6%E4%BD%99%E5%AD%90-593988
むくみ;;むくみ;none;浮腫み・浮腫;むくみ・ムクミ;
むさし;atj 2knj kjnj;むざし→むさし;无邪志・胸刺など;武蔵;デジタル大辞泉「ぞう【蔵〔藏〕】[漢字項目]」や漢字ペディア「蔵」にも当然ながら「さし」という読みはない。そもそも「无邪志(むざし)」「胸刺(むさし・むなさし)」などが由来と考えられるため、そのムザシ・ムサシ・ムナサシの音に「武蔵」を当てたので、変な読み方なのも当然である。;www.kanjipedia.jp/kanji/0004324100


デジタル大辞泉「ぞう【蔵〔藏〕】[漢字項目]」や漢字ペディアに見られる読み
音:ゾウ(ザウ)・ソウ(外)、訓:くら・かくす・おさめる

精選版 日本国語大辞典「むさし【武蔵】」
[一] (古くは「むざし」) 東海道十五か国の一国。古くは无邪志(むざし)国・胸刺(むさし・むなさし)国・知々夫国の三国造が置かれたが、大化改新後武蔵一国となり、初めは東山道に属していた。宝亀二年(七七一)東海道の一国となる。鎌倉時代には関東御分国、北条氏が国司守護職を兼帯。室町時代には初め鎌倉公方足利氏、後、関東管領上杉氏、戦国時代には北条氏が支配。天正一八年(一五九〇)徳川家康の江戸入府後は、藩領・幕領・旗本領に分かれた。明治四年(一八七一)の廃藩置県後、一府八県が置かれたが、のち埼玉県・東京府・神奈川県に分割統合された。武州

精選版 日本国語大辞典「ぞうする・ザウスル【蔵】」
〘他サ変〙 ざう・す 〘他サ変〙
① おさめ持つ。おさめおく。所蔵する。
史記抄(1477)一一「よいあきうどと云ものは、つよく蔵して人にみせいで、売物もないやうにするぞ」
俳諧・新花摘(1784)「柚の花や能酒蔵す塀の内」
② 中に含みもつ。
※如是放語(1898)〈内田魯庵〉「毒泉を嫌はざると同じきものあれば廃娼禁酒共に一分の真理を蔵(ザウ)す」
※東京の三十年(1917)〈田山花袋〉龍土会「胸に万斛(ばんこく)の情熱を蔵しながら」

出典:精選版 日本国語大辞典「きすむ【蔵】」
〘他マ四〙 かくし、しまう。おさめる。
※播磨風土記(715頃)賀茂「『縫へる衣を櫃(ひつ)の底に蔵(きすめ)るが如し』とまをしき」

むじつ;atjk;無実;(吉川英治)冤罪;文豪当て字。恐ろしいことに、ふりがな文庫での「冤罪」のルビ率は、「えんざい:80.6%」「むじつ:16.1%」「ゑんざい:3.2%」であった。16%ほどが当て字してしまっている。まあ、そのほとんどが吉川英治によるものだが。;furigana.info/w/冤罪
むすこ;atj 2knj;むすこ;産す子・生す子(むすこ);息子;891年頃とみられる寛平内裏菊合ではヒラガナ「むすこ」表記。由来・語源は精選版 日本国語大辞典「息子・息」より。;https://kotobank.jp/word/%E6%81%AF%E5%AD%90%E3%83%BB%E6%81%AF-2086467
むすめ;atj 2knj;むすめ;産す女・生す女(むすめ)・(常用化当て字)娘;(人情本 閑情末摘花)女児・息女;人情本・閑情末摘花(1839‐41)初「女児(むすめ)」。由来・語源は精選版 日本国語大辞典「娘」より。当て字の一つ「息女(そくじょ・そくにょ)」=「息」は生むの意で、「むすめ」の意味。漢語崇拝日本ゆえか「特に、身分ある人のむすめにいう」「人のむすめを敬っていう語」などと辞書にある。;https://kotobank.jp/word/%E5%A8%98-530512https://kotobank.jp/word/%E6%81%AF%E5%A5%B3-553865
むちゃくちゃ;ssn atj 4knj omp;むちゃくちゃ・ムチャクチャ;無茶苦茶;由来は辞書より。「むちゃ」を強めていう語。「はちゃめちゃ(破茶滅茶)・めちゃくちゃ(滅茶苦茶・目茶苦茶)」など「ちゃ系」は当て字である。まあ、「お茶」なわけないだろう。この当て字こそ「むちゃくちゃ」だ。
むつ;睦;陸奥;;@g;[陸]自体が「睦まじい」という言葉があるように1字で「むつ」読み。[陸奥]は2漢字化が目的の当て字だろう。デジタル大辞泉「むつ【陸奥】」によると「旧国名の1つ」で、現在の青森県岩手県の一部にあたる。旧日本海軍の第二次大戦時の主力戦艦。 
むてっぽう;onbt onbn atj ddj;むてんぽう・むてほう→むてっぽう;無点法・無手法→無鉄砲;由来はデジタル大辞泉より。考えナシにむやみに行動するさま・人

【M Me め】

めおと・めをと;ddj 2knj atjk meoto;女夫;夫婦;当て字しようが「夫婦」と書かれれば大半の人は「ふうふ」と読む。例えば「めおとなか【夫婦仲】」を読む際に「ふうふなか」と読む人が大半である。そして「ふうふなか(夫婦仲)」という言葉もある。しかし、当て字しなければ「女夫仲」を「ふうふなか」と読む人はいないだろう。「めおとこ【女男】」という言葉があり、精選版 日本国語大辞典での見出しは「めおとこ【女男】」。意味は「女と男。また、妻と夫。夫婦。めおと。」であることから、「めおと」と関係している言葉だろうと思われる。
めおとまげ;ddj meoto;女夫髷;夫婦髷;女性の髪形の一。江戸時代の末ごろ、20歳前後の女性の間に流行した。
めおとがらす;ssn meoto;女夫烏;夫婦烏;雌と雄とがつれ立った烏
めおとぢゃわん;ssn meoto;女夫茶碗;夫婦茶碗;形や模様が同じで、大小一組になっている茶碗。夫が大きい方、妻が小さい方を用いる。
めおとなか;ssn meoto;女夫仲;仲;夫婦の間柄。夫婦の関係。
めおとびな;ssn meoto;女夫雛;夫婦雛;=男女一組の雛人形。世界大百科事典内【盃事】では、連語に含まれる「めおと」表記が「女夫」である。 世界大百科事典内【盃事】「当事者間の女夫(めおと)盃は今日三三九度の盃とよばれ〜」。
めかけ(養う非正妻);ddj rym4 1knj atj ofcari;目掛け;妾;「正妻のほかに、愛し養う女性」の意味での「メカケ」は辞書に由来が記されていて、 《目をかけるところから》とある。
めがしら;rym1 2knj atj;目頭;丙眥;多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前「丙眥(めがしら)に眵(ヤニ)が着いて」。
めった・めったに;omp 最低 atj 2knj knjnasi;めた・めたに→めった・めったに;none;(当て字)滅多・(当て字)滅多に;精選版 日本国語大辞典「めった【滅多】」にて、【「めた」の変化した語。「滅多」はあて字】とある。世話用文章(1692)上で見られた当て字で、世話用文章は他にも「発着(ほかつき)」「卑隋涙(ひだるく)」などにも当て字してしまっている。こういった当て字のせいで「めためた」「めた」というコトバと「めったに」という結びつきのあるコトバの結びを認識しにくくしている最低当て字である。;kotobank.jp/word/滅多-644027
めで;ssn rym4 2knj atj ofcari;愛で;目出;精選版 日本国語大辞典「めで」の見出し漢字表記に「愛」だけでなく「目出」もある。しかし、「めで」=動詞「めでる」の連用形の名詞化である。「めで」の意味=心がひかれて、それを賞美すること。ハッキリ言うとギャグのような当て字である。問題は、辞書の見出し表記に使われていることだろう。
めでる;ssn 2knj atj ofcnasi;愛でる;目出る;「めで」の動詞化。「めで」参照。流石に「目が飛び出る」を連想する「目出る」という当て字は辞書の見出しにすら使われていない。ただし、「目出(めで)」という危険な当て字があるため、それの ル動詞の形として「目出る」を使ってしまう人も居るかも知れない。
めど;メド;目処・目途・▽針孔/▽穴;@n;辞書の見出しに使われる[針孔・穴]の漢字は当て字。
めのと;ddj atjk 2knj knjnasi;none;乳母・傅;乳母=母親の代わりに子供に乳を飲ませて育てる女・うば。傅=貴人の子を守り育てる役目の男・もりやく。
めんどう;ddj onbs onbn 2knj atjk;めだうな→めどうな→めどう→めんどう;目どうな→目どう→面倒;辞書には、「目だうな」の音変化と書かれている。音変化は「めだうな→めどうな・めだうな→めどう→めんどう」。「どうな・だうな=ムダになること」。「目+どうな=見るだけムダ」であり、原義である。「な」が形容動詞連体形語尾の「な」のように意識され、「めどう」「めんどう」となり、「面倒」と当て字されるようになったとも書かれている。精選版 日本国語大辞典では「だうな」、デジタル大辞泉では「どうな」表記で説明されている。;kotobank.jp/word/面倒-644668

【補足:「どうな・だうな」について】
使用例・含む言葉として「矢だうな」「手間だうな」「暇だうな」がある。このように名詞のあとに付いて用いられる。そして、デジタル大辞泉「どうな〔だうな〕」には、《「だくな」の音変化》ともある。無益に浪費すること。「語素」「接尾語的に用いる」※。※精選版 日本国語大辞典「どうな」参照。

【M Mo も】

もうり;atj 2knj dicnpn;毛利;母里・望理・森・毛里;【日本大百科全書(ニッポニカ)「姓名/日本のおもな姓氏」】の解説参考。相模国愛甲郡毛利庄より興る清和源氏義隆(よしたか)流。
もがく;ddj imegari 2knj atj;もがく・踠く;藻掻く・藻搔く;辞書の「もがく」にて「藻掻く」は当て字とある。imegでは変換候補に「藻掻く・藻搔く」しかなく、「踠く」がない。藻=みずくさ・あや・かざり・詩文などの美しい言葉などの意味。
もがさ;ssn;モガサ;痘瘡;辞書の「もがさ【痘瘡】」によると、痘瘡の当て字がされていて、意味は「① 疱瘡(ほうそう)。天然痘。また、そのあと。② できもの。はれもの。また、かさ。」など。補足「とうそう【痘瘡】」=てんねんとう(天然痘)。
もじゃこ;ddj plt kym atj;もじゃこ;藻雑魚;カバノキ科の落葉小高木。
もくけんれん;ssn bud atj onbr;Mahāmaudgalyāyana(マハーマウドガリヤーヤナ);摩訶目犍連・(摩訶目犍連を略)目犍連;辞書に《(梵)Mahāmaudgalyāyanaの音写、「摩訶目犍連」の略》とある。;
もぐら;ddj ssn 2knj atjk;モグラ・(語源推測漢字)潜ら;土竜・土龍・鼹鼠;そもそも「竜」の字を安易に使うのが解せない。「土竜」を「モグラ」と読ませようというという人のせいで、「土に潜むDRAGON(ドラゴン)」「大地のチカラを持つDRAGON(ドラゴン)」を指す表現として「土龍・土竜(どりゅう」が使いにくくなる。そもそも「モグラ」は別物である。;kotobank.jp/word/鼹鼠・土龍-2086225
もちあそびばこ;ssn atj;持遊箱;(見出し)玩箱;〘名〙 玩具を入れておく箱。おもちゃ箱。浄瑠璃・志賀の敵討(1776)八では「持遊び箱(バコ)」表記である。精選版 日本国語大辞典での見出し漢字表記は「持遊箱・玩箱」。
もどき;ssn 2knj atjk;擬き・擬;抵牾・牴牾;動詞は「もどく【擬く】」。;ttps://kotobank.jp/word/擬・抵牾・牴牾-398184
もとこ;atj 2knj saitei;許処;左右(もと);モトコ=カタワラ・そば近く。

ももいろ;atj 3knj;桃色;(斎藤緑雨)淡紅色;当て字で使われている「たんこうしょく【淡紅色】」の意味「うすべにいろ・うすくれないの色・退紅色・淡紅」。表記 油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)「淡紅色(ももいろ)の洋脂(ぺんき)」。;
もり;atj 2knj dicnpn;森;最里・杜・母里・毛利・盛・茂利;【日本大百科全書(ニッポニカ)「姓名/日本のおもな姓氏」】の解説参考。
もろがえり;ssn atj;もろがえり;諸回;両回・青鷹;由来が「諸回」かどうかどちらにせよ、「両回・青鷹」が当て字。「両回」は両。モロガエリ=生後三歳の鷹。江帥集(1111頃)「もろかへり空とる鷹を引き据ゑてあはつの原を狩るや誰が子ぞ」。

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「当て字辞典N」とも呼びます。※N=Nikannjika=2漢字化。
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