和語の里(Wagonosato) - 日本語・データ化・考察 -

やまとことば・和語・日本語に関する情報をデータ化・日本語の問題点解説。語彙力・難読漢字クイズなどによる教養アオリの否定など。

当て字辞典風 あ行「う」【漢熟語当て字・ヤンキー当て字・歌詞の当て字などの日本語まとめ】


【あ行あ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0aa
【あ行い】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0ai
【あ行う】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0au
【あ行え】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0ae
【あ行お】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0ao

【A Au う】

うえじ;2knj atjk;植え字・植字;活字;植字の意味は「活字を組んで版にすること」;kotobank.jp/word/植字-80133
うぉっか;atj 2knj 外国語;Vodka(ウォッカ);火酒;「火酒(ウォッカ・ウオツカ)」。
うから・うがら;ddj ssn dicari atj 2knj imegnasi;(不明)none;(書紀)族・(雨月物語)親族;意味「血縁の人々の総称。血族。親族。親類。一族。」。デジタル大辞泉・学研全訳古語辞典・精選版 日本国語大辞典いずれも見出しは「うから【親族】」表記。精選版 日本国語大辞典「やから【族】」によると、「うから・はらから・やから」などの「から」は同じものだそうだ。まとめるために、語源推測漢字は不明としているが、もともとは「族」の訓読みに「うから」を当てていたと考えれば、不明の部分に「族」を入れてもよいが、常用漢字の関係でヤヤコシイことになるため、当て字の欄に入れている。「うから・やから」は発音ブレ・表記ブレの類と考えられる。類義語「うがら」は血族を指すが、「やから」は語構成からみてそれより広い範囲の同族を指したらしい。その分、「ともがら」に近く、そこから②の見くだした語感が生じたと考えられる。;kotobank.jp/word/族-89833
うからやから・うがらやから;;(当て字ではない表記不明);(書紀・見出し)親族;「やから」は「うから」に同じ。古くは「うがらやから」。意味「血縁の人々の総称・一族・親族」。;kotobank.jp/word/親族-82156
うき;ssn atj 2knj;浮き;浮子・泛子;由来は辞書に【動詞「うく(浮)」の連用形の名詞化】とあるので、当然「浮き」が由来だ。となれば「浮子・泛子」が当て字というのは小中学生でも分かるレベルだろう。浮くこと・鼈甲(べっこう)の合わせ目にできたすきま・(掛け軸などで)表装のノリがきかず 書画が浮き上がって落ち着かない箇所・カラダのハレ・むくみ。;kotobank.jp/word/浮・浮子・泛子-2009960

うきき・うきぎ;ssn onk seidaku atj;浮き木・浮木;枯査;精選版 日本国語大辞典「うきき【浮木】」には【後世は「うきぎ」とも】とある。ウキキ=水上に浮かんでいる木材や木片・流木・船・いかだ・マンボウ(サカナ"当て字は翻車魚")の異名。釈尊の問いに基づくものが由来の「めったにない機会のたとえ」としても使われる。書紀(720)大化元年一二月(北野本訓)「海の畔に、枯査(ウキキ)」。
うぐいす;ssn atjk 2knj kympet;鶯;夜鶯・春鳥;曲名「百合と夜鶯(うぐいす)」。
うける;2knj atjk mng;受ける;防御る;漫画「グラップラー刃牙 1巻」にて「あの蹴りを防御(うけ)おったか」表記。
うこぎ;ddj dicari atj 2knj 3knj kym plant;五加・五加木;ウコギ科の落葉低木。当て字の由来は「5枚の小葉からなる手のひら状の複葉」だからだろう。中国原産。
うさみ(名字);atj 3knj dicnpn name mkn;※不明;宇佐美・宇佐見;【日本大百科全書(ニッポニカ)「姓名/日本のおもな姓氏」】の解説参考。大百科には「当て字姓」とある。伊豆国田方郡宇佐見庄発祥の族。;
うすべに;atjk 2knj;薄紅;淡紅;デジタル大辞泉「たんこう【淡紅】」=薄い赤色・薄紅うすべに・淡紅色。歌詞「秋桜」。
うそ;atjw 2knj 日常 imegnasi ofcari;嘘;口合・(夏目漱石)虚言;「くちあい(口合い)」という言葉があるが「嘘」という意味は含まれない。一体何を思って表記した当て字なのだろうか? 小説「殺意の接点」。文豪当て字。;kotobank.jp/word/口合-483990
うそつき;atjk 2knj 日常 imegnasi ofcari;嘘付き;嘘吐き;pcで「うそつき」を変換しても「嘘吐き」はないが、デジタル大辞泉の見出しは[嘘吐き]
うた;;歌;(歌詞)旋律;歌詞「運命の鼓動よ」。
うたがい;;疑い;猜疑心;歌詞「DEEN/ひとりじゃない」にて「プライドや猜疑心(うたがい)」
うたかた・うたがた;ssn;泡沫;辞書に(「うたがた」とも)とあるが、現代では一般的ではない。意味「水の上に浮いているあわ・水あわ」があり、それが転じて「はかなく消えやすい物事のたとえ」にも使われる。さらに「あわのはかなく消える」からの連想で「少しの間も・しばらくのまも」の意味。漢語表現「ほうまつ【泡沫】」も「うたかた」と同じ意味。

※十巻本和名抄(934頃)一「霤 潦等附 〈略〉淮南子注云雨〈和名宇太加太〉」
赤染衛門集(11C中)「雨降れば水に浮かべるうたかたの久しからぬは我身なりけり」
※源氏(1001‐14頃)真木柱「ながめする軒のしづくに袖ぬれてうたかた人をしのばざらめや」

うたたね;ssn;転寝・うたた寝・転た寝;仮寝・仮睡・一二三;古今(905‐914)恋二・五五三では「うたたね」表記。意味「1] 寝るとはなしに寝ること。寝床に入らないで、思わず知らずうとうと眠ること。中古では、多く恋の物思いのためにするものとされた。かりね。うたたねむり。」。【こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)】や【中国怪奇小説集:15 池北偶談(清) (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)】では「仮寝」表記。通俗古辞書『運歩色葉集』、『温故知新書』、『伊京集』、『易林本節用集』などでは「一二三」表記※Y!知恵袋参考につき未調査。「一二三」表記で「うたたね」読みは現代でも名字に見られるとか。;kotobank.jp/word/転寝-440173、furigana.info/w/仮寝:うたたね
うち;atj;内(家も当て字)・うち・ウチ;(歌詞)私;歌詞「放(ほか)されて」
うちて;atj 2knj;うちて;打ち手;(高橋雄次郎)打者・(三遊亭円朝)打人;ウチテ=銃砲、石、刃物などをうつ人・太鼓、鐘などをたたいて鳴らす人(その役・うまい人)・面など材料を鍛えて作り出す人・バクチする人・スゴロクする人・碁などをする人。また、前述のことに優れていたり好きだったりする人。空手の手技の一つとしてもウチテというものがあるようだ。

うつくしい;1knj atj;うつくしい;美しい;(人情本 閑情末摘花)美麗しい;人情本・閑情末摘花(1839‐41)初「美麗(うつく)しい」。;
うつくしみ;1knj atj onk;慈しみ;沢;いつくしみ=いつくしび=うつくしび=うつくしみ。書紀(720)神武即位前甲寅年(北野本訓)「沢(うつくしび)」書紀(720)允恭即位前(図書寮本訓)「仁恵(うつくしび)」。;kotobank.jp/word/慈-71676

出典:当て字辞典風 あ行「い」
いつくしみのこころ;1knj atj onk jnk;慈しみの心;仁;いつくしみ=いつくしび=うつくしび=うつくしみ。書紀(720)顕宗即位前一二月(図書寮本訓)「仁(うつくしびのこころ)」;kotobank.jp/word/慈-71676

うっとり;atjk 2knj omp imegnasai;うっとり・ウットリ;恍惚;文豪当て字;20220516
うつる;atjk 2knj imeg ofcnasi;移る;伝染る・感染る;20211101時点のimegで「伝染る・感染る」が5番目あたりの変換候補で出たときは目を疑った。

うに;kym food atjk 2knj;ウニ;雲丹・海胆・海肝・海栗・蕀甲蠃・甲蠃・加世;現代の当て字でよく使われるのが「雲丹」。辞書の漢字表記は「海胆・雲丹」。白水社 中国語辞典「海胆(ピンインhǎidǎn)」で調べてみると、中国語「海胆」も「生き物のウニ」であった。「石陰子・加世(かせ※"がぜ"の場合もあり)」はウニの古称とされる。余談だが、ウニの部位の中で、人が食べてるは生殖器らしい。※出典「maruhide.us/about-sea-urchin/?lang=ja」。ウニのオレンジ色の部分は成熟していない生殖巣(精巣と卵巣)。オスとメスとの区別はほとんどつかない。ファンタジーな かんじ「https://kanji.reader.bz」にて、【ウニ「海栗・海胆・雲丹」の違いと由来】のように、使い分けがどうこう言われてるが、結局「うに」「ウニ」どちらかにすれば問題ない。名詞の区切りが必要ならば「ウニ」がよいだろう。
うぬ;atjk 2knj;己・汝;(永井荷風)自分;腕くらべ(1916‐17)〈永井荷風〉二〇「自分(ウヌ)が先へ立って〜」。

うば;atjk imeg ssn;おおはは(大母);;姥・乳母;辞書の「おおば」「うば」などを調べると、「おおはは→おほば(おおば)→おば→うば」ということがわかる。

【音変化】
出典:精選版 日本国語大辞典「おおば【祖母】」
〘名〙 (「おおはは(大母)」の変化した語)

出典:精選版 日本国語大辞典「うば【姥・祖母・乳母】」
[語誌](1)九世紀に、③④について「オオバ」が見られるが、それが「オバ」を経て「ウバ」になったとみられる。「乳母」の意に用いることが多くなったのは一三世紀以降、特に一七世紀末である。以後、次第に「ウバ」は「乳母」の意に偏り、「祖母」「老婆」の意味を排除するようになったものと考えられる。なお、上代に乳母を意味する語は「チオモ」である。

うまい;atjk 2knj ofcari ddj 日常;旨い;巧い・上手い;「上手」の本来の読みとしては「あげて・うわて・かみて(こうて)」であり、「上手い」は、漢語「じょうず(上手)」、和語「上手」からの当て字だろう。当たり前だが、「うまい」を「上手い」と書く表記は辞書の見出しにされていない。精選版 日本国語大辞典「うまい【旨・甘・味・美】」、デジタル大辞泉「うまい【▽旨い/▽甘い】」が見出し。デジタル大辞泉「うまい【▽旨い/▽甘い】」の意味3は、「巧み・手際よい」の意味であり、そこの表記補足で(「上手い」「巧い」とも書く)とかかれているに過ぎない。ちなみに「巧」の「巧い(うまい)」読みは表外読みである。;「じょうず(上手)」
うまい;atjk 2knj ofcari ddj 日常;旨い・甘い;美味い;「美味」の本来の読みとしては「びみ」であり、「美味い」は、漢語「びみ(美味)」からの当て字。当たり前だが、「うまい」を「美味い」と書く表記は辞書の見出しにされていない。精選版 日本国語大辞典「うまい【旨・甘・味・美】」、デジタル大辞泉「うまい【▽旨い/▽甘い】」が見出し。デジタル大辞泉「うまい【▽旨い/▽甘い】」の意味1は、「食べておいしい」の意味であり、そこの表記補足で(「美味い」とも書く)とかかれているに過ぎない。;kotobank.jp/word/旨・甘・味・美-2011802、kotobank.jp/word/旨い-441301、kotobank.jp/word/上手・揚手-2001343、kotobank.jp/word/上手-162205
うらはずかしい;atj;うらはずかしい;裏恥ずかしい;心恥ずかしい;「うら」を「裏・裡」の見出しで作っている辞書でも、なぜか「うらはずかしい」は当て字の「心恥ずかしい」で収録している。意味「なんとなく恥ずかしい・気恥ずかしい・心に恥ずかしく感じる」。;20230730
うらわかみ;ssn atj knjnasi hrkn;うらわかみ;うら若み;(万葉)浦若見(うらわかみ);うら若み;「うら」部分に漢字表記はない。当て字表記のみ。うらわかみ=若々しいので・若々しくなよやかなので。※万葉(8C後)一一・二六二七「妹(いも)が浦若見(うらわかみ)笑(ゑ)みみ怒りみ著(つ)けし紐解く」。コトバンク上の精選版 日本国語大辞典 「うらわかみ」の見出し漢字表記が【若み】となっている。このせいで「うらわか」に「若」の当て字をしているみたいで、気持ち悪いので修正してほしいところ。そもそも「うらわかい」は、「うら」の後ろに「若い」をつけた表記なのに、なぜ「うらわかみ」は「若み」となるのか謎である。
うろたえる;imeg 2knj atjk;ウロたえる;狼狽る;
うわごと・うはごと・うわこと;ssn atj 1knj 2knj;(語源推測漢字)浮言;(辞書見出し)譫言・譫;漢字ペディア「譫」の訓読みに「うわごと」がある。意味「熱にうかされなどして無意識に口走ることば・筋道のたたない放言・たわごと」であり、浮ついたコトバと考えれば語源推測漢字は「浮言」であるが、断定はできない。俳諧笈の小文(1690‐91頃)「譫言する」。「せんげん【譫言】」というコトバがあり、意味「うわごと・たわごと」であり、その字を当て字したものか。
うわなり;atjk 2knj ddj;うわなり;(不明)none;後妻;笙 (しょう) などの楽器が発する発する不必要な音を「うわなり【上鳴り/表鳴り】」と呼ぶが、それが関係しているかどうかは定かではない(調査中)。;20230823
うわなり;atjk 2knj ddj;うわなり;(不明)none;嫐;歌舞伎十八番の一。後妻 (うわなり) 打ちの風習を題材としたもの。「後妻 (うわなり) 」自体が当て字なので、大本の由来は不明。;20230823

【あ行あ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0aa
【あ行い】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0ai
【あ行う】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0au
【あ行え】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0ae
【あ行お】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0ao

【か行】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0k
【さ行】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0s
【た行】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0t
【な行】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0n
【は行】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0h
【ま行】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0m
【や行】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0y
【ら行】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0r
【わ行】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0w

【記事編集用Link】
https://blog.hatena.ne.jp/peaceheart/onbin.hateblo.jp/edit?entry=4207112889893969894

【KEYWORD ZONE】dic0atj0au
あぎょう、あきよう、アギョウ、agyou、あ行、ア行、秋用
あぎょうう、あきようう、飽きようう、秋用う、アギョウウ、agyouu、あ行う、ア行ウ
あてし、かんしゆくこ、あてじ、かんじゅくご、
当て字辞典、あてじじてん、あてししてん、アテジジテン、atejijitenn、atejijiten、atezizitenn、ateziziten、当て字時点
「当て字辞典N」とも呼びます。※N=Nikannjika=2漢字化。
にかんじか ニカンジカ nikanjika nikannjika nikanzika nikannzika、2漢字化 に漢字化 二漢字化 2漢字か 二漢字か、
日本人当て字好きすぎ問題
"センスある当て字"97
"センスのある当て字"150
"かっこいい当て字"約 83,300 件
"センスいい当て字"
"センス良い当て字"約 3 件
"かっこいい当て字"約 83,300 件
"当て字ダサ"
"ダサい当て字"
"ダサ当て字"6
"ださい当て字"5
"ださ当て字"0
"痛い当て字"
"当て字恥ずかしい"21
"恥ずかしい当て字"148
"センスない当て字"444 11
"センスない当て字"695 11
"センスの無い当て字"66

"かっこ悪い当て字"1
"カッコ悪い当て字"1
"かっこわるい当て字"0
"気持ち悪い当て字"
"当て字気持ち悪い"
"当て字きもい"
"当て字キモい"

"おもしろい当て字"
"面白い当て字"
"オモシロイ当て字"
"すてきな当て字"
"ステキな当て字"