感動詞辞典風・セリフ辞典風「た行」【創作物のセリフ・日本語の感嘆詞(間投詞)】

・とっさに出る音(コトバ含む)
・ドラマ、アニメなどでの定型化したセリフ
　そういったものをまとめる記事です。

【T Ta た】

ただではおかないぞ(おかんぞ)；hrgnooi　mzgk　knjari　ktknari　srh；徒では置かないぞ(置かんぞ)；ただでは置かないぞ(置かんぞ)；あまりに表記ブレが激しいため、まとめきれない。和語の里の記事「ただすま」を見てほしい。；20230625
ただではすまさんぞ・ただではすまさないぞ・ただじゃすまさんぞ(すまさないぞ)；ddj　srh　hrgnooi　ktknnasi　mzgk；徒では済まさんぞ(済まさないぞ)・徒じゃ済まさんぞ(済まさないぞ)；ただでは済まさんぞ(すまさないぞ)・ただじゃ済まさんぞ(すまさないぞ)・ただじゃすまさんぞ(すまさないぞ)；あまりに表記ブレが激しいため、まとめきれない。和語の里の記事「ただすま」を見てほしい。；20230625

だって・だってー；srh；だって・だってー；言い訳する際のコトバ。「だって＋言い訳＋なんだもん。」のような言い回しが多い。「だって」のみで終わり、後ろに言い訳をつけないこともある。言い訳をしていないというワケではなく、わざわざ言っていないだけ。
たまらない・たまんない・たまんねえ；srh；

【T Ti ち】

ちーす；srhtisu；「ちーっす」系かけ声の表記ゆれ。参照「ちーっす」。
ちーっす(アイサツ)；；srhtisu；「ちーっす」系かけ声。類義語・表記ゆれに「ちっす・ちーっす・ちーす・ちぃーす・ちいーっす」などがある。一番多いのは「ちっす」で2番目が「ちーっす」※参照「表記ブレの調査【た行「ち」】」
ちぃーす；srhtisu；「ちーっす」系かけ声の表記ゆれ。参照「ちーっす」。
ちぃーっす；srhtisu；「ちーっす」系かけ声の表記ゆれ。参照「ちーっす」。
ちいっす；srhtisu；「ちーっす」系かけ声の表記ゆれ。参照「ちーっす」。
ちぇすと；srhkk ddj knjnasi；ちぇすと；none；none；ちぇすと・チェスト；［感］詩吟・演説などの高潮した際に、聴衆から発する声援のかけ声。江戸末期ごろ、鹿児島地方からはやった。
ちがうんだよ；srh；言い訳の弁解
ちきしょう・ちきしょー；srh；チキショウ・チッキショー・畜生(ちくしょう)；類語「こんちくしょう」
ち・ちっ(舌打ち)・ちぃーっ；srh；チ・チッ；
ちっす(アイサツ)；；srhtisu；「ちーっす」系かけ声の表記ゆれ。参照「ちーっす」。類義語・表記ゆれに「ちっす・ちーっす・ちーす・ちぃーす・ちいーっす」などがある。「ちーっす」「ちっす」どちらかに偏るというより、平均としては中間くらいの伸ばしかたかもしれない。長音記号「ー」の半分の長さの長音を日本語は表せない。
ちまよったか；srh；
ちわっす；srhtisu；「ちわっす」系かけ声の表記ゆれ。参照「ちわっす」。「ちわっす・こんちわっす・ちゃっす・こんちゃっす・こんちわっす」などの表記ゆれがある。
ちわっす；srhtisu；「ちわっす」系かけ声の表記ゆれ。参照「ちわっす」。
ちゃっす；srhtisu；「ちわっす」系かけ声の表記ゆれ。参照「ちわっす」。

ちょうさやようさ；srhkk ddj knjnasi；ちょうさやようさ；none；none；ちょうさやようさ；［感］重い物、特に山車(だし)などを引くときのかけ声。ちょうさようさ。「こなたは、—というて噺させられい」〈虎寛狂・千鳥〉
ちょりーす；；20211111；ちょりーす・チョリース・ちょりーっす・チョリーッス・ちょりっす・チョリッス；長音「ー」が波線長音「〜」になっている表記もある。例「ちょり〜っす」。ツイート件数では「チョリーッス・チョリース」が多く、次に「ちょりーっす」。ほかは大きな差ナシ※20211111・20220110調べ。ただし、どれも圧倒的というワケでもなく、表記のハヤリスタリで表記件数の比率は変わるだろう。

【T Tu つ】

つまんね・つまらん・つまらない・つまんない；srh；「はあ〜」をつけて「はあ〜つまんね」などとも言う。

【T Te て】

でえ；ssn knjnasi srh hnsknd；でえ・デエ；人を誘いうながす時にいう語で、「それでは・どれ・さあ」のような意味。浄瑠璃・摂津国長柄人柱（1727）四「娘釜の下焚いて大黒になるなよ。デエ息継(いきつぎ)に茶一つ」
※浄瑠璃・苅萱桑門筑紫𨏍（1735）三「白羽の矢が邪魔になり、仰向に寝る勝手が悪くば、デエ抜いて進ぜん」
では(では・それでは・それでしたら)；srh；相手が提案してきた際に、それに答える際に「では・それでは・それでしたら」から始める。例「では、お願いいたします」「それでは、いただきます」「それでしたら、麦茶をお願いいたします」など。
ではでは；mlt knjnasi srh；none；ではでは・デハデハ；例「ではでは、これにて失礼します」。「ではでは」のみで「これにて失礼します」のニュアンスがあるので、「ではでは」と言って帰る人もいる。
てんではなしにならない(〜ねえな)；srh；てんで話にならない(〜ねえな)；

【T To と】

と、いいますと？；；と、言いますと？
と、おっしゃいますと？；；と、おっしゃいますと？
と、もうしますと？；；と、申しますと？；現状の謙譲表現としては、目上に「と、申しますと？」と聞くのは間違いだが、この場合に限っては定型化しているためか、他の表現で目上に「申し」を使うときよりは非難の対象になりにくい。

どう；；srhkk ddj knjnasi；どう；none；none；どう；［感］馬を制止するときに発するかけ声。「はい—、—」
どうどう；srhkk ddj knjnasi；どうどう；none；none；どうどう；［感］馬・牛を御するとき、とくに、制止するときのかけ声。「はいし—」
どすこい；srhkk ddj knjnasi；どすこい；none；none；どすこい；［感］相撲甚句のかけ声。「どっこい」が転じたもの。
どっこい；srhkk ddj knjnasi；どっこい；none；none；どっこい；［感］１力を入れて何かをするときのかけ声。どっこいしょ。「うんとこ—、うんとこな」２相手の意図をさえぎり止めるときに発する語。「—、そうはさせない」３民謡などの囃子詞(はやしことば)

どうでもいいけど(本当にどうでもいい)；srh；どうでも良いけど；どうでもいいと言いつつも、本心ではどうでもよくないと思ってたり、どうでもいいとは無関係の文脈で使われるセリフだが、本当にどうでもと思って使う人もいる。例「どうでもいいけど、早くしてくれない？」といった場合は、あなたの事情や言い訳は「どうでもいい」、急いで返事や出かける準備をしてくれと急かすような文で使われる。

どうでもいいけど(どうでもよくない・唐突な話の切り出し)；srh；どうでも良いけど；この場合の「どうでもいい」というのは「関係ないことなんだけど」に近い。前後の文脈なしに、唐突に使われることもある。例「どうでもいいけど、あの店の料理メチャクチャうまいよね」。メチャクチャうまいという事実は、話し手にとっては、どうでもいいことではないハズなので、どうでもいいとつけるのは、唐突な話の切り出しをしたいためである。

どうでもいいけど(どうでもよくない・関係ある)；srh；どうでも良いけど；どうでもいいと言いつつも、「本心ではその話題について、メチャクチャ気になっていて、考えている人」が使うこともある。ある会社の不祥事のニュースを見て、「どうでもいいけど、こんな不祥事を起こしたのに、この会社のCMまだ流れているじゃないか、会社としての今後を見据えるならCM取り下げるべき」と言った人がいるとする。関係ある話をしている上に、どうでもいいと無関心を装いつつもしっかり考えている人が使うセリフでもあるということ。
どうも・どうもどうも；srhkk ddj；どうも・どうもどうも；none；none；どうも・どうもどうも；精選版日本国語大辞典「どうも」における意味④と⑤が挨拶言葉に当てはまる。「どう申し上げようもないほど」の意から「感謝したり詫びたりする気持を含む挨拶」に用いる。内容を省略し、「どうもどうも」と重ねて用いることも多い。「あいまい挨拶」「安易な挨拶」のことばとして用いる。[初出の実例]「いやどうも倉瀬君、寔に失敬を致しました。大変にお待せ申して」(出典：当世書生気質（1885‐86）〈坪内逍遙〉一六)。[初出の実例]「貴方、先日は如何(ドウ)も。熱いのね。姉さん」(出典：多情多恨（1896）〈尾崎紅葉〉後)。；https://kotobank.jp/word/%E3%81%A9%E3%81%86%E3%82%82-581516

出典：精選版日本国語大辞典「どうも」
④ ( どう申し上げようもないほど、の意から ) 感謝したり詫びたりする気持を含む挨拶に用いる。内容を省略し、「どうもどうも」と重ねて用いることも多い。
[初出の実例]「いやどうも倉瀬君、寔に失敬を致しました。大変にお待せ申して」(出典：当世書生気質（1885‐86）〈坪内逍遙〉一六)
⑤ あいまいな、または安易な挨拶のことばとして用いる。
[初出の実例]「貴方、先日は如何(ドウ)も。熱いのね。姉さん」(出典：多情多恨（1896）〈尾崎紅葉〉後)

どうも〜ようだ

ところがどっこい；srh knjnasi ompmkn；ところがどっこい；none；none；ところがどっこい・トコロガドッコイ；意味「ところが」。「ところが、〇〇だった」のように「ところがどっこい、〇〇だった」と使える。用法の差として、「ところがどっこい」に敬語的な側面は感じられなく、「ところがどっこい、〇〇でした」という文になると違和感が生まれる。ところがどっこい＝カジュアルな用法が基本。「ところがどっこい」のあとにコトバが続くのが基本だが、続いたとしても「ところがどっこい」のあとに間を大きく開けることがある。これは「ところが」の場合、間を大きくは開けることは少ないので、これも用法の違いだろう。「どっこい」はオノマトペ扱いするかどうかは断定は難しい。
どっこいしょ；srh knjnasi ompmkn；どっこいしょ；none；none；どっこいしょ・ドッコイショ；意味「力を入れたり、はずみをつけて動いたりするときに発することば・民謡などのはやしことば」。類語「よいしょ・どっことな・どっこいな」。「どっこい」はオノマトペ扱いするかどうかは断定は難しい。；https://kotobank.jp/word/%E3%81%A9%E3%81%A3%E3%81%93%E3%81%84%E3%81%97%E3%82%87-583963
とっととうせな(〜ろ)；srh；類義語「とっととかえりな(とっとと帰りな)」
とっととかえりな(〜ろ)；srh；とっとと帰りな；類義語「とっととうせな(とっとと失せな)」
とほほ；ssn srh；とほほ；none；none；とほほ・トホホ；〘感動〙情けなくみじめな気持になった時などに発することば。例「とほほ、みっともないミスして恥ずかしい」
どれ(ようし・さあ・ほら)；srh hrknooi；none；何れ；どれ；状況に応じて、改めて行動をおこすときなどに発する語。自分だけでなく、相手の行動を促す際にも用いる。類語「ようし・さあ」。「どれ、やるか＝ようし、やるか」の意味。「どれ、やってみな＝ほらやってみな・さあやってみな」の意味。虎明本狂言・若市（室町末‐近世初）「どれおこせひ」。
どれ・どうれ・どうれい；srh hrknooi；none；何れ・どうれ・どうれい；どれ・どうれ・どうれい；精選版日本国語大辞典「どうれ」では【「どれ」の変化した語】とある。訪問者が案内を請うた時、家人がそれに答えることば。文献　咄本・聞上手（1773）声の薬。
どれどれ；mlt2　srh　hrgnooi　ktkn knjsukunai imegnasi；何れ何れ；どれどれ・ドレドレ；「何れ何れ」表記は「いずれいずれ・どれどれ」と読みが紛らわしいため用いないのが普通。中二病・漢字崇拝者向けの表記。そして、GoogleIMEですら「どれ・どれどれ」の変換候補に「何れ・何れ何れ」はない。；20221207；https://kotobank.jp/word/%E4%BD%95%E4%BD%95-589295
どれどれ(ようし・さあ・ほら)；mlt2　srh　hrgnooi　ktkn knjsukunai imegnasi；何れ何れ；どれどれ・ドレドレ；「どれ(ようし・さあ・ほら)」を強めたいい方。相手を促したり、自らはずみをつけて何かをしたりするときに発することば。「どれどれ、走ってみな＝ほら、走ってみなさい」。

20220102
"どれどれ"約 4,900,000 件
"何れ何れ"約 1,070
参考記録：
「"ドレドレ"約 147,000 件」だったが、商品名や音色の「ドレミファソ～」からなる「ドレドレ」だったりの記事がほとんど。しかし、後述のTweet数の検索では一ヶ月に668件も使われている。しかも、しっかりと「どれ見せてみて」「どれなの？」「試してみるか」などの意味で用いられている。
Yahoo!リアルタイム検索 30日分@2022102
どれどれ14,423件
ドレドレ668件
何れ何れ　5件

【T Ta た】
【T Ti ち】
【T Tu つ】
【T Te て】
【T To と】

【記事編集用Link】
https://blog.hatena.ne.jp/peaceheart/onbin.hateblo.jp/edit?entry=135741764381006748

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