和語の里(Wagonosato) - 日本語・データ化・考察 -

やまとことば・和語・日本語に関する情報をデータ化・日本語の問題点解説。語彙力・難読漢字クイズなどによる教養アオリの否定など。

オノマトペ辞典風【た行】。ギョッ・クルクル・ゴタツク。などの日本語の擬声語・擬音語・擬態語 まとめ


【あ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0omp0aa
【か】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0omp0ka
【さ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0omp0sa
【た】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0omp0ta
【な】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0omp0na
【は】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0omp0ha
【ま】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0omp0ma
【や】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0omp0ya
【ら】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0omp0ra
【わ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0omp0wa

【T Ta た】

たおたお・たをたを;mlt kngnasi;none;タオタオ;「たをたを・たおたお」参照
たがたが;ssn mlt omp hrkn hnshuku knjnasi;none;たがたが;① 幼児の歩くさま、足もとのたしかでないさまを表わす語。② 落ち着かず忙しそうなさまを表わす語。
たぎたぎし(デコボコ);ssn omp mlt hrkn hns形シク;たぎたぎし(デコボコ)=道路などに、でこぼこや高低のあるさま。精選版 日本国語大辞典「たぎたぎし」意味①にあたる。常陸風土記(717‐724頃)には、「悪しき路の義を取りて、当麻(たぎま)と謂ふ。〈俗、多支多支斯(タギタギシ)と云ふ〉」とあることから、当時は「たぎたぎし=俗的な言い方」で「たぎま」が俗的ではない言い方だったと辞書上の譲歩では考えられる。
たぎたぎし(タドタドシイ);ssn omp mlt hrkn;たぎたぎし⇔たどたどし;たぎたぎし(タドタドシイ)=足がよくきかず、たどたどしい。精選版 日本国語大辞典「たぎたぎし」意味② この意味は現代のたどたどしいに通ずることから、ナマリの類いだろうと思われる。また、デコボコを意味する「たぎたぎし(デコボコ)」とも通ずる。どちらも「滑らかに進むことできない」という点で通ずる。
たじたじ・たぢたぢ;mlt ktk nok;タジタジ・タヂタヂ;たじたじ
たぷたぷ・たぶたぶ;omp mlt hrkn hnshuku;① 液体が容器に豊富にあって、揺れ動くさまを表わす語。たぶたぶ。② やわらかくふくらんで揺れ動くさまを表わす語。青べか物語(1960)〈山本周五郎〉白い人たち「たぷたぷと揺れる乳房」。
たゆたゆ・たゆんたゆん;nok mlt hrg;タユンタユン
たるたる・たるんたるん;mlt hrkt;たるたる・たるんたるん・垂る垂る・垂るん垂るん;お腹のタルタルのみカタカナ「タルタル」が多い。「たるんたるん・タルンタルン」は僅差。
たおたお・たをたを;ssn omp mlt hnshukusi hrkn;none;辞書の「たおたお」には漢字表記ナシ。辞書にて【「たわたわ」の変化した語という】とある。意味「しなやかなさま・柔らかにたわむさま・たおやか」。源氏(1001‐14頃)竹河「柳の緑のやうに、たをたをとたゆみ」。銀の匙(1913‐15)〈中勘助〉後「たをたをと羽ばたいて」。
たかたか;ssn omp mlt hnshukusi hrkn;none;辞書の「たおたお」には漢字表記ナシ。子どもなどが足音高く走っているさまを表わす語。清経入水(1969)〈秦恒平〉二「黒い小さな影が幾つもたかたか駆け寄って来た」のように、影などの非物質にも使われている※影の正体が人という話ならば、それが前提だが、やはり対象は非物質。オトイミニ「とことこ・てくてく・どこどこ」。
精選版 日本国語大辞典「たゆた」の解説
たゆた・たゆだ・たゆたに・たゆだに;ssn seidaku hns形動;絶谷(たゆたに);たゆた・たゆだ・たゆたに・たゆだに;たゆた=気持がゆれて定まらないさま・心がゆれ動いて止まらないさま。多く「ゆたにたゆた」「ゆたのたゆた」の形で用いる。
※万葉(8C後)七・一三五二「吾が心ゆたに絶谷(たゆたに)浮き蓴(ぬなは)辺にも沖にも寄りかつましじ」。辞書に【中世「たゆだ」とも】とある。
だんまり;ompgiji;onomatopiaの疑似タイプ。声を塞ぐ意味の「だまり」のナマリ「だんまり」。
たよたよ・だよだよ(〜と);ssn omp mlt hnshukusi hrkn;none;辞書の「たよたよ」には漢字表記ナシ。辞書にて【「たよだよ」とも】とある。意味「しなやかであるさま・なよなよ・元気のないさま・弱々しいさま」。玉塵抄(1563)五「身もほそうたよたよとしたぞ」。光悦本謡曲・鉄輪(1488頃)「ちからもたよたよと」。
たをたを・たおたお;mlt kngnasi wiwe dickgj hnshuku;タヲタヲ・タオタオ;辞書には「しなやかに。ものやわらかに。なよなよ(と)。」の意味が書かれている。例「たをたをした枝=しなやかな枝」。使われていた源氏物語 夕顔では、「細やかにたをたをとして」という用法がある。

【T Ti ち】

ちがりちがり・ちがりちがりと・ちかりちかり・ちかりちかりと;mlt omp knjnasi ssn seidaku hnshuku;none;精選版 日本国語大辞典「ちがりちがり」にて【「ちかりちかり」とも】とある。一方の足をひきずって歩くさまを表わす語。虎明本狂言・飛越(室町末‐近世初)「ちかりちかり」。
ちぐはぐ;mlt omp hrkt knjnasi;none;チグハグ
ちゃんちゃらおかしい;ddj hrkn omp;ちゃんちゃらおかしい;none;ちゃんちゃら可笑しい;[形]とるにたりないことである。大変こっけいである。笑止千万だ。「そんな話は―・くって聞けやしない」。「ちゃんちゃら」は「ちゃらちゃら」の意味3・5あたりだろうか。
ちゃちゃいれる;mlt ktkn knjoome;茶々入れる・茶々淹れる・茶茶入れる・茶茶淹れる
ちゅうちゅう・ちゅーちゅー・ちゅっちゅ;hrkt;チュウチュウ・チューチュー・チュッチュ
ちゅるちゅる;hrkt;チュルチュル
ちょいちょい;nok mlt hrg;チョイチョイ;
ちょきちょき;nok mlt ktk;チョキチョキ;
ちょくちょく;nok mlt hrg;チョクチョク;
ちょこちょこ;nok mlt hrg;チョコチョコ;
ちょちょい;nok mlt hrkt;チョチョイ;
ちょちょいのちょい;nok mlt ktk;チョチョイのチョイ;
ちょっかい;hrk nok;チョッカイ;ちょっかい
ちょびちょび;hrk mlt nok;チョビチョビ
ちょびっと;hrk mlt nok; チョビっと・チョビッと
ちりちり;omp mlt knjnasi;none;ちりちり・チリチリ;例「髪の毛がチリチリになる」=髪の毛がパーマがかかったようにクネクネになる
・傷んだ髪のように整っていない髪になる。
ちりぢり・ちりじり・ちりちり;mlt hrkn knj;散り散り;ちりぢり・ちりじり・ちりちり;散ってばらばらになること。はなればなれになること。わかれわかれになること。また、そのさま。葉や花が散ること、また、そのように落ちぶれたり乱れたりしていくことにもいう。辞書上の見出しでは「ちりぢり」と連濁しか載っていないが、出典文の1つ徒然草(1331頃)三〇では「ちりちり」表記。ひらがな表記もあり、古今(905‐914)雑体・一〇〇六も浮世草子・好色盛衰記(1688)三も「ちりぢり」表記。関連語「おのがちりぢり【己が散散】=各人が思い思いの方向に散るさま・てんでんばらばら※ssn」。;kotobank.jp/word/散散-513494
ぢりぢりまい・じりじりまい;ssn mlt knjnasi omp;ヂリヂリマイ・ジリジリマイ=時間がなかったり、物事が急であったりしてあわてて物事をすること。類語「きりきりまい・てんてこまい」。見出しは「じりじり舞」のみだが、出典文献の表記は「ぢりぢりまい」である。浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)一「先には和田が仁王立ち左(ひだり)義盛右巴。一(ひとつ)巴にくるくるとぢりぢりまいする井上次郎」。
ちんまり

【T Tu つ】

【T Te て】

てきぱき・てきはき;knjnasi atjk 2knj omp seidaku;none;(アントン・チェーホフ)敏捷・(島崎藤村)明白;てきぱき・テキパキ;文献 六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)、破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)。精選版 日本国語大辞典では【「てきはき」とも】とある※授業編(1783)一〇では「てきはき」表記、滑稽本浮世風呂(1809‐13)四と桑の実(1913)〈鈴木三重吉〉一では「てきぱき」表記。意味「事柄がとどこおりなく素早く進展するさま・動作の機敏なさま・言葉や態度などがはっきりしているさま」。

【T To と】

どたばた(ぶつかる);knjnasi ssn omp mltgiji hnshuku atj 3knj;どたばた;none;鼓沓然;どたばた・ドタバタ;「どたばた(はしりまわる)・どたばた(はしりまわる)」は近い意味。物がつづけざまにぶつかる音、走り回ったり、とっ組み合いをしたり、あばれ騒いだりして、荒々しくたてる音、また、そういうさまを表わす語。俳諧・七番日記‐文化一二年(1815)八月「どたばたは婆々の砧としられたり」。

どたばた(はしりまわる);knjnasi ddj omp mltgiji hnshuku atj 3knj;どたばた;none;鼓沓然;どたばた・ドタバタ;「どたばた(はしりまわる)・どたばた(はしりまわる)」は近い意味。意味「騒がしく走り回ったりあばれたりする音・さま」。例「子供たちがどたばた(と)はしゃぎ回る」「どたばたしてはいけません」。【ノンシャラン道中記:03 謝肉祭の支那服 ――地中海避寒地の巻―― (新字新仮名) / 久生十蘭(著)】にて「鼓沓然鞄(どたばたかばん)」表記。「鼓沓然」で「どたばた」を表現している。日本漢字能力検定協会 漢字ペディア「鼓(つづみ)」の「たたく」の意味、「沓(つく)」の「はきもの・こみあう・よくしゃべるさま」の意味、「然(ぜん)」の「状態を表す形容詞のあとに添える語」との意味からの当て字だろう。とはいえ、ムリヤリ感は否めない。
どたばた(あわてふためく);knjnasi ddj omp mltgiji hnshuku;どたばた;none;none;どたばた・ドタバタ;あわてふためくさまを表わす語。「朝寝坊してどたばたしながら準備する」。
どたばた(ドタバタ喜劇);knjnasi ddj omp mltgiji hnsm;どたばた;none;none;どたばた・ドタバタ;「どたばた喜劇」の略。「どたばたを演じる」。狂風記(1971‐80)〈石川淳〉三二「『晩までにいそいであたらしいホンを一つ書かなくちゃ』『うれしい。またドタバタにして下さるわね』」。

どたばた(ドタバタ騒ぎ);knjnasi ssn omp mltgiji hnsm;どたばた;none;none;どたばた・ドタバタ;「どたばた騒ぎ」の略。思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉七「二階も落つる様な相撲柔術のどたばたを、やったり」。
どんたくれ;ssn ompgj ompmkn;none;none;どんたくれ;意味「おろか者・ばかもの」。別名「ひょうたくれん」。洒落本・船頭部屋(19C初)七軒堀親里の套「いい子のふりはよしにしや、どんたくれめ、いめいましいはヱィ」。

【あ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0omp0aa
【か】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0omp0ka
【さ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0omp0sa
【た】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0omp0ta
【な】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0omp0na
【は】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0omp0ha
【ま】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0omp0ma
【や】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0omp0ya
【ら】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0omp0ra
【わ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0omp0wa

▼予定

このデータを最終的に、
・子音ごとに検索できるようにする
知名度(認知度)や使用頻度などをタグ付け
知名度の高い子音はどれかを抜き出す

【記事編集用Link】
https://blog.hatena.ne.jp/peaceheart/onbin.hateblo.jp/edit?entry=4207112889937083224

同時更新
【たち】
https://blog.hatena.ne.jp/peaceheart/onbin.hateblo.jp/edit?entry=4207112889898542020

【KEYWORD ZONE】dic0omp0ta
たぎょう、タギョウ、たきよう、滝用、tagyou、た行、タ行
たぎょうた、タギョウタ、たきようた、滝用た、滝陽太、tagyouta、た行た、タ行た、タ行タ
たぎょうち、たきようち、滝用ち、滝用地、タギョウチ、tagyouti、た行ち、タ行チ
たぎょうつ、たきようつ、滝用つ、タギョウツ、tagyoutu、た行つ、タ行ツ
たぎょうて、たきようて、滝用て、タギョウテ、tagyoute、た行て、タ行テ
たぎょうと、たきようと、タギョウト、tagyouto、た行と、タ行ト
Onomatopée、Onomatope、おのまとぺ、おのまとへ、オノマトペ、Onomatopée辞典、onomatopejitenn、おのまとぺじてん、おのまとへしてん、オノマトペジテン、オノマトペ辞典。