
このページにまとめてる「畳語」と「色々」「近々」「転々」などの同じ音で同じ意味の繰り返しからなる言葉です。同じ音の繰り返しでも「四肢(シシ)」のような前後が大きく異なる意味の場合は、「畳語」として扱っていません※。
※精選版 日本国語大辞典「畳語」にも「同一の単語を重ねて一語とした複合語」と書かれており、ただ同音なだけでなく「同一の単語=同じ意味の単語」である必要があると考えられる。同音と言っても、「近々(ちかぢか)」のように発音上(フリガナ上)、連濁が起こるものも畳語である。
【N Na な】
ナアナア;なあなあ;ddj mlt;naanaa;none;none;なあなあ・なーなー・ナアナア・ナーナー;《感動詞「なあ」を重ねたものから》相手と適当に折り合いをつけて、いい加減に済ませること。「—で話をつける」「—の間柄」;20250129;
ナイナイ;ないない;ssn mlt2 srhk hnsknd knjnasi;nainai;none;none;ないない・ナイナイ; 感動詞「ない」を重ねた語。はいはい。初出「ナイないないとさしよれば」(出典:浄瑠璃・蘆屋道満大内鑑(1734)一。「『小桶で汲で行てお明なさい』『ナイナイ』」※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前。
ナイナイ;ないない;ssn mlt2 srhk hnsm knjnasi;nainai;none;none;ないない・ナイナイ; かみくだくこと。母親や乳母などが自分でかみくだいて幼児に与える際にいった語。初出「此丸子をおれが口中でないないして、そもじに口写で」※歌舞伎・傾城黄金鱐(1782)五幕。;https://kotobank.jp/word/%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84-2068809
無い無いないない;ssn mlt2 srhk yoji;nainai;無い無い;none;ナイナイ・ないない;「ない(無)」を重ねた語。しまうこと、かくすことをいう幼児語。初出「『ナイナイしませう』と、お雪は懐を掻合せ乍ら子供に言った」※家(1910‐11)〈島崎藤村〉下。
萎え萎え・萎々;なえなえ;ssn mlt2;naenae;萎え萎え・萎々・萎萎;none;なえなえ;〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) なえてくたくたになっているさま。ひどくなえているさま。力なくぐったりとしているさま。初出「いつもなえなえとやつれなし給へるに」(出典:承応版狭衣物語(1069‐77頃か)一)。
尚々・猶々;なおなお;ddj mlt2;naonao;尚々・尚尚・猶猶・猶々;none;なおなお;《「なお」を重ねて強めた語》 [副] 1 ますます。さらに。「—努力が求められる」2 まだやはり。依然として。「—も康頼を恋しと思しめされん時は」〈延慶本平家・一末〉。[接]手紙文などの最後に別の事柄を追加するときに用いる。加えて。「—、品物は明日お送り申し上げます」。接続用法は鎌倉時代でも見られた。;20250129;猶々-2068880
直々・直直;なおなお;mlt dakun ssn;naonao;直々・直直;none;なおなお;〘形動〙 「なお(直)」を強めた言い方。まっすぐなさま。すなおなさま。従順なさま。※万葉(8C後)五・八〇一「ひさかたの天路は遠し奈保奈保爾(ナホナホニ)家に帰りて業(なり)をしまさに」。;20230726
なおなおがき;mlt dakur ssn;なおなおがき;尚尚書き・尚々書き;〘名〙① 手紙などで、本文に書き落とした事柄を後から書き加えること。また、その文章。宛名の後ろに、一字半ぶんだけ下げて書き、また、行間や本文の前に書くこともある。候文の手紙で、「尚々(なおなお)」と最初に書いたところからいう。追書(おってがき)。追伸。二伸。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕、② (①がつけたしに書かれるところから) つけたし。つけたり。物事のついで。※雑俳・柳多留拾遺(1801)巻一四上「角町(すみちゃう)はなをなを書に見物し」。
なおなおし;mlt dakun ssn;なおなおし;直々し・直直し・(蜻蛉)なほなほし・(源氏)なをなをし;すべてが平均的であって、よくも悪くもない時にいう。いかにも平常であるさま。平凡なさま。※蜻蛉(974頃)下「かへりごと、なほなほし」。転じて「平凡でよくない」という評価を込めて用いられる。つまらない、劣っている、賤しいなど。※源氏(1001‐14頃)若菜上「なをなをしく下れるきはのすき物どもに」。
中中・中々;なかなか;mlt hrknooi hnshuku;nakanaka;中中・中々;none;なかなか・ナカナカ;。
なぜなぜ分析;なぜなぜぶんせき;ssn hknjooi hnsm mlt2 mltadd;nazenazebunnseki;none;何故何故分析;なぜなぜ分析・ナゼナゼ分析・なぜなぜぶんせき;「なぜ?」という問いを論理的に積み重ね、問題やトラブルが発生した原因を掘り下げ、有効な対策を導き出す分析。もともと自動車産業などの生産現場で実践されていた。近年はカスタマーセンター・システム関連など、製造部門以外の分野や業種にも浸透していっている。参考「人事労務用語辞典」。(2011/4/18掲載)。20260120時点のGoogle件数は「なぜなぜ分析」が約 56,600 件で、「ナゼナゼ分析・何故何故分析」は500件に満たないので、100倍以上の差になっている。;https://kotobank.jp/word/%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%81%AA%E3%81%9C%E5%88%86%E6%9E%90-802240;20260120
なになに(どういうことかな);ddj srh mlt2 hrkn knj;何何・何々;却々;なになに;書かれた文字・話されていることに関して、「どういうコトなのかな」という意識のもと発する語※情報・イキサツ・状況など。「何何、いったい何の用かな」。現代の時点で、目下のものが目上に使うことはないが、目上のものから渡された書類を見る際に、ヒトリ言のように小さめの声で発することはある。目上が目下の持ってきた書類を見るときなどに使う場合は、大きな声で「なになに」と発することも許容されている。;https://kotobank.jp/word/%E4%BD%95%E4%BD%95-589295
なになに(再び聞き出す);ddj srh mlt hrkn knj;何何・何々;なになに;「何何、もう1回言ってもらえるか?」のように、相手の言ったことを受け、もう一度聞き出す際に発する。「なになに」を頭につけ、次に質問を続ける。それを確認、反問しようとするときに発する語。
なになに(前を否定);ddj srh hrkn knj;何何・何々;前の事柄を否定して、自分の考えなどを述べようとするときに発する語。「何何、一晩くらい寝なくとも大丈夫だ」。このときの状況や心情を限定化したものが「なになに(前を否定し強がり)」の用法。
なになに(前を否定し強がり);ddj srh mlt hrkn knj;何何・何々;なになに;明日に試験を控えているのに勉強をしてない人のセリフの場合、「何何、勉強をしてないけど、得意な科目だから大丈夫。」のような強がりとして用いる。強がりなので「大丈夫」と言いつつも不安である背景がある上で言うセリフ。
何にまれ何にまれ;なににまれなににまれ;ssn onbs mlt5 mltlong hknjooi;naninimarenaninimare;何にまれ何にまれ;none;なににまれなににまれ;音変化「なににもあれ→なににまれ」※辞書より。「宇津保物語(970‐999頃)俊蔭」にて、「なににまれなににまれ」の使用が見られるが、未立項。意味は「何にまれ」を転用。意味「事物を非選択的に受け入れる気持ち」。「どんなものでも・どれと限らず」。初出「なににまれなににまれ、あらむものを、いかにもいかにもしなして」※宇津保物語(970‐999頃)俊蔭。。厳密には畳語とは言えない繰り返しかもしれない。;;https://kotobank.jp/word/%E4%BD%95%E3%81%AB%E3%81%BE%E3%82%8C-589297
何にまれ;なににまれ;ssn onbs hknjooi;naninimare;何にまれ;none;なににまれ;音変化「なににもあれ→なににまれ」※辞書より。意味「事物を非選択的に受け入れる気持ち」。「どんなものでも・どれと限らず」。初出「宇津保物語(970‐999頃)俊蔭」にて、「なににまれなににまれ、あらむものを、いかにもいかにもしなして」。;https://kotobank.jp/word/%E4%BD%95%E3%81%AB%E3%81%BE%E3%82%8C-589297
なふさなふさ・のうさのうさ・なうさなうさ;ssn knjnasi hns形動 atjk 2knj mlt;none;のうさのうさ・なうさなうさ・なふさなふさ;(和漢朗詠)随分;① 身のほどに従ってするさま。時に応じてするさま。和漢朗詠(1018頃)下「随分(なふさなふさ)の管絃は還って自ら足んぬ 等閑(なほざり)がてらの篇詠は人に知られたり〈白居易〉」② 身に負えるだけするさま。それぞれに応じて精一杯にするさま。南海寄帰内法伝平安後期点(1050頃)二「若し随分(ナフサナフサニ)経求せずは、命を活すること路(ところ)無けむ」
なかなか;atj 2knj;中々;却却・(志賀直哉)却々;なかなか成功しない;中(なか)=モノの中身・複数のモノや位置の中間や中間付近(場合により端以外すべて)。予想を上回るさま・簡単にはいかないさま。文豪当て字「志賀直哉」。;kotobank.jp/word/中中-587944
ながなが;;長々(ながなが) きわめて長いさまなくなく;泣く泣く;泣きたいほど辛い気持ちで・泣きながら
などなど;ofcn mlt kng;等々;日本人は漢語崇拝なので「等々」は「とうとう」と読まないとダサいみたいな風潮にあり、それが法令文にも影響が出ている。
七日七日;なぬかなぬか(7日ごと);ssn mlt3 hknj;nanukananuka;七日七日・七日々々;none;なぬかなぬか;① 七日ごと・七日目ごと・各週・毎週。初出「冥途にて娑婆世界の罪人を、なぬかなぬかに十王の手にわたさるらんも」(出典:平家物語(13C前)一〇)。;https://kotobank.jp/word/%E4%B8%83%E6%97%A5%E4%B8%83%E6%97%A5-589344
七日七日;なぬかなぬか(供養の日);ssn mlt3 hknj;nanukananuka;七日七日・七日々々;none;なぬかなぬか;② 人の死後、初七日から四十九日まで、七日目ごとに営む死者の供養や日。なぬかのわざ。初出「七日七日に仏書かせても」※源氏物語(1001‐14頃)夕顔。;https://kotobank.jp/word/%E4%B8%83%E6%97%A5%E4%B8%83%E6%97%A5-589344
ナビナビ・ナビナビと;なびなび・なびなびと;ssn omp mlt hnshuku knjnasi;nabinabi;none;none;なびなび・なびなびと;① のびのびとして、感じのやわらかなさま、流麗なさまを表わす語。〔名語記(1275)〕。花鏡(1424)幽玄之入事「又、音曲において、節かかり美しく下りて、なひなひと聞こえたらんは」。② こまごましていないさま、曲折を尽くしていないさま、鷹揚(おうよう)なさまなどを表わす語。のびのび。正徹物語(1448‐50頃)下「初心にては、二字題などのなひなひとしたるにて読みつきたるがよき也」。
成り成る;なりなる;ssn mltgiji;narinaru;成り成る;(オヌカ)成々・成成;none;① できあがる。完成する。[初出の実例]「吾が身は成成(ナリナリ)て成り合はざる処一処(ひとところ)在(あ)り」(出典:古事記(712)上(道祥本訓))。② 順次になる。なった上に、さらになる。[初出の実例]「なりなりて元に落ぬる人をこそ色好みとは云ふべかりけれ」(出典:忠見集(960頃))。
何の何の;なんのなんの;ssn mlt3 josiari;nannnonannno;何の何の;none;なんのなんの・何の何の;「なんの(何━)[ 二 ]」を強めていう語。初出「斯う御均当になさるるに、なんのなんの云ひ分がござりませう」※歌舞伎・三千世界商往来(1772)三。;https://kotobank.jp/word/%E4%BD%95%E3%81%AE%E4%BD%95%E3%81%AE-2070577
次の語はニセ畳語
垂んとする;なりなんとす→なんなんとする;ssn ddj mltnise onbn;narinanntosu→nannnanntosu;成りなんとす→成んなんとする;(見出し)垂んとする・(初出)向なむとす;なりなんとする・なんなんとする;デジタル大辞泉で《「なりなんとす」の音変化》とある。なんなんとする=その状態になろうとしている・もう少しでそれに及ぼうとする。「なりなんとす」の由来《動詞「なる(成)」の連用形に、完了の助動詞「ぬ」の未然形「な」、推量の助動詞「ん(む)」、さらに格助詞「と」、動詞「す(為)」がついたもの》で、漢語の「垂」などの副詞的用法にあてられて固定した訓で、「なんなんとす」が普通の形。初出「獲たる所の経論七百部に向(ナン)なむとす」※大慈恩寺三蔵法師伝承徳三年点(1099)八。初出「はかなくなりなんとすらん」※源氏物語(1001‐14頃)宿木。;https://kotobank.jp/word/%E5%9E%82%E3%82%8A%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A8%E3%81%99-2070361、https://kotobank.jp/word/%E5%9E%82%E3%82%93%E3%81%A8%E3%81%99%E3%82%8B-590691
【N Ni に】
ニニと;ににと;ssn mlt1 mltex knjnasi omp;ninito;none;none;ニニと・ににと;〘 副詞 〙ににと=にっこと。初出「ににと笑てきき入れぬは」(出典:両足院本毛詩抄(1535頃)二)。
ニコニコ;にこにこ;mlt2;nikoniko;none;欣々・和々;にこにこ・ニコニコ;
ニシニシ;にしにし;ssn mlt knjnasi omp;nisinisi;none;none;にしにし・ニシニシ;〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) しみじみと見つめるさまを表わす語。とっくり。[初出の実例]「顔がにしにしと見たい事やと這い寄りて」(出典:浄瑠璃・八百屋お七(1731頃か)中)
ニタニタ(笑い方);にたにた;ssn omp;nitanita;none;none;にたにた・ニタニタ;① 声をたてないで顔だけで笑うさまを表わす語。にたりにたり。初出「にたにた笑ふと」※松翁道話(1814‐46)一。
ニタニタ(粘り気);にたにた;ssn omp;nitanita;none;none;にたにた・ニタニタ;② 湿気やねばり気があって、柔らかなさまを表わす語。「にちゃにちゃ・ねちゃねちゃ」とも。〔名語記(1275)〕。初出「にたにたとゑのぐにねりて」※狂歌・卜養狂歌集(1681頃)夏。
ニチャニチャ・ニチャニチャと;にちゃにちゃ;ssn hknjooi knjnasi hnsh omp mlt2;nityanitya;none;none;ニチャニチャ・ニチャニチャと・にちゃにちゃ;① 唾液(だえき)まじりの音をたててかんだり食べたりするさまを表わす語。初出「目見へ下女飯をにちゃにちゃしあんする」(出典:雑俳・柳多留‐三五(1806))。② ねばりけのあるものが気味悪くくっつくさま、また、そのようにしつっこいさまを表わす語。ねちゃねちゃ。〔和訓栞(1777‐1862)〕。;https://kotobank.jp/word/%E3%81%AB%E3%81%A1%E3%82%84%E3%81%AB%E3%81%A1%E3%82%84-3215446
二番番頭;にばんばんとう;ssn mltgiji mlt2 hnsm;nibannbanntou;二番番頭;none;none; 商家などの番頭で、二番目の位置のもの。初出「とどのつまりは二ばん番頭がむかひに来て」※洒落本・京伝予誌(1790)大楽。;https://kotobank.jp/word/%E4%BA%8C%E7%95%AA%E7%95%AA%E9%A0%AD-2071260
番頭;ばんとう・ばんどう;ssn seidaku;banntou・banndou;番頭;none;none;古くは「ばんどう」とも。宇多天皇出家後、一時、院の庁の侍者、判官代を称した名称・荘園内での番を代表した有力名主などの意味。;https://kotobank.jp/word/%E7%95%AA%E9%A0%AD-118454
ニヒニヒ;にひにひ;mlt2 omp knjnasi;nihinihi;none;none;にひにひ・ニヒニヒ;
ニマニマ;にまにま;mlt2 omp knjnasi;nimanima;none;none;にまにま・ニマニマ;
ニヤニヤ;にやにや;mlt2 omp knjnasi;niyaniya;none;none;にやにや;ニヤニヤ;
ニヤクヤ;にやにや;ssn mlt2 omp knjnasi;niyakuya;none;none;にやにや;ニヤクヤ;〘副〙〘形動〙 あいまいでにえきらないさまを表わす語。のらりくらり。※雑俳・種卸(1775‐1811)三「にやくやと母の請合ふ紅葉狩」、※滑稽本・続膝栗毛(1810‐22)七「にやくやの挨拶してゐるに」。〘名〙 はっきりしない、実のないことば。あいまいでにえきらないいいわけ。※俳諧・蕉門録(1751)「斯ウもあろうか医者の風体〈蓮之〉 読初る千鳥の跡のにやくやを〈其角〉」。
ニヤホヤ;にやほや;ssn mltgiji knjnasi;niyahoya;none;none;ニヤホヤ・にやほや;[1] 〘副〙 うれしそうに声を立てないで笑いを浮かべるさま、また、男女がうれしそうにざれつくさまを表わす語。※浄瑠璃・菅原伝授手習鑑(1746)一「斎世の君とにやほやした世間の取りざた」。[2] 〘形動〙 ことばをあいまいにしてにごすさま。※浄瑠璃・頼政追善芝(1724)一「言ひ放さんと存ぜしが、先親又左衛門に申聞かせ上のこととにやほやにして」。
精選版 日本国語大辞典 「入我我入」の意味・読み・例文・類語
にゅうが‐がにゅうニフガガニフ【入我我入】
〘 名詞 〙
① 仏語。密教で、仏の三密(身・口・意の三業)のはたらきが行者の身に入り、行者の三業が如来に入って、仏の三密と行者の三業が一体になること。また、その観法。仏と我とが一体になる境地をいう。〔秘蔵記(835頃か)〕
② ( 形動 ) 転じて、どっちつかずのこと。どちらとも解されること。また、入りまじって何が何やらわからないさま。
[初出の実例]「姫が逃たやら此方が逃したやら、にうががにうに方便(てだて)をめぐらし」(出典:浄瑠璃・新うすゆき物語(1741)中)
にょうにょう【ニョウニョウ】
〘 副詞 〙
① 猫の鳴き声を表わす語。
[初出の実例]「ねうねう、といとらうたげに鳴けば」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜下)
② 烏の鳴き声を表わす語か。
[初出の実例]「にょうにょう烏のなかぬ日はあれどもたはれ歌の噂たゆることなし」(出典:狂歌・徳和歌後万載集(1785)序)
ニョキニョキ・ニョキニョキと;にょきにょき;ssn mlt2 mltex knjnasi omp;nyokinyoki;none;none;ニョキニョキ・にょきにょき;① 突然勢いよく人などが現われ出るさま、また、周囲の状況に無頓着に、姿を現わすさまを表わす語。[初出の実例]「にょきにょきとだんなの前へ出けれバ」(出典 咄本・百物語(1659)上)。② 物事がつぎつぎに現われ出るさまを表わす語。特に、植物がいくつも生えてくるさまなどにいう。[初出の実例]「松のにょきにょき、竹のすらすら」(出典 俳諧・杖の竹(1816))。;https://kotobank.jp/word/によきによき-3215517
ニョコニョコ;にょこにょこ;ssn mlt2 mltex knjnasi omp;nyokonyoko;none;none;ニョコニョコ・にょこにょこ;〘 副詞 〙にょんにょ=にょきにょき。〘 副詞 〙 =にょきにょき。[初出の実例]「洛中(らくちゅう)の家々の門の口へ、如鼓如鼓(ニョコニョコ)と彼しゃれかうべをさし出し」(出典:咄本・一休咄(1668)二)。にょきにょき=① 突然勢いよく人などが現われ出るさま、また、周囲の状況に無頓着に、姿を現わすさまを表わす語。② 物事がつぎつぎに現われ出るさまを表わす語。特に、植物がいくつも生えてくるさまなどにいう。;https://kotobank.jp/word/%E3%81%AB%E3%82%88%E3%81%93%E3%81%AB%E3%82%88%E3%81%93-2071393
ニョンニョ;にょんにょ;ssn mlt2 mltex knjnasi omp;nyonnnyo;none;none;ニョンニョ・にょんにょ;〘 副詞 〙にょんにょ=にょきにょき。[初出の実例]「浅からぬ山も陸地(ろくぢ)にきりひらき にょんにょと出る花のひこはえ」(出典:俳諧・望一千句(1649)二)。「にょんにょん・ニョンニョン」は未立項。
にんにん;忍々・忍忍;忍者の掛け声。実際にそういう掛け声なのかは不明だが、創作物や模倣ではよく使われる掛け声
【N Nu ぬ】
ヌキヌキ・ヌキヌキに;ぬきぬき(とびとび);ssn atj mlt2 knjnasi hnskyd;nukinuki;抜き抜き;抜々・抜抜;ヌキヌキ・ぬきぬき;多くの中から間を抜いて選び出すさま、とびとびであるさまを表わす語。初出「青木計ぬきぬき突しかば、敵思ふ程には付ざりけり」※太閤記(1625)六。;https://kotobank.jp/word/%E6%8A%9C%E6%8A%9C-2071686
ヌクヌク・ヌクヌクと;ぬくぬく(あたたか);ssn atj mlt2 knjnasi ompkk;nukunuku;none;温々・温温;ヌクヌク・ぬくぬく;① 寒い中にあって、その身だけあたたかいさま、また、気持よくあたたかいさまを表わす語。初出「ぬくぬくやわやわとした処ぞ」※四河入海(17C前)一四。「体のぬくぬく温まって来るのが感ぜられた」※足袋の底(1913)〈徳田秋声〉一。
ヌクヌク・ヌクヌクと;ぬくぬく(ずうずうしい);ssn atj mlt2 knjnasi ompkk;nukunuku;none;温々・温温;ヌクヌク・ぬくぬく;② 周囲をはばからず、ずうずうしいさま・身勝手なさま。「ぬけぬけ」。初出「内にぬくぬくとして、のちにのちにと一日を暮し」※浮世草子・日本新永代蔵(1713)三。「此の孫右衛門をぬくぬくとだまし」※浄瑠璃・心中天の網島(1720)中。③ 労することなく、自分だけうまいことをするさまを表わす語。「うまうま」。
[初出の実例]「両人を殺させて、後では二箇国共に、ぬくぬくと奪らふとは」(出典:歌舞伎・傾城壬生大念仏(1702)上)
ヌクヌク・ヌクヌクと;ぬくぬく(できたて);ssn mlt2 knjnasi hnsmkyd ompkk;nukunuku;none;none;ヌクヌク・ぬくぬく;でき上がって間もないコトやサマやモノ・できたてのほやほや。初出「たった今ぬくぬくを見て来たのじゃわいのふ」※歌舞伎・卅三年忌袂白絞(1740)二つ目。ssnでは非漢字表記で見出しになっているが、ddjでは「温温」表記で見出しになっている。;https://kotobank.jp/word/%E3%81%AC%E3%81%8F%E3%81%AC%E3%81%8F-2071705。ddj→https://kotobank.jp/word/%E6%B8%A9%E6%B8%A9-594110
ヌケヌケ・ヌケヌケと;ぬけぬけ(あたたか);ssn atj mlt2 knjnasi;nukunuku;抜け抜け;抜々・抜抜;ヌケヌケ・ぬけぬけ;[ 1 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 次第に列を離れて行くさま・まとまってではなく、一人また一人とひそかに抜け出すさま。初出「既に先懸の兵共、ぬけぬけに赤坂の城へ向へ」※太平記(14C後)六)。;https://kotobank.jp/word/%E6%8A%9C%E6%8A%9C-2071686
ヌケヌケ・ヌケヌケと;ぬけぬけ(鈍い頭);ssn atj mlt2 knjnasi;nukunuku;抜け抜け;抜々・抜抜;ヌケヌケ・ぬけぬけ;① 頭の働きが鈍く、他にだまされるさまを表わす語。初出「虬ぬけぬけとそ帰へりぬ。此は獣までも誑心のある事を経にいだせり」※米沢本沙石集(1283)五本。;https://kotobank.jp/word/%E6%8A%9C%E6%8A%9C-2071686
ヌケヌケ・ヌケヌケと;ぬけぬけ(あつかましい);ssn atj mlt2 knjnasi;nukunuku;抜け抜け;抜々・抜抜;ヌケヌケ・ぬけぬけ;② あつかましいさま、知っていても知らないふりをするさま、ぬらくらと言い抜けてしらじらしいさまなどを表わす語。初出「痛む所あれどもさらぬ躰にて、又馬にかきのせられ、ぬけぬけとして引返すもあり」※咄本・狂歌咄(1672)五。;https://kotobank.jp/word/%E6%8A%9C%E6%8A%9C-2071686
nupperikopperi omp・mlt
ヌッペリコッペリ;ぬっぺりこっぺり;ssn hnsh knjnasi omp mlt4 mltgiji;nupperikopperi・nuttperikottperi;none;none;ヌッペリコッペリ・ぬっぺりこっぺり;「ぬっぺり」を強めた言い方。初出「ぬっぺりこっぺりと口先きで間に合せ」※浄瑠璃・猿丸太夫鹿巻毫(1736)一。;https://kotobank.jp/word/%E3%81%AC%E3%81%A4%E3%81%BA%E3%82%8A%E3%81%93%E3%81%A4%E3%81%BA%E3%82%8A-2071783
滑々(ぬめぬめ) やわらかく、滑らかで感触のよくないさま
疑似畳語
精選版 日本国語大辞典 「ぬらくら」の意味・読み・例文・類語
ぬら‐くら
〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
① =ぬらぬら(滑滑)
[初出の実例]「ぬらくらして長ひものは、うなぎで有ふ」(出典:咄本・楽牽頭(1772)なぞ)
② とりとめもなく漫然と動くさまを表わす語。のらりくらり。
[初出の実例]「ぬらくらとなまずて呑(のま)ぬねぢ上戸押へりゃすべる瓢箪の酒」(出典:狂歌・華紅葉(1729))
③ 態度がにえきらずはっきりしないさまを表わす語。のらりくらり。
[初出の実例]「瓢箪でなまずおさへるうその川押さへて聞けばとかくぬらくら」(出典:松翁道話(1814‐46)五)精選版 日本国語大辞典 「ぬらりくらり」の意味・読み・例文・類語
ぬらり‐くらり
〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
① 柔らかくてぬるぬるとすべってつかまえにくいさまを表わす語。ぬらぬら。ぬらりころり。ぬらりひょん。
[初出の実例]「吉原通ひに浅の頭巾。羽織・脇指、布屋が格子に和国と云ふに上り鯰。ぬらりくらりの順貞」(出典:浮世草子・新色五巻書(1698)五)
② 態度などがはっきりせずつかまえどころのないさま、しまりがなく、漫然としているさまを表わす語。のらりくらり。ぬらくら。ぬらりころり。ぬらりひょん。
[初出の実例]「人はげにみづへなげたるひゃうたんのぬらりくらりにながれゆくとし」(出典:仮名草子・杉楊枝(1680)六)
https://kotobank.jp/word/%E3%81%AC%E3%82%8C%E3%81%AC%E3%82%8C-594428 精選版 日本国語大辞典の解説
ぬれ‐ぬれ
〘 副詞 〙 ( 「ぬれぬれ(濡濡)」と同語源か。多く「と」を伴って用いる )
① 粘液状のものがついてべっとりとしているさまを表わす語。
[初出の実例]「件の馬の足に土つきて、ぬれぬれとある事」(出典:古今著聞集(1254)一一)
② 濡れたようにつややかなさま、なめらかにつやのあるさまを表わす語。
[初出の実例]「そのかたち尋常に、耳のあたりぬれぬれと色白く」(出典:御伽草子・のせ猿草紙(室町末))
③ 恋情がこもってべたつくようなさまを表わす語。
[初出の実例]「あまりしたるく ぬれぬれと しほたれたるも きにあはず」(出典:若衆短歌(1502頃))
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ナ行「な」、な行「ナ」、なぎょうな、なきような、無きような、ナギョウナ、nagyouna、な行な、ナ行ナ、な行ナ、ナ行な。
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