「色々」「近々」「転々」などの同じ音・同じ意味の繰り返しからなるコトバをまとめたものです。
※同音と言っても、「近々(ちかぢか)」のように発音上(フリガナ上)、連濁が起こるものは同音ではありませんが、構成語が同じなので「畳語」扱いです。
【あ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0aa
【か】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ka
【さ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0sa
【た】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ta
【な】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0na
【は】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ha
【ま】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ma
【や】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ya
【ら】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ra
【わ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0wa
このページにまとめてる「畳語」と「色々」「近々」「転々」などの同じ音で同じ意味の繰り返しからなる言葉です。同じ音の繰り返しでも「四肢(シシ)」のような前後が大きく異なる意味の場合は、「畳語」として扱っていません※。
※精選版 日本国語大辞典「畳語」にも「同一の単語を重ねて一語とした複合語」と書かれており、ただ同音なだけでなく「同一の単語=同じ意味の単語」である必要があると考えられる。同音と言っても、「近々(ちかぢか)」のように発音上(フリガナ上)、連濁が起こるものも畳語である。
【A Aa あ】
アアアア・アーアー;ああああ(あーあー);mlt srh knjnasi atj;aaaa・ahah;none;嗚呼嗚呼・唖々唖々;アアアア・アーアー;
相合い・相相;あいあい;ssn mlt;aiai;相合い・相相;none;none;《「あいやい」とも》 1 互いに優劣のないこと。「少しのものも—にほどこして」〈倉田・出家とその弟子〉 2 物事を一緒にすること。二人以上で、一つの物を所有し使用すること。「仏壇の御あかしと—で...
哀哀父母・哀々父母;あいあいふぼ;smk4j mlt4;aiaihubo;哀哀父母・哀々父母;none;none;子を生み育てて苦労を重ねてくれた父母。苦労を重ねて死んだ父母の死と、その恩に報いることができなかったことを悲しみ嘆き、親を慕う情を表した語。▽「哀哀」は悲しむさま。「哀哀あいあいたる父母ふぼ」とも読む。出典『詩経しきょう』小雅しょうが蓼莪りくが。「哀哀たる父母、我を生みて劬労くろうす」。
喘ぎ喘ぎ;あえぎあえぎ・あへぎあへぎ;mlt ddj;aegiaegi・ahegiahegi;[副]《動詞「あえぐ」の連用形を重ねたもの》苦しそうに息を切らしているさま。「敵に追われて—走る」。
あかあか(色味);ddj mlt;akaaka;赤赤・赤々;none;none;[副]非常に赤いさま。真っ赤なさま。
あかあか(女房詞);ddj mlt;akaaka;赤赤・赤々;none;none;[名]赤小豆あかあずきをいう女房詞。「あか」とも呼ぶことも。初出「あづき あかとも、あかあか共」※大上臈御名之事(16C前か)。
あたあた;ssn mlt srh hrkn knjnasi;熱々あたあた (「あつあつ」の変化したものかと推測されている。熱さにたえかねて発することば。あついあつい。
あたた;ssn onbs sanua mlt knjnasi;あつあつ→あたあた→あたた;熱々→あたああた→あたた;〘名〙 (「あつあつ(熱熱)」の変化した「あたあた」から出た語か) 灸(きゅう)の小児語。俳諧・二息(1693)「破るなと障子に灸(あたた)する乳母」。
軋々・軋軋;あつあつ;ssn mlt kngari;atuatu;軋々・軋軋;none;none;〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 車や艪(ろ)などがきしる音。初出は漢文体「搏桑名賢詩集(1704)首・北行途中〈一乗院法親王真敬〉」。「軋軋(アツアツ)として艀(はしけ)来りぬ」※帰省(1890)〈宮崎湖処子〉二。
当て当て・宛宛;あてあて;ddj mlt;あてあて;当て当て・宛宛;アテアテ=それぞれに割り当てること・分担。実例「由ある受領などをえりて、―に催し給ふ」〈源・澪標〉;https://kotobank.jp/word/%E5%BD%93%E3%81%A6%E5%BD%93%E3%81%A6-425696
あとあと;ddj mlt;あとあと;後後・後々;将来。のちのち。「—のために蓄えておく」。
あとあとげつ;ddj mlt;後後月;先月の前の月。先々月。
あとからあとから;ddj mlt;後から後から;ある事柄が次々と続いて起こるようす。「—問題が発生する」。
アバアバ;あばあば;mlt srh knjnasi ssn;abaaba・aba aba;none;none;あばあば・アバアバ;〘 感動詞 〙 幼児語。人と別れる時に言い交わす言葉。さようなら。あば。[初出の実例]「小児の人に別るるをあばあばといへり」※和訓栞。
あば;srh knjnasi ssn;aba;none;none;あば;※アバアバ参照〘 感動詞 〙 幼児語。人と別れる時に言い交わす言葉。さようなら。[初出の実例]「小児の人に別るるをあばあばといへり」※和訓栞。
甘々・甘甘;あまあま;ssn mlt;amaama;甘々・甘甘;none;あまあま;ひどく甘いさま。
甘々・甘甘;かんかん;hjt mlt;amaama;甘々・甘甘;none;none;満足する。
有り有り・在り在り;ありあり;ddj mlt hnshuku;ariari;有り有り・在り在り;none;ありあり;1 はっきりと外に現れるさま。明らかに。「顔に不満の色が―(と)見えた」。2 まるで現実であるかのようにはっきりと見えるさま。鮮やかに。「なき友の姿が―(と)目に浮かぶ」。;https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%9C%89%E3%82%8A%E6%9C%89%E3%82%8A/#jn-7432
有り有りし・在り在りし;ありありし;mlt rdss ssn atj saitei;有り有りし・在り在りし・有有し・在在し;ありあり敷(ありあり敷く);成り立ちはラ変動詞「あり(有)」を重ねて形容詞としたもの。〘形シク〙 ① 実際にあったとおりのさまである・ありのままである。② 当然あるべきさまである・そのものにのぞましい様子である。③ さもほんとうらしい・もっともらしい。「ありありし」の意味③の出典文献の表記が「ありあり敷く」であった※信長公記(1598)一二。「楽しく・禍々しく・恐ろしく」などの「しく」部分を「敷く」と表記するようなもので気持ち悪さがある。
アリアリト(非漢字表記);ありありと;gzk mlt hnshuku;ありありと;none;none;ありありと;アリアリト=はっきりと。学研全訳古語辞典では、見出し表記が「ありありと」であり、非漢字表記。出典文献 新花摘 俳文「その影ありありとさうじにうつりて、おそろしなんどいふばかりなし」[訳] その影がはっきりと障子に映って、恐ろしいといったら言いようもない。
晏々・晏晏;あんあん;hjt mlt kngari;annann;晏々・晏晏;none;none;アンアン=やすらかなさま。〔後漢書、何敞伝〕「今國家、の弘を秉(と)る。、晏晏の純を履(ふ)み、君臣相ひ合ふ。天下翕然(きふぜん)たり。」。
【A Ai い】
唯々諾々・唯唯諾諾;いいだくだく;mlt4;iidakudaku;唯々諾々・唯唯諾諾;none;none;;
生き生き・活き活き;いきいき;mlt kngnasi;ikiiki;生き生き・活き活き;none;none;気があり勢いの良いさま;生き・息=生きていること・生きるという概念・呼吸
意気揚揚・意気揚々;いきようよう;smk4j mlt kngari;ikiyouoyouo;意気揚揚・意気揚々;none;none;得意げで威勢のよいさま。いかにも誇らしげに振る舞うさま。▽「揚揚」は得意な様子。出典『史記しき』晏嬰伝あんえいでん。
いくいく・いくいくと;dicgzk mlt hns副詞;いくいく・いくいくと;いくつもいくつも。あれこれと。いくいくと置き。
行け行け
行け行け(高揚した状態);いけいけ;ddj mlt hrknooi ktknooi;ikeike;行け行け;none;none;いけいけ・イケイケ;[名・形動]《動詞「い(行)く」の命令形を重ねた語。「イケイケ」と書くことも多い》調子に乗って怖いものなしの高揚した気分を表す語。やたらに元気がいいこと。また、そのさま。のりのり。いけいけどんどん。「チームが—ムードになる」「リズムも—な感じで夏らしい」;https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%A1%8C%E3%81%91%E8%A1%8C%E3%81%91/#jn-10708
行け行け(掛け声・応援);いけいけ;ddj mlt hrknooi ktknooi srhk;ikeike;行け行け;none;none;いけいけ・イケイケ;[感]それ行けと人をけしかけるときに発する声。;https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%A1%8C%E3%81%91%E8%A1%8C%E3%81%91/#jn-10708
イジイジ;いじいじ;ssn mlt omp knjnasi;ijiiji;none;none;いじいじ;〘 副詞 〙① 態度や行動がはっきりせずいじけているさま。おじおじ。[初出の実例]「お前さんのやうないじいじした人は」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉投機)。② けちなさま。けちけち;いじいじ-431941
イソイソ・イソイソと;いそいそ・いそいそと;ssn mlt omp knjnasi;isoiso;none;(泉鏡花・近松秋江)嬉嬉・嬉々;イソイソ・イソイソと・いそいそ・いそいそと;〘 副詞 〙① 心が進み、勇むさま。② 心づかいのゆきとどいているさま。③ 嬉しさに心をはずませて動作をするさま。初出「念仏行者訓条(1212頃)」。初出「念仏行者訓条(1212頃)」含めた「浄瑠璃・栬狩剣本地(1714)」「洒落本・交代盤栄記(1754)」「人情本・花筐(1841)初」どれも非漢字「いそいそ」表記である。
五つ五つ;いつついつつ;ssn mlt;itutuitutu;五つ五つ;五々・五五;none;〘 名詞 〙 優劣の差のないこと。勝ち負けのつかないこと。対等なこと。五分五分。初出「互に五つ五つに仰付けらるる」※浮世草子・御前義経記(1700)六。「五つ五つの勝負にて」※浄瑠璃・甲陽軍鑑今様姿(1715頃)一。
いっぱいいっぱい;mlt hrknooi ktknooi;ippaiippai;一杯一杯;いっぱいいっぱい・イッパイイッパイ;
いまいま;mlt2;今今・今々;精選版 日本国語大辞典「いまいま【今今】」にて「今」を重ねて強めた語という説明がある。また、意味はその強めのほかにも「ついさっき・このまま・いまかいまか」などの用法もある。関連「いまかいまか」
痛々 いたいた
痛々(痛いこと);いたいた;ssn mlt gknnomi;itaita;痛々・痛痛;none;none;[ 1 ] 〘 名詞 〙 =いたいいたい(痛痛)=痛いことや切ること、傷やはれ物、また、刃物などをいう幼児語。初出「アレ祖父様(じいさま)がいたいたぢゃ」※浄瑠璃・箱根霊験躄仇討(1801)五。;https://kotobank.jp/word/%E7%97%9B%E7%97%9B-2006349
痛々(残酷に);いたいた;ssn mlt gknnomi;itaita;痛々・痛痛;none;none;辞書の意味[ 2 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って ) 残酷に。いたいたしく。ひどく。初出「いたいたと人をしかったりなんどせぬぞ」※史記抄(1477)一五)。;https://kotobank.jp/word/%E7%97%9B%E7%97%9B-2006349
いたいいたい【痛痛】
痛い痛い;いたいいたい;ssn mlt rym2;itaita;痛い痛い;none;いたいいたい・イタイイタイ;〘 名詞 〙 痛いことや切ること、傷やはれ物、また、刃物などをいう幼児語。いたいた。初出「頭いたいいたいで、ねんねしているんだから」※弱い結婚(1962)〈小島信夫〉。;https://kotobank.jp/word/%E7%97%9B%E7%97%9B-2006349
痛々しい(いたいたしい)
痛々しい(気の毒);いたいたしい;ssn mlt gknnomi;itaita;痛々・(見出し)痛痛・傷々しい・(見出し)傷傷しい;none;none;辞書の由来説明【いたましい意の形容詞「いたし」の語幹を重ねて、意味を強めたもの】とあるので、由来の時点では、ケガなどの外傷的な意味合いよりも感情的な由来と思われる。① 非常にかわいそうだと感じられるさまである。見ていて気の毒に思う状態である。たいへん哀れである。初出「いたいたし」※胡琴教録(13C初)下。「いたいたし」※浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)道中双六。気の毒で見ていられないほど可哀想なこと。辞書上の説明では、「気の毒・かわいそう」という感情的な説明だが、現代では「物理的に痛みのある状態」を表現するのにも使う。たとえば、例文「全身を覆う白い包帯も痛々しい」は、気の毒という意味もあるが、それだけでなく、物理的な痛みが甚だしいことを表している。;https://kotobank.jp/word/%E7%97%9B%E7%97%9B%E3%81%97%E3%81%84-432875
痛々しい(程度甚だし);いたいたしい;ssn mlt gknnomi;itaita;痛々・(見出し)痛痛・傷々しい・(見出し)傷傷しい;none;none;辞書の由来説明【いたましい意の形容詞「いたし」の語幹を重ねて、意味を強めたもの】とあるので、由来の時点では、ケガなどの外傷的な意味合いよりも感情的な由来と思われる。② 程度のはなはだしいさま。大層。初出「いていたいたしう飲で」※玉塵抄(1563)四六。いたましい=相手を哀れみ、同情して、心が痛む。また、心を痛ませるような状態である・かわいそうで見るに忍びない・ふびんだ。痛々しい・いたわしい・心身が苦しみ悩む・つらい・苦しい・悩ましい。
一切合切・一切合財;いっさいがっさい;thki;issaigassai;一切合切・一切合財;何もかもすべて。全部。残らず。学研 四字熟語辞典の注記には【「一切」も「合切」も、残らずみな、すべてのもののこと。同意語を重ねて意味を強調している】とある。副詞用法では、(あとに打消しの語を伴い)全然。いっさい。「今後は—関知しない」;https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E4%B8%80%E5%88%87%E5%90%88%E5%88%87/#jn-13227
一気一気;いっきいっき;mr4j 4jjg mlt dicnasi;ikkiikki;一気一気;none;none;一気飲みを促す掛け声。現代では、一気飲みを促したり強要したりすることは、危険な飲み方という認識が強まっているため、こういったノリの激しいサークルや体育会系の企業以外では減ってきている掛け声。
一杯一杯;いっぱいいっぱい;ddj mlt4;ippaiippai;一杯一杯;none;none;1 少しの余裕もないさま。「もう—で、これ以上は入らない」「今月は用事が多くて—だ」2 特に、金銭の支払い・貸借などで、最大限に達しているさま。「銀行からも—に借りている」
イデイデ;いでいで;mlt2;ideide;none;none;イデイデ・いでいで;さあさあ・どれどれ・いやもう;例「いでいで、かなりおいしくて満足です。」;いで=感動詞
命からがら;いのちからがら;mlt hrknooi;inotikaragara;命辛々・命辛辛;none;命からがら・命カラガラ;[副]命を守るのが精いっぱいのさま。やっとのことで。「—逃げてくる」;https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%91%BD%E8%BE%9B%E8%BE%9B/#jn-14552
今々;いまいま;ddj mlt;imaima;今々・今今;《「いま」を重ねて強めた語》1 ごく近い過去。たった今。2 待ち望むようすを表す語。今か今か。「—とわが待つ妹 (いも)。3 恐れるようすを表す語。これが最後。「病をして—となりにければ」〈古今・哀傷・詞書〉。;https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E4%BB%8A%E4%BB%8A/#jn-14874
いまいましい;忌ま忌ましい・忌々しい・忌忌しい;汚れた感じである・嫌な感じだ・しゃくだ※他にも意味があるが現代主要な意味のみ載せた。;忌ま=「忌み」未然
いやいや(気持ち);嫌々・嫌嫌;イヤと思いながら~。例「嫌々作業に取り組んだ」;嫌=嫌い
いやいや(感動詞);イヤイヤ・嫌々・嫌嫌;やりたくないことなどを拒否するための言葉、子供がよく使う。例「部屋片付けなさい!」「いやいやー!」「イヤイヤ言ってないで、やりなさい。ママも手伝うから。」;イヤ=嫌い・拒否
いやいや(ツッコミ);イヤイヤ・否否・厭々;やりたくないことなどを拒否するための言葉、子供がよく使う。例「部屋片付けなさい!」「いやいやー!」「イヤイヤ言ってないで、やりなさい。ママも手伝うから。」;イヤ=嫌い・拒否
いらいら;イライラ・苛々・苛苛; 心が苛立たしく思うこと
有漏有漏(うろうろ) (どうしてよいか分からず)歩き回るさま
いまかいまか;mlt2;今か今か;多く「今か今かと〜」の形で使われて、続く言葉に待ち遠しい気持ちを置き、その言葉を強める使い方が主流。関連「いまいま」
隠々;いんいん;ssn mlt kngari;inninn;隠々・隠隠;none;none;① 音が遠くまで響きわたるさま。② ほの暗くぼんやりしているさま。かすかで明らかでないさま。③ =いんぜん(隠然)①=ことなく威勢の現われているさま。はっきりと表だっていないが、どっしりとした力をうちに有しているさま。初出「轟轟訝輅。隠隠溢衢」※三教指帰(797頃)上。「隠々」※詩学大成抄(1558‐70頃)四。;
https://kotobank.jp/word/%E9%9A%A0%E9%9A%A0-437128#w-437128
殷々・殷殷;いんいん(大きな音);ssn mlt kngari;inninn;殷々・殷殷;none;none; 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙① 雷、鐘、車、大砲などの音が大きく鳴り響くようす。〔色葉字類抄(1177‐81)〕。[初出の実例]「殷殷(インイン)たる梵音(ぼんおん)は」(出典:太平記(14C後)二五)。[その他の文献]〔史記‐蘇秦伝〕
殷々・殷殷;いんいん(盛んなさま);ssn mlt kngari;inninn;殷々・殷殷;none;none; 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙② 多いさま。さかんなさま。[初出の実例]「葡萄の美酒、血紅殷々(インイン)朱門の膳羞に上れども」(出典:ヒューマニチー(1896)〈田岡嶺雲〉)。[その他の文献]〔呂氏春秋‐慎人〕。
陰々滅々・陰陰滅滅;いんいんめつめつ;smk4j mlt kngari;inninnmetumetu;陰々滅々・陰陰滅滅;none;none;気分が暗く気の滅入めいるさま。また、暗く陰気で物さびしいさま。気分や雰囲気にいう。▽「陰陰」は薄暗く物さびしい様子。物さびしく陰気な様子。「滅滅」は生気がなくなり暗いさま。;
【A Au う】
ウジウジ(グズグズ);うじうじ;ssn mlt knjnasi omp;ujiuji;none;none;うじうじ・ウジウジ;〘 副詞 〙 ( 「と」を伴う場合もある )① 勇気がなかったり、具合の悪いことがあったりして、することをためらうさま。ぐずぐず。もじもじ。初出「うぢうぢ云てゐる」※歌舞伎・傾城壬生大念仏(1702)中。;うじうじ-439529
ウジウジ(モゾモゾ・小虫);うじうじ;ssn mlt knjnasi omp;ujiuji;none;none;うじうじ・ウジウジ;〘 副詞 〙 ( 「と」を伴う場合もある )。② 絶えず小さく動いて落ち着きのないさま。また、小さい虫のはいまわるさま。もぞもぞ。初出「うぢうぢ」※評判記・色道大鏡(1678)一五。;うじうじ-439529
ウジャウジャ(集まる);うじゃうじゃ;ddj mlt knjnasi;ujauja;none;none;うじゃうじゃ・ウジャウジャ;[副](スル)1 同種のものや似たようなものがたくさん集まってうごめいているさま。特に小さいものにいう。「タレント志願の若者がうじゃうじゃいる」「毛虫がうじゃうじゃ(と)している」
ウジャウジャ(長引く);うじゃうじゃ;ddj mlt knjnasi;ujauja;none;none;うじゃうじゃ・ウジャウジャ;[副](スル)2 いつまでも、しまりなく長引くさま。ぐずぐず。くどくど。「くだらないことをうじゃうじゃ言うな」。
ウジャジャケル(ただれ);うじゃじゃける;ddj mlt knjnasi;ujauja;none;none;うじゃじゃける・ウジャジャケル;[動カ下一] 1 果実が熟れすぎてくずれる。また、傷あとなどがただれて、くずれる。「ザクロが―・ける」「傷口が―・ける」。
ウジャジャケル(だらしない);うじゃじゃける;ddj mlt knjnasi;ujauja;none;none;うじゃじゃける・ウジャジャケル;[動カ下一] 2 態度や身なりがだらしなく、くずれている。だらける。
烏兎匆々・烏兎匆匆;うとそうそう;smk4j mlt ;utosousou;烏兎匆々・烏兎匆匆;none;none;歳月のあわただしく過ぎ去るたとえ。▽「烏兎」は歳月・月日の意。太陽には三本足のからすが棲すんでおり、月にはうさぎが棲んでいるという古代中国の伝説による。「匆匆」は急ぐさま、あわただしいさま。「匆匆」は「怱怱」とも書く。
鬱々勃々・鬱鬱勃勃;うつうつぼつぼつ;gk4j mlt ;utuutubotubotu;鬱々勃々・鬱鬱勃勃;none;none;樹木がうっそうと茂るさま。また、気の盛んに立ちのぼり、満ちるさま。注記「鬱鬱」は、草木がさかんに茂るさま(気がふさぐという意味もある)。「葱葱」は、草木が青々と茂るさま。類語「鬱鬱勃勃」。
ウダウダ;うだうだ;ssn mlt omp knjnasi;udauda;none;none;うだうだ・ウダウダ;〘 副詞 〙 ( 形容詞「うだうだしい」の語幹から。と」を伴うこともある ) とりとめもなく、締まりのないさま。また、「うだうだ言う」の形で、ばかげたことや、いいかげんなことを言うさま。ぐずぐず。初出「うだうだいふて」※滑稽本・大師めぐり(1812)上。;うだうだ-440095
鬱々勃々・鬱鬱勃勃;うつうつぼつぼつ;gk4j mlt ;utuutubotubotu;鬱々勃々・鬱鬱勃勃;none;none;樹木がうっそうと茂るさま。また、気の盛んに立ちのぼり、満ちるさま。注記「鬱鬱」は、草木がさかんに茂るさま(気がふさぐという意味もある)。「葱葱」は、草木が青々と茂るさま。類語「鬱鬱勃勃」。
ウナウナ;うなうな;ssn mlt omp knjnasi;unauna;none;none;うなうな;「うな」は「うぬは(汝は)」の変化したもの。「うな」といってにらむところから) おどし叱ることをいう幼児語。;20220702;kotobank.jp/word/うなうな-441057
うなうな・うなうなと(なよなよ);ssn mlt omp hnshuku;none;うなうな;力なく、なよなよとしている様子。うならうなら。土井本周易抄(1477)二「うなうなとしてそなへなうて居れども、人がをつるぞ」;20220702;kotobank.jp/word/うなうな-441057
うな;onbs ssn;うぬは→うな;汝は→汝;「うぬは→うな」の音変化は精選版 日本国語大辞典「うなうな」より。「うな」のみの見出しは見つからない。精選版 日本国語大辞典「うなうな」の説明で、【「うな」といってにらむところから) おどし叱ることをいう幼児語】とあり、「うな」と感動詞的に使うようだ。うぬ【汝・己】=ののしったり軽んじたりして相手を指す・侮蔑的に自分自身のこと。「うぬ」は感動詞としても用いられ、「相手に対する、激しいののしりのことば」「おのれ(と声を投げ掛ける)」としての意味がある。;kotobank.jp/word/汝・己-211305
うならうなら;ssn omp mlt;none;うならうなら;接尾語「ら」がついた形。意味は副詞の「うなうな」と同じで「力なく、なよなよとしている様子」。※参照「うなうな・うなうなと(なよなよ)」。洒落本・北川蜆殻(1826)下「『気にかからんではなけれど、〈略〉』と、うならうならといふ」。;kotobank.jp/word/うならうなら-2011589
うならすなら;ssn omp mlt;none;うならすなら;〘形動〙 (「うなら」は力のないさま。「すなら」は息苦しいさま。類義語を重ね脚韻をそろえた強調語)① ふらふらしてしっかりしないさま。たよりないさま。② 無抵抗なさま。すなおなさま。浄瑠璃・小夜中山鐘由来(1766)五「どしゃうぼねの太いげんさいめ。うならすならに渡しゃよし」。;kotobank.jp/word/うならすなら-2011590
畝々・畝畝;うねうね;mlt hnshuku omp;「うね(畝)」を重ねた語。1 山脈などが起伏して続くさま。2 曲がりくねって続いているさま。くねくね。うねくね。;dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%81%86%E3%81%AD%E3%81%86%E3%81%AD/#jn-20060
うはうは;ddj hnshuku omp mlt knjnasi;none;うはうは・ウハウハ;[副詞]喜ばしい出来事があり、思わず笑ってしまうさま。笑いたくなるほど満足しているさま。「株価が急激に上がってうはうはする」。[形動]非常に喜んで高揚しているさま。十分に満足するさま。「オークションで高値で落札されうはうはだ」。;kotobank.jp/word/うはうは-441183
うはうは・うわうわ;kngno mlt igg ssn;上上・上々;心がうわついて落ち着かないさまを表わす語。評判記・役者口三味線(1699)京「武道もおちつかぬとしるせり。いかさま諸げいうはうはとしてしっぽりとせず」。類義語「うかうか・うきうき」。「上上・上々」の読みには「うはうは・うわうわ」「うへうへ・うえうえ」「じょうじょう」があり、意味も異なる。;kotobank.jp/word/上上-438500
うへうへ・うえうえ;kngno mlt igg ddj;上上・上々;高貴な身分の人々。「上上・上々」の読みには「うはうは・うわうわ」「うへうへ・うえうえ」「じょうじょう」があり、意味も異なる。
うひうひしい・ういういしい;初々しい(ういういしい) 物慣れしてなく、幼い感じがするさま;mkn
うほうほ(鳴き声・マネ);mlt omp srh knjnasi;none;うほうほ・ウホウホ;ゴリラの鳴き声のOnomatopée。それだけでなく、ゴリラのマネをする際に「ウホウホ」と言っていたことからか、ゴリラの要素を感じられる人のさまを表す。ゴリラのよりも知能は劣るが力が強いと感じられる人をイジる、または親しみを込めて使う※使い方を誤れば誹謗中傷になる。ゴリラの習性の1つのマウント取りを人のさまで、行われること。参照「ウホウホする」。
うほうほ(高まり);mlt omp srh knjnasi;none;うほうほ・ウホウホ;エサをもらったりするなどで、うれしくて高まっているゴリラのようなさまになっている人を表す。不確定要素で運良く手に入った際にも使われる。また、喜び満足しているさま・喜びうわついているさまである「ウハウハ」の要素もある。例「宝くじが当選してウホウホする」「贅沢できてウホウホだ」。
うほうほする;mlt omp knjnasi;none;ウホウホする;ゴリラの習性の1つのマウント取りから、人間社会に当てはめたもの。地位・物理的チカラ・立場が強いものが、威圧したりチカラで押さえつけたりして自分が上位であることを示すこと、または相手を下げて自分を上位に見せること。例「あの先輩は、細かいことで注意してウホウホしている」。地位・実績・資産などで、自分が上だとジマンしたり、さり気なく におわせたりすること。例「あの人と話しても、ウホウホするばかりで面白くない」。
旨々・旨旨;うまうま;mlt ddj ssn;旨旨;精選版 日本国語大辞典・デジタル大辞泉「うまうま【旨旨】」での多くの意味を簡潔に並べると「食べ物をいう幼児語・乳・おいしいもの・食べ物・たくみに・たくみに騙す・まんまと・心地よく感じる・おいしく感じる・物事をじょうずに行うさま」などの意味。関連「うまうま(感動詞)」。
旨々・旨旨;うまうま(感動詞);mlt2 srh dicno;umaumau;旨旨・うまうま・ウマウマ;食べてるときに発する・味を噛み締めて飲み込んだときに発する「うまうま」という言葉。関連「うまうま」。
うむうむ
うようよ
ウルウル;うるうる;ddj hrknooi;uruuru;潤々・潤潤;none;ウルウル・うるうる;動詞「うる(潤)む」の語幹を重ねた語。ウルウル=1 涙があふれそうなさま。「感動して—する」2 肌や髪がしっとりとした状態をいう。「傷んだ髪が—してきた」
うろうろ
うん;ウン;うなずき
うんうん;ウンウン;うなずき
員々・員員;うんうん;hjt mlt kngari;員々・員員;unnunn;none;none;にわかに。
吽々・吽吽;うんうん;hjt mlt kngari;吽々・吽吽;unnunn;none;none;牛の鳴く声。
紜々・紜紜;うんうん;hjt mlt kngari;紜々・紜紜;unnunn;none;none;多くて乱れる。紛紜。〔孫子、勢〕紜紜、鬪亂して亂るべからず。渾渾(こんこん)沌沌(とんとん)、形圓くして敗るべからず。
耘々・耘耘;うんうん;hjt mlt kngari;耘々・耘耘;unnunn;none;none;耕作の盛んなさま。宋・胡〔耕禄〕風、耜(せいし)に生じ、千の耘耘たるを慶ぶ。
【あ行あいう】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0aa
【あ行え】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ae
【あ行お】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ao
【か】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ka
【さ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0sa
【た】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ta
【な】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0na
【は】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ha
【ま】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ma
【や】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ya
【ら】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ra
【わ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0wa
【記事編集用Link】
https://blog.hatena.ne.jp/peaceheart/onbin.hateblo.jp/edit?entry=4207112889895182197
【KEYWORD ZONE】
あぎょうあ、あきようあ、飽きようあ、アギョウア、agyoua、あ行あ、ア行ア
あぎょうあ、あきようあ、飽きようあ、アギョウア、agyoua、あ行あ、ア行ア
あぎょうい、あきようい、飽きようい、秋用意、アギョウイ、agyoui、あ行い、ア行イ、ア行い
あぎょうう、あきようう、飽きようう、秋用う、アギョウウ、agyouu、あ行う、ア行ウ、ア行う
あぎょうえ、あきようえ、飽きようえ、秋用え、秋用絵、アギョウエ、agyoue、あ行え、ア行エ、ア行え
あぎょうお、あきようお、飽きようお、アギョウオ、agyouo、あ行お、ア行オ
kw:じょうご、ジョウゴ、jougo、zyougo、じょーご、ジョーゴ、jogo、zyogo、上戸、畳語、たたみご、タタミゴ
kw:じょうごじてん、しようこしてん、ジョウゴジテン、jougojitenn、zyougozitenn、jougojiten、zyougoziten、じょーごじてん、ジョーゴジテン、jogojiten、zyogojiten、上戸時点、畳語時点、たたみごじてん、たたみこしてん、タタミゴジテン、tatamigojitenn、畳ご時点
私家版【畳語辞典(ジョウゴジテン)】
畳語 一覧、畳語一覧、じょうごいちらん、しようこいちらん、使用粉一覧、ジョウゴイチラン、jougoitirann、jougoitiran、
じょうごまとめ、しようこまとめ、使用粉まとめ、ジョウゴマトメ、jougomatome、畳語 まとめ、畳語まとめ