
「色々」「近々」「転々」などの同じ音・同じ意味の繰り返しからなるコトバをまとめたものです。
※同音と言っても、「近々(ちかぢか)」のように発音上(フリガナ上)、連濁・・が起こるものも畳語です。
【Sa さ】
ササ;ささ(酒のこと);nyobo ddj mlt;sasa;none;(当て字)酒;ささ・ササ;《女房詞から。中国で酒を竹葉といったことからとも、「さけ」の「さ」を重ねたものともいう》酒のこと。「—機嫌」
sasa mlt・srh sumi
然々・然然;ささ;ssn hknjooi mlt1 kngnasi;sasa;然々・然然;none;ささ;〘 副詞 〙副詞「さ」の重なったもの。① 同意を表わす。そうそう。さようさよう。初出「『これはなににすべき物ぞ』とて見すれば『ささ、これしていとようつかうまつるべかめり』」※宇津保物語(970‐999頃)俊蔭。② 具体的な叙述を省略し、内容の存することだけを形式的に指示する。しかじか。初出「今はかたちをもことになしてむとてなん、ささのところに月ごろはものせらるる」※蜻蛉日記(974頃)下。;https://kotobank.jp/word/%E7%84%B6%E7%84%B6-510083
些々・些些;ささ;ddj ssn mlt1 hnshuku;sasa;些々・些些;ddj取るに足らないさま。ssnすこしばかりであるさま。わずか。例「些些たる事で立腹する」。初出は漢文体「六如庵詩鈔‐二編(1797)一・柏原山寺冬日雑題十六首」。通常の日本語文では、小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上で「些々(ササ)たる事をも巨大にいひなし」のように使われた。
さあさあ(さーさー);サアサア(サーサー);さあさあ来い。
ザアザア・ザーザー;ざあざあ・ざーざー;ddj mlt omp knjnasi;zaazaa;none;none;ざあざあ・ざーざー・ザアザア・ザーザー;1 雨が激しく降ったり、水が勢いよく流れ落ちたりするときの音を表す語。「湯を—(と)かける」「—降り」。2 ラジオやレコードなどの雑音を表す語。「—(と)鳴るばかりでよく聞こえない」。
再々;さいさい;ddj mlt kngari;saisai;再々・再再;none;none;[副]ある動作が繰り返し行われるさま。たびたび。何度も。再三。「—申し上げたとおり」「—の催促」。
御茶の子さいさい;おちゃのこさいさい;ddj mlt;otyanokosaisai;御茶の子さいさい;none;御茶の子さいさい・御茶の子サイサイ;《「さいさい」は囃子詞(はやしことば)》物事がたやすくできること。
細々;さいさい;ddj mlt;saisai;細々・細細;none;none; 1 こまかいさま。また、くわしいさま。微細。詳細。「道理を申しければ、—に聞こし召して」〈半井本保元・上〉。辞書の意味2に「再再」に同じと説明があるが、これは誤用ではないのか。「定家、家隆卿など—に申し行はれけるにや」〈連理秘抄〉。
済々;さいさい;ssn mlt;saisai;済々・済済;none;none;多いさま。勢いの盛んなさま。せいせい。「多士済済」。 「せいせい(済済)」=「多く盛んなさま」などの意味。;https://kotobank.jp/word/%E6%B8%88%E6%B8%88-507621
萋々・萋萋;さいさい・せいせい;ssn mlt2 kngari;saisai・seisei;萋々・萋萋;none;none;草木などの生い茂るさま。「萋萋」にて「さいさい」ともとある。;https://kotobank.jp/word/%E8%90%8B%E8%90%8B-545608
騒々;さいさい;ddj mlt;saisai;騒々・騒騒;none;none;[副]物が揺れ動いてさわさわと音を立てるさま。「玉衣(たまぎぬ)の—しづみ家の妹にもの言はず来にて思ひかねつも」〈万・五〇三〉
騒々し;さいさいし;ddj mlt2 mltadd kngari;saisaisi;騒々・騒騒;none;none;[形シク]さわさわと音を立てるさま。[補説]歴史的仮名遣いは、「さいさい(騒騒)」の派生語とみて、「さゐさゐし」とするが、新撰字鏡に「佐比々々之」とあるのが、この語だとすれば「さひさひし」とも考えられる。;https://kotobank.jp/word/%E9%A8%92%E9%A8%92%E3%81%97-507625
サイサイシ;さいさいし;ssn mlt2 mltadd knjnasi;saisaisi;none;none;さいさいし・さひさひし;サイサイシ=さわさわと音がするほどである・さわさわと鳴るさまである。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕。〘 形容詞シク活用 〙 ( 初出文献「源氏物語(1001‐14頃)初音」では「さひさひしく」表記だが、歴史的かなづかい未詳とされている。補助注記には【「玉衣の狭藍左謂(さゐサヰ)しづみ」〔万葉‐五〇三〕の「さゐ」や「しほさゐ(潮騒)」の「さゐ」、また「口大の尾翼鱸、佐和佐和(サワサワ)に」〔古事記‐上〕や「さわく(騒)」の「さわ」などと同源で、ざわめきを表わす擬声語からきた語と考えられる】とある。;https://kotobank.jp/word/%E3%81%95%E3%81%84%E3%81%95%E3%81%84%E3%81%97-2041337
歳々;さいさい;ddj mlt;saisai;歳々・歳歳;none;none;としどし。毎年。「年々—」
歳々年々人同じからず;さいさいねんねんひとおなじからず;ddj mlt;saisainennnennhitoonajikarazu;歳々年々人同じからず・歳歳年年人同じからず;none;none;none;《劉希夷「代悲白頭翁」から》毎年毎年、人はこの世を去って行くために、顔ぶれが異なる。人の世の無常であることをいう。→年年歳歳花相似たり。
zaizai mlt・seidaku sumi
在々・在在;ざいざい・さいさい;ssn ddj mlt2 kngari seidaku;zaizai・saisai;在々・在在;none;none;ザイザイ=あちこちの村里・あらゆる所・いたるところ。この漢字の畳語で「あちこちの村里」という意味は、知らなければ答えられないだろう。初出「菅家文草(900頃)六・重陽侍宴同賦菊有五美」。浮世草子・日本永代蔵(1688)二では「在々(サイサイ)」表記。妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)六では「在在(サイサイ)」表記。;https://kotobank.jp/word/%E5%9C%A8%E5%9C%A8-507624
在々所々・在在所所;ざいざいしょしょ・さいさいしょしょ;ssn seidaku mlt1 mltex mltw mltadd;zaizaisyosyo・zaizaishosho・saisaisyosyo・saisaishosho;在々所々・在在所所;none;none;あちらこちら・ここかしこ・あらゆる所・いたるところ・所々在々。「所々在々」は未立項。初出「都のほとりには、在々所々、堂舎塔廟」※方丈記(1212)。② あちこちの村里・そこここの在郷。初出「在々処々の、辺土に、たとへたぞ」※三体詩素隠抄(1622)三。;https://kotobank.jp/word/%E5%9C%A8%E5%9C%A8%E6%89%80%E6%89%80-507626
所々在々・所所在在;しょしょざいざい・しょしょさいさい;seidaku mlt1 mltex mltw;syosyozaizai・shoshozaizai・syosyosaisai・shoshosaisai;所々在々・所所在在;none;none;あちらこちら・ここかしこ・あらゆる所・いたるところ・あちこちの村里。辞書で「所々在々」は未立項であるため、意味は「在々所々」を参照した。なぜ、同義かというと、在々所々の辞書説明で「所々在々」と書かれているため。
細心翼々・細心翼翼;さいしんよくよく;mr4j mlt4;細心翼々・細心翼翼;none;none;小心翼翼の説明の類語で「細心翼翼」が書かれているが、立項されていない。そのため、小心翼翼の意味を記すと【(本来)慎み深くうやうやしいさまをいう語。(転じて)気が小さく、びくびくしているさま】。
ざえざえし・さえさえし;ssn mlt atj kngari seidaku;才才し・才々し;ざえざえし【才才】=いかにも学識が深そうだ・学才がありそうなようすである。文献 源氏(1001‐14頃)若菜下では「さえさえしく、はかばかしく」と濁音化していない。「才才し・才々し」は「かどかどし」という別語も存在する。;20221118
出典:【畳語辞典風】か行
かどかどし(才能アリ);ssn mltk mlti atj;(一説)角々し;才才し・才々し;かどかどし=いかにも才能がある・才気に満ちている・てきぱきとして賢い。この意味は「かどかどし(カドの強調や複数)」の「物がかどだっている」の意味から転じたものだろうか。何か才能が突出しているというのと、角立っているというのを比喩として使われた結果、「角々し=いかにも才能がある」という用法で使われて、当てる字が「才々し」に変わったという説も考えられる。少なくとも、「かど」単独を「才」と表記しないので、このデータでは先の説で考えて、当て字扱いとする。「才才し・才々し」は「ざえざえし」という別語も存在する。;20221118
冴え冴えて・冱え冱えて;ざえざえて;ddj mlt ;saezaete;冴え冴えて・冱え冱えて;none;《動詞「冴える」の連用形を重ねたものに、接続助詞「て」が付いたもの》非常にさえて。非常に冷えて。「さむしろの夜はの衣で—初雪しろし岡の辺の松」〈新古今・六六二〉
さかさかし (賢々し)
賢々し;さかさかし;ssn mlt dakunasi kngnasi;sakasakasi;none;賢々し・賢賢し;「さかし」を強めていう語。「さかざかし」とも ) 非常にすぐれている。賢く才知がある。聰明である。また、世知にたけている。初出「さかさかし」表記※岩瀬本大鏡(12C前)五。;https://kotobank.jp/word/%E8%B3%A2%E8%B3%A2-2041822
さがさがし (険々し)
険々し;ssn mlt kngnasi;sagasagasi;険々し・険険し;峻(サカサカシ);none;意味:① けわしい。② 険悪である。とげとげしい。初出「峻(サカサカシ)」表記※西大寺本金光明最勝王経平安初期点(830頃)九。;https://kotobank.jp/word/%E9%99%BA%E9%99%BA-2041823
先々・前々;さきざき(過去);ssn mlt2;sakizaki;先々・前々・先先・前前;none;none;① 現在以前の時・過去の時・まえまえ。初出「又先々にも法師等をして」※続日本後紀‐承和九年(842)七月乙卯・宣命。;https://kotobank.jp/word/%E5%85%88%E3%80%85-2042041
先々・前々;さきざき(未来);ssn mlt2;sakizaki;先々・前々・先先・前前;none;none;② いまよりあと・将来・あとあと・行くすえ。初出「先々抜群の忠ありと云とも」※太平記(14C後)一七。;https://kotobank.jp/word/%E5%85%88%E3%80%85-2042041
先々・前々;さきざき・さきさき(向かう方・前);ssn mlt2 seidaku;sakizaki・sakisaki;先々・前々・先先・前前;none;none;③ 行く方々の場所・行こうとする場所場所。初出「行くさきさきの風景」※中華若木詩抄(1520頃)下。④ いちばん前・先頭。初出「伝馬の鞍坪に縛屈(かがめ)て、数万の官軍の前々を追立させ」※太平記(14C後)一一。;https://kotobank.jp/word/%E5%85%88%E3%80%85-2042041
嘖々・嘖嘖;さくさく;ssn mlt2 kngari;sakusaku;嘖々・嘖嘖;none;none;〘 名詞 〙 ( 形動タリ ) 口々に言いはやすさま。また、盛んにほめたてること。初出「喃々嘖々如レ含レ語、一虫一粒不レ致レ飢」(出典 菅家後集(903頃)詠楽天北窓三友詩)。「『或は文界の左甚五郎とも或は東洋のシェークスピーヤとも評判高き』と美妙斎主人を嘖々(サクサク)せり」(出典:緑蔭茗話(1890‐91)〈内田魯庵〉)。[その他の文献]〔画鑒〕。
精選版 日本国語大辞典の解説
さぞ‐さぞ
〘 副詞 〙 「さぞ[ 二 ]」を強めた語。本当に。さぞかし。
[初出の実例]「『〈略〉むかふずねが砕けるやうで、いまいましゐ。』『嘸(サゾ)々そふでござろとも〈略〉』」(出典:談義本・当世下手談義(1752)五)
https://kotobank.jp/word/%E3%81%95%E3%81%9E%E3%81%95%E3%81%9E-2042930
デジタル大辞泉 「さてさて」の意味・読み・例文・類語
さて‐さて
[感]困惑・驚嘆したときなどに発する語。なんとまあ。はてさて。「さてさて、やっかいな事になったものだ」「さてさて、感心な子供もいるものだ」
[副]先を促して問いかけるときの語。それからそれから。それでそれで。
「―と問ひ聞こえさせ給ひて」〈栄花・わかばえ〉精選版 日本国語大辞典 「さてさて」の意味・読み・例文・類語
さて‐さて
[ 1 ] 〘 副詞 〙 副詞「さて②」を強めたいい方。あれはどうか、これはいかに、など問いかけるときに用いる語。それでそれで。それからそれから。
[初出の実例]「いと心よううち笑ませ給て、さてさてと問ひきこえさせ給て」(出典:栄花物語(1028‐92頃)若ばえ)
[ 2 ] 〘 感動詞 〙
① 感動詞「さて」を強めたいい方。驚いたり、あきれたり深く感動したりした時に発する語。それにしてもまあ。
[初出の実例]「さてさてあやしきことの侍ける」(出典:宇津保物語(970‐999頃)忠こそ)
② 歓迎の気持を表わす言葉。やあやあ。〔日葡辞書(1603‐04)〕
さ寝さ寝;さねさぬ;mlt ddj;sanesanu;さ寝さ寝;none;さ寝さ寝;辞書にて、【動詞「さぬ」を重ねたもの】とあるので「さぬさぬ」としたあとに、動詞「さぬ」につけるなら連用形「さね」が良いと判断し、前部をサネに変えたのだろうと推測。〘 自動詞 ナ行下二段活用 〙何回も寝る。また、男女がいっしょにたびたび寝る。初出「左宿左寝(サねサね)」※万葉集(8C後)一四・三四九七。;さ寝さ寝-511543、さ寝-511519
精選版 日本国語大辞典 「さ寝」
さ‐・ぬ【さ寝】
〘 自動詞 ナ行下二段活用 〙 ( 「さ」は接頭語 )
① 寝る。
[初出の実例]「鶴(たづ)が鳴き葦辺をさして飛び渡るあなたづたづし独り佐奴礼(サヌレ)ば」(出典:万葉集(8C後)一五・三六二六)
② 特に、男女が共寝する。
[初出の実例]「愛(うるは)しと 佐泥(サネ)し佐泥(サネ)てば 刈薦(かりこも)の 乱れば乱れ 佐泥(サネ)し佐泥(サネ)てば」(出典:古事記(712)下・歌謡)さ‐ね【さ寝】
〘 名詞 〙 ( 「さ」は接頭語。「ね」は下二段動詞「ぬ」の連用形の名詞化 ) 寝ること。特に、男女がいっしょに寝ること。
[初出の実例]「ま愛(かな)しみ佐禰(サネ)に我(わ)はゆく鎌倉の美奈の瀬川に潮満つなむか」(出典:万葉集(8C後)一四・三三六六)
さばさば;mlt2;サバサバ・爽爽・爽々;
様々;さまさま(おかげ);mlt2 igg;様様・様々;辞書上の説明【《接尾語「さま(様)」を重ねた語》人や物事を表す語に付いて、自分にとってその人やその物事がありがたいものであるという意を表す】。辞書にない意味としては皮肉でも使われるというのがある。たとえば、「それがやってくれた」という気持ちで使われる。関連「さまざま(異なる)」。
さまざま(異なる);mlt2 igg;様様・様々;関連「さまさま(おかげ)」
寒々・寒寒;さむざむ;mlt2 dakur;samuzamu;寒々・寒寒;none;none;
潸々・潸々と;さめざめ;mlt2 dakur;samezame;潸々・潸潸・滲々・滲滲;none;none;① しきりに涙を流して静かに泣くさまを表わす語。[初出の実例]「これ見ればあはれに悲しきぞとて、さめざめとなき給ふを見れば」(出典:更級日記(1059頃))。② 深く心にしみるさま、しみじみと言うさまを表わす語。つくづく。[初出の実例]「ひたぶるに世を思ひすごし心のほど〈略〉さめざめとの給て」(出典:浜松中納言物語(11C中)五)。「必、心労なりなどと思ひてくれなよと、さめざめとおほすに」(出典:俳諧・父の終焉日記(1801)五月一八日)。③ 意識がはっきりとして、冷静なさまを表わす語。[初出の実例]「浮世の夢のさめさめと、人を問ふ度ごとに袖なる月もぬるるかほなれば」(出典:御伽草子・秋の夜の長物語(南北朝))。
sayousayou mlt・srh sumi
然様然様;さようさよう;ssn knjnasi atj;sayousayou;然様然様;左様左様;none;日国の「然然(ささ)」の解説内①に「さようさよう」が見られた。「然然(ささ)」=① 同意を表わす。類語「そうそう」。;https://kotobank.jp/word/%E7%84%B6%E7%84%B6-510083
然も然も;さもさも;ddj ssn hknjooi mlt2;samosamo;然も然も;none;none;ddj[副]「さも」を強めた言い方。いかにもいかにも。「然も然も苦しげにうなる」。類語「さも・そのよう・そんな・そういう」ほか。初出「さもさも元日めいた心もちだっけが」※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)四。;https://kotobank.jp/word/%E7%84%B6%E3%82%82%E7%84%B6%E3%82%82-512083 ssn→https://kotobank.jp/word/%E3%81%95%E3%82%82%E3%81%95%E3%82%82-2043463
sarebasareba mlt・srh sumi
サレバサレバ;さればされば;ssn knjnasi srhk mlt3 kngnasi ;sarebasareba;none;none;サレバサレバ・さればされば;〘 感動詞 〙 相手のことばに同意した時にいう語。類語「さようさよう・そうだそうだ」。初出「Sarebasareba(サレバサレバ) キキモ キカセラレ、カタリモ カタリマラシタ コトヂャ」※天草本平家(1592)四)。;https://kotobank.jp/word/%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%B0%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%B0-2043762、されば→https://kotobank.jp/word/%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%B0-2043751
ザワザワ・ザワザワと;ざわざわ;ssn mlt2;none;騒々・騒騒;ザワザワ・ざはざは・ざわざわ;〘 副詞 〙① 声や音がさわがしく聞えるさま、大勢がさわぎ動くさまを表わす語。[初出の実例]「此でざわざわと云へば、十万里の外の海にどうどひるがゑる也」(出典:碧巖雷沢抄(1533)一)。② そわそわと落ち着かないさまを表わす語。[初出の実例]「ざはざはと何んじゃの。有所(ありしょ)の知れた紙入明日(あす)なと取らんせ」(出典:浄瑠璃・女殺油地獄(1721)下)。③ 病気の熱などで寒けがするさまや、気味が悪く鳥肌がたつようなさまを表わす語。ぞくぞく。[初出の実例]「幸子は身体のずウと底の方からザワザワと寒気がしてきた」(出典:一九二八・三・一五(1928)〈小林多喜二〉一)。「騒々」表記は当て字とも言えるし、語源としてつながりがあるとも言えるので、正当な漢字表記としても良い気もする。
潸々・潸潸;さんさん;mlt2 dakur;sannsann;潸々・潸潸・滲々・滲滲;none;none;① 涙の流れるさま。さめざめ。[初出の実例]「泥深武州墓、下レ轎涙潸々」(出典:山陽遺稿(1841)詩集・六・入摂)、「孤独の涙が滲々(サンサン)と流れ落ちる」(出典:水彩画家(1904)〈島崎藤村〉一一)。② 雨の降るさま。〔貢奎‐懐胡則大詩〕
三々・三三;さんさん;mlt ddj;sannsann;三々・三三;none;none;1 吉数とされる三を重ねた、めでたい数。 2 五目並べで、三目並んだ石が同時に2か所以上にできること。禁手とされる。 3 囲碁で、碁盤の縦・横の縁から数えてそれぞれ第3線の交点。
ザンザン;ざんざん;ssn mlt2 knjnasi omp;zannzann;none;none;ざんざん・ザンザン;〘 副詞 〙 雨が勢いはげしく降るさまを表わす語。初出「雨がざんざん降って」(出典:田舎教師(1909)〈田山花袋〉一四)。
三々五々・三三五五;さんさんごご;smk4j mlt4 mltw 4jj;sannsanngogo;三々五々・三三五五;none;none;あちらに三人、こちらに五人というように、人が行く、また、人がいるさま。また、物があちこちに散らばっているさま。ばらばらと、ちらほらと。出典李白りはく「採蓮曲さいれんきょく」句例三々五々集まってくる用例甲陽鎮撫隊を解散し、新撰組はそれぞれ平服にきかえて、三々五々、江戸へ落ちることにした。<司馬遼太郎・燃えよ剣>。
散々・散散;さんざん(ちりぢり・激しい・);ssn mlt2 kngari hnskyd;sannzann;散々・散散;none;none;① ちりぢりになるさま・細かくばらばらになるさま。初出は漢文体「御堂関白記‐長和二年(1013)八月一三日」。「つぶれてさむざむにちりぬ」※古今著聞集(1254)一二。② 物事の程度のはなはだしいさま・乱れてはげしいさま。初出「散々(サンザン)の事どもにてぞありける」※高野本平家(13C前)一。「弓とりなをして、散々に射るに」※保元物語(1220頃か)上。③ 様子のひどく悪いさま・見苦しいさま。初出は漢文体「中右記‐保安元年(1120)四月二四日。「秋の頃はさんざんで、勤めもお引なされしが奥に入て少御快気」※浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡(1712頃)上。;https://kotobank.jp/word/%E6%95%A3%E6%95%A3-513494
散々・散散;さんざん;ssn mlt2 kngari hnsh;sannzann;散々・散散;none;none;〘 副詞 〙 物事の程度が著しいさまを表わす語。「いろいろとひどく・はなはだしく」。「さんざ・さんざっぱら」。初出の「さんさんよごれたる旅ころも〈孝晴〉」※俳諧・伊勢山田俳諧集(1650)。「さんざん迷って」※帰郷(1948)〈大仏次郎〉風土)。;https://kotobank.jp/word/%E6%95%A3%E6%95%A3-513494
散ざ;さんざ;ssn mlt2 kngari hnsh;sannza;;none;散々・散散;散ざ・さんざ;① 十分満足するほど。初出「今までそこの茶をさんざたべた。此うへにのんだら」※洒落本・一事千金(1778)二。② 程度がはなはだしいさま・ひどく・さんざん・さんざっぱら。初出「わたしの事をば、さんざわるくばかしいひますので」※当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一三。;https://kotobank.jp/word/%E6%95%A3%E6%95%A3-513494
サンザ騒ぎ;さんざさわぎ;knjnasi hknjooi mzgk ssn;sannzasawagi;none;散々騒ぎ・散散騒ぎ;サンザ騒ぎ・さんざさわぎ・さんざ騒ぎ;精選版 日本国語大辞典の見出しは「さんざ騒」で、「さんざ」が漢字ではない。意味「宴会などで、歌ったり踊ったりして騒ぎたてること」。類語「そこぬけ騒ぎ・どんちゃん騒ぎ」。;20230916
出典:【畳語辞典風】は行「は」
はらさんざ・はらさんざん;mlt ssn hnshuku;腹散散;はらさんざ・はらさんざん・腹さんざ・腹さんざん;意味「したたかに」。雑俳・柳多留一一(1776)「はらさんざぶらぶらされるけちなばん」。
さんざっぱら・さんざんぱら・さんざんばら・さんざはら;ssn knjnasi hnshuku;sannzappara・sannzattpara;none;散々ぱら・散散ぱら;さんざっぱら;「ぱら」部分の漢字表記ナシ。「さんざ」を強めていう語で「したたかに・時間をかけて思いっきり・ひどく」の意味。見出し「さんざっぱら」、解説に「さんざはら」とも。「さんざはら」未立項。滑稽本・浮世風呂(1809‐13)二では「さんざっぱらあばれ食ひをして」と ひらがな表記。関連語 及び 同義語「さんざんぱら・さんざんばら・さんざっぱら・さんざはら」。;https://kotobank.jp/word/%E6%95%A3%E6%95%A3%E3%81%A4%E3%81%B1%E3%82%89-3137761
***sannbara・zannbara seidaku・omp
サンバラ・ザンバラ ;さんばら・ざんばら;ssn hknjooi knjnasi seidaku hnsmkyd ompgiwaku;sannbara・zannbara;none;none;サンバラ・ザンバラ・さんばら・ざんばら;見出し「さんばら」、解説に「ざんばら」とも。結っていた髪などがくずれて、ふり乱れている様子。初出「荷取のはしる鬢のざんばら」※俳諧・七柏集(1781)炭俵の頃。;https://kotobank.jp/word/%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%B0%E3%82%89-514615
サンバラ髪・ザンバラ髪;さんばらがみざんばらがみ;ssn hknjooi knjnasi mzgk seidaku hnsm ompadd ompgiwaku;sannbaragami・zannbaragami;none;none;サンバラ髪・ザンバラ髪・さんばらがみ・ざんばらがみ;見出し「さんばらがみ」、解説に「ざんばらがみ」とも。ふり乱れた髪・みだれがみ・ちらしがみ。初出「さんばら髪(ガミ)で居る者を、嫁にとろとは云ぬはやい」※浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵(1748)一〇。;https://kotobank.jp/word/%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%B0%E3%82%89%E9%AB%AA-514616
【あ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0aa
【か】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ka
【サ行「さ」】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0sa
【サ行「し」】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0si
【サ行「す」】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0su
【サ行「せそ」】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0sa
【た】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ta
【な】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0na
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【KEYWORD ZONE】
さぎょう、さきよう、サギョウ、sagyou、作業、さ行、サ行
さぎょうさ、さきようさ、先用差、サギョウサ、sagyousa、作業差、さ行さ、サ行サ。
さぎょうし、さきようし、先用紙、サギョウシ、sagyousi、作業し、さ行し、サ行シ。
さぎょうす、さきようす、先様子、サギョウス、sagyousu、作業す、さ行す、サ行ス。
さぎょうせ、さきようせ、先用背、サギョウセ、sagyouse、作業せ、さ行せ、サ行セ。
さぎょうそ、さきようそ、先要素、サギョウソ、sagyouso、作業そ、さ行そ、サ行ソ。
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私家版【畳語辞典(ジョウゴジテン)】
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