和語の里(Wagonosato) - 日本語・データ化・考察 -

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当て字辞典風「は行」【漢熟語当て字・ヤンキー当て字・歌詞の当て字などの日本語まとめ】

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 【H は】

はあと・はーと;dqny imeios;Heart(ハート);;覇悪怒;iphoneがUser辞書に設定してないのに「はーと」の変換候補に「覇悪怒」を出したとの報告がある。実際に搭載してるアプリによって異なるので断言はできない。

ばか;ofcari 2knj atjk ddj;(梵語)moha・ばか・バカ;馬鹿・莫迦・痴呆;辞書に《〈梵〉mohaの音写。無知の意。「馬鹿」は当て字》とある。当てられた字は、中国の故事からという説がある。趙高が二世皇帝に鹿のことを「馬」と言って献上した。そのことに対して、「鹿」と言った人は全て処罰したという故事「指鹿為馬(しろくいば)」から。つまり、バカなのは「馬」と「鹿」ではなく、その登場人物だった。当て字で使われてるせいで、「バカ」の代名詞として「馬」と「鹿」が例えられていることがあるというのは、カワイソウな話である。「莫迦」も当て字だが、意味として「莫」には「否定・むなしい」の意味があるため幾分マシか。であう・めぐりあう意味の「迦」は梵語(ボンゴ)の音訳に用いられるもので、おそらく意味として「バカ」に通ずるワケではないだろう。ちなみに、「ぐち【愚痴/愚癡】」も「(梵語)moha」からの言葉で、音写の「馬鹿」に対して、訳語としての「愚痴」になっている。もとは同じ「(梵語)moha」から2つのコトバが派生してしまっている。「痴呆」表記=ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)。;【莫】→https://dictionary.goo.ne.jp/word/kanji/%E8%8E%AB/、「迦」→https://dictionary.goo.ne.jp/word/kanji/%E8%BF%A6/kotobank.jp/word/馬鹿-599727

https://twitter.com/kogaaaa_russssh/status/1022732481760391169

 

はかない;mkn atjk 2knj ssn;捗無い・果無い;果敢ない・果敢無・果敢無い・(常用漢字表外だが読みは一般的)儚い;文豪当て字※夏目漱石か。古い表記では「竹取(9C末‐10C初)=はかなく」「蜻蛉(974頃)上=はかなき」など ひらがな表記。辞書の[補注]にて【「はかない」の「はか」は「はか(計)」】【「あとはか」「はかる(計量)」「はかどる(捗)」「はかがゆく」などの「はか」と同根】とある。形容詞「はかばかしい」と対応する語。「儚」は常用漢字表外であるが、字がカンタンであるからか、現代では「儚い(はかない)」表記が一般的になりつつある。;kotobank.jp/word/果無・果敢無・儚-356996

はかりごつ・はかりこつ;ssn atj 1knj;計りごつ・計りこつ;謀つ;「計り事」を活用して動詞にしたもの。参照「はかりごと」。文献「大日経義釈延久承保点(1074)一三」の表記「謀(ハカリコ)て〜」。文献「源氏(1001‐14頃)手習」の表記「人にはかりこたれても〜」;kotobank.jp/word/謀-599893、kotobank.jp/word/ごつ-267401

はかりごと(はかりこと);ssn atj 1knj;計り事;謀;辞書に(「計り事」の意。古くは「はかりこと」)とある。そもそも、「はかる」に当てる字として「計り・謀り」がある。そうなってくると、「謀(はかりごと)」と読ませる当て字は、「計」1文字で「はかりごと」と読ませるようなものと似ている。当然、おかしいと思うだろう。しかし、そういうことをしている。意味は多く、簡略化して書くと「うまくいくよう考えた手段・ダマすため前もって考えた手段・担当する能力・器量・気がかりなこと・あれこれ工夫・思いつき・生活していくための仕事・運命」などの意味。関連語「たばかり・はかりごつ」;kotobank.jp/word/謀-599893

ばくち;ofcari 2knj atjk ssn;博打・博打ち;博奕;精選版 日本国語大辞典「ばくち【博打・博奕】」に、(「ばくうち(博打)」の変化した語)とある。「ばくうち」→「ばくち」なので、変わったのは発音なので、「博打」は、当て字ではなく読み変である。

ばくろう;ofcari 2knj atjk npn ssn;伯楽(はくらく);馬喰(ばくろう)・馬口労(ばくろう)・博労(ばくろう);馬や牛のことに詳しく、馬や牛の売買仲介などを業とする者。「馬」の当て字はわからなくもないが、「牛」要素は「馬喰」にはない。辞書には(「はくらく(伯楽)」の変化した語)として「ばくろう」が説明されている。「馬口労」は狂言で使われた表記であって、「はくらく」を意味する言葉としては使われてなかったかもしれない。;kotobank.jp/word/馬喰-139134、kotobank.jp/word/博労・伯楽・馬喰・馬口労-2074018

はこじょう;ofcari 2knj atjk ssn imeg;箱鎖;箱錠;辞書に(「錠」は「鎖(ジャウ)」の当て字)とある。ドアにとりつける錠で、装置が錠箱とよばれる金属製の箱におさめられているもの。

はしか;ハシカ;麻疹;@;当て字、「ましん(麻疹)」をそのまま当て字した

はじき;atj 3knj hst rks;土師器;古墳時代の素焼きの土器。埴輪(はにわ)も土師器でした。

はじめ;ofcnasi 2knj atkjk;初め・始め・肇;東・一歩・元;「東(はじめ)」の当て字は「東西南北の最初の一文字」だららだそうだ※漢字文化研究所所長「阿辻 哲次(あつじ てつじ)」の知人の名前。imegで「はじめ」の変換候補に「一歩」が出る※20220310。「肇」は「はじめ」読みがある。「元」を「はじめ」と読む場合は表外読みなので、当て字扱いとする。

URL:https://www.kanjicafe.jp/detail/8510.html

出典:あつじ所長の漢字漫談49 鴨太郎と鴨美――子どもの名前につけたい漢字 | コラム | 日常に“学び”をプラス 漢字カフェ

 

はしる;kasi ofcnasi 2knj atkjk;疾走る;走る;

はぜ;ddj 2knj;(語源推測漢字)爆ぜ;粶/爆米/葩煎;もち米を煎 (い) ってはぜさせたもの。

はっきり;atjk 2knj;はっきり・ハッキリ;確乎・確固;現代でもよく見る漢語「確固たる意思」の「確固(確乎)」を当て字したもの。文豪当て字※夏目漱石か。;kotobank.jp/word/確固・確乎-231496;hakkiri

はで;破手・映手;→;派手;参考「精選版 日本国語大辞典 派手」《「破手(はで)」から転じた語とも、また、「映(は)え手」の変化した語ともいう》

 

 

ばねバネ・跳ね・撥ね・弾ね 発条

はねむーん;ofcnasi 2knj atjk IMEG;honeymoon(ハネムーン・ハニムーン);新婚旅行・蜜月;「はねむーん」の変換候補に「新婚旅行」があった※220211114。その割には、「蜜月」は変換候補にすらなかった。当然、辞書の見出し表記に「新婚旅行」「蜜月」はない。意味は「結婚して間もないころ・結婚して一か月ほどの日々・親密な関係」;kotobank.jp/word/蜜月-638667。kotobank.jp/word/ハネムーン期間-603975

はびこる;ofcnasi 2knj atjk IMEG;ハビコル;蔓延る・蔓衍る;精選版 日本国語大辞典デジタル大辞泉ともに見出しの漢字表記に「蔓延」がある。デジタル大辞泉には「蔓衍」も見出しにある。

はやった・はやっている;ofcari ssn 2knj atjk;逸った・早った・逸っている・早っている;流行った・流行っている;「(当て字)はやる(流行る)」「はやる(逸る・早る)」の連用形・名詞化。詳しくは「はやる」にて。

はやて;lrc ofcnasi 2knj atk;疾風;早手;「疾風(シップウ)」を、「はやて」と読ませただけの当て字。意味は「急に激しく吹き起こる風」。転じて「疫痢の異称」などがあるが、残りの意味は次を参照→kotobank.jp/word/疾風・早手-361532。問題は、「手」であるが、これは「追い手」の「手」が「風」を指すのと同じ考えならば、「早手」が「早い風→急に激しく吹き起こる風」というのが妥当だろう。


はやり;ofcari ssn 2knj atjk;逸り・早り・時花・時行;流行る;「(当て字)はやる(流行る)」「はやる(逸る・早る)」の連用形・名詞化。詳しくは「はやる」にて。「時花」表記は精選版 日本国語大辞典の見出し表記。「俳諧西鶴大矢数(1681)第二三」の表記「時行風(ハヤリかぜ)」。

はやりうた;2knj atjk;逸り歌;童謡ウタ;「はやる・はやり」単独については、「はやる」にて。「童謡ウタ」表記は「多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前」の表記。

はやる;ofcari ssn 2knj atjk;逸る;流行る・時花る・時行る;辞書の「はやる【流行】」にて、(「はやる(逸)」と同語源)とある。また、精選版 日本国語大辞典では「はやる」「はやり」の見出しに「逸・早」とある。同音異義における各種の意味は「はやる【逸・早】」の意味に含まれる「あらだつ・心が先に進む・あせる」などから派生したものと考えられる。1254年の「古今著聞集」では「疫病はやりたり」で、「流行」表記ではない。1821年の「歌舞伎・敵討櫓太鼓」で「お杯を流行(ハヤ)らせ」、1911-13年の「森鴎外」の「雁」にて「江戸中に流行(ハヤ)った」という表記が使われている。しかし、森鴎外以降「流行」表記ばかりかというわけでもなく、1962年の「小島信夫」の「弱い結婚」では、「ラーメン屋がよくはやるとか」と「はやる」表記である。;kotobank.jp/word/流行-149597

はゆま;atj 1knj 2knj dicgzk;早馬;馬・駅馬;「てんま(伝馬)」のこと。学研全訳古語辞典「はゆま 【駅・駅馬】」にて「はやうま(早馬)」の変化した語とある。

はりま;ofcari ddj 2knj atj npn;はりま;播磨;日本大百科全書(ニッポニカ)「播磨国はりまのくに」によると、「現在の兵庫県の南部を占める旧国名畿内(きない)の一国。播州(ばんしゅう)。」である。大百科全書の産物の説明には、「播州釣り針(社町)、播州織(西脇市ほか)」などの工芸品があげられているが、それらが針を用いるのも「はりま」の名前に関係があるのか。由来の名言は調査中。;kotobank.jp/word/播磨-605397

デジタル大辞泉「は【播】[漢字項目]」

人名用漢字] [音]ハ(呉)(漢) バン(慣) [訓]まく
〈ハ〉
1 種をまく。「播種/撒播(さっぱ)・条播」
2 及ぼし広める。「伝播(でんぱ)」
〈バン〉播磨(はりま)国。「播州・播但(ばんたん)」

 

 

 

はんかち;kasi ofcnasi;ハンケチ・ハンカチ・ハンカチーフ(handkerchief);手巾;芥川竜之介の作品に「ハンケチ【手巾】」というものがあるが、いくら有名著者でも、辞書の「はんかち」の見出し表記として収録されていない。これは辞書の判断が10割正しい。「しゅきん【手巾】」は、どう転ぼうと「しゅきん【手巾】」である。

ばんざい・ばんさい;ssn atj 2knj;番菜;晩菜・万菜;【〘名〙 ふだんのお菜。ありあわせの物で作ったお菜。多く、東京地方で惣菜というのに対して京阪でいう語。飯菜。】と説明がある。辞書ごとに読みの違いがある。精選版 日本国語大辞典「ばんざい」。平凡社 普及版 字通「ばんさい」。魚類精進相撲組合(1830‐44)では、漢字ではなく「ばんざい」表記。

 

 

【H Hi ひ】

ひきょう;非確定 ssn atjk 2knj;比興;卑怯;辞書の[補注]では、【「比興」がもとで、後に「卑怯」の字が当てられるようになったか。】とある。室町末‐近世初の表記では「ひきゃう」「ひけう」とあり、漢字表記ではない。;kotobank.jp/word/卑怯-609270

出典:波形本狂言・神鳴(室町末‐近世初)
「さてさてひきゃうな事を仰らるる。針を立ねばなおりませぬ」

出典:虎明本狂言・瓜盗人(室町末‐近世初)
「それは御ひけうじゃ、是ほとかうさんいたすに、何とて物を仰られぬぞ」

ひくく;非確定 atj;低く;卑く;「卑く(ひくく)」という表記は「言葉を卑くす(ことばをひくくす)」で見られる。「低く」由来のコトバであるため、「卑く(ひくく)」は当て字のタグヒで考えたほうがいいと現状判断している。

ひこ;1knj ssn npn;日子;彦;もとは「日子」だが、「彦(ひこ)」も現代で常用漢字表内読みにされている。辞書にて(「日子」の意)とある。大百科には「ひ」は美称、「こ」は子供・子孫の意とするのが一般であることが書かれている。男子の美称・呼称。古代では「姫(ひめ)」に対して、男性一般を表わし、多く男子の名前の下に付けて用いる。大百科には、男子の意味で単独に用いられたかどうか確実な用例はなく、男神の名前についた形の例が多いことが書かれている。

ひこじ・ひこぢ;ssn;日子じ・彦じ;夫;実際に夫を「ひこじ」と読ませるの、ほかの「おっと・ふ(ふう)」読みなどが主流な上に区別がつかないので、使いにくい表記である。ふりがな文庫で「夫」を「ひこぢ・ヒコヂ・ひこじ・ヒコジ」のどれかで読ませているのは合計は2件しかなかった。辞書での意味は「りっぱな夫をいう。男子の名の一部にも用いる。」とある。

 

ひしゃく;atjk ssn onby;柄杓;瓠(ひさこ);精選版 日本国語大辞典「ひしゃく【柄杓】」にて (「ひさこ」の変化した語。「柄杓」はあて字)とある。意味③にも「ひさご(瓠)」の意味があり、「ひさご」ももとは「ひさこ」と言われていた;mi@2漢字化

 

 

ひと;kasi ofcnasi;人;他人; @

ひなげし;imegari jnk atj ddj kym plt;雛芥子;雛罌粟;ひなげしケシ科の越年草。「ケシ」部分を「罌粟」とするのは当て字。花の方の「けし」に使い分けのために、当て字したものが「罌粟・罌子粟」。

出典:当て字辞典風「か行」

けし;atjw imegari ddj imegari kym plt;芥子;罌粟・罌子粟;ケシ科の越年草。または「カラシナの種子」で香辛料・仏寺で護摩たきで利用。「かい【芥】」の呉音が「ケ」である。白水社 中国語辞典「芥子 ピンインjièzǐ」によると、中国語での芥子は「カラシナの種子」である。それを踏まえると、日本での「ケシ」は中国大陸由来だろう。辞書上の見出しは「芥子・罌粟」

ひのき;imegari jnk atj ddj kym plt;檜の木・桧の木・ヒノキ;檜・桧・檜木・桧木;ヒノキ科の常緑高木。「ひ【檜】」はヒノキの古名。古事記(712)上「亦其の身に蘿(こけ)と檜(ひ)榲(すぎ)と生ひ」。

ひりょうず;外国語 atjk ddj;filhos(フィーロス);飛竜頭;辞書にて 《〈ポルトガル〉filhosから》とある。粳米うるちまいと糯米もちごめの粉をまぜて水で練り、油で揚げた食品。ひりゅうず。関西で、がんもどきのこと。ひりゅうず。ひろうず。

びろーど;ssn 外国語;veludo(ビロード);天鵞絨;辞書によると《添毛織りの一種。織物の表面を毛羽または輪奈(わな)でおおった織物の総称。本天・別珍・コール天・フラシ天などがある。ベルベット。~(2)「天鵝(絨)」(白鳥の意)の表記は、白ビロードの光沢が白鳥の翼に似ているところから。》

ひろめ;atjk;披露目;広め・弘め;デジタル大辞泉「ひろめ【広め/×弘め/披露目】」にて「披露目」は当て字とある。広く一般に知らせる意味なので、それが転じて「お披露目会」の意味で用いられるようになる。;mi@2漢字化

 

 

【Hu ふ】

ふいご;ddj;吹革;鞴/韛/吹子;辞書の「ふいご【×鞴/×韛/▽吹子/▽吹▽革】」に、《「ふきがわ」の変化した「ふいごう」の音変化》とある。つまり、「ふきかわ(吹き革)」→「ふいごう」→「ふいご(鞴/韛/吹子)」。火力を強めるために用いる送風装置。箱の中のピストンを動かして風を送る。古代から金属の精錬や加工に使用された。「ふいごう【鞴】」=「ふいご」である。辞書の例文に「大息ついだるその響き、ふいごう吹くが如くなり」〈浄・国性爺〉にある、「ふいごう吹く」を当て字の「吹子」にすると「吹子吹く」と気持ち悪い表記になる。当て字する人はこういう部分を考慮に入れないことが多い。;kotobank.jp/word/ふいご-787193、kotobank.jp/word/鞴-615463

ふぃりぴん;外国語 kymkuni 3knj atj imegari;Philippines(フィリピン);比律賓・非立賓・非力彬;比律賓の当て字の頭「比」を取り「国」をつけて、「比国(ひこく)」と表記し「フィリピン」を指すこともある。ただし、精選版 日本国語大辞典「ひこく【比国】」の意味[1]にある通り、「比=ならぶ」の意から、「となりの国・近くの国」という意味の言葉として、769年の文献から使われている。そのため、ややこしくなってしまっている。よほどの漢字崇拝者・漢語崇拝者出ない限り、フィリピン・フ国などでよいのではないだろうか。;20220416

 

ふがいない;imeg 2knj atjk ssn;(語源推測漢字)不代い無し・(語源推測漢字)腑代い無し;不甲斐ない・腑甲斐ない・不甲斐無い・腑甲斐無い;辞書の「ふがいない【腑甲斐無・不甲斐無】」にて、(「腑」「不」はあて字か)とあるが、頭につく「ふ」が「不・腑」などの漢語くらいしか考えられないので、あえて推測として「不代い無し・腑代い無し」として載せておく。「不代い無し」=代えがなくはない(代えがきく)・「腑代い無し」は、いい解釈が浮かばない。「甲斐="代い"の当て字」というのは判明している。意味は「とても意気地がない・役に立たない・だらしがない」など。 腑=はらわた・臓腑・考え・思慮分別・性根など。甲斐=行動の結果のしるし・努力した効果・期待できる値うち。;kotobank.jp/word/腑甲斐無・不甲斐無-2079222。kotobank.jp/word/言甲斐無-2004680。kotobank.jp/word/甲斐-456608。kotobank.jp/word/甲斐・詮-2019123

出典:当て字辞典風「か行」

かい・かひ;imeg 2knj atjk ssn;代い;甲斐・詮・効;デジタル大辞泉「かい」の見出しには「甲斐/詮/効」の3つがある。精選版 日本国語大辞典「甲斐・詮」には、(四段動詞「かう(代)」の連用形の名詞化したもので、代わりとなるべき事、物の意から。→がい〔語素〕)とある。;kotobank.jp/word/甲斐・詮-2019123

 

ふかで;ddj;深手;深傷;辞書の見出しで「深手・深傷」どちらの表記もある。当然「傷」を「て・で」の読みはないので当て字。

ふけ;imeg;フケ;雲脂・頭垢 @ 2つとも変換される

ふしだら;atjk 3knj;ふしだら・フシダラ;不仕鱈・不行跡;寧馨児(1894)〈石橋思案〉一二にて「物事に不仕鱈(フシダラ)なるは〜」。人情本・珍説豹の巻(1827)前にて「不行跡(フシダラ)」表記。意味「しまりないことさま・だらしないことさま・品行の悪いことさま」。

ふてる;imeg 2knj atjk jykhg ddj;不貞る;ふてる;辞書「ふてる【不貞る】の[補説]」にて、「不貞」は当て字という説明がある。;mi@2漢字化

ふとん;imeg 2knj atjk jykhg ssn;蒲団;布団;一見すると「布団」の「団」部分が当て字に見えるが、当て字部分なのは「布」である。「団」の「とん」読みは唐音。「ふ」はもともと、「蒲」であり、「布」は「蒲」に当てた字。

ぶっちぎり;dqny imeg;ぶっちぎり・打っ千切り・ブッチギリ;仏恥義理;

ぶつめつ;atjk 2knj imeg;物滅;仏滅;ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「仏滅 ぶつめつ」に、もとは「物滅」と書き,近年になって「仏」の字をあてたもので,仏 (ブッダ) の死んだ日とは無関係であると書かれている。;kotobank.jp/word/仏滅-866001

ふともも;ddj plt kym atj 2knj;フトモモ;蒲桃;フトモモ科の常緑小高木。実は卵形・球形などをし、白や黄色で香りがあり、生食のほかジャム・酒などに利用。「蒲(かば)」の字は通常「ふと」と読まない。デジタル大辞泉「【蒲】[漢字項目]」でも、【[音]ホ(漢) ブ(呉) フ(唐) [訓]がま】の読みしかない。

ふね;2knj atjk imegnasi;船・舟;船舶;〈皇極紀〉にて、「船舶(ふね)」表記アリ。

 

【へ He】

べるべっと・ヴェルベット;atjk imeg;velvet(ベルベット);天鵞絨・天鹅绒;「ビロード・ヴェルベット・ベルベット」ともに「天鵞絨」は変換候補に出ない。「てんがじゅう」の第一変換候補は「天鵝絨」。ポルトガル語の「veludo(ビロード)」という織物が日本に伝来した際に、中国語の「天鵞絨・天鹅绒(Tiān'éróng)」を当て字して「天鵞絨(ビロード・ヴェルベット・ベルベット)」読みをさせる人がいた。そこから、今でも当て字が見られる。当て字の他に、読みは日本の音読みのまま「天鵞絨(てんがじゅう)」と読むこともある。;kotobank.jp/word/ビロード-121980

出典:天鵞絨(びろうど)とは?:伝統色のいろは

天鵞絨(びろうど)とは、ビロードの生地のような暗い青みの緑色ことです。生地が光沢のある白鳥の翼に似ているところから「天鵞絨」の字があてられていました。「天鵞」が白鳥を意味し、「絨じゅう」が毛の厚い織物を意味しています。

ポルトガル語=veludo

スペイン語=velludo

・英語=velvet(ベルベット)

velvetは「veludo・velludo」の音変化と見られる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「ビロード」

パイル織物の一種。ポルトガル語の veludoまたはスペイン語の velludoの転訛語で,ベルベット velvetと同義語。天鵞絨とも書く。 13世紀イタリアの絹の織元ベルッティ Velluti家の発明に由来し,イタリア語でベルート vellutoと呼び,特に 14~16世紀にかけて,ルネサンスの代表的な服飾材料としてイタリアで生産され,~(後略)

へんてこ;atjk 2knj;へんてこ・ヘンテコ・ほか説明に記載;変梃;「梃」は「テコの原理」の「テコ」だったり、「小さくても強力な手段」「手子の衆 (しゅ) 」だったりするので、それが「変」という語源とは思えない。文豪当て字※夏目漱石か。「へんてこ」は他にも「へんちき」などの呼び名がある。そこから、「てこ(手児)・ちき(稚気)」の意味として、「子供や子供っぽい」がある。また、「ちき(ひらがな)=人の状態を表す語に付いて、そのような人、そのような奴 (やつ) の意を表す」ということから、「へんちき→へんてこ」とも考えられる。前者の説だと「変手児・変稚気」などとできるが、後者の「ちき」由来が妥当か(変ちき→変てこ)。

出典:デジタル大辞泉「ちき【稚気/×穉気】」
子供のような気分。子供っぽいようす。「―に富む」「―愛すべし」

出典:デジタル大辞泉「ちき」
[接尾]人の状態を表す語に付いて、そのような人、そのような奴 (やつ) の意を表す。「高慢―」「とん―」

出典:デジタル大辞泉「てこ【手▽児】」
《「てご」とも》

1 父母の手に抱かれる子。赤子。

「音 (ね) をそ泣きつる―にあらなくに」〈万・三四八五〉

2 少女。おとめ。

「人皆の言は絶ゆとも埴科 (はにしな) の石井の―が言な絶えそね」〈万・三三九八〉

 

 

【Ho ほ】

ほうばい;atj imegari;朋輩;傍輩;デジタル大辞泉「ほうばい【×朋輩/▽傍輩】」に当て字だと記されている。意味も「同じ人や同じ先生に仕えたり、仲間であったりする人。同じくらいの身分・年齢の友などの意味なので「傍ら」の意味。傍らにいることでの仲間意識の向上による格差の体感がへり、仲間意識が強くなったから「朋輩」を当てだしたのだろうか。「朋」は「友達・仲間・友」の意味※漢字ペディア。;mi@2漢字化

 

 

ほうふら;2knj atjk jnk kymmusi;棒振ら・棒振;孑々・孑孑・孑孒;蚊の幼虫である「ボウフラ」。棒のような体で、体を揺らし(フリフリ)して動く。精選版 日本国語大辞典「ぼうふら【孑孑・孑孒・棒振】」で調べてみると、「ぼうふり・ぼうふりむし」とあり、見出し表記の「棒振(ぼうふり)」は、それの由来どおりの表記と考えられる。「孑々」表記は「俳諧俳諧古選(1763)」付録「孑々の振や金魚の鼻の先〈湖十〉」から。漢字ペディア「孒」には「孑孒(ゲッキョウ)」という熟語例があり、音読みなので漢語で、そういったコトバがあったのかもしれない。その漢語の字のみを流用して、「棒振ら・ぼうふら」に当て字したのだろうか。

白水社 中国語辞典「孑」

ピンインjié
*1 一人ぼっち,孤独である.

 

白水社 中国語辞典「孓」
ピンインjué

付属形態素 ⇒孑孓 jiéjué .

※「孒」の字は白水社 中国語辞典で見つからなかった。

 

ほし;dqny saitei ofcnasi 2knj atjk;星;地球;この表記を使っている人は、オシャレだと思ってるのかもしれないが、ボロ雑巾のように使い倒されている当て字なのでオシャレ感はゼロである。そもそも、地球を「ほし」単独では言い表すことは少なく、「このほし」と言い表すことで、やっと我らが住んでいるここの「地球」という表現になる。「ほし」単独であれば普通は、「地球以外の惑星」を指す。そこまで考慮したら「地球」と書いて「ほし」ではなく、「このほし」とするくらいならば、マシだろう。仮に宇宙飛行士が宇宙から地球を見ても「ほし」とは言わない。

 

ほととぎす;atjk 3knj;ホトトギス;山郭公・霍公鳥・子規・時鳥・杜鵑・不如帰・郭公・杜鵑草・蜀魂・杜宇・沓手鳥;文献「夫木(1310頃)七」にて「山郭公(ほととぎす」。

ほとぼり;1knj 2knj atjk ddj;火通り;余熱・熱り。デジタル大辞泉小学館)では「▽熱り/余=熱」表記で見出しがつくられている。

 

 

kw:

"りゅうこうる"

"りゅうこうり""りゅうこうった"

はぎょう、はきよう、ハギョウ、hagyou、は行、ハ行、覇業

当て字辞典、当て字時点、あてじじてん、あてししてん、アテジジテン、atejijitenn、atejijiten、atezizitenn、ateziziten

【KeyWord】 にかんじか ニカンジカ nikanjika nikannjika nikanzika nikannzika、2漢字化 に漢字化 二漢字化 2漢字か 二漢字か、

日本人当て字好きすぎ問題

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じゅくじくん、しゆくしくん、ジュクジクン、jukujikunn、jukujikun、jukuzikunn、jukuzikun、zyukujikunn、zyukujikun、zyukuzikunn、zyukuzikun、熟字訓、シユ串くん

なんどくかんじ、なんとくかんし、ナンドクカンジ、nandokukanji、nandokukanzi、nanndokukannji、nanndokukannzi

 

*1:文語文[昔の書き言葉]