「色々」「近々」「転々」などの同じ音・同じ意味の繰り返しからなるコトバをまとめたものです。「どぎまぎ」のような疑似畳語もデータに入れていて、「mltgiji」というタグがついているものが、疑似畳語のデータです。
※同音と言っても、「近々(ちかぢか)」のように発音上(フリガナ上)、連濁が起こるものも畳語です。
【H He へ】
ヘイヘイ[感];へいへい;ddj mlt knjnasi hrknooi ktknooi;heihei;none;none;ヘイヘイ・へいへい;[感]応答の語「へい」を重ねた語。相手を敬いながら気軽に相づちを打ったり承知の意を表したりする。「—、かしこまりました」
ヘイヘイ[副];へいへい;ddj mlt knjnasi hrknooi ktknooi;heihei;none;none;ヘイヘイ・へいへい;[副](スル)卑屈な態度で言いなりになるさま。ぺこぺこと相手にこびへつらうさま。「いつも—している腰巾着」
平平・平々;へいへい;mlt kngari knjooi ddj hnstari;heihei;平平・平々;none;none;全く平らなさま・平坦・平凡なさま。
平々担々;へいへいたんたん;mlt ofcari kngari knjooi ddjdjs hnstari;heiheitanntann;平平坦坦・平々担々;none;none;《「平坦」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》きわめて平らなさま。また、何の変化もないさま。
平々凡々;へいへいぼんぼん;mlt ofcari kngari knjooi ddjdjs hnstari;heiheibonnbonn;平平凡凡・平々凡々;none;none;[ト・タル][文][形動タリ]《「平凡」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》きわめて平凡なさま。「―たる一市民」
冪々・冪冪;べきべき;mlt ofcari kngari knjooi ddj hnstari;冪冪・冪々;雲や塵 (ちり) などが一面におおうさま。「―たる雲を貫ぬいて恐しい神の声がした」〈漱石・趣味の遺伝〉。
出典:精選版 日本国語大辞典「ぺこ‐ぺこ
[ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
① 頭をしきりに下げるさま、また、人にへつらうさまを表わす語。へこへこ。べこべこ。
[初出の実例]「頭を下げてぺこぺこと頼み回るなんちうことは」(出典:富岡先生(1902)〈国木田独歩〉一)
② 物がゆがみ、へこむさま、また、古くなって弱々しくなるさまを表わす語。
③ ひどく腹のへったさまを表わす語。へこへこ。ぺこ。
[初出の実例]「腹がペコペコして目が廻りそうになってきた」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉七)
④ 下手な三味線の音を表わす語。べこべこ。
[初出の実例]「今、京都で流行るといふフイトサ節をペコペコと弾き出した」(出典:名張少女(1905)〈田山花袋〉五)
⑤ 薄い板などがあちこちへこむ音や、そのさまを表わす語。べこべこ。
[ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙
① [ 一 ]②に同じ。
[初出の実例]「台湾パナマだか何だかペコペコになった帽子を被ってゐる」(出典:満韓ところどころ(1909)〈夏目漱石〉二二)
② [ 一 ]③に同じ。
[初出の実例]「市民等ペコペコの腹をしながら」(出典:江戸から東京へ(1925)〈矢田挿雲〉一二)
ベチャクチャ;べちゃくちゃ(濁音);ssn mltgiji omp;betyakutya;none;none;ベチャクチャ・べちゃくちゃ;〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 口数多くうるさくしゃべるさまを表わす語。ぺちゃくちゃ。べちゃりくちゃり。[初出の実例]「『べちゃくちゃわやわや』『静かに行きな、ころぶといけねえによ』」※黄表紙・京鹿の子娘汁(1791)。
ペチャクチャ;ぺちゃくちゃ(半濁音);ssn mltgiji omp;petyakutya;none;none;ペチャクチャ・ぺちゃくちゃ;〘 副詞 〙 =べちゃくちゃ。[初出の実例]「初声に春のきのつきやしなへと夕雲間よりぺちゃくちゃぺちゃくちゃ」※狂歌・大団(1703)四。
別々・別別;べつべつ;mlt;betubetu;別々・別別;意識して分かれるさま。
ヘドモド;へどもど;ssn mltgiji knjnasi;hedomodo;none;none;ヘドモド;へどもど; 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) どうしてよいかわからないまま、うろたえまごつくさまを表わす語。[ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 [ 一 ]に同じ。初出表記「へどもど」※評判記・嗚久者評判記(1865)。「人間失格(1948)〈太宰治〉第二の手記」も同様の表記。
ヘラヘラ;へらへら;ddj mlt2 omp atj kngnasi knjnasi;herahera;none;none;;ヘラヘラ・へらへら;
精選版 日本国語大辞典 「へらへら」の意味・読み・例文・類語
へら‐へら
[ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
① 炎をあげてよく燃えるさまを表わす語。
[初出の実例]「べらべら、へらへら、めらめらは皆等しかるべし。火などの付て焼侍る音なるべし」(出典:かた言(1650)五)
② 軽蔑したり、自嘲したりして、あいまいに笑うさまを表わす語。
[初出の実例]「岡部はヘラヘラ苦笑をしながら」(出典:花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉中)
③ 相手に迎合しへつらうさま、また、軽々しくよくしゃべるさまを表わす語。
[初出の実例]「皆紅葉見て酒のんでへらへらともう気を晴す牛滝の山」(出典:狂歌・狂歌活玉集(1740)下)
④ 力なく揺れ動くさまを表わす語。
[初出の実例]「沼の上にヘラヘラと漂ふ鬼火の如く」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の顔)
[ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 紙や布などが薄くて弱いさま。また、軽くて薄いものが揺れ動くさま。
[初出の実例]「腰高障子などはもう所々ヘラヘラに吹き破られてゐる」(出典:俄あれ(1916)〈里見弴〉)
ベラベラ;べらべら(濁音);ssn mlt2 omp atj kngnasi knjnasi;berabera;none;喋々;ベラベラ・べらべら;
出典:精選版 日本国語大辞典「べら‐べら
[ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
① 炎をあげてよく燃えるさまを表わす語。
[初出の実例]「べらべら、へらへら、めらめらは皆等しかるべし。火などの付て焼侍る音なるべし」(出典:かた言(1650)五)
② とどまるところなくよくしゃべるさまを表わす語。ぺらぺら。
[初出の実例]「べらべらいふて日をくらしけり」(出典:雑俳・うしろひも(1737))
③ とりとめもなく悠長なさまを表わす語。
[初出の実例]「日向北向(ぼこ)こそ寿命の薬、永き日あしのべらべらと」(出典:浄瑠璃・天神記(1714)三)
④ 紙や布などの薄くて弱いさまを表わす語。特に安物の形容としてよく用いる。
[初出の実例]「田舎の塩煎餠は薄っぺらで軽くてべらべらして居りまする」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉八二)
[ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 [ 一 ]④に同じ。「べらべらな着物」
[初出の実例]「井戸端に持て往って洗ふと、唐紙の事でべらべらになるに困じ果て」(出典:黒い眼と茶色の目(1914)〈徳富蘆花〉二)
精選版 日本国語大辞典 「ぺろぺろ」の意味・読み・例文・類語
ぺろ‐ぺろ
[ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
① 物をなめまわすさまを表わす語。
[初出の実例]「生酔の頭や顔をぺろぺろとなめれば」(出典:咄本・聞上手(1773)生酔)
② 舌のよく回るさまを表わす語。ぺらぺら。
[初出の実例]「静にぺろぺろと何か談(はな)せば通辞の者佐野平に申すやう」(出典:是は是は(1889)〈幸田露伴〉一)
③ またたく間に食べつくすさまを表わす語。
[初出の実例]「新吉は刺身をペロペロと食って」(出典:新世帯(1908)〈徳田秋声〉二六)
④ 小さな炎をあげながら燃えるさまを表わす語。ちろちろ。
[初出の実例]「お品は竈の火のぺろぺろと燃え上るのを見た」(出典:土(1910)〈長塚節〉二)
[ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 薄っぺらなさま。布地などの薄く安っぽいさま。ぺらぺら。
[初出の実例]「水で皮がペロペロになってゐる材木」(出典:蟹工船(1929)〈小林多喜二〉四)
精選版 日本国語大辞典 「べろんべろん」の意味・読み・例文・類語
べろん‐べろん
[ 1 ] 〘 副詞 〙 ゆったりした琵琶の音を表わす語。
[初出の実例]「六神はべろんべろんをおたのしみ」(出典:雑俳・収月評万句合‐寛政一二(1800))
[ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 「べろべろ[ 二 ]②」を強めたいい方。
[初出の実例]「べろんべろんになったやつは」(出典:結婚(1967)〈三浦哲郎〉七)
デジタル大辞泉 「べろんべろん」の意味・読み・例文・類語
べろん‐べろん
[形動]ひどく酔ってろれつが回らないさま。酒にひどく酔って、正体のなくなったさま。ぐでんぐでん。「べろんべろんに酔う」
浼々・浼浼;べんべん;hjt mlt2 kngari;bennbenn;浼々・浼浼;none;none;水が流れるさま。「浼」は「氵+免」の「氵免」。;https://kotobank.jp/word/%E3%81%B9%E3%82%93%E3%81%B9%E3%82%93-2863500
【あ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0aa
【か】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ka
【さ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0sa
【た】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ta
【な】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0na
【ハ行「は」】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ha
【ハ行「ひ」】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0hi
【ハ行「ふ」】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0hu
【ハ行「へ」】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0he
【ハ行「ほ」】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ho
【ま】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ma
【や】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ya
【ら】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0ra
【わ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0jougo0wa
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【KEYWORD ZONE】
ハ行、は行、はぎょう、はきよう、破棄用、ハギョウ、hagyou。
ハ行「へ」、は行「ヘ」、はぎょうへ、はきようへ、は起用へ、ハギョウヘ、hagyouhe、は行へ、ハ行ヘ、は行ヘ、ハ行へ。
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私家版【畳語辞典(ジョウゴジテン)】。
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