和語の里(Wagonosato) - 日本語・データ化・考察 -

やまとことば・和語・日本語に関する情報をデータ化・日本語の問題点解説。語彙力・難読漢字クイズなどによる教養アオリの否定など。

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カキツケバナ(書付花)→カキツハタ→カキツバタ(燕子花・杜若)。【日本語の花名・語源・かきつはた・かきつばた・かきつけばな】

▼カキツバタの語源 花の名で知られる紫色の花「カキツバタ」ですが、語源は 意外と知られていません。 ※別表記「燕子花・杜若」。 ▽まず 変化の流れから カキツケバナ→カキツハタ→カキツバタ このような音変化によって、カキツバタという花名になりました。※…

【知ってた?】人数=にんず/にんずう/にんじゅ/ひとかず【5つの小で話題】

こんにちは♪ 5人以上の会食は単純に苦手なヤマコです。 ※今回は内容がマニアックなので、[小人数] についての 分かりやすい記事を読みたい方は下の記事をどうぞ↓ ▼ [人数] の 4つの読み方 [人数]の言葉を調べていたのですが…そもそも「人数」自体に4種類の読…

【5つの小(こ)】「小人数(こにんずう)」は誤用?【普通に辞書に載ってます】

こんにちは♪ ツイッターにて「5つの小(こ」なるものが、トレンドになっていましたね。 【会食時の5つの小(こ】 ・小人数(こにんずう) ・小一時間程度(こいちじかんていど) ・小声(こごえ ・小皿(こざら(に料理を分ける) ・小(こまめにマスク、換…

【火事】「ひのこと」→「かじ」【消えた和語】ひのこととは

火事を昔の人は「ひのこと」と言った [家が燃えたり・森が燃えたり]したとき、現代の日本人の99%以上はこう認識する。 [火事(kazi)が起きた] と しかし、古来の日本人は[家・森 が燃えること]を [ひのこと] と表現しました。 ヒノコト【火の事】 の解説 (出…

【瘼臥 語源】をへふす(おえふす)【レア和語】終へ伏す とは

【瘼臥(をへふす) 語源 考察】 [終ふ(ここでの意味:果てる) ]+[状態"e"]+[伏す(ここでの意味:横になる) ] =力が果てた状態になり横になる つまり、[力を失い倒れる] 【瘼臥 意味】 (精選版 日本国語大辞典より)〘自サ四〙 気力を失って倒れ伏す。魔力の…

【拝む 語源】「をろがむ(おろがむ)→おがむ」とされていて、「をれがむ(おれがむ)」もあった。【レア和語・レア日本語・古語・古形】

みなさんが 当たり前に使っている「拝(おが)む」という言葉… それの古形とされる「をろがむ」があります。 出典:精選版 日本国語大辞典「おろがむ/をろがむ【拝】」〘他マ四〙 (「おがむ(拝)」の古形) おがむ。礼拝する。※書紀(720)推古二〇年正月・歌…