この記事は「日本語っぽいカタカナ外国語」をまとめる記事です(随時更新)。
※「カタカナ英語」ではなく「カタカナ外国語」なのは、「英語」に限った話ではなく、「ポルトガル語」など他の「外国語」も含むです。
▼日本語っぽいカタカナ外国語
・アジト(あじと)
なんとなく、「〜所(ところ)」の 略称かなと思ってましたが… 英語由来でした。「アジテーティング・ポイント(agitating‐point)」の略です。
デジタル大辞泉「アジト」
《agitating pointから》労働争議・革命運動・ゲリラ活動などを指導する秘密の指令所。非合法運動や犯罪者の隠れ家にもいう。
・アリバイ(ありばい)
「アリ〇〇」という言葉は、日本語の造語・言葉に多い。※例『アリ金・有り体・有り様・ありか・ありがたい』など。
そのため、『バイ』という何かしらのものが『有る』という意味合いで『アリ』を含めた日本語かと思ってた人もいたのでは?
実は・・・
アリバイ【alibi】という外国語が由来でした。
出典:デジタル大辞泉「アリバイ【alibi】」
《もとラテン語で、他の所に、の意》被疑者・被告人が、犯罪の行われたときに現場以外の場所にいたという証明。現場不在証明。「アリバイを崩す」
・イクラ(ikra)
サケ、マスの成熟卵を塩水漬にした食品。当て字で「魚卵」「秋鮮卵」などと書く人がいるが、外国語由来である。
・エモい(emoい・えもい)
エモいは実は「2種類」あります。
A:音楽のジャンル・そのジャンルっぽいものに向けての表現
B:心動かされる。心に訴える。
それぞれの語源は
A:音楽ジャンルの1つ「EMO = 略語:emotive hardcore」
B:「emotional = 感情的な」
ちなみに「EMO」は、「エモ」という発音というより「イーモウ」に近いそうです。
そして「emotional」の発音は、「エモーショナル」というより「イーモウショナル」に近いそうです。
【音楽ジャンルEMOについて】
emoの意味と使い方 (ネイティブのスラング辞典と英語発音辞典) 【2011.02.21】 - 英語 with Luke
現在(引用元の日付=2011.02.21)、「emo」というスラングは人のファッションや性格を示します。この使い方はエモが好きな人のイメージから来ました。
では、「emo」といわれる人達はどういったイメージなのでしょうか。例えば、ネイティブは「He is kind of emo.」というフレーズを使うと、少々女女しく感情的で暗い男性を説明します。
そして「He dresses kind of emo.」と言うと、マフラーを巻き、ぴったりとしたジーンズを履いて、髪が長かったり、ツンツンに立てたりしている男性を思い浮かべます。
https://youtube.com/shorts/fGbgob1yFN8
"「エモい」の意味が日本とアメリカで全然違う!#Shorts"
・オセロ
「オ〇〇」という名前を見ると、「オハギ・オシャレ・オカネ」など日本語の言葉を思い浮かべるが、外国の言葉をもとに作られたゲーム名。表記は「Othello」 。シェークスピアの『オセロ』にちなむようだ。
出典:othelloの意味・使い方|英辞郎 on the WEB
【語源】シェークスピアの『オセロ』にちなむ。
ガウン
寝間着やボクサーが着るのに使われている「ガウン」ですが…丈の長い室内着や弁護士の法服や儀式用の服の意味も持つ「英語」です❗
😐「いや、そんなん言われんでも、日本語じゃないってわかるよ!」という感想を持つ人も多いと思いますが、「ものを被せる・着せる・覆う」などの意味である「かぶる(被る)」と「ガウン」って響きが似てませんか?
日本語のナマリの法則的に、B音がA音になったり、語尾が「ん」になることって珍しくもないんですよね。
出典:デジタル大辞泉「ガウン【gown】」
1 丈の長い、ゆったりと仕立てた室内着。「ナイトガウン」
2 判事・検事・弁護士などの法服。また、僧・大学教授・学生が儀式に着用する外衣。
カッパ
着ることによって内側が濡れるのを避ける雨具「雨ガッパ(あまがっぱ)」があります。その「カッパ」ですが…😆なんと!「ポルトガル語」です❗
私は「空想の生き物〝カッパ(河童)〟」が、転じて雨具になったと😵勘違いしてました。
😭だって、カッパ(河童)って川とかにいて、「水に関わる」と考えて、雨の日も「水に関わる」と考えると、「🤔語源かな?」と思ってしまうじゃないですか?
しかも、「空想の生き物〝カッパ(河童)〟」は頭の上が特徴的な形をしていて、「🤔それが雨を防いでるのでは?」とか想像した人は私以外にもいるはず!
出典:デジタル大辞泉「カッパ【(ポルトガル)capa】【合羽】」
1 雨天の外出に用いる外套 (がいとう) の一。ラシャ製のものが伝わったが、日本では綿布や紙に桐油 (とうゆ) を引いて、形も、袖のない丸ガッパから着物風の袖ガッパになった。雨ガッパ。
2 荷物・駕籠 (かご) などの雨よけに用いる桐油紙。
コロシアム
私が小学生のころの実話ですが、「コロシアム」という言葉がゲームやマンガに出てきたときに「殺し合う(コロシアウ)」が転じて「コロシアム」になったのかと勘違いしていました。
日本では、いろんな呼び方がされています。
・コロセウム
・コロッセム
・コロッセウム
「コロッセウム」は「ラテン語: Colosseum」から、「コロッセオ」は「イタリア語: Colosseo」から、などの由来から音・表記にゆれがあります。意図的に使い分けしている人もいれば、馴染みのある音や気に入った音を使っているだけの人もいると思います。
・サボる(さぼる)
[サボる]の[サボ]は「サボタージュ(sabotage)」の略です。それを動詞化して[サボる]で使われています。「disる(ディスる)」と同じような生まれ方ですね。
※サボタージュ=「sabotage:フランス語」
出典:デジタル大辞泉「サボる(読み)サボル サボ・る」
[動ラ五]《「サボタージュ」の略の「サボ」の動詞化》怠ける。怠けて休む。「仕事を―・る」
[可能]サボれる
・シャボン玉(しゃぼんだま)
これは今まで 日本語の擬音語などから生まれたかと思ってましたが、外国語でした。ポルトガル語の「Sabão(サボン)=意味はセッケン」が 由来とされています。他にも[スペイン語Jabón・フランス語Savon]の説も流れています。
世界大百科事典内のシャボンの言及
【シャボン玉】より
…溶液に松やに,グリセリンなどを混ぜるとさらにあざやかな色を放つ。シャボンはセッケンを意味するポルトガル語のサボンsabãoが語源で,16世紀に日本へ渡来した。〜
・ジョーク(冗句)
[冗句]は当て字。英語の「joke(ジョーク)」が 日本で使われるようになり、当て字された結果「冗句って日本語かな」という勘違いを生んでいます。
精選版 日本国語大辞典の解説によると、「ジョーク」は「冗談・しゃれ・だじゃれ」の意味。これが日本語においてのジョーク。
英語においての「joke」の意味は
・冗談
・笑い話
・笑いぐさ・もの笑いの種.
・(下手で)お話にならないもの.
・やさしいもの
・歯ごたえのないもの.
・〈人を〉からかう.
などの意味があります。※研究社 新英和中辞典 参考
[英語のジョーク]も[日本語のジョーク]も似た意味ですね。つまり、英語由来ということがわかります。
「英語:Joke=歯ごたえのないもの」の意味は日本語で表現する場合「それはジョークのつもりか?」のように表現します。
・スケルトン(Skelton)
「ふりがな文庫」で検索してみると、「骸骨」で当て字がされている。
https://furigana.info/r/%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3
瑞西(スイツル)あたりのウィンタア・スポウツになると、かなり複雑なゲエムに進化しているが、そのなかでも、最も勇敢で、したがって一ばん危険の多いのが、俗に「骸骨(スケルトン)」と呼ばれるトボガン橇(そり)である。
踊る地平線:11 白い謝肉祭 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
・タバコ
子供の頃は「煙草」という表記のせいで、日本語由来かと思っていました。(※子供の頃は当て字の概念を知りませんでした。)
実際の由来は、ポルトガル語の”tabaco”、伝え人もポルトガル人です。
条約や法律などの表記は「たばこ(ひらがな表記)」です。※外来語ですが、ひらがな表記です。
タバコは戦国時代の末期にポルトガル人によって日本に伝わったものです。ポルトガル語の”tabaco”に由来しており(英語ではtobacco)、同時期にもたらされた外来語のカステラやボタンと同じようのように、筆者をはじめ多くの科学者はカタカナ表記を用いています。日本政府は、古くから「たばこ」とひらがな表記を用いているため、条約や法律もひらがな表記なので引用部分はそれに従っています。
・デカ
英語においての「deca(デカ)」は、「10倍」の意味だそうです。辞書によると、ギリシア語がもととなっているのですね。
面白いことに、10倍という「大きい数字の増加」と、日本における「大きい」を意味する「デカ」の音が似ているんですよね。
そのため、「デカサイズ」と書かれている場合、
・Deca size
・デカ size
のどちらも、大きいサイズという連想ができます。
研究社 新英和中辞典での「deca」の意味
[連結形] 「10(倍)」の意 (⇒metric system).
[ギリシャ語 ‘ten'の意]
精選版 日本国語大辞典「デカ」
〘語素〙 (déca- deca- 元来ギリシア語で一〇を意味する)
メートル法の単位名の上につけて、その単位の一〇倍の単位であることを表わす。「デカグラム」「デカリットル」など。記号 da または D
https://kotobank.jp/word/%E3%83%87%E3%82%AB-100714
10=デカ
デカイの和語語源はたかい
だろうが、デカも関係あるかな
・お転婆
[ontembaar(オンテンバール・オンテムバール)]という外国語(オランダ語)由来とされています。
「ontembaar = 手に負えない」という意味だそうです。
・ドアノブ
[ドア]が[door]という外国語なのは分かりやすいのですが、[ノブ]という英語[knob]は馴染みが薄く、英語と確信してない人もそこそこいたのでは?
「英語[knob]=つまみ」
というところから、[ドアノブ]は[ドアのつまみ]です。
つまり、「ドアの掴める部分」ということですね。
・ドンタク
オランダ語由来。[日曜日]を意味す「zondag(ゾンダッハ)」が 由来とされています。
【意味の推移】
日曜→日曜が休日の人が多い→休日
【音の推移】
途中の詳細は分かりませんが、「zondag(ゾンダッハ)」が「ドンタク」になるというのは、なんとなく分かります。
・ニヒル
「〇〇ル」という言葉は「怒る・乗る・食べる」など様々あります。 なにか不敵な笑みの「ニヒ」という笑いを動詞化の[r-る]で「ニヒル」になったと勘違いしてました。
実際は
外国語(ラテン)の「 Nihil(ニヒル)」でした。
「冷たくさめている・虚無的」などの意味を持ちます。
ニヒル【(ラテン)nihil】 の解説
[形動]
・半ドン
略語:「半分だけドンタク(半分のドンタク)」、ドンタクの半分の意味とは「半休」のことですね。
私の学生時代は土曜日がそれにあたりました。土曜日は午前中授業のみで帰ってました。(たぶん給食は食べなかった記憶)
社会人になって、そういう職場ではなかったのですが… 半ドンを導入してる職場もあったみたいな書き方が「NHK」でされています。
デジタル大辞泉デジタル大辞泉「ドンタク」
《(オランダ)zondagから》1 日曜日。「一六の―に五人一座で」〈魯文・安愚楽鍋〉
2 休日。休業。「ヤ。いかんいかん。時計は―じゃ」〈逍遥・当世書生気質〉
「博多どんたく」のこと。《季 春》「―は囃(はや)しながらにあるくなり/鶏二」
・ハモる
友達・先生が、音楽の授業で普通に使ってましたが、当時の私は「ハモる」が わかりませんでした。
連想が難しかった理由は、日本語ではないからだったんですね。
知っている日本語から導き出せなかったのは「英語: harmony」が由来だったからです。
国語でも教わりませんし。一般の子は「テレビの音楽番組」などで覚えたのでしょうか? それとも音楽の授業最初の方で教わったのかな?
出典 小学館デジタル大辞泉「ハモる(読み)ハモル」
[動ラ五]《「ハーモニー」の略「ハモ」の動詞化》ハーモニーを奏でる。「合唱団がきれいに―・る」
・ビキニ
(ビキニスタイル)
由来「Bikini Atoll(ビキニ環礁)」。「フランス人のルイ・レアール」が「Bikini(ビキニ)」と名付けてパリで発表しました。ビキニ環礁で1958年までに、計67回の原爆・水爆実験が実施されました。
「タンキニ」という「タンクトップビキニ」なるものもあります。
破壊力になぞらえて命名らしいが、水着自体の魅惑の破壊力なのか、発表時の名前が持つインパクトを破壊力とする意図かは分かりませんでした。
「ビキニの水着」誕生から70年 その由来は原爆実験だった | ハフポスト
7月5日は「ビキニの日」。フランス人のルイ・レアールが1946年7月5日、露出度の高いツーピースの水着をパリで発表。「ビキニ」と命名して世の中に普及した。
〜原爆の破壊力になぞらえて、レアールは自身が発案した水着を「ビキニ」と命名したのだった。
デジタル大辞泉「タンキニ」
《〈和〉tank top+bikiniから》女性用水着の一。タンクトップ型のトップスとビキニ型のボトムスを組み合わせたもの。精選版 日本国語大辞典「ビキニ(英語表記)bikini」
〘名〙 (bikini) 胸と腰をわずかずつ覆うツーピース型の婦人用の水着や下着。また、それを着用した姿。ビキニ環礁で最初の核実験が行なわれた一九四六年にパリで発表された。ビキニスタイル。
※探偵事務所23(1962)〈大藪春彦〉五「わずかに胸と腰だけを覆った眉子のビキニは」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典
・ピン
「ピン芸人・ピンはね」などで使う「ピン=外国語」。
語源は「ポルトガル語の"pinta"」と推測されていて「点」の意味。そこから「1」という意味として使われているようだ。
・ピンハネ(ピン撥ね・pintaはね)
先程の「ピン=1」から「ピン撥ね=1割をかすめとる」の意味を連想し、「割合問わず売上の一部を奪い取る」の意味で使われるようになった。
人に支払うべき一部をかすめ取ること。和語で「うはまへ(うわまえ-上前)」と表現。
出典:デジタル大辞泉「ピン」
《(ポルトガル)pinta(点の意)から》1 カルタやさいころの目の一の数。「ピンのぞろ目」
2 第一番。最上のもの。⇔キリ。
3 一人であること。「ピン芸人」
4 《1割をかすめとる意から》うわまえ。→ピンはね「手代の役徳、せめてこれ程の―は有りうちかい」〈浄・盟約大石〉
取り次いで人に渡すべき金品から、その一部を取って自分のものとすること。上前をはねること。「売上金からピン撥ねする」
・ピンキリ(ムリヤリ書くと「pinta cruz」)
「ピン」が外国語なのは先程 説明しました。
「キリ=切り」と勘違いしてましたが、こちらも「ポルトガル語」。
十字架を意味するポルトガル語「 Cruz」が由来。
おそらく、十字架から10をイメージして、10という数字を出して。0〜10で段階を表すことが多いことから、10という最高段階から「最上」の意味をつけたのだろうか。
[1〜10まで]と近い言葉
・ピン=始まりの1
・キリ=最上の10
キリ の解説
《(ポルトガル)cruz(十字架)から》1 10の意。
2 最後。また、最低のもの。「ピンからキリまで」⇔ピン。
3 天正カルタ4種48枚のうち、各種の12枚目。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
ピン‐キリ の解説
《「ピンからキリまで」の略》最上のものから最低のものまで、いろいろあるさま。「一口にプロといってもピンキリだ」→ピン2 →キリ2
プチ(petit)
「プチ情報・プチ整形・プチパン」など、何かの言葉の前につける使われ方がされます。「プチ(ぷち)」という「カワイイ響き」が直感的に擬態語のように感じられるため、「日本語」と勘違いした人もいるかもしれません(私はしていました)。
しかし、デジタル大辞泉(小学館)によると、フランス語の「Petit」由来だそうです。※本当になんの情報もない子供に「ケーキ」と「プチケーキ」どちらが小さく感じると聞いたら「プチケーキ」と答えると思います。
※デジタル大辞泉「プチ【(フランス)petit】」参考。
もちろん、「プチ」「プチプチ」などの擬音語は日本語として別語で存在します。
Google翻訳「https://translate.google.co.jp/?hl=ja&sl=fr&tl=ja&text=Petit%20&op=translate」で発音を聞いてみると、日本語はフランス語の発音から「プチ」を持ってきたのだとわかります。
・フランス語では「プチ」
・アメリカ英語では「プティートゥ」
/ˈpɛt.ɪt(米国英語), ˈpeti:(英国英語)/
ejje.weblio.jp/content/petit
ブリキ(blik)
「ブリキ人形」という言葉に含まれる「ブリキ」は、薄い鋼板に錫 (すず) を塗ったものと説明されています。
音の響きが和語っぽい上に、漢字の変換でも「錻・錻力」などが候補にでるため日本語由来と勘違いしていました。
実際は…オランダ語の「blik」由来でした。
ベテラン(veteran)
英語「veteran(ベテラン)」では「老兵・退役軍人・使い古し」などの意味で辞書上の意味からは良いイメージを感じません。※実際に外国の人の意見が知りたいです。
「日本人が使うベテラン」=その道の経験が豊富・なれていて作業がしっかりできる」などの良い意味としてしか使いません。それを表現するなら「expert」が適切だと書かれています。
研究社 新英和中辞典「veteran」
1老練家,ベテラン; (特に)老兵 《★【比較】 日本語の「ベテラン」はむしろ expert に当たる》.
ポン酢(pons:オランダ語)
「酢」なんて字使ってるから、「ポン」部分が日本語じゃなくても、さすがに「酢」部分は日本語だろう😱という考えは間違い❗
はじめのうちの音訳では「浜斯(ヒンシ)」と当て字されていたようです。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
ポンス【(オランダ)】 の解説
1 ダイダイのしぼり汁。ポン酢。2 飲み物のポンチのこと。
出典:龍の泪(ゆうこう)|割烹としポン酢株式会社 | 割烹としポン酢
【 ポン酢発祥の地 】
オランダの国酒とも云われ当初 薬剤としてライデン大学で発明されたジュネーバー(Genever,Jenever)を起源とされるポン酢は、江戸時代に長崎へ当時のオランダ商館人によりもたらされ、当時は夏バテ防止に砂糖や柑橘などを混ぜ水で割って飲まれていたものが長崎に伝わり全国へと広がった。 オランダ語の ponsが語源らしく、音訳では「浜斯(ヒンシ)」と当字され江戸時代に伝わり日本語となった。もともと出島のオランダ 人が好んで愛飲しそして当時のponsとは「阿蘭陀人、夏月署を防ぐ「ポンズ」と云うを飲む。」北方の吟利基(※ジンリッキー?)(アキラ)と云う酒二合 に橙の酢を入れて白糖で和し、煎る事一沸して是を水煮少しさして飲む。(講談社オランダ語辞典Ponsの項「中陵漫録」より抜粋)と云う記録が残されてい ます。
・マネキン(mannequin)
マネキンは「人に似せた等身大の人形」ですね。
【勘違いの連想】
・ 人の「マネ(真似)」
・「キン(金)」属製のモノ
●よく目にする語源説を「時系列」でまとめてみました。
オランダ語:manikin=「小人」
→フランス語:mannequin=オランダ語が元
→英語:mannequin=「マネキン人形・ファッションモデル」を指す。※小学館 プログレッシブ英和中辞典
→日本語:マネキン
・マンネリ
マンネリ化したモノ・関係を好む人もいますが、進化のスピードの早い現代では「あまり有能なイメージを持たれない」と言ってもいいでしょう。
・マンネリ化した会議
・マンネリ化した会話
・マンネリ化した作業
などが日本の生産性を下げてるとも言われていて、マンネリを強要する年配 は「老害」と呼ばれることがあります。
もちろん、年をとってる人自体に[常に変われ]というのが難しいですが…その年寄りが他の世代にマンネリ強要 をするのは、「老害」と呼ばれても仕方ない部分はあります。
出典:デジタル大辞泉「マンネリズム【mannerism】」
手法が型にはまり、独創性や新鮮味がないこと。マンネリ。マナリズム。「マンネリズムを脱する」
他に、日本語っぽいカタカナ英語があったらコメントください!
🦊いかがでしたか♪
・英語の言葉を日本語と勘違い
・日本語を英語と勘違い
↑
これらの原因は、「機能的にカタカナの効果・役割が重複」しているためでしょう。
カタカナの効果
A:英語を表す
B:言葉の使い分け
C:使い分けの上で名詞化の効果
↑
他の表記でも代替可能なものを右に記すと下のようになります。
A:英語を表す(ローマ字・カタカナ)
B:言葉の使い分け(カタカナ)
C:使い分けの上で名詞化の効果(カタカナ)
[A:英語を表す]という目的(効果)で使われるカタカナは、「ローマ字表記」でも問題ないのです。混同が起きないように、できる限り英語をローマ字表記にしたほうがいいと思います。
もちろん、完全に浸透している「メール」「ゲーム」などは、他の言葉(漢語・和語)などと勘違いはしないから、そのままカタカナ表記でも問題ないと思いますが。
- ▼日本語っぽいカタカナ外国語
- ・アジト(あじと)
- ・アリバイ(ありばい)
- ・イクラ(ikra)
- ・エモい(emoい・えもい)
- ・オセロ
- ガウン
- カッパ
- コロシアム
- ・サボる(さぼる)
- ・シャボン玉(しゃぼんだま)
- ・ジョーク(冗句)
- ・スケルトン(Skelton)
- ・タバコ
- 「ontembaar = 手に負えない」という意味だそうです。
- ・ドアノブ
- ・ドンタク
- ・ニヒル
- ・半ドン
- ・ハモる
- ・ビキニ
- ・ピン
- ・ピンハネ(ピン撥ね・pintaはね)
- ・ピンキリ(ムリヤリ書くと「pinta cruz」)
- プチ(petit)
- ブリキ(blik)
- ベテラン(veteran)
- ポン酢(pons:オランダ語)
- ・マネキン(mannequin)
- ・マンネリ
「表記ブレの表記ゆれ」かたかなえいご カタカナエイゴ 片仮名英語 katakanaeigo、かたかな英語