用語:和語・表記・マウンター・2子音・音属性・IKO・母音調整・真語幹・ ”江・巛”
【表記ルール01】単語の表記
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例:
A:あひ(あい)-会ひ(会い)-AaHi-AH
B:かぶ-株-KaBu-KB(KH/KM)
C:いかにか(いかが)-如何にか(如何)-AiKaNiKa-aknk
D:かげくち(かげぐち)-陰口-KaGeKuTi-KGKT(KKKT)
<表記順>
原型の単語※( 音便変化した単語 )-原型の漢字( 音便変化した漢字送り仮名 )-ローマ字表記-子音抜き出し
※ここでいう原型とは
x歴史的仮名遣い
o言葉の意味上、もとになった言葉
発音変化前の音
いかにか(いかが)〜
x歴史的仮名遣いと現代仮名遣いの関係
o音便変化の前後、縮音前後
原型の単語
xその言葉ができた当初の音
oその言葉ができた当初の音が基準だが、文法上の原型・語源的原型で考える
ただし、濁音のほとんどは清音が変化したものですが濁音を原型にしています。
例えば、
インスタで流行ってる[バエる]という言葉、
連濁でないのに単独で[バエる]と表記・発音されています。
語源的原型は[は江る-映える]です。
※yeの代用で[江]使ってます。
[バエる]という言葉ができた当初の音は[ばえる]です。
この場合の2子音和語辞典の表記は
xは江る(ばえる)-映江る(映える)-HaYeRu-hyr
oば江る(ばえる)-映江る(映える)-BaYeRu-byr
<以下の2つを例に出し説明>
・かぶ-株-KaBu-kb(kh/km)
・OO( ▲▲ )-◎◎( △△ )-oo(xx)
<1要素ごと>
・かぶ、OO=原型の単語
・株、◎◎=原型の漢字
・KaBu、oo=ローマ字表記(子音部分は大文字)
・kb、oo =子音抜き出し、大文字部分を抜き出したもの
・(kh/km)、(xx) =IKO関係の音を表記※4
※4:IKO=音が行き来する関係
(行き来音=Iki Ki Oto-IKO)
↑
<IKO の例>
[M・H・W・A]など子音は違えど
唇の位置が近く共通の意味が
集まりやすい関わり。
発音時に唇の形が似ている音が
そういう関係になりやすいです。
<以下の2つを例に出し説明>
・あひ(あい)-会ひ(会い)-AaHi-ah
・OO( ▲▲ )-◎◎( △△ )-oo(xx)
<1要素ごと>
・あひ、OO=原型の単語
・あい、( ▲▲ )=音便変化した単語(いわゆる現代仮名づかい)
・会ひ、◎◎=原型の漢字
・会い、( △△ )=音便変化した漢字送り仮名(いわゆる現代仮名づかい)
・AaHi、oo=ローマ字表記(子音部分は大文字)※5
・ah、oo =子音抜き出し、大文字部分を抜き出したもの
※5:[AaHi]に関して、あ行に子音はないですが、
あ行を概念的に表現するために大文字のAを
子音に入れてます。
<文章入力の表記>
表記に関して注意点、これは単語ではなく文章の中での表記の特徴・意図しての表記を説明します。
<文章入力の表記>
・漢字を減らす
日常生活で普段あまり使わなそうな漢字は[ひらがな・カタカナ]にして入力することがあります。他人とのコミュニケーションのための文章なので[読めない漢字・読みにくい漢字]を無理に使わないません。
・当て字の漢字は使いどきを減らす
当て字自体が[日本人の持つ語源の認識を薄める原因]になるため、使わなくてもいいときは使いません。日常の他人とのコミュニケーションのための文章で当て字を避けているのであって、芸術関係・歌においての当て字使用に文句を言うつもりはありません。
・単語の切れ目にスペース
全てに入れているわけではないのですが、漢字による単語の切れ目がなくなるので その代わりとなる切れ目を入れることがあります。日本人が漢字に頼りがちになる理由=[単語の切れ目に使うから]、そういう文化があるが無理に漢字を多用しなくてもいい文章を試行するためスペースを入れています。
・送り仮名省略をしないこともある
国で定めてあるから特定のものや習慣化で連用形名詞に送り仮名をつけない漢字がありますが、[音読みと間違えて読まれないように]という書き手(私)の意図により送り仮名をふることがあります。※例:[その類に含む]だと[そのるいにふくむ]と読まれることがあるので表記を[その類いに含む]にして[そのたぐいにふくむ]と読ませる。
※[国の告示を無視するかのか?]という人もいますが、個人の創作には関与しないのが国の国語に関する告示の基本なはずです。
送り仮名の付け方 単独の語 2 活用のない語 通則4
次の語は,送り仮名を付けない。
謡 虞 趣 氷 印 頂 帯 畳
卸 煙 恋 志 次 隣 富 恥 話 光 舞
折 係 掛(かかり) 組 肥 並(なみ) 巻 割(注意)
ここに掲げた「組」は,「花の組」,「赤の組」などのように使った場合の「くみ」であり,例えば,「活字の組みがゆるむ。」などとして使う場合の「くみ」を意味するものではない。「光」,「折」,「係」なども,同様に動詞の意識が残っているような使い方の場合は,この例外に該当しない。したがって、本則を適用して送り仮名を付ける。
・連濁にしていないことがある
連濁は清音を頭に入れてるが濁音化することによって起こっているのですが、その意識を忘れぬためにも、まれにですが連濁していない表記をするかもしれません。※濁音化によって完全な別語となっているものは もちろん濁音で表記