和語の里(Wagonosato) - 日本語・データ化・考察 -

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私家版【同字同音異義 辞典】「愛」「いい加減」「結構です」【随時更新】

 🙄「同字同音異義どうじどうおんいぎって何?」

😀「たとえば、〝いい加減な調整するな!〟と〝いい加減に調整してくれ。〟の2つの印象は、前者はマイナスイメージの〝乱暴な調整〟で、後者は逆に〝良い感じに調整〟の意味になり、大きく異なりますよね。」

 🙄「ああ。同字同音どうじどうおんで区別がつかないのに、意味が異なるってことか!」

 

 この記事でまとめるのは、「同じ字なのに〝大きく〟意味が変わる言葉」です。なぜ〝大きく〟と強調したかというと、基本的に言葉は、「いろんな意味を含むのが普通」ですよね。〝小さく〟しか意味が変わらないのを同音異義語とすると、世にあるほぼすべての言葉を紹介しなければいけないからです(そんなのムリです笑)。

 

▼同字同音異義 辞典 (Data)

(まとめ方)ひらがな;別表記;原義から変わった意味・偏った認識;原義・本来ならば持っている意味;補足

 

あい(ラブ);愛(LOVE);日本人は男女間の恋愛感情のみを「愛(LOVE)」としがち;愛とは「動物愛護・愛犬・博愛主義」など男女間の恋愛にとどまらないものです。また、男の友情で「愛する友へ」と言うセリフがあっても、そのセリフ「だけで」、BL認定は想像の中やBL好き同士の中でやり、常識・公式かのように語らないほうがよい。;

出典:学研全訳古語辞典【あい 愛】名詞
①親子や兄弟などの間で交わされる情愛。
②生物や品物を気に入って大切にすること。
③執着を貫こうとすること。愛執。愛欲。◇仏教語。
④あいそ。あいきょう。

あきたな;飽きたな;主語が話せれていない場合は、主語が自分になる傾向が強い、ヒトリゴトのように言う「(もう) 飽きたな」;相手の様子がきっとこうだと推測する「(アイツはもう) 飽きたな」

あらってつかうから;洗って使うから;何かの説明で、この道具(皿など)は洗ったあと使うという説明;「洗って!」と命令し、その理由を付け足すコトバとして「使うから」と言っている。;「洗って使うから~」と「洗って!使うから。」が別物;「洗って使うから、その食器は客に出さないで!」「洗って!使うから。」、後者は「食器を使うためには洗わなくてはいけないから[洗って]という指示を出したもの」

いいかげん;良い加減・好い加減・いい加減;原義=なにかの程度がちょうど良い程度に収まっていること;取り組みや身なりが乱暴だったり整っていなかったりするさま。

 

うわき;浮気;原義=落ち着きのない・心がうかれてる・陽気;転じた意味=すでに誰かに向いてる恋心をコロコロ変える・配偶者がいながら、ほかの人との恋愛関係や肉体関係を持つこと・ハデ@ssn

おぼん;お盆;「盂蘭盆うらぼん」=7月15日・8月15日当日前後に行われる先祖供養の仏事;食器などをのせ運ぶ平たい器・浅い器;語源は明確に判明してないため、当て字「盂蘭盆」を「ボン」と略した後(のち)、美称・敬称「お」をつけたのだろうか。

 

【K】

かたはらいたし・かたはらいたい;相手をこっけいで苦々しく感じるさま(バカにして笑うときに使われやすい);側にいて気がかり・気がひける・恥ずかしい

かたらふ・かたらう;語らふ・語らう;交際する・男女が言い交わす;仲間にする・頼む・話し合う

かつ;且つ;さらに・一方;すぐに・わずかに

かなしい;悲しい;悔しい・貧しい・泣きそう・悪い意味で心が落ち込んでいる;才気がある・賢い・心にくせがある・いとしい・興趣がある

きさま;acc;キサマ・貴様;相手を罵るために呼ぶ言葉;相手に敬意を表し呼ぶ言葉

 

けっこうです;結構です;拒否します・いりません;立派にデキ上がってます・骨組みです・構造です・構成です;「結構(骨組み)がしっかりしてる」の「しっかり」部分の略だろうか。

出典:学研全訳古語辞典 「けっこう 【結構】」
名詞※「す」が付いて他動詞(サ行変格活用)になる
①立派に作り出すこと。また、そのでき上がった物や構造・デザイン。
②計画。準備。〜

  

出典:结构の意味 - 中国語辞書 - Weblio日中中日辞典

结构 ピンインjiégòu 名詞
1構造,構成,機構.〜

2(ある材料で組み立てられた建築などの)構造.〜

こころにくし・こころにくい;心憎し・心悪い;不審・イヤな感じ・怪しい;上品・おくゆかしい・言動などがすぐれている(転じて少し憎らしい感情)

ここら;此処等;この場所のあたり・この場所周辺;多く、たくさん

こころつくし・こころづくし;心尽くし;真心を込めてすること;物思い・あれこれ考えて気を揉むこと

こころもとなし・こころもとない;心許ない;不安・落ち着きなし;ぼんやりしてる・待ち遠しい

ことわる;断る; 申し出を拒絶する;念のために言う;「判断する、説明する」の意味を持つ「ことわる」もあり、「理る・事割る」の字が当てられている。

こみゅにけーしょんのうりょく・こみゅりょく;コミュニケーション能力・コミュ力;人と仲良くなる力やテクニック;人に物事を伝える際に相手にわかりやすく、かつ厳密性なども的確に伝えられる力やテクニック;

 

【S Sa さ】

させる;サセル;~に〇〇をやらせる;~を〇〇に変える・~の自由にやらせる

じゃ;ジャ;創作物で多い年寄りの語尾;年寄り問わず広島などで用いられる語尾

それはいいね;其れは良いね;それはいらないね・それはやらなくていいね;それはすばらしいね

【T Ta た】

だいじょうぶ・だいじょぶ;大丈夫・ダイジョブ;原義=頑丈に崩れにくく成り立っている。;転じた意味=いりません(拒否します)・(自分の)ケガはありません心配しないで・(ワタシの身内の)ケガはありませんから心配しないで。

てきとう;テキトウ・テキトー・適当;荒く取り組む・やる気なく取り組む;適するようにうまく当てはまること

ばか;バカ・馬鹿;「バカ正直」のような「強調」の「バカ」;「バカ野郎」のような「頭の悪い」の意味の「バカ」 

ひつよう;必要;「必ず要る」という意味で使わずに、「あったらいいな・希望としてはほしい」というレベルでの使い方。本来の意味の割に軽はずみに使われる。;「必ず要る」という意味で使う。この意味を意識している人は軽はずみには使わない傾向にある。

 

もういっぱい;もう一杯;おかわりの「もう一杯」。「もう、お腹がいっぱい」の意味での「もう一杯」。後者の「いっぱい」は、前者よりひらがな表記がされやすい。

 

やがて;軈て;すぐに;そのまま

やさし;優し;恥ずかしい、優美だ、殊勝

 

らく;ラク・楽;手間がかからない・ラクチン・気が楽;楽しい・嬉しい;「気がラク」の略だろうか。もとは「楽器を用いて演奏」の意味で、それが「楽しい」の意味になったとの情報もある。

参考:楽の意味 - 中国語辞書https://cjjc.weblio.jp/content/%E6%A5%BD

出典:中国の人は中国人同士の話しで、楽という字はどう扱う?~ Yahoo!知恵袋

楽=乐
楽しい、嬉しいという意味で使う事が多いです。

 

▶タグ説明

【acc】acc=Accent(アクセント)

 同じ音の言葉で意味が異なる。その際の区別としてアクセントの違いがある言葉。

例「ワガママ・我が儘」「キサマ・貴様」

 

以下、まとめ まだ

 つとめて 早朝、翌朝
つつまし 気が引ける
ちぎり 運命
たぐふたぐう類ふ類う まねる、似合う、つれだつ、ならばせる、ならぶ
せめて 非常に、無理に
しるし 予想通りだ、明白で著しい
しな 品 階段、身分、地位、品位
さながら すべて


まねぶ ありのまま表す、マネす、学ぶ
まさなし 見苦しい、正しくない
ふつつかなり;不束かなり;太く丈夫だ
ところせし 大袈裟だ、堂々し威張る、きづまり、狭く窮屈だ
ながむ 物思いふける、眺める
ののしる 罵る 評判になる、威勢いい、大声騒ぎ
おのづから もしひょっとして、たまたま、自然に

 

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いかがでしたか♪ 

 この記事にあるような、〝同字同音異義〟の概念は無意識にでも、頭の中にあったはずです。「外国人からしたら最も難しく面倒くさい問題」で「日本人からしても、潜在的にわずらわしくなっている問題」であるはずです。

 しかし、20210407時点のGoogle検索では、「"同字同音異義"約 256 件」「"同字同音異義語"約 135 件」しかありません。これは、日本人・日本語学者が目を背けているという表れかもしれませんね

 ということで、この記事は「😎〝和語の里〟が〝同字同音異義〟という定義を広めなくては!」と思い記事にしました。

 

▼同字同音異義語の問題点

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 日本語の文は、厳密性が薄くなりがちなため、「どっちの意味で言ってるんだろう?」ということも多いです。これは言語の特徴と日本人の性格両方が関わっていて、「文の語順が定まってない言語・表現をぼかしたり、ハッキリ言わない日本人の性格」によるものと言われています。

 「表現をぼかしたり、ハッキリ言わない性格」の理由に「奥ゆかしいから」という説明が定番のようになされています。しかし、それだけではなく、「日本人は面倒くさがり屋な人が多い」から、厳密に伝えようと努力しないという事実もあると思います。

 

 日本人は、 「奥ゆかしいから」というのは、モチロンあるとして、、それ以外の「欠点部分を見ようとしない」というのも「現実逃避のようで、潔さが足りない」とも思います

 

 下の記事の「▼1漢字化で画数が増えるもの」の部分で、「日本人が面倒くさがり屋」というのを語っています。

 日本人として、日本人の心は素晴らしいと肯定するのはいいことです。私も日本人は、誇れる心を持ち合わせていると思います。しかし、それを盾にして、「伝えるべきことを伝えない性格・風習」は問題だと思っています。

 自分たちを過信せずに、日本人の特性・性格・風習のマイナス面にも目を向けられたら、さらなる日本人の進化が訪れるような気がします。

 

 

 

 

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kw:どうじどうおんいぎ、ドウジドウオンイギ、doujidouonnigi、douzidouonnigi、doujidoonnigi、douzidouonigi 、dojidoonnigi、dozidoonnigi、同時同音異義、同字同音異議

kw:どうじいぎ、ドウジイギ、doujiigi、douziigi、dojiigi、doziigi、同時異義、同字異議、同字異議

 

kw:どうおんいぎご、ドウオンイギゴ、douonnigigo、douonnigigo、doonnigigo、douonigigo、同音異義語、同音異議語

kw:どうおんいじご、ドウオンイジゴ、douonnijigo、douonnizigo、doonnizigo、douonizigo、同音異字語、同音異字語

kw:どうおんいじ、ドウオンイジ、douonniji、douonnizi、doonnizi、douonizi、同音異字、同音異字

 

同音語とは - コトバンク

kw:どうおんご、ドウオンゴ、douonngo、douongo、doonngo、doongo、同音語、同オンゴ

  

同綴異義語 - Wikipedia

同綴異義語、どうてついぎご、ドウテツイギゴ、doutetuigigo、dotetuigigo

同綴同音異義語、どうてつどうおんいぎご、ドウテツドウオンイギゴ、doutetudouonnigigo、dotetudouonnigigo、doutetudouonigigo、dotetudouonigigo

同綴同音異義、どうてつどうおんいぎ、ドウテツドウオンイギ、doutetudouonnigi、dotetudouonnigi、doutetudouonigi、dotetudouonigi、同鉄同音異義、ど鉄道鬼斬

 

同綴異音異義語、どうてついおんいぎご、ドウテツイオンイギゴ、doutetuionnigigo、dotetuionnigigo、doutetuionigigo、dotetuionigigo

 

同形異義語、どうけいいぎご、ドウケイイギゴ、doukeiigigo、dokeiigiogo、同系意義語

​homograph、ほもgらph、ほもぐらふ、ホモグラフ、homogurahu、ほもぐりふ、ホモグリフ、homogurihu

 

同じ字で違う意味、おなじじでちがういみ、オナジジデチガウイミ、onajijidetigauimi

当て字辞典風「ま行」【漢熟語当て字・ヤンキー当て字・歌詞の当て字などの日本語まとめ】

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編集者用LINK

 

【M Ma ま】

まきむくいせき;hst rks atj jnk;巻き向く遺跡;纒向遺跡;「まき(巻き)」に「まとう(纏う)」の字を当てている。;kotobank.jp/word/纒向遺跡-162021
まくどなるど;dqny kasi atj;マクドナルド・McDonald;魔苦怒奈流怒;ちなみに中国語では「麦当劳(Màidāngláo・マイドンロー?)」という言葉が「マクドナルド」の呼び名らしい。中国人より長く表記するという「効率」の「こ」の字もないほどの当て字ならば、一般化することがなく逆に安心。同じヤンキー当て字でも「まじ」を「本気」と書くと「本気(ほんき)で」思ってる人が「マジで」いるから、そういう観点もある。
まさか;ssn 2knj atjk mhok;まさか・正か・(語源推測漢字)正処;真逆;辞書には【語基「まさ(正)」に「か」が接したものかと思われる。「か」は、「すみか(住処)」などと同じく場所を表わす語とも、情態性の語を形成する接尾語とも見られる。】とある。他の説で、「ま=め(目)」の交替形+「さき(先・前)」の「目前(まさき)」が音変化したとする説もあるが、「まさき」の例は確認できない。;kotobank.jp/word/まさか-2083579
まじ;dqny kasi 2knj atjk;マジ;本気;
まっしぐら・まっしくら・ましぐら・ましくら;ssn imeg;まっしぐら;驀地; 辞書の「ましぐら【驀地】」によると、(古くは「ましくら」)。意味は「 激しい勢いで突き進むさま。いっさんに。勢いこんで。まっしぐら。」。「ばくち【驀地】」という言葉があり、その字を当てているだけ。「ばくち」の意味は「急速なさま。にわかに起こるさま。ばくぜん(驀然)」である。link→kotobank.jp/word/驀地-600357
ますます;ddj ssn 2knj atj jnk imegari;増す増す;益々;辞書上の見出し漢字表記は【益益・増増】。辞書上の由来説明として(動詞「ます(増)」の終止形を重ねた語)とある。辞書にあるうちの「増加していっそう」の意味が現代で一番使われる意味で、「さらに」のニュアンスで使う。
またたび;atjk 3knj kymplt imegari;またたび・マタタビ;木天蓼;。;20220607
まつげ;睫毛・睫;目つ毛まぶ・まぶい;dqny;間府・間符・マブ;美人;精選版 日本国語大辞典「まぶ」の[補注]にて、「間府(まぶ)」がもとで、金の出てくる道などの連想から、人のまわり合わせ、運などを意味する「まん(間)」と「ふ(符)」の合わさったもの、などとする説もあると書かれている。まめ(丁寧なさま);ddj ssn 非確定 2knj atjk imegnasi;マメ;実・忠実;辞書上の見出しは「実」「忠実」。「ま」は「真」だろうか。まめ(膨らみ・水ぶくれ);ddj 2knj atjk imegari;マメ・豆;肉刺;辞書上の見出しは「肉刺」のみ。まめし;ddj ssn 非確定 2knj atjk imegnasi;まめし;実し・忠実し;辞書上の見出しは「実し」「忠実し」。「ま」は「真」だろうか。まめに;ddj ssn 非確定 2knj atjk imegnasi;マメに;実に・忠実に;辞書上の見出しは「実に」「忠実に」。「ま」は「真」だろうか。まぶだち;dqny kasi atj ddj;マブ達・マブダチ・(語源推測漢字)間府達;摩武駄致;親友をいう俗語。当然だが、辞書の見出しに「摩武駄致」はない。「まぶ」は「本当」「真実」の意。「だち」は「ともだち」の略。的屋てきやの隠語を不良少年が使い、一般に広がった語と言われている。さらに略され「まぶ」のみで言うこともある。例「俺とアイツはマブだ」。「摩武駄致」も、当て字感丸出しなので、一般化することがなく逆に安心。
まろばし・まろはし;転ばす;腕;まろばし=ころがし。まろばす=転がす。東大寺諷誦文平安初期点(830頃)「指(つ)き腕(マロハシ)焼きける」。例「玉をまろばす」。
まんどころ;hst rks atj ssn;none;政所;律令(りつりょう)政府の出先機関や半ば公的性格をもっていた大寺社が,財政や訴訟などの実務を扱うために設置した機関・政庁(せいちょう)。~(3)鎌倉・室町幕府の財政・政治の機関。鎌倉幕府では当初公文所(くもんじょ)を開設したが,これを政所と改称。精選版 日本国語大辞典には「まつりごとどころ【政所】」というコトバもあり、「まんどころ」も意味に含まれている。「まつりごとどころ→まんどころ」なのかは不明。

【M Mi み】

みえ;2knj atjk;見え;見栄・見得;辞書には(動詞「みえる(見)」の連用形の名詞化)とある。「見えるさま」と考えれば、「見え」が本来の表記というのが秒でわかる。精選版 日本国語大辞典「みえ【見・見栄・見得】」に1700年台の出典文献があるが、いずれも「見栄」の当て字は使われていない。文「見へあしく・身重(ミヘ)をして来やう・外見(ミエ)を捨て・急度見へに成る・此着物を縫てゐる見へにて」。「見栄」の当て字はのちに広まったのだろうか。;kotobank.jp/word/見・見栄・見得-2084603
精選版 日本国語大辞典「みえ【見・見栄・見得】」〘名〙 (動詞「みえる(見)」の連用形の名詞化)
① (見) 見えること。見えるさま。見た目。みば。
※役者論語(1776)耳塵集「小足にあるき、度々刀を杖につくは見へあしく」
② (見栄) (他人によく見られるように)うわべを飾ること。他人の目を気にして不相応な体裁をつくろうこと。
※洒落本・辰巳之園(1770)自序「『どこへなりと行ますべい』『そんならもっと、身重(ミヘ)をして来やうものを』」
五重塔(1891‐92)〈幸田露伴〉一「さりとは外見(ミエ)を捨てて堅義を自慢にした身の装り方」
③ (見得) 歌舞伎で、役者の感情または動作の高揚が頂点に達した時、一瞬動きを停止して、あるポーズをつくる演技。
※歌舞伎・韓人漢文手管始(唐人殺し)(1789)一「とど宜しく有て、伝七、急度見へに成る」
④ 歌舞伎脚本で、単に様子・姿の意にも用いる。
※歌舞伎・韓人漢文手管始(唐人殺し)(1789)四「妾めいたる形にて〈略〉、此着物を縫てゐる見へにて」


みかた;2knj atjk;御方;味方・身方;辞書にて、(「かた」の敬称「御方」の意。「味方」はあて字)とある。敬意を示す「かた」ということで、「天皇の軍勢」の意味での用法が古事記(712)で出ている。「身方」の字は雑俳・夜の花(1758)にて「献立を見廻ふて通る身方客」という使われ方がされており、「みうちの者・親類」の意味で使われている。漢字ペディアの「味」には「仲間」の意味があるが、他の辞書にはその意味がない。これは「味方」の当て字後に漢字ペディアがコジツケした意味だろうか。;kotobank.jp/word/味方・御方・身方-390180
出典:古事記(712)中(兼永本訓)
「太子(ひつきのみこ)の御方(ミカタ)は、丸邇臣(わにのをむ)の祖(おや)」出典:平家(13C前)五
「其後畠山〈略〉御方をつかまつり」
味の意味 - 中国語辞書 - Weblio日中中日辞典https://cjjc.weblio.jp/content/%E5%91%B3
「味」の部首・画数・読み方・意味 - goo漢字辞典https://dictionary.goo.ne.jp/word/kanji/%E5%91%B3/#jn-210746
味 | 漢字一字 | 漢字ペディアhttps://www.kanjipedia.jp/kanji/0006599900

みごろ・みころ;ssn atj 1knj;身頃;裑; 衣服の「袖(そで)・衿(えり)・衽(おくみ)」以外の体を被う部分。15c前の文書での表記は「身ころ」であり、「みころ」だった。出典:三議一統大双紙(15C前)法量門「袖は外へなり、身ころは内へなるやうに懸て持べし」。;kotobank.jp/word/身頃・裑-390464
みじろぎ;atj;身じろぎ;身動ぎ ;「じろぎ」調査中
みずあおい・みづあふひ;ddj kym plt atj;水葵;雨久花; ミズアオイ科の一年草。みずちょう・みづチャウ・みづてふ;ssn;水帳・水帖;御図帳; 辞書によると《検地帳・人別帳のこと。戸籍簿。・大坂堂島の米市で、客の米のつけ合わせをする書記役》みたけ;atj ddj imegnasi;身丈;身長;身の丈・身長;辞書の見出しには「身長」も含まれている。ただし、imegの変換候補にはない。;dictionary.goo.ne.jp/word/身丈/#jn-212099みちしるべ;ssn;道知る方;道標・道導・道後方;精選版 日本国語大辞典「しるべ【導・知辺】」には、(「知る方(へ)」の意)とある。「後方(しるへ)」の当て字は「万葉(8C後)二〇・四三八五」に見られる。みっきい・みっきー;dqny;MICKEY(ミッキー);;美気意;「ミッキーマウス」の「ミッキー」の音を使いたく、「美気意」と子供の名前に当て字をした親がいる。その「市沢美気意(いちざわみっきい)」は、埼玉県八潮市で女子高校生に、わいせつ行為で逮捕された。みつばあけび;ddj kym plt atj;三葉アケビ;三葉木通・三葉通草; アケビ科の蔓性 (つるせい) の落葉低木。葉は卵形の3枚の小葉からなる複葉。4月ごろ、黒紫色の雄花と雌花とをつける。実はアケビに似て、紫色に熟して裂け、白い果肉がのぞく。実は食用、つるはかごなどを作る。
出典:当て字辞典風「あ行」
あけび;ddj kym plt atj;アケビ;木通・通草;秋、長楕円形で淡紫色の実がなる。木部を漢方で木通 (もくつう) という。
 

みちぶり;ssn atj;みちゆきぶり→みちぶり;道行触→道触・(当て字)道振;道行触の意味【道で行きあうこと・すれ違い(物理的な)・道を行く途次・道を行く様子・旅日記・旅でのメモ・道行きコート(和服用外套で防寒やチリ除けなどの目的で使われた)】など。辞書「みちぶり」の見出し漢字表記は「道触・道振」で、「みちゆきぶり(道行触)」の略と説明されている。

 

みなづき・みなつき・みなずき;ssn npn;みなづき(語源が複数あり、確実なものがないため、すべて当て字欄に記す);水な月・水無月・みな尽き・皆付き(みな"根付き"のこと)・(これだけは確実に当て字)六月;陰暦・旧歴6月の異称。由来は様々で、断定される一つの由来はない。大百科によると、「農事がみな為尽(しつ)きてしまうので「みなしつき」といったのを誤った」という説。「5月に植えた早苗(さなえ)がみな根づいた意」という説。田に水を引く必要のある月なので、「水」+「な(意味は"の・である")」+「月」という説。当て字という認識の強い「水無月」も「水泉が滴り尽きる」という説もあるので当て字と断定はできない。
日本大百科全書(ニッポニカ)「水無月 みなづき」
陰暦6月の異称で、「みなつき」ともいう。この月は暑熱激しく、水泉が滴り尽きるので水無月というのだとするが、語源的には諸説があり、『奥義抄(おうぎしょう)』は、農事がみな為尽(しつ)きてしまうので「みなしつき」といったのを誤ったのだとし、一説に、5月に植えた早苗(さなえ)がみな根づいた意からだという、とも説いている。~
精選版 日本国語大辞典「みなづき【水無月・六月】」
〘名〙 (「みなつき」とも。「な」は「ない」の意に意識されて「無」の字があてられるが、本来は「の」の意で、「水の月」「田に水を引く必要のある月」の意であろうという) ~
みねうち;atj 2knj ddj;峰打ち;刀背打ち;「峰」は「みね」は山のいただき「ね」に敬意「み」をつけたもの。刀背打ち」はデジタル大辞泉での漢字表記の一つ。
みまさか;kym atjk 2knj;みまさか;美作;美作市(みまさかし)は、岡山県北東部,吉井川の支流吉野川,梶並川流域から中国山地南斜面に広がる市。「みまさか」の説はいくつかあり、「美麻作」「甘酒」「美和境」「ミマ坂」「水沼栄え」「三坂峠」などの説がある。※「ミマ坂」の「ミ」「マ」は美称を重ねた表現と考えられる。同じようなもので、「みまな(任那)」があるが、共通してるか不明。;みまな;kym atjk 2knj;みまな;美作;百科事典マイペディア「任那」にて、朝鮮古代の国名。任那の国名は日本でしばしば使用されるが、朝鮮ではほとんど使用されない。百科事典マイペディア「任那」にて、由来と見られるものとして、「始祖王后来臨の聖地主浦(しゅほ)(ニムナ)の地名による」とある。※「みまな」の「ミ」「マ」は美称を重ねた表現という説もあり、同じようなもので、「ミマ坂」のがあるが、共通してるか不明。;kotobank.jp/word/任那-139438みみず;2knj atjk ssn ofcari 日常 onbb;みみず→めめず;蚯蚓;辞書の「めめず【蚯蚓】」には、【 「みみず(蚯蚓)」の変化した語】とある。 「みみず(蚯蚓)」の異名として「きゅういん【蚯蚓】」という言葉があることから、「みみず」の当て字「蚯蚓」は、漢語表現・中国由来のどちらかだろう。
【補足】
辞書には、ミミズの種類の話があるが、なんと!大形種は2Mにもなるのだとか。よく見るミミズは「シマミミズ」らしい。
url:https://kotobank.jp/word/%E8%9A%AF%E8%9A%93-476598
みやげ・みあげ;2knj atjk;ミヤゲ・ミアゲ;土産;辞書「みやげ【土産】」の[語誌]にて、(1)「みあげ」「みやげ」の前後関係は明らかでなく、したがってその語源もはっきりしない。(2)「みやげ」に「土産」の字をあてるようになったのは室町末以降と考えられる。みろく;bud ddj atj 2knj;Maitreya(マイトレーヤ);弥勒;辞書には《(梵)Maitreyaの音写。慈氏と訳す》 とある。「弥勒菩薩」に同じ。 インド仏教の二大系統の一つ、瑜伽行(ゆがぎょう)派の祖。
みやけ;hst rks atj;none;屯倉;屯=トン・たむろ。ヤマト朝廷の直轄領。屯倉で耕作している人民は田部(たべ)。
 

【M Mu む】

 
むくみ ムクミ 浮腫み浮腫
むじつ;atjk;無実;冤罪;文豪当て字※夏目漱石か。

むちゃくちゃ;ssn atj 4knj omp;むちゃくちゃ・ムチャクチャ;無茶苦茶;由来は辞書より。「むちゃ」を強めていう語。「はちゃめちゃ(破茶滅茶)・めちゃくちゃ(滅茶苦茶・目茶苦茶)」など「ちゃ系」は当て字である。まあ、「お茶」なわけないだろう。この当て字こそ「むちゃくちゃ」だ。

むつ;睦;陸奥;;@g;[陸]自体が「睦まじい」という言葉があるように1字で「むつ」読み。[陸奥]は2漢字化が目的の当て字だろう。デジタル大辞泉「むつ【陸奥】」によると「旧国名の1つ」で、現在の青森県岩手県の一部にあたる。旧日本海軍の第二次大戦時の主力戦艦。 

むてっぽう;onbt onbn atj ddj;むてんぽう・むてほう→むてっぽう;無点法・無手法→無鉄砲;由来はデジタル大辞泉より。考えナシにむやみに行動するさま・人

 

【M Me め】

めおと・めをと;ddj 2knj atjk;女夫;夫婦;当て字しようが「夫婦」と書かれれば大半の人は「ふうふ」と読む。例えば「めおとなか【夫婦仲】」を読む際に「ふうふなか」と読む人が大半である。そして「ふうふなか(夫婦仲)」という言葉もある。しかし、当て字しなければ「女夫仲」を「ふうふなか」と読む人はいないだろう。「めおとこ【女男】」という言葉があり、精選版 日本国語大辞典での見出しは「めおとこ【女男】」。意味は「女と男。また、妻と夫。夫婦。めおと。」であることから、「めおと」と関係している言葉だろうと思われる。

【下に「めおと」言葉をまとめる。】

めおとまげ【女夫髷;夫婦髷】=女性の髪形の一。江戸時代の末ごろ、20歳前後の女性の間に流行した。@ddj

めおとがらす【女夫烏;夫婦烏】= 雌と雄とがつれ立った烏。@ssn

めおとぢゃわん【女夫茶碗;夫婦茶碗】=形や模様が同じで、大小一組になっている茶碗。夫が大きい方、妻が小さい方を用いる。@ssn

めおとなか【女夫仲;仲】=夫婦の間柄。夫婦の関係。@ssn

めおとびな【女夫雛;夫婦雛】=男女一組の雛人形@ssn

 

 世界大百科事典内【盃事】では、連語に含まれる「めおと」表記が「女夫」である。

出典: 世界大百科事典内【盃事】
…そして続いて行われる親子盃,親類盃などはいずれも婚姻当事者同士の盃事ではない。当事者間の女夫(めおと)盃は今日三三九度の盃とよばれ婚姻儀礼の中心とされるが,かつてはこうした女夫盃,床盃のような当事者間の盃事は意外に少なく,むしろ婚姻当事者とそれぞれの親族,とくに嫁と婿の親や親類との盃事が中心となっている。沖

 

めかけ(養う非正妻);ddj rym4 1knj atj ofcari;目掛け;妾;「正妻のほかに、愛し養う女性」の意味での「メカケ」は辞書に由来が記されていて、 《目をかけるところから》とある。

めで;ssn rym4 2knj atj ofcari;愛で;目出;精選版 日本国語大辞典「めで」の見出し漢字表記に「愛」だけでなく「目出」もある。しかし、「めで」=動詞「めでる」の連用形の名詞化である。「めで」の意味=心がひかれて、それを賞美すること。ハッキリ言うとギャグのような当て字である。問題は、辞書の見出し表記に使われていることだろう。

めでる;ssn 2knj atj ofcnasi;愛でる;目出る;「めで」の動詞化。「めで」参照。流石に「目が飛び出る」を連想する「目出る」という当て字は辞書の見出しにすら使われていない。ただし、「目出(めで)」という危険な当て字があるため、それの ル動詞の形として「目出る」を使ってしまう人も居るかも知れない。

めど;メド;目処・目途・▽針孔/▽穴;@n;辞書の見出しに使われる[針孔・穴]の漢字は当て字。

めんどう;ddj onbs onbn 2knj atjk;めだうな→めどうな→めどう→めんどう;目どうな→目どう→面倒;辞書には、「目だうな」の音変化と書かれている。音変化は「めだうな→めどうな・めだうな→めどう→めんどう」。「どうな・だうな=ムダになること」。「目+どうな=見るだけムダ」であり、原義である。「な」が形容動詞連体形語尾の「な」のように意識され、「めどう」「めんどう」となり、「面倒」と当て字されるようになったとも書かれている。精選版 日本国語大辞典では「だうな」、デジタル大辞泉では「どうな」表記で説明されている。;kotobank.jp/word/面倒-644668

【補足:「どうな・だうな」について】

使用例・含む言葉として「矢だうな」「手間だうな」「暇だうな」がある。このように名詞のあとに付いて用いられる。そして、デジタル大辞泉「どうな〔だうな〕」には、《「だくな」の音変化》ともある。無益に浪費すること。「語素」「接尾語的に用いる」※。※精選版 日本国語大辞典「どうな」参照。

 

【M Mo も】

もがく;ddj imegari 2knj atj;もがく・踠く;藻掻く・藻搔く;辞書の「もがく」にて「藻掻く」は当て字とある。imegでは変換候補に「藻掻く・藻搔く」しかなく、「踠く」がない。藻=みずくさ・あや・かざり・詩文などの美しい言葉などの意味。

もがさ;ssn;モガサ;痘瘡;辞書の「もがさ【痘瘡】」によると、痘瘡の当て字がされていて、意味は「① 疱瘡(ほうそう)。天然痘。また、そのあと。② できもの。はれもの。また、かさ。」など。補足「とうそう【痘瘡】」=てんねんとう(天然痘)。

もじゃこk;ddj plt kym atj;もじゃこ;藻雑魚;カバノキ科の落葉小高木。

もくけんれん;ssn bud atj onbr;Mahāmaudgalyāyana(マハーマウドガリヤーヤナ);摩訶目犍連・(摩訶目犍連を略)目犍連;辞書に《(梵)Mahāmaudgalyāyanaの音写、「摩訶目犍連」の略》とある。;
もぐら;ddj ssn 2knj atjk;モグラ・(語源推測漢字)潜ら;土竜・土龍・鼹鼠;そもそも「竜」の字を安易に使うのが解せない。「土竜」を「モグラ」と読ませようというという人のせいで、「土に潜むDRAGON(ドラゴン)」「大地のチカラを持つDRAGON(ドラゴン)」を指す表現として「土龍・土竜(どりゅう」が使いにくくなる。そもそも「モグラ」は別物である。;kotobank.jp/word/鼹鼠・土龍-2086225

 

もどき;ssn 2knj atjk;擬き・擬;抵牾・牴牾;動詞は「もどく【擬く】」。デジタル大辞泉「ぎ【擬】[漢字項目]」[音]ギ(呉)(漢) [訓]はかる なぞらえる まがい もどき;ttps://kotobank.jp/word/擬・抵牾・牴牾-398184

ものぐさ・ものくさ;ddj 1knj atj;物臭;懶;無から「ものぐさ=懶」が生まれるわけではなく、コトバを組み合わせて生まれるのが普通。おそらく「もの」+「くさ」の組み合わせだろう。そういう意味で1漢字化は基本的に和語の里では当て字と見なす。

 

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【KeyWord】

magyou、まぎょう、まきよう、マギョウ、ま行、マ行

あてし、かんしゆくこ、あてじ、かんじゅくご、

当て字辞典、あてじじてん、あてししてん、アテジジテン、atejijitenn、atejijiten、atezizitenn、ateziziten、当て字時点

「当て字辞典N」とも呼びます。※N=Nikannjika=2漢字化。

にかんじか ニカンジカ nikanjika nikannjika nikanzika nikannzika、2漢字化 に漢字化 二漢字化 2漢字か 二漢字か、

日本人当て字好きすぎ問題
"当て字ダサ"
"ダサい当て字"
"ダサ当て字"6
"ださい当て字"5
"ださ当て字"0
"痛い当て字"
"当て字恥ずかしい"21
"恥ずかしい当て字"148
"センスない当て字"444 11
"センスない当て字"695 11
"センスの無い当て字"66

"かっこ悪い当て字"1
"カッコ悪い当て字"1
"かっこわるい当て字"0
"気持ち悪い当て字"
"当て字気持ち悪い"
"当て字きもい"
"当て字キモい"

【一縷】その漢字・その言葉、使う必要ある? 日本語複雑化させる問題児たち【2「オマケ」】

【一縷】その漢字・その言葉、使う必要ある? 日本語複雑化させる問題児たち【1】

↑に入れなかった調査データは、この記事(2)にまとめます。

 

▼「縷言・縷述・縷説・縷陳」の実際のTweet

【"縷言"6件 内訳】

【縷言】るげん:こばごまと述べたてること。また、その言葉。

難読_bot@nandokux_bot

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税吏縷言

ランダムに漢字を繋げて四字熟語を作るbot@random4zi

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[語] 縷言(ルゲン): こまごまと詳しく述べること。 [訓] 縷かい(こまかい)。 [類] 縷陳(ルチン)。縷説(ルセツ)。縷述(ルジュツ)。 [漢ペ] kanjipedia.jp/kanji/00072259…

熟語bot@jyukugo_bot

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【"縷述"7件 内訳】

詳述の類語【るじゅつ】 「屢述」と「縷述」どっちでしょ?? 同じ「るじゅつ」でも意味が違うとか知らなかったよ!どっちでもいいと思ってたよ!! #ひさこむ勉強中 #漢検まであと2日 pic.twitter.com/rWyaKRo3b1

尼僧のひさこむ@hisacom5

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-小林よしのり「ワクチンは感染と重症化を促進する」- ⇒ ameblo.jp/epikutetosu/en… #アメブロ @ameba_officialより #小林よしのり #井上正康 両氏の対談で #コロナワクチン副反応 の危険性が縷述されている。 #新型コロナウイルス #ワクチン接種 #週刊SPA #読売新聞 #毎日新聞 pic.twitter.com/DwyYQb6P3J

歴史学を学ぶ大切さを伝えるブログ(ふーくん)@XMfD0NhYN3uf6As

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[語] 縷言(ルゲン): こまごまと詳しく述べること。 [訓] 縷かい(こまかい)。 [類] 縷陳(ルチン)。縷説(ルセツ)。縷述(ルジュツ)。 [漢ペ] kanjipedia.jp/kanji/00072259…

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【じょうご】

 

【当て字辞典】

 

【ひらがな表記語辞典】

 

 

【読み変辞典】

 

当て字辞典風「は行」【漢熟語当て字・ヤンキー当て字・歌詞の当て字などの日本語まとめ】

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編集者用LINK

 
 【H は】

はあと・はーと;dqny imeios;Heart(ハート);;覇悪怒;iphoneがUser辞書に設定してないのに「はーと」の変換候補に「覇悪怒」を出したとの報告がある。実際に搭載してるアプリによって異なるので断言はできない。

ばか;ofcari 2knj atjk ddj;(梵語)moha・ばか・バカ;馬鹿・莫迦・痴呆;辞書に《〈梵〉mohaの音写。無知の意。「馬鹿」は当て字》とある。当てられた字は、中国の故事からという説がある。趙高が二世皇帝に鹿のことを「馬」と言って献上した。そのことに対して、「鹿」と言った人は全て処罰したという故事「指鹿為馬(しろくいば)」から。つまり、バカなのは「馬」と「鹿」ではなく、その登場人物だった。当て字で使われてるせいで、「バカ」の代名詞として「馬」と「鹿」が例えられていることがあるというのは、カワイソウな話である。「莫迦」も当て字だが、意味として「莫」には「否定・むなしい」の意味があるため幾分マシか。であう・めぐりあう意味の「迦」は梵語(ボンゴ)の音訳に用いられるもので、おそらく意味として「バカ」に通ずるワケではないだろう。ちなみに、「ぐち【愚痴/愚癡】」も「(梵語)moha」からの言葉で、音写の「馬鹿」に対して、訳語としての「愚痴」になっている。もとは同じ「(梵語)moha」から2つのコトバが派生してしまっている。「痴呆」表記=ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)。;【莫】→https://dictionary.goo.ne.jp/word/kanji/%E8%8E%AB/、「迦」→https://dictionary.goo.ne.jp/word/kanji/%E8%BF%A6/kotobank.jp/word/馬鹿-599727

https://twitter.com/kogaaaa_russssh/status/1022732481760391169

 

はかない;mkn atjk 2knj ssn;捗無い・果無い;果敢ない・果敢無・果敢無い・(常用漢字表外だが読みは一般的)儚い;文豪当て字※夏目漱石か。古い表記では「竹取(9C末‐10C初)=はかなく」「蜻蛉(974頃)上=はかなき」など ひらがな表記。辞書の[補注]にて【「はかない」の「はか」は「はか(計)」】【「あとはか」「はかる(計量)」「はかどる(捗)」「はかがゆく」などの「はか」と同根】とある。形容詞「はかばかしい」と対応する語。「儚」は常用漢字表外であるが、字がカンタンであるからか、現代では「儚い(はかない)」表記が一般的になりつつある。;kotobank.jp/word/果無・果敢無・儚-356996

はかりごつ・はかりこつ;ssn atj 1knj;計りごつ・計りこつ;謀つ;「計り事」を活用して動詞にしたもの。参照「はかりごと」。文献「大日経義釈延久承保点(1074)一三」の表記「謀(ハカリコ)て〜」。文献「源氏(1001‐14頃)手習」の表記「人にはかりこたれても〜」;kotobank.jp/word/謀-599893、kotobank.jp/word/ごつ-267401

はかりごと(はかりこと);ssn atj 1knj;計り事;謀;辞書に(「計り事」の意。古くは「はかりこと」)とある。そもそも、「はかる」に当てる字として「計り・謀り」がある。そうなってくると、「謀(はかりごと)」と読ませる当て字は、「計」1文字で「はかりごと」と読ませるようなものと似ている。当然、おかしいと思うだろう。しかし、そういうことをしている。意味は多く、簡略化して書くと「うまくいくよう考えた手段・ダマすため前もって考えた手段・担当する能力・器量・気がかりなこと・あれこれ工夫・思いつき・生活していくための仕事・運命」などの意味。関連語「たばかり・はかりごつ」;kotobank.jp/word/謀-599893

ばくち;ofcari 2knj atjk ssn;博打・博打ち;博奕;精選版 日本国語大辞典「ばくち【博打・博奕】」に、(「ばくうち(博打)」の変化した語)とある。「ばくうち」→「ばくち」なので、変わったのは発音なので、「博打」は、当て字ではなく読み変である。

ばくろう;ofcari 2knj atjk npn ssn;伯楽(はくらく);馬喰(ばくろう)・馬口労(ばくろう)・博労(ばくろう);馬や牛のことに詳しく、馬や牛の売買仲介などを業とする者。「馬」の当て字はわからなくもないが、「牛」要素は「馬喰」にはない。辞書には(「はくらく(伯楽)」の変化した語)として「ばくろう」が説明されている。「馬口労」は狂言で使われた表記であって、「はくらく」を意味する言葉としては使われてなかったかもしれない。;kotobank.jp/word/馬喰-139134、kotobank.jp/word/博労・伯楽・馬喰・馬口労-2074018

はこじょう;ofcari 2knj atjk ssn imeg;箱鎖;箱錠;辞書に(「錠」は「鎖(ジャウ)」の当て字)とある。ドアにとりつける錠で、装置が錠箱とよばれる金属製の箱におさめられているもの。

はしか;ハシカ;麻疹;@;当て字、「ましん(麻疹)」をそのまま当て字した

はじき;atj 3knj hst rks;土師器;古墳時代の素焼きの土器。埴輪(はにわ)も土師器でした。

はじめ;ofcnasi 2knj atkjk;初め・始め・肇;東・一歩・元;「東(はじめ)」の当て字は「東西南北の最初の一文字」だららだそうだ※漢字文化研究所所長「阿辻 哲次(あつじ てつじ)」の知人の名前。imegで「はじめ」の変換候補に「一歩」が出る※20220310。「肇」は「はじめ」読みがある。「元」を「はじめ」と読む場合は表外読みなので、当て字扱いとする。

URL:https://www.kanjicafe.jp/detail/8510.html

出典:あつじ所長の漢字漫談49 鴨太郎と鴨美――子どもの名前につけたい漢字 | コラム | 日常に“学び”をプラス 漢字カフェ

 

はしる;kasi ofcnasi 2knj atkjk;疾走る;走る;

はぜ;ddj 2knj;(語源推測漢字)爆ぜ;粶/爆米/葩煎;もち米を煎 (い) ってはぜさせたもの。

はっきり;atjk 2knj;はっきり・ハッキリ;確乎・確固;現代でもよく見る漢語「確固たる意思」の「確固(確乎)」を当て字したもの。文豪当て字※夏目漱石か。;kotobank.jp/word/確固・確乎-231496;hakkiri

はで;破手・映手;→;派手;参考「精選版 日本国語大辞典 派手」《「破手(はで)」から転じた語とも、また、「映(は)え手」の変化した語ともいう》

 

 

ばねバネ・跳ね・撥ね・弾ね 発条

はねむーん;ofcnasi 2knj atjk IMEG;honeymoon(ハネムーン・ハニムーン);新婚旅行・蜜月;「はねむーん」の変換候補に「新婚旅行」があった※220211114。その割には、「蜜月」は変換候補にすらなかった。当然、辞書の見出し表記に「新婚旅行」「蜜月」はない。意味は「結婚して間もないころ・結婚して一か月ほどの日々・親密な関係」;kotobank.jp/word/蜜月-638667。kotobank.jp/word/ハネムーン期間-603975

はびこる;ofcnasi 2knj atjk IMEG;ハビコル;蔓延る・蔓衍る;精選版 日本国語大辞典デジタル大辞泉ともに見出しの漢字表記に「蔓延」がある。デジタル大辞泉には「蔓衍」も見出しにある。

はやった・はやっている;ofcari ssn 2knj atjk;逸った・早った・逸っている・早っている;流行った・流行っている;「(当て字)はやる(流行る)」「はやる(逸る・早る)」の連用形・名詞化。詳しくは「はやる」にて。

はやて;lrc ofcnasi 2knj atk;疾風;早手;「疾風(シップウ)」を、「はやて」と読ませただけの当て字。意味は「急に激しく吹き起こる風」。転じて「疫痢の異称」などがあるが、残りの意味は次を参照→kotobank.jp/word/疾風・早手-361532。問題は、「手」であるが、これは「追い手」の「手」が「風」を指すのと同じ考えならば、「早手」が「早い風→急に激しく吹き起こる風」というのが妥当だろう。


はやり;ofcari ssn 2knj atjk;逸り・早り・時花・時行;流行る;「(当て字)はやる(流行る)」「はやる(逸る・早る)」の連用形・名詞化。詳しくは「はやる」にて。「時花」表記は精選版 日本国語大辞典の見出し表記。「俳諧西鶴大矢数(1681)第二三」の表記「時行風(ハヤリかぜ)」。

はやりうた;2knj atjk;逸り歌;童謡ウタ;「はやる・はやり」単独については、「はやる」にて。「童謡ウタ」表記は「多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前」の表記。

はやる;ofcari ssn 2knj atjk;逸る;流行る・時花る・時行る;辞書の「はやる【流行】」にて、(「はやる(逸)」と同語源)とある。また、精選版 日本国語大辞典では「はやる」「はやり」の見出しに「逸・早」とある。同音異義における各種の意味は「はやる【逸・早】」の意味に含まれる「あらだつ・心が先に進む・あせる」などから派生したものと考えられる。1254年の「古今著聞集」では「疫病はやりたり」で、「流行」表記ではない。1821年の「歌舞伎・敵討櫓太鼓」で「お杯を流行(ハヤ)らせ」、1911-13年の「森鴎外」の「雁」にて「江戸中に流行(ハヤ)った」という表記が使われている。しかし、森鴎外以降「流行」表記ばかりかというわけでもなく、1962年の「小島信夫」の「弱い結婚」では、「ラーメン屋がよくはやるとか」と「はやる」表記である。;kotobank.jp/word/流行-149597

はゆま;atj 1knj 2knj dicgzk;早馬;馬・駅馬;「てんま(伝馬)」のこと。学研全訳古語辞典「はゆま 【駅・駅馬】」にて「はやうま(早馬)」の変化した語とある。

はりま;ofcari ddj 2knj atj npn;はりま;播磨;日本大百科全書(ニッポニカ)「播磨国はりまのくに」によると、「現在の兵庫県の南部を占める旧国名畿内(きない)の一国。播州(ばんしゅう)。」である。大百科全書の産物の説明には、「播州釣り針(社町)、播州織(西脇市ほか)」などの工芸品があげられているが、それらが針を用いるのも「はりま」の名前に関係があるのか。由来の名言は調査中。;kotobank.jp/word/播磨-605397

デジタル大辞泉「は【播】[漢字項目]」

人名用漢字] [音]ハ(呉)(漢) バン(慣) [訓]まく
〈ハ〉
1 種をまく。「播種/撒播(さっぱ)・条播」
2 及ぼし広める。「伝播(でんぱ)」
〈バン〉播磨(はりま)国。「播州・播但(ばんたん)」

 

 

 

はんかち;kasi ofcnasi;ハンケチ・ハンカチ・ハンカチーフ(handkerchief);手巾;芥川竜之介の作品に「ハンケチ【手巾】」というものがあるが、いくら有名著者でも、辞書の「はんかち」の見出し表記として収録されていない。これは辞書の判断が10割正しい。「しゅきん【手巾】」は、どう転ぼうと「しゅきん【手巾】」である。

ばんざい・ばんさい;ssn atj 2knj;番菜;晩菜・万菜;【〘名〙 ふだんのお菜。ありあわせの物で作ったお菜。多く、東京地方で惣菜というのに対して京阪でいう語。飯菜。】と説明がある。辞書ごとに読みの違いがある。精選版 日本国語大辞典「ばんざい」。平凡社 普及版 字通「ばんさい」。魚類精進相撲組合(1830‐44)では、漢字ではなく「ばんざい」表記。

 

 

【H Hi ひ】

ひきょう;非確定 ssn atjk 2knj;比興;卑怯;辞書の[補注]では、【「比興」がもとで、後に「卑怯」の字が当てられるようになったか。】とある。室町末‐近世初の表記では「ひきゃう」「ひけう」とあり、漢字表記ではない。;kotobank.jp/word/卑怯-609270

出典:波形本狂言・神鳴(室町末‐近世初)
「さてさてひきゃうな事を仰らるる。針を立ねばなおりませぬ」

出典:虎明本狂言・瓜盗人(室町末‐近世初)
「それは御ひけうじゃ、是ほとかうさんいたすに、何とて物を仰られぬぞ」

ひくく;非確定 atj;低く;卑く;「卑く(ひくく)」という表記は「言葉を卑くす(ことばをひくくす)」で見られる。「低く」由来のコトバであるため、「卑く(ひくく)」は当て字のタグヒで考えたほうがいいと現状判断している。

ひこ;1knj ssn npn;日子;彦;もとは「日子」だが、「彦(ひこ)」も現代で常用漢字表内読みにされている。辞書にて(「日子」の意)とある。大百科には「ひ」は美称、「こ」は子供・子孫の意とするのが一般であることが書かれている。男子の美称・呼称。古代では「姫(ひめ)」に対して、男性一般を表わし、多く男子の名前の下に付けて用いる。大百科には、男子の意味で単独に用いられたかどうか確実な用例はなく、男神の名前についた形の例が多いことが書かれている。

ひこじ・ひこぢ;ssn;日子じ・彦じ;夫;実際に夫を「ひこじ」と読ませるの、ほかの「おっと・ふ(ふう)」読みなどが主流な上に区別がつかないので、使いにくい表記である。ふりがな文庫で「夫」を「ひこぢ・ヒコヂ・ひこじ・ヒコジ」のどれかで読ませているのは合計は2件しかなかった。辞書での意味は「りっぱな夫をいう。男子の名の一部にも用いる。」とある。

 

ひしゃく;atjk ssn onby;柄杓;瓠(ひさこ);精選版 日本国語大辞典「ひしゃく【柄杓】」にて (「ひさこ」の変化した語。「柄杓」はあて字)とある。意味③にも「ひさご(瓠)」の意味があり、「ひさご」ももとは「ひさこ」と言われていた;mi@2漢字化

 

 

ひと;kasi ofcnasi;人;他人; @

ひなげし;imegari jnk atj ddj kym plt;雛芥子;雛罌粟;ひなげしケシ科の越年草。「ケシ」部分を「罌粟」とするのは当て字。花の方の「けし」に使い分けのために、当て字したものが「罌粟・罌子粟」。

出典:当て字辞典風「か行」

けし;atjw imegari ddj imegari kym plt;芥子;罌粟・罌子粟;ケシ科の越年草。または「カラシナの種子」で香辛料・仏寺で護摩たきで利用。「かい【芥】」の呉音が「ケ」である。白水社 中国語辞典「芥子 ピンインjièzǐ」によると、中国語での芥子は「カラシナの種子」である。それを踏まえると、日本での「ケシ」は中国大陸由来だろう。辞書上の見出しは「芥子・罌粟」

ひのき;imegari jnk atj ddj kym plt;檜の木・桧の木・ヒノキ;檜・桧・檜木・桧木;ヒノキ科の常緑高木。「ひ【檜】」はヒノキの古名。古事記(712)上「亦其の身に蘿(こけ)と檜(ひ)榲(すぎ)と生ひ」。

ひりょうず;外国語 atjk ddj;filhos(フィーロス);飛竜頭;辞書にて 《〈ポルトガル〉filhosから》とある。粳米うるちまいと糯米もちごめの粉をまぜて水で練り、油で揚げた食品。ひりゅうず。関西で、がんもどきのこと。ひりゅうず。ひろうず。

びろーど;ssn 外国語;veludo(ビロード);天鵞絨;辞書によると《添毛織りの一種。織物の表面を毛羽または輪奈(わな)でおおった織物の総称。本天・別珍・コール天・フラシ天などがある。ベルベット。~(2)「天鵝(絨)」(白鳥の意)の表記は、白ビロードの光沢が白鳥の翼に似ているところから。》

ひろめ;atjk;披露目;広め・弘め;デジタル大辞泉「ひろめ【広め/×弘め/披露目】」にて「披露目」は当て字とある。広く一般に知らせる意味なので、それが転じて「お披露目会」の意味で用いられるようになる。;mi@2漢字化

 

 

【Hu ふ】

ふいご;ddj;吹革;鞴/韛/吹子;辞書の「ふいご【×鞴/×韛/▽吹子/▽吹▽革】」に、《「ふきがわ」の変化した「ふいごう」の音変化》とある。つまり、「ふきかわ(吹き革)」→「ふいごう」→「ふいご(鞴/韛/吹子)」。火力を強めるために用いる送風装置。箱の中のピストンを動かして風を送る。古代から金属の精錬や加工に使用された。「ふいごう【鞴】」=「ふいご」である。辞書の例文に「大息ついだるその響き、ふいごう吹くが如くなり」〈浄・国性爺〉にある、「ふいごう吹く」を当て字の「吹子」にすると「吹子吹く」と気持ち悪い表記になる。当て字する人はこういう部分を考慮に入れないことが多い。;kotobank.jp/word/ふいご-787193、kotobank.jp/word/鞴-615463

ふぃりぴん;外国語 kymkuni 3knj atj imegari;Philippines(フィリピン);比律賓・非立賓・非力彬;比律賓の当て字の頭「比」を取り「国」をつけて、「比国(ひこく)」と表記し「フィリピン」を指すこともある。ただし、精選版 日本国語大辞典「ひこく【比国】」の意味[1]にある通り、「比=ならぶ」の意から、「となりの国・近くの国」という意味の言葉として、769年の文献から使われている。そのため、ややこしくなってしまっている。よほどの漢字崇拝者・漢語崇拝者出ない限り、フィリピン・フ国などでよいのではないだろうか。;20220416

 

ふがいない;imeg 2knj atjk ssn;(語源推測漢字)不代い無し・(語源推測漢字)腑代い無し;不甲斐ない・腑甲斐ない・不甲斐無い・腑甲斐無い;辞書の「ふがいない【腑甲斐無・不甲斐無】」にて、(「腑」「不」はあて字か)とあるが、頭につく「ふ」が「不・腑」などの漢語くらいしか考えられないので、あえて推測として「不代い無し・腑代い無し」として載せておく。「不代い無し」=代えがなくはない(代えがきく)・「腑代い無し」は、いい解釈が浮かばない。「甲斐="代い"の当て字」というのは判明している。意味は「とても意気地がない・役に立たない・だらしがない」など。 腑=はらわた・臓腑・考え・思慮分別・性根など。甲斐=行動の結果のしるし・努力した効果・期待できる値うち。;kotobank.jp/word/腑甲斐無・不甲斐無-2079222。kotobank.jp/word/言甲斐無-2004680。kotobank.jp/word/甲斐-456608。kotobank.jp/word/甲斐・詮-2019123

出典:当て字辞典風「か行」

かい・かひ;imeg 2knj atjk ssn;代い;甲斐・詮・効;デジタル大辞泉「かい」の見出しには「甲斐/詮/効」の3つがある。精選版 日本国語大辞典「甲斐・詮」には、(四段動詞「かう(代)」の連用形の名詞化したもので、代わりとなるべき事、物の意から。→がい〔語素〕)とある。;kotobank.jp/word/甲斐・詮-2019123

 

ふかで;ddj;深手;深傷;辞書の見出しで「深手・深傷」どちらの表記もある。当然「傷」を「て・で」の読みはないので当て字。

ふけ;imeg;フケ;雲脂・頭垢 @ 2つとも変換される

ふしだら;atjk 3knj;ふしだら・フシダラ;不仕鱈・不行跡;寧馨児(1894)〈石橋思案〉一二にて「物事に不仕鱈(フシダラ)なるは〜」。人情本・珍説豹の巻(1827)前にて「不行跡(フシダラ)」表記。意味「しまりないことさま・だらしないことさま・品行の悪いことさま」。

ふてる;imeg 2knj atjk jykhg ddj;不貞る;ふてる;辞書「ふてる【不貞る】の[補説]」にて、「不貞」は当て字という説明がある。;mi@2漢字化

ふとん;imeg 2knj atjk jykhg ssn;蒲団;布団;一見すると「布団」の「団」部分が当て字に見えるが、当て字部分なのは「布」である。「団」の「とん」読みは唐音。「ふ」はもともと、「蒲」であり、「布」は「蒲」に当てた字。

ぶっちぎり;dqny imeg;ぶっちぎり・打っ千切り・ブッチギリ;仏恥義理;

ぶつめつ;atjk 2knj imeg;物滅;仏滅;ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「仏滅 ぶつめつ」に、もとは「物滅」と書き,近年になって「仏」の字をあてたもので,仏 (ブッダ) の死んだ日とは無関係であると書かれている。;kotobank.jp/word/仏滅-866001

ふともも;ddj plt kym atj 2knj;フトモモ;蒲桃;フトモモ科の常緑小高木。実は卵形・球形などをし、白や黄色で香りがあり、生食のほかジャム・酒などに利用。「蒲(かば)」の字は通常「ふと」と読まない。デジタル大辞泉「【蒲】[漢字項目]」でも、【[音]ホ(漢) ブ(呉) フ(唐) [訓]がま】の読みしかない。

ふね;2knj atjk imegnasi;船・舟;船舶;〈皇極紀〉にて、「船舶(ふね)」表記アリ。

 

【へ He】

べるべっと・ヴェルベット;atjk imeg;velvet(ベルベット);天鵞絨・天鹅绒;「ビロード・ヴェルベット・ベルベット」ともに「天鵞絨」は変換候補に出ない。「てんがじゅう」の第一変換候補は「天鵝絨」。ポルトガル語の「veludo(ビロード)」という織物が日本に伝来した際に、中国語の「天鵞絨・天鹅绒(Tiān'éróng)」を当て字して「天鵞絨(ビロード・ヴェルベット・ベルベット)」読みをさせる人がいた。そこから、今でも当て字が見られる。当て字の他に、読みは日本の音読みのまま「天鵞絨(てんがじゅう)」と読むこともある。;kotobank.jp/word/ビロード-121980

出典:天鵞絨(びろうど)とは?:伝統色のいろは

天鵞絨(びろうど)とは、ビロードの生地のような暗い青みの緑色ことです。生地が光沢のある白鳥の翼に似ているところから「天鵞絨」の字があてられていました。「天鵞」が白鳥を意味し、「絨じゅう」が毛の厚い織物を意味しています。

ポルトガル語=veludo

スペイン語=velludo

・英語=velvet(ベルベット)

velvetは「veludo・velludo」の音変化と見られる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「ビロード」

パイル織物の一種。ポルトガル語の veludoまたはスペイン語の velludoの転訛語で,ベルベット velvetと同義語。天鵞絨とも書く。 13世紀イタリアの絹の織元ベルッティ Velluti家の発明に由来し,イタリア語でベルート vellutoと呼び,特に 14~16世紀にかけて,ルネサンスの代表的な服飾材料としてイタリアで生産され,~(後略)

へんてこ;atjk 2knj;へんてこ・ヘンテコ・ほか説明に記載;変梃;「梃」は「テコの原理」の「テコ」だったり、「小さくても強力な手段」「手子の衆 (しゅ) 」だったりするので、それが「変」という語源とは思えない。文豪当て字※夏目漱石か。「へんてこ」は他にも「へんちき」などの呼び名がある。そこから、「てこ(手児)・ちき(稚気)」の意味として、「子供や子供っぽい」がある。また、「ちき(ひらがな)=人の状態を表す語に付いて、そのような人、そのような奴 (やつ) の意を表す」ということから、「へんちき→へんてこ」とも考えられる。前者の説だと「変手児・変稚気」などとできるが、後者の「ちき」由来が妥当か(変ちき→変てこ)。

出典:デジタル大辞泉「ちき【稚気/×穉気】」
子供のような気分。子供っぽいようす。「―に富む」「―愛すべし」

出典:デジタル大辞泉「ちき」
[接尾]人の状態を表す語に付いて、そのような人、そのような奴 (やつ) の意を表す。「高慢―」「とん―」

出典:デジタル大辞泉「てこ【手▽児】」
《「てご」とも》

1 父母の手に抱かれる子。赤子。

「音 (ね) をそ泣きつる―にあらなくに」〈万・三四八五〉

2 少女。おとめ。

「人皆の言は絶ゆとも埴科 (はにしな) の石井の―が言な絶えそね」〈万・三三九八〉

 

 

【Ho ほ】

ほうばい;atj imegari;朋輩;傍輩;デジタル大辞泉「ほうばい【×朋輩/▽傍輩】」に当て字だと記されている。意味も「同じ人や同じ先生に仕えたり、仲間であったりする人。同じくらいの身分・年齢の友などの意味なので「傍ら」の意味。傍らにいることでの仲間意識の向上による格差の体感がへり、仲間意識が強くなったから「朋輩」を当てだしたのだろうか。「朋」は「友達・仲間・友」の意味※漢字ペディア。;mi@2漢字化

 

 

ほうふら;2knj atjk jnk kymmusi;棒振ら・棒振;孑々・孑孑・孑孒;蚊の幼虫である「ボウフラ」。棒のような体で、体を揺らし(フリフリ)して動く。精選版 日本国語大辞典「ぼうふら【孑孑・孑孒・棒振】」で調べてみると、「ぼうふり・ぼうふりむし」とあり、見出し表記の「棒振(ぼうふり)」は、それの由来どおりの表記と考えられる。「孑々」表記は「俳諧俳諧古選(1763)」付録「孑々の振や金魚の鼻の先〈湖十〉」から。漢字ペディア「孒」には「孑孒(ゲッキョウ)」という熟語例があり、音読みなので漢語で、そういったコトバがあったのかもしれない。その漢語の字のみを流用して、「棒振ら・ぼうふら」に当て字したのだろうか。

白水社 中国語辞典「孑」

ピンインjié
*1 一人ぼっち,孤独である.

 

白水社 中国語辞典「孓」
ピンインjué

付属形態素 ⇒孑孓 jiéjué .

※「孒」の字は白水社 中国語辞典で見つからなかった。

 

ほし;dqny saitei ofcnasi 2knj atjk;星;地球;この表記を使っている人は、オシャレだと思ってるのかもしれないが、ボロ雑巾のように使い倒されている当て字なのでオシャレ感はゼロである。そもそも、地球を「ほし」単独では言い表すことは少なく、「このほし」と言い表すことで、やっと我らが住んでいるここの「地球」という表現になる。「ほし」単独であれば普通は、「地球以外の惑星」を指す。そこまで考慮したら「地球」と書いて「ほし」ではなく、「このほし」とするくらいならば、マシだろう。仮に宇宙飛行士が宇宙から地球を見ても「ほし」とは言わない。

 

ほととぎす;atjk 3knj;ホトトギス;山郭公・霍公鳥・子規・時鳥・杜鵑・不如帰・郭公・杜鵑草・蜀魂・杜宇・沓手鳥;文献「夫木(1310頃)七」にて「山郭公(ほととぎす」。

ほとぼり;1knj 2knj atjk ddj;火通り;余熱・熱り。デジタル大辞泉小学館)では「▽熱り/余=熱」表記で見出しがつくられている。

 

 

kw:

"りゅうこうる"

"りゅうこうり""りゅうこうった"

はぎょう、はきよう、ハギョウ、hagyou、は行、ハ行、覇業

当て字辞典、当て字時点、あてじじてん、あてししてん、アテジジテン、atejijitenn、atejijiten、atezizitenn、ateziziten

【KeyWord】 にかんじか ニカンジカ nikanjika nikannjika nikanzika nikannzika、2漢字化 に漢字化 二漢字化 2漢字か 二漢字か、

日本人当て字好きすぎ問題

"おもしろい当て字"
"面白い当て字"
"オモシロイ当て字"
"すてきな当て字"
"ステキな当て字"

"センスある当て字"
"センスのある当て字"

"センス有る当て字"

"センスの有る当て字"

"かっこいい当て字"
"カッコイイ当て字"
"かっこ良い当て字"

"カッコ良い当て字"

"カッコいい当て字"

"格好良い当て字"
"気持ちいい当て字"
"気持ちい当て字"

 

"当て字ダサ"
"ダサい当て字"
"ダサ当て字"6
"ださい当て字"5
"ださ当て字"0
"痛い当て字"
"当て字恥ずかしい"21
"恥ずかしい当て字"148
"センスない当て字"444 11
"センスない当て字"695 11
"センスの無い当て字"66

"かっこ悪い当て字"1
"カッコ悪い当て字"1
"かっこわるい当て字"0
"気持ち悪い当て字"
"当て字気持ち悪い"
"当て字きもい"
"当て字キモい"

じゅくじくん、しゆくしくん、ジュクジクン、jukujikunn、jukujikun、jukuzikunn、jukuzikun、zyukujikunn、zyukujikun、zyukuzikunn、zyukuzikun、熟字訓、シユ串くん

なんどくかんじ、なんとくかんし、ナンドクカンジ、nandokukanji、nandokukanzi、nanndokukannji、nanndokukannzi

 

*1:文語文[昔の書き言葉]