【物に対する敬語の是非】
ここにまとめているものは、「細かな言い方の差」によって、「敬意の対象が変わる」というややかこしい問題を一覧にしています。しかし、私としては細かな対象の違いなどは気にせずに「丁寧に話そうとしている気持ち」さえ伝われば、良しと思っているのですがどうでしょうか?
▽客のために呼んだタクシー
【〝車=もの〟への敬意は控える場合】
(タクシーを指し)お車が到着しました
(タクシーを指し)お車が来ました
【〝車=もの〟だが、客用に呼んだの車なので客のモノへの敬意を払う場合】
(タクシーを指し)お車が到着されました
(タクシーを指し)お車がいらっしゃいました
【〝車=もの〟ではなく、車を呼んだ人が客へ敬意を払う場合】
(タクシーを指し)お車が到着しました
※この記事は今後の問題提起のための記事です。これを時間があまり余ってるときに図解として示せれば面白いことになりそう。
▽ニュースそのものか?出演者か?
・ある「BBB」という番組のニュースを拝見【ニュース自体に敬意】
・ある「BBB」という番組の(アナタの)ニュースを拝見【省略タイプ】
・ある「BBB」という番組のアナタのニュースを拝見【ニュース・人に敬意どっちつかず】
・ある「BBB」という番組のアナタをニュースで拝見【人への敬意】
これを誰に使うかでも変わってくる
・ニュースを制作している人に対して
・ニュースの出演者(タレント・司会者など)に対して
・ニュースで取り上げられている人に対して