▼猫あるある
・飼い主の作業の邪魔する
・箱の中に入りがち
・冬は ずっとコタツの中
このように、特徴的なことを述べたり・実際の体験を話すことによって
「うちのネコもそれする!」
「あるね〜、そんなこと!」
と思わせるのが[あるあるネタ]
Youtubeなどでも[あるあるネタ]は動画にされていて面白いものが多いですよね。
高校あるある集〜高校に出現する先生たち【高校生ゆうきの日常】@https://www.youtube.com/watch?v=fhJnASz2TA0
アニメと現実の野球部あるある。【入部初日/寮生活】@https://www.youtube.com/watch?v=dtE4nkYvL8o
▼[あるあるネタ]を説明するとなると
・経験からなる特徴を語る
・共感を得る
・笑い話として話す
※このような特徴の話のネタのことを指します。
▼ただの共感ではない?
共感ネタではあるものの、話し手の[あるある]を経験していない相手にも笑ってもらえることがあります。
例えば、「先生あるある」の中で、「やたら特徴的な口癖の先生」が出てきたら、その特徴の先生を見たことがなくても、なんとなく笑ってしまいませんか?
それは、おそらく
「そういう先生のいた!」
だけではなく
「そういう先生いそう!」
という感情もわきます・・・それが共感であり笑いにつながるのではないでしょうか?
▼嫌な思い出もネタに変える
下の動画は、「ウザい先輩あるあるネタ」
1年レギュラーに嫉妬してるウザい先輩あるある。【野球部寮生活】@https://www.youtube.com/watch?v=yasAXzV86fw
このように[うざい先輩]は 思い出としては「嫌な思い出」です。しかし、それをネタとして語ったり・動画にして表現するとき、[あるあるネタ]として語ることで聞き手は グチではなく面白いネタを聞かされた気分で聞けます。
これが、愚痴をこぼすように
・暗いトーンで話す
・グチグチ 言う
・苛立ちが伝わる言い方
↑
このような話し方だとしたら、聞いてる方は笑い話としては聞けません。
▼答えがないから彩り豊か
[あるあるネタ]は絶対はありません。
「猫あるある=絶対〇〇だ!」
という定義はありません。
誰のあるあるが上とか
誰のあるあるが正しいとか
そういう判断はなく、その人それぞれの経験・思い出が[あるあるネタ]になります。
彩り豊かな場になるということです。
▼広まったのは?
確認されている情報だけ言うと、「クイズ100人に聞きました」 という番組で 使われたのが起こりという説が一説としてあります。
「あるあるネタ」という名称の語源は、TBSで放送されていたクイズ番組「クイズ100人に聞きました」(1979年 - 1992年)にて正解判定時に使われていた「ある!ある!ある!」というコールという指摘もある[4:「あるあるネタ」の起源についての考察 - Togetter]
この時点では、[あるある]という言葉ではなく、[ある]を連呼していただけに過ぎないのかもしれません。※映像がないため確認不可
▼[あるあるネタ]に近い概念
・〇〇あるある→〇〇の特徴
・〇〇あるある→〇〇の行動様式
・〇〇あるある→〇〇に有りがち
・〇〇あるある→〇〇っぽいこと
近い概念(言葉)で言い換えると
上のようになります。
▼「あるある」の類義語
・〇〇の特徴
・〇〇の行動様式
という表現は[あるある]に似た表現ですが
[共感・笑い話]の要素はありません。
※要素がないというか、それを前提としないという感じ
・〇〇に有りがち
・〇〇っぽいこと
悪口でも使う言葉ですが、[特徴・行動様式]などよりは「あるある」に近い印象があり、
[共感・笑い話]の要素を含めて話すことが多い。
▼和語だと柔らかい?
【和語:柔らかい印象】
・〇〇あるある
・〇〇に有りがち
・〇〇っぽいこと
【漢語:固い印象】
・〇〇の特徴
・〇〇の行動様式
和語・大和言葉は優しい言語ですね。
▼あとがき
[あるある]は「オノマトペ(擬音語・擬態語)」に タグヒ(類い)する形です。そもそも終止形の[ある]が[名詞形]として使われているというのは「動詞というよりオノマトペの形に似ている」といえます。
・カクカク
・バンバン
・ドンドン
などがオノマトペ表現
aruaruneta アルアルネタ