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【定義力】”英語論文で避けるべき表現”から定義を考える2

【定義力】”英語論文で避けるべき表現”から定義を考える2

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<代名詞の危険性>

 引用:英語論文でやってはいけないこと・避けるべき表現 @ワードバイス

We, us, you, them, their, ourのような示す範囲が曖昧な代名詞は使わない。示す人が誰なのか明示するようにする。また、there is, there was, it is, it wasのような表現も避け、there や itが指示するものを明確にすると良い。

 

 https://wordvice.jp/英語論文-使ってはいけない-単語/?gclid=CjwKCAjw0vTtBRBREiwA3URt7jcpwJsT-NEi4tnzHsbggKqIf1HUAt_b8HipU-BuEpCp_Sg_cil1IBoCL1AQAvD_BwE

 

 

[We, them,us 他]=[示す範囲が曖昧]

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引用元を読むと

[示す範囲が曖昧な代名詞は使わない。]

とあります。

 

ということは、[We, you, it is]などは

曖昧になる可能性のある代名詞だと

考えられているのでしょう。

 

 

 

では1つ抜き出して確認しましょう。

 

 

We(わたしたち)

ーーーーーーーーーーーー

「We(わたしたち)は、xxxという意見です。」

「それ、あなた以外の誰のこと?」

     ↑

こんな調子で話し合いしても説得力が

ないのですね。

 

しかし、

日本にはこんな感じで話す人が

結構な数います。※体感 女性に多い

 

なぜ、こんな表現をしがちなのか?

 

それを考えると日本の風潮が影響を

していると言えるでしょう。

 

・日本=個人の主張が認められにくい

・日本=多数派が正解な風潮

  ↓

相手に認めてもらうための後ろ盾を

あるように見せるために[We(わたしたち)]を

使いたい心理があるのと推測できます。

 

 

 しかし、

この日本人の風潮が浮き出た話し方は

論理的な会話では役に立たないです。

 

 

 

[We(わたしたち)]の中に勝手に入れる

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

班長「F班の意見はありますか?」

班員1「わたしたちは、xxxという意見です。」

(後日)

班長「みなの意見ということでxxxに決まりました。」

班員2・3・4・5・6「えー!」

班員2「1さんさ、わたしたちそんなこと言ってないよ!!」

 

 

こういうことは起こり得る話です。

そして危険な話です。

 

 

もちろん、

みんなの意見を代表して言う人は必要!

しかし、それには条件があります。

・事前に話し合いで意見をまとめてる

・互いに意思疎通ができている関係

     ↑

これらが成立してないといけませんよね。

 

 

 

 

【あとがき・補足】
ーーーーーーーーーーーーーーーー

日本ではbks(ぼかし表現)が多いですよね、

そういう話し方をしているとアイマイな

話し方が染み付いてしまいます。

 

何を指し示して話をしてるのか さっぱり

わからない人がいたら要警戒です!

 

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