▼今どきの小学生は「媛・阜」などの字も習うらしい。
「媛」や「潟」が 義務教育中(しかも小学校)に習うという話を聞いて、
😅「え? いつの間に!?」
と 思って調べてみたら、本当でした。
出典:学研プラス公式ブログ
url:gkp-koushiki.gakken.jp/2018/03/29/308/
2020年、小学漢字が20字増える! 都道府県名の漢字は小4で必修に!
小学校では2020年度から、新しい学習指導要領が実施されます。それに伴い、小学校で習う漢字も、現行より20字増えて1026字となります。
追加される20字は、「媛」「潟」「阜」「埼」など都道府県の名前で使われる、ちょっと難しい漢字です。そのほか、習う学年が変わる「富」「城」など5字をふくめ、小4までにすべての都道府県の名前の漢字を習うことになりました。
確かに
「義務教育中に習った漢字だけでは、都道府県名を すべて書けません。」
という状態だった過去がオカシイと言えばオカシイですからね。
今では小学生でも書ける漢字なのですね。
なお「媛」を「ひめ」と読むのは常用漢字表外読みです。
漢字ペディア「媛」 音:エン(中) 訓:(外)ひめ 意味:①美しい。たおやか。 ②美しい女性。たおやめ。「歌媛」「才媛」「淑媛」 ③ひめ。身分の高い女性の名にそえる敬称。対彦(ひこ)
▼おわりに
さすがに都道府県くらいメジャーなものは書けたほうがいいので、この教育漢字の変更はいいと思います。 ただし、 「公的施設・地名は すべて 小学生で覚えるようにしよう!」 という方針にはならないでほしいです。
なぜなら、地名には「複雑な漢字(画数の多い漢字)」などがあります。
「竈」の字が
▼ヒマなとき更新「都道府県名 読み方」
【タグ説明】
jykhg=常用漢字表外の読み jykhn=常用漢字表内の読み jykhn+dakur=常用漢字表内の読み+連濁アリ(山形-やまかた→やまがた) jykhn+onbt=常用漢字表内の読み+促音便(鳥取-とりとり・ととり→とっとり) もともとは、小学生中に習わない漢字用のタグをつくる予定でしたが、なんとビックリ! 「47都道府県名の漢字は小4までに習う」 とのこと! ※参考:学研プラス公式ブログ
【読み方】
ほっかいどう;jykhn onbt;
いわてけん;jykhn;
みやざきけん;jykhn dakur;
あきたけん;@;秋田県 あきたけんAkita-ken
やまがたけん;@ dakur;山形県 やまがたけんYamagata-ken
ふくしまけん;@;福島県 ふくしまけんFukushima-ken
いばらきけん;;茨城県 いばらきけんIbaraki-ken
とちぎけん;@ dakur;栃木県 とちぎけんTochigi-ken
ぐんまけん;@;群馬県 ぐんまけんGunma-ken;漢字ペディア「馬」にて、音読み「バ [外]メ・ マ」、訓読み「うま・ ま」
さいたまけん;@;埼玉県 さいたまけんSaitama-ken漢字ペディア「埼」にて、音読み「[外]キ」、訓読み「さい [外]さき」。
千葉県 ちばけんChiba-ken
東京都 とうきょうとTōkyō-to
神奈川県 かながわけんKanagawa-ken
新潟県 にいがたけんNiigata-ken
とやまけん;x;富山県 とやまけんToyama-ken
いしかわけん;@;石川県 いしかわけんIshikawa-ken
ふくいけん;@;福井県 ふくいけんFukui-ken
やまなしけん;@;山梨県 やまなしけんYamanashi-ken
ながのけん;@;長野県 ながのけんNagano-ken
ぎふけん;@;岐阜県 ぎふけんGifu-ken;漢字ペディア「岐」にて、音読み「キ [外]ギ」、訓読み「[外]わかれる・ ちまた」。意味は「わかれる。ふたまた。えだみち。」。例「岐路」など。漢字ペディア「阜」にて、音読み「フ」、訓読み「[外]おか・ ゆたか」。意味は「①おか。つちやま。台地。 ②大きい。ゆたか。さかんである。」。
しずおかけん;@;静岡県 しずおかけんShizuoka-ken
あいちけん;@;愛知県 あいちけんAichi-ken
みえけん;?;三重県 みえけんMie-ken;漢字ペディア「重」にて、音読み「ジュウ・ チョウ」、訓読み「え・ おもい・ かさねる・ かさなる」。小学生男子くらいだと「二重まぶた」という言葉を使うことは少ないかもしれない。そのため「重」を「え」と読む機会が少ないと思われる。
何枚も重なっていることを意味する「いくえ【幾重】」も、小説や漫画で登場しない限り小学生では使うことは少ないだろう。ただし、「かみひとえ【紙一重】」というコトバは小説・漫画でもよく用いられるほか、日常でのハプニング時に使うこともある。
しがけん;x sok;滋賀県 しがけんShiga-ken デジタル大辞泉「じ【滋】[漢字項目]では音読みジのみ、訓読みナシ。意味『(草木が)茂り育つ・うるおす・栄養になる』のためか、人名でしげ・しげるなどがある
日本大百科全書(ニッポニカ)「滋賀」の解では、【古くは志賀とも書いた】とある。万葉集3巻ては「楽浪の志賀の〜」、千載集ては「さざなみの志賀の都は荒れにしを……」と書かれている。
きょうとふ;@;京都府 きょうとふKyōto-fu
おおさかふ;?;大阪府 おおさかふŌsaka-fu
ひょうごけん;?;兵庫県 ひょうごけんHyōgo-ken
ならけん;x;奈良県 ならけんNara-ken;漢字ペディア「良」にて、音読み「リョウ」、訓読み「よい [外]やや」
意味:①よい。すぐれている。好ましい。「良好」「良識」「善良」 [対]悪 ②やや。かなり。漢字ペディア「良」の[参考]にて、【「良」の二画目までが片仮名の「ラ」に、草書体が平仮名の「ら」になった。】とある。
わかやまけん;@;和歌山県;Wakayama-ken
とっとりけん;x;鳥取県 とっとりけんTottori-ken
しまねけん;@;島根県 しまねけんShimane-ken
おかやまけん;@;岡山県 おかやまけんOkayama-ken
ひろしまけん;@;広島県 ひろしまけんHiroshima-ken
やまぐちけん;@ dakur;山口県 やまぐちけんYamaguchi-ken
とくしま;@;徳島県 とくしまけんTokushima-ken
かがわけん;x;香川県 かがわけんKagawa-ken;漢字ペディア「香」にて、音読み「コウ・ キョウ[高]」、訓読み「か・ かおり・ かおる [外]かんばしい」。
えひめけん;jykhn;
こうちけん;@;高知県 こうちけんKōchi-ken
ふくおかけん;@;福岡県 ふくおかけんFukuoka-ken
さがけん;@;佐賀県 さがけんSaga-ken
ながさきけん;@;長崎県 ながさきけんNagasaki-ken
くまもとけん;@;熊本県;くまもとけん;Kumamoto-ken
おおいたけん;x;大分県 おおいたけんŌita-ken
みやざきけん;@;宮崎県 みやざきけんMiyazaki-ken
かごしまけん;@;鹿児島県;かごしまけんKagoshima-ken;漢字ペディア「鹿」音読み「[外]ロク」、訓読み「しか・ か」.白水社 中国語辞典「鹿」では、ピンイン「lù(ルゥ)」とされている。
おきなわけん;@;沖縄県 おきなわけん Okinawa-ken
さいたまけん;x;埼玉県 さいたまけんSaitama-ken;2020年度からの小学校の学習指導要領で追加。「崎」とは別字。漢字ペディア「埼」にて、音読み「[外]キ」、訓読み「さい [外]さき」。漢字ペディア「埼」で意味を見ると、意味は「さき。みさき。 」、小学館 大辞泉「き【▽埼】」の意味には「1 みさき。2 山の端。」。