🦊こんにちは🦊
多くの人が この言葉にダマされてる。そんな記事です。
【アルミ・メタル・メッキ】
この3つの共通点は?
「カタカナ表記」
「金属系のモノ」
「外来語」
↑
こう答えた人は言葉に騙されています!
多くの人の勘違いとは…
メッキ=外来語という勘違い
「メッキ」の正体は…
「日本語」だった!
メッキのメッキが剥がれた!
▼アルミ・メタル・メッキ
【アルミ・メタル・メッキとは?】
アルミ= [
aluminium ] の 略メタル =
metal = 金属 メタル メッキ =
滅金 ・ メッキン 鍍金 ・ メッキ 塗金 トキン
↑
これを見ればひと目で分かりますね。「メッキ」だけ日本語由来の言葉です。
▼滅金・鍍金・塗金とは?
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出典:「めっき(メッキ)」とは何ですか? | ヱビナ電化工業株式会社
めっきの語源
めっきは元々、塗金(ときん)と呼ばれていました。
その後、アマルガム法というめっき法で金が水銀に溶けて見えなくなることから滅金(めっきん)と呼ばれるようになり、さらに、鍍金(めっき)へと呼び方が変わりました。
▼「鍍金-メッキ」と「鍍金-トキン」
「鍍金」には、[2つの読み方] があります。
[渡米]を[トベイ]と読むように[鍍金]も[トキン]と読むわけですね。※同じ[度]を含む漢字同士
・[鍍] の 音読み=ト
・[渡] の 音読み=ト
つまり…
読み方として自然なのは
※[鍍金]は当て字という扱いになります。
つまり…
ややこしいですね(笑)。ただ、これが語源の考えのヒントになりそうです。
※今回の記事では語源についてこれ以上言及しません。考察されている資料がありましたのでリンク貼っときます。→https://www.jstage.jst.go.jp/article/denka/27/12/27_653/_pdf
⭐いかがでしたか?⭐
「文字だけでは、どの国の言葉なのか分からない。」
ってことが、意外とあります。
▼オマケ:カタカナ金属の言葉
▽カタカナで表記される金属名
【一般的表記】補足・語源を考慮した漢字表記
【ネジ】捻ぢ・捻じ
【メッキ】滅金・鍍金
【カナヅチ】金槌
【トンカチ】金槌の俗語
▽「金(きん)」は「キン」と書かない
「金(きん)」は「キン」と書かないのは、預り金・頭金・埋蔵金などの言葉の中に埋め込まれているため、「金(きん)」単独であっても、あえて「キン」と書かないのだろうと考えられます。
▼オマケ:マメ知識
「メッキ」の正式表記 = 「めっき」
正式名称で書く場合は「ひらがな」表記です。ただし、普段の話し・物書きにおいては正式名称である必要がないため、伝わりやすい「メッキ」のほうがいいのではないかと思います。
[めっき] が 正式表記
出典:「めっき(メッキ)」とは何ですか? | ヱビナ電化工業株式会社
JISや表面技術協会では平仮名で書く様に統一されています。
〜現在では、鍍の字が常用漢字でないことから「めっき」と表記される様になりました。
ひらがなの理由は常用漢字表外だから。
あくまで、JIS・協会の話 なので、一般人は視認性の高い「メッキ」を用いて問題ないでしょう。
▼オマケ:慣用句など
【メッキがはがされる】
[鍍金が剝げる]とか[メッキが剥がされる]とか言いますが、その[メッキ]の漢字も[鍍金]です。
鍍金(めっき)が剝(は)・げる の解説
取りつくろうことができなくなって、本性が現れる。「追及されて―・げる」
鍍
音ト
訓めっき
意味:めっき。金属の薄い膜で他の金属の表面をおおうこと。「鍍金」「鍍」から始まる言葉
▲鍍・〈▲鍍金〉(めっき)
と‐きん【×鍍金】 の解説
[名](スル)「めっき(鍍金)」に同じ。
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