和語の里(Wagonosato) - 日本語・データ化・考察 -

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【エアロパーツ辞典風】エアロパーツ仕様の漢字・前のカタチ まとめ【非一般漢字・当て字・子供の名付け】

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【エアロパーツ仕様の漢字とは?】

 「風→颯」「利→莉」「太→汰」の後者の漢字。

※「Aero Parts(エアロパーツ)」は和製英語(参照:JMdict)。

 

 画数の少ない一般的に使われる漢字を名付けの際に避けて、部首が加えられた画数の多い漢字を用いて名付けること。

 

『希』=エアロパーツをつけてない状態

『稀』=エアロパーツをつけてカスタマイズ

 という図式。「希」に「禾」というパーツをとりつけ「稀」にしたということ。

 

 

▼エアロパーツ辞典風 Data

 「※音の共通性ナシ」の 補足が入っているものは、被エアロパーツ仕様化とエアロパーツ仕様の読みがことなるので、読みとして間違いになる漢字の変更である。どの音読み・どの訓読みを用いるかによって、音の共通性のアリナシは変わる。ここでは、簡易的にまとめたもののみで、解説付きも用意している(その部分へ飛ぶ)。

 

【あま・てん】天→昊;例「天音(あまね)→昊音(あまね)」※音の共通性ナシ。 

【あゆむ・あゆみ・ほ】歩→渉;例「歩→渉(あゆむ)」※音の共通性ナシ。 、例「一歩(いっぽ)→一渉(いっぽ)」※音の共通性ナシ。 

【あり・ゆう】有→侑;例「有花(ゆうか)→侑花(ゆうか)」

 

【う】卯→劉;例「卯月(うづき)→劉月(うづき)」※音の共通性ナシ。 

 

【えい】英→瑛;例「英太→瑛太(えいた)」

 

【き】希→稀;例「美希→美稀(みき)」

【きゅう・く】久→玖;例「琉久(りく)→琉玖(りく)」

 

 

【こう】幸→倖;例「幸太→倖汰(こうた)」

 

【さわ】沢→澤;例「幸太→倖汰(こうた)」※新旧

 

【しろ・はく】白→碧;例「白羽(しらは)→碧羽(しらは)」、例「白斗(はくと)→碧斗(はくと)」※音の共通性ナシ。

 

【せい】星→腥;例「星次→腥次(せいじ)」

【せい】成→晟;例「成矢→晟矢(せいや)」

 

【た】太→汰;例「広太→宏汰(こうた)」

 

【つき・げつ・がつ】月→腥 ;例「伊月→伊腥(いつき)」※音の共通性ナシ。

 

【なか】中→仲;例「中恵→仲恵(なかえ)」

 

【はく・しろ】白→碧;例「白羽(しらは)→碧羽(しらは)」、例「白斗(はくと)→碧斗(はくと)」※音の共通性ナシ。

【はね・は・う】羽→翁;例「美羽(みう)→美翁(みう)」※音の共通性ナシ。

【はね・は・う】羽→翼;例「羽月(はづき)→翼月(はづき)」※音の共通性ナシ。

 

【ひ・にち】 日→昊;例「日和→昊和(ひより)」※音の共通性ナシ。

【ひ・にち】 日→旻;例「日和→旻和(ひより)」※音の共通性ナシ。

【ひかり・こう】光→胱;例「光司→胱司(こうじ)」

【ひろ・こう】広→廣;例「広之→廣之」※新旧

 

【ふう】風→颯;例「風間→颯間(かざま)」※音の共通性ナシ。 

【ぶん・もん】 文→旻;例「文徳→旻徳(ふみのり)」※音の共通性ナシ。

 

 

【り】利→莉・浰;例「莉沙」

【りゅう・り・る】流→琉;例「琉玖(りく)」

 

▼エアロパーツ仕様化 どう感じる?

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 大事なこととして、エアロパーツ仕様として紹介した漢字そのものは否定されるものではありません。

 そこで、エアロパーツ仕様と揶揄されないために、気をつけなければいけないことがありますので、それを下にまとめました。

 

【気をつけなければいけないこと】

A:漢字に引っ張られて、子供への思いを変えてしまうこと

B:普通の人は読み方を知らないような漢字を使うこと

C:音を考慮せず漢字を入れ替えてしまう

D:漢字に引っ張られて、当初の子供の音を変えてしまうこと

   ↑

 これらの詳細を知りたい方は、【エアロパーツ仕様 気をつけなければいけないこと】の記事を読んでください(link)。

https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0aeroparts0kiwotuke

 

▼解説つきData

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【あま・てん】天→昊※

※昊の読みは音「コウ」・訓「そら」なので「日・天」と音の共通性がない。昊の意味は「そら。おおぞら」 

 

【あゆむ・あゆみ・ほ】歩→渉;例「歩→渉(あゆむ)」※音の共通性ナシ。 、例「一歩(いっぽ)→一渉(いっぽ)」※音の共通性ナシ。 

※「渉」の読み音「ショウ」、訓「外わたる・かかわる」なので、「歩」と音の共通性ナシ※参考「漢字ペディア」。「渉」の意味「わたる・川などをわたる・広く見聞する・かかわる」なので、「歩」の意味とは一致しないが、「わたる」と「あるく」は「進む」という意味で、多少関わりがある。

 

【あり・ゆう】有→侑

※「侑」の読みは音「ユウ・ウ」、訓「すすめる・たすける・むくいる・ゆるす」なので、音読みはエアロパーツ仕様化の際に音をそのまま利用できる。「有・侑」ともに、「ゆう(ゆ)」の音で名前に使われることが多い。

 まあ、こういう字を無理やり使う層は、「有澄(ありす)→侑澄(ありす)」のように訓読みの音を無視したエアロパーツ仕様化をしそうではある。
※「侑」意味(参照「kp」)①すすめる。飲食をすすめる。「侑食」 ②たすける。類佑(ユウ) ③むくいる。 ④ゆるす。類宥(ユウ)

 

【う】卯→劉;例「卯月(うづき)→劉月(うづき)」※音の共通性ナシ。 

※"劉"の読みは音「リュウ」、訓「ころす・つらねる」。意味「ころす・ならべる・つらねる」※参考:漢字ペディア。読みをエアロパーツ仕様化に伴い帰る場合、「劉月(りゅうづき)」「劉月(ころしつき)」になる※後者は危険すぎる。

 

 

【えい】英→瑛

※瑛=玉の光。水晶などの美しい透明な玉。参照「漢字ペディア」。

 

【き】希→稀;例「美希→美稀(みき)」

※「稀」の読みは音「キ・ケ」、訓「まれ・うすい」なので音の共通性アリ。意味「まれ・すくない・うすい・まばら」。「まれ」の意味であれば希少性の意味でプラスイメージだが、他の意味「少ない・薄い・マバラ」などはマイナスイメージに捉えられがちである。「希」が書きかえ字。熟語例「依稀(イキ)・古稀(コキ)」。※参考「漢字ペディア」

 

【きゅう・く】久→玖;例「琉玖(りく)」

※「久」の読みは音「キュウ・ク」、訓「ひさしい」。「玖」の読みは音読みのみの「キュウ・ク」であるなので音の共通性アリ。「久」の意味「ひさしい。長い間」で、「玖」意味は「黒色の美しい石」なので意味の共通性ナシ(参考:漢字ペディア)。

【こう】幸→倖;例「幸太→倖汰(こうた)」

※「倖」読みは音「コウ」、訓「さいわい・へつらう」なので読みの共通性アリ(コウ)。意味「さいわい・思いがけないしあわせ・親しむ・お気に入り」なので「」と共通する意味もある。「幸・倖」は書きかえ字の関係(参考:漢字ペディア)。

 

【こう】光→胱;例「光太→胱太(こうた)」

※「月(にくづき)」のつく漢字は、「肝」などカラダの一部を指す漢字が多いため、目にする機会が多い。「膀胱(ぼうこう)」も、一目でカラダの一部(シモ部分)の言葉・熟語とわかる。しかし、単独で「胱(こう)」を見たら「膀胱」の字と連想できずに、名前で使おうとしてしまう人もいるとかいないとか。

 「胱」の音読み「コウ」なので、読み上の置き換え(光との)はできる。漢字ペディアでの意味【「膀胱(ボウコウ)(ゆばりぶくろ)」に用いられる字。】とあり、それ以外に意味の説明はない。見た目通りの「月の光り」なんて勘違いして、ステキな漢字だから子供に使おうなんて考えたら大変である。

 

 

【さわ】沢→澤;例「沢男→澤男(さわお)」「沢真→澤真(たくま)」

※新旧

※これは旧字の関係で、「(新)沢-澤(旧)」の関係。

出典:漢字ペディア「沢」

旧字:澤

①さわ。草木の生えている湿地帯。「沢畔」「沼沢」 ②うるおう。うるおい。めぐみ。「恩沢」「潤沢」 ③つや。かがやき。「光沢」「色沢」

 

【しろ・はく】白→碧;例「白羽(しらは)→碧羽(しらは)」、例「白斗(はくと)→碧斗(はくと)」※音の共通性ナシ。

※【はく・しろ】参照

 

【せい】星→腥;例「星次→腥次(せいじ)」

※腥は音読み「セイ」は共通しているが意味は大違いで、「けがらわしい・なまぐさい」などの意味。見た目通りの「月と星」なんて勘違いして、「ステキな漢字だから子供に使おう」なんて考えたら大変である。

 

【せい】成→晟;例「成矢→晟矢(せいや)」

※「晟」は音読み「セイ」訓読み「あきらか・さかん」。星・晟 ともに「セイ」の音が共通しているが意味は大違いで、晟「あきらか・日が照って明るい・さかん」などの意味。成=「なる・できあがる・なしとげる・そだつ・そだてあげる」などの意味(参考:漢字ペディア)。

 

【せい】星→腥;例「晟埜(せいや)」

※「腥」は音読み「セイ・ショウ」訓読み「なまぐさい・けがらわしい」。星・腥 ともに「セイ」の音が共通しているが意味は大違いで、「あまにく・けがらわしい・なまぐさい・みにくい」などの意味。(参考:漢字ペディア「腥」)

 

 

【た】太→汰;例「広太→宏汰(こうた)」

※音読み「タ・[外]タイ」、訓読み「[外]よなげる・ にごる・ おごる」なので、「タ」の音は「太・汰」で共通している。ただし、「汰」の意味は、「よなげる・よりわける・水で洗ってえらびわける・濁る・行いや志が清潔でない・おごる・ほこる」など。濁るなどのマイナスな意味はあれど、よりわける・水で洗ってえらびわけるはマイナスとは限らない。ただし、字から受ける印象が「淘汰(トウタ)される」「地獄の沙汰(サタ)」などを連想されると考え、人名を避ける人もいる。しかし、「汰」を使う人は「淘汰」という文字列を見たり、使う機会がなかったのかもしれない。

 

【つき・げつ・がつ】月→腥 ;例「伊月(いつき)→伊腥(いつき)」※音の共通性ナシ。

※意味は大違いで、「けがらわしい・なまぐさい」などの意味。

 

【なか】中→仲;例「中恵→仲恵(なかえ)」

 

【はく・しろ】白→碧;例「白羽(しらは)→碧羽(しらは)」、例「白斗(はくと)→碧斗(はくと)」※音の共通性ナシ。

※「碧」の読みは音「ヘキ」、訓「あお・みどり」。意味「あお色の美しい石・あお・みどり・あおみどり」。「白(ハク)」と「碧(ヘキ)」が多少音が近いが、日本人名で「碧」を「はく」読みさせても、そう読んでくれる人は極々僅かだろう。本来は「碧羽」は「あおは・へきは」などの読みしかできない。さらに、羽の色も白から青・緑に変わってしまう。

 

【はね・は・う】羽→翁;例「美羽(みう)→美翁(みう)」※音の共通性ナシ。

※「羽」の読みは音「ウ」、訓「は・はね」なので、「翁」の読みである音「オウ」、訓「(外)おきな」との共通性はない。「ウ・オウ」はギリギリ合わせられる程度。

 

【はね・は・う】羽→翼;例「羽月(はづき)→翼月(はづき)」※音の共通性ナシ。

※「羽」の読みは音「ウ」、訓「は・はね」なので、「翼」の読み音「ヨク」、訓「つばさ・(外)たすける」との音の共通性はない。意味に関しては共通性はある。

 

 

【ひ・にち】 日→昊;例「日和→昊和(ひより)」※音の共通性ナシ。 

※昊の読みは音「コウ」・訓「そら」なので「日・天」と音の共通性がない。昊の意味は「そら。おおぞら」 

 

【ひ・にち】 日→旻;例「日和→旻和(ひより)」※音の共通性ナシ。 

※「旻」の読みは音「ビン・ミン」、訓「そら・あきぞら」なので、「日」音の共通性がない。「旻」の意味は「そら。あきぞら」 

 

【ひかり・こう】光→胱;例「光司→胱司(こうじ)」

※「胱」は【「膀胱(ボウコウ)(ゆばりぶくろ)」に用いられる字。】であり、それ以外に意味の説明はない※漢字ペディア参照。見た目通りの「月の光り・月光(げっこう)」なんて意味と勘違いして名前に使ったらたいへんである、

 

【ひろ・こう】広→廣;例「広之→廣之」※新旧

【ふう】風→颯;例「風間→颯間(かざま)」※音の共通性ナシ。 

※「颯」の読みは音「サツ・ソウ」、訓「はやて」なので、音の共通性ナシ。 。意味には「風の吹くさま」の意味があるので関係性はアリ(参考:漢字ペディア)。

 

【ぶん・もん】 文→旻;例「文徳→旻徳(ふみのり)」※音の共通性ナシ。 

※「旻」の読みは音「ビン・ミン」、訓「そら・あきぞら」なので、「日」音の共通性がない。「旻」の意味は「そら。あきぞら」 (参考:漢字ペディア)。

 

 

【り】利→莉・浰;例「莉沙」

【りゅう・り・る】流→琉;例「琉玖(りく)」


宝石の名「琉璃(ルリ)」に用いられる字。

「琉」の読みは音「リュウ・ル」、訓「x」

「流」の読みは音「リュウ・ル」、訓「ながれる・ながす」

「琉」は「宝石の名「琉璃(ルリ)」に用いられる字」

「流」の意味「ながれ(名詞・動詞)・広まる・ゆきわたる・さすらう・さまよう・それる・やりかた・なめらか」など。「流」の終わり二画が片仮名の「ル」になった(参考:漢字ペディア)。

 

 

 

 

 

 

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▼Links

※まだ、完成していない記事へのリンクもあります。

・エアロパーツ仕様で気をつけるべきこと

https://onbin.hateblo.jp/entry/aps0kiwotuke

 

・エアロパーツ仕様辞典風

https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0aps0a

 

・エアロパーツ辞典風のタグ説明

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・エアロパーツ辞典風の用語説明

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