和語の里(Wagonosato) - 日本語・データ化・考察 -

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「クソ変換」扱いする条件・検証の仕方。日本語における糞変換、くそ変換。

 前提として、「多くのクソ変換は仕方のないことである」ということを前提とします。
 とはいえ、「クソ変換」と揶揄していには理由があります。「良くない・適していない変換結果をする変換機能」を完結に表現する方法が「クソ変換」であるため、こう表現しています。


▼「クソ変換」扱いする条件

 「クソ変換辞典」に載せる条件
【A】第一変換候補が おかしな表記
【B】変換候補にそもそも適した変換が無い
【C】変換候補の上位1〜4あたりにすべきでない変換候補がある
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 このどちらかでも満たせば「クソ変換辞典」に収録・追加していきます。

【A】第一変換候補が おかしな表記

 第一変換候補は、「IMEの学習機能をOFFにした状態で変換」したときに最初に変換される表記を指します。 
 例:「一人用(ひとりよう)」と入力したくて、「ひとりよう」を変換したら「人利用」が第一変換候補に出てしまうなど。

【B】変換候補にそもそも適した変換が無い

 たとえば、「うつくしい」と入力して「美しい」が変換候補にない場合を指します。
 第一変換候補が「うつくしい」であること自体は、表記傾向として第一変換候補であったほうがいいとも考えれます。
 だとしても、変換候補に「美しい」は必要ですので、クソ変換とします。
※当たり前ですが、仮の話です。「うつくしい」の変換候補に「美しい」がないIMEは存在しないでしょう。

【C】変換候補の上位1〜4あたりにすべきでない変換候補がある

 たとえば、「しりーず」と入力して変換した場合に、一般的に求められる変換は「シリーズ(SERIES)」ですよね。
 実際に第一変換候補は、どのIMEも「シリーズ」だと思います。

 しかし、第二・第三の変換候補も重要です。以前、調査した際はIMEによって「しりーず」の変換候補の上位に
・私リーズ
・尻ーず
 がありました。仮に「私リーズ・尻ーず」という固有名詞が存在していても、変換候補上位にすべきではないと考えています。
 こういった例もクソ変換として扱います。

▼「クソ変換」の検証の仕方

▽入力から変換までの流れ

  PCで、ローマ字入力をして、ひらがなに下線がついている状態で変換キーを押して変換して検証します。
 スマホの場合は、予測変換も含めてクソ変換とします。
iOSにおける「母音違いも変換候補にする機能」も、過度に干渉してきた場合はクソ変換とします。

IMEの設定「学習機能OFF」

 「学習機能OFF」にすると、そのIMEが最初に選んだ候補が出ます。つまり、IMEの設計者の言語的な理解が問われます。

▽主な検証対象は「Google IME

 私の環境下においての日常で発見した「クソ変換」です。
 そのため、私が日常的に使っている「Google IME」が検証対象になります。

 使っているPCは、windowsMac両方です。どちらも「Google IME」を使っています。
 おそらく、OSごとの違いはないと思いますが、一応、その変換が行われたときに、どの環境か記しておくつもりです。

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