和語の里(Wagonosato) - 日本語・データ化・考察 -

やまとことば・和語・日本語に関する情報をデータ化・日本語の問題点解説。語彙力・難読漢字クイズなどによる教養アオリの否定など。

当て字辞典風 Tags まとめ【タグ一覧】

 

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▼タグ一覧

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【1knj】

(1漢字化)1KaNJi化の「1knj」から。「たていと」は、一般的には「縦糸」と表記するが、織物業界では「経糸」と表記することが多い。さらに別な表記として「経」のみで「たていと」と読むように当て字されることもある。語源の「縦糸」から1つの漢字にするということで和語の里では「1漢字化」と呼ぶ。それつけるタグ。

 

【2knj】

(2漢字化)2KaNJi化の「2knj」から。植物の「タネ」は「種」という字があり、それだけで「たね」読みである。しかし、日本人は2文字の漢字で表記するのが好きなためか、「たね」を「種子」などと表記する。このような表記の変化を和語の里では「2漢字化」と呼ぶ。それつけるタグ。

 

【3knj】

(3漢字化)2KaNJi化の「3knj」から。植物「オモト」は、漢名「まんねんせい【万年青】」の字の表記を当て字したもの。3つの漢字ではなかった言葉が3つの漢字で表記されている。これを和語の里では「3漢字化」と呼ぶ。それつけるタグ。

 

 

【atj】

(当て字)ATeJiのatjから。当て字辞典風に収録のものは、すべて当て字なので、この中での区別としてはいらないが、他の辞典風・Data集・まとめなどと合わせるときのためにつけておく。

 

【atjk】

(当て字)ATeJiKangoのatjkから。「はびこる」という和語に対して、漢語「蔓延」を当て字するように、漢語コンプレックスの日本人が漢語で当て字したもの。または、単純に音読みの言葉で当て字したもの。

 

【atjh】

 「atj」+「(付表)Huhyou」で「atjh」。国が出している仮名遣い表の付表に記される当て字。「土産(みやげ)」など。

 

【atjp】

publicのp
 「仮りならず→必ず」のように当て字後の表記が一般的な表記として使われていて認められているもの。

 

 【kjnj】

 タグ名は「好字二字(こうじにじ)」=「Kou Ji Ni Ji」の「KJNJ」から。もとの表記が「諸国郡郷名著好字令」により「2漢字化」された、または「2漢字こそ最上という思想に影響された」と思われる表記の言葉につけるタグ。

 参考:諸国郡郷名著好字令とは (ショコクグンゴウメイチョコウジレイとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

 

  

出典:デジタル大辞泉「やまと【大和/倭】」
〜もと「倭」と書いたが、元明天皇の時、「倭」と通じる「和」の字に「大」をつけて「大和」と書くよう定められた。
《都がにあったところから》日本の異称。おお 

 

 

【kike】

【〝け・げ〟の表記が"気"になってるもの】

おぼろげ(朧げ)→おぼろげ(朧気)

けなげ→健気

〝け・げ〟の表記が"気"になってない言葉には「kike」をつけません。〝気〟表記になってない言葉の例「はかなげ(儚げ)」は「儚気」という見出しで辞書に収録されていない。

【atjh】

当て字タグ「atj」+「(不)Hu」で「atjh」。「しらぬい(知らぬ火)」に対する当て字「不知火」という表記は、否定の言葉の否定部分を「不」を使い当て字するもの。他にも「殺さず」を「不殺」としたりするのも見受けられる。

【crt】

 創作物の英語「creation」から、創作物とは「小説・歌詞・和歌・漫画」などを指します。ただ、創作物は無限に当て字が見つかるため、「創作物において、特によく使われる当て字による2漢字化」のみしか収録しない。

 

 実際に市民権を得ている2漢字化ではなく、「歌詞カードなどの創作物でしか使わなそうな2漢字化」も、収録しています。判別方法としては、「crt」とついているものが、創作物系にあたります。

 

・ion=同字異音(どうじいおん-doujiionn)

 

ime

imeとは「IME」のこと。日本語入力ソフトのこと。このタグは、これだけで入力するものではないので次のタグの説明を見る。

 

【imeg】

IME+Googleからimeg。これは「Google IME」という日本語入力ソフトに関わるもの。それを使って変換できた表記ならば「imeg」「imegari」のタグを入れる。変換できなければ「imegnasi」を入れる。

 

 

【npk】

NiPponiKa=日本大百科全書(ニッポニカ)

 

【ofcari】

 「OFfiCial」から「ofc」。公式を指す。ここで言う公式とは便宜上「辞書採用されている表記」とする。

 「ofcari」とは、「辞書採用」されている表記に、「ari(含まれ)」である。タグ「dqn」でも、それっぽいのが出る。

 

【ofcnasi】

 OFfiCial NASIからofcnasi。ofc=公式を指す。その公式の否定の文言で「nasi」を入れている。ここで言う公式とは便宜上「辞書採用されている表記」とする。見出し上の表記だけでなく、説明内に「〇〇とも書く」と述べられている当て字おも含む。つまり、ofcnasi=辞書採用されていない表記。

「定着・辞書採用ではない読み」を検索する場合。

 

【oka / okari】

 タグは「送り仮名アリ(おくりがなあり・おくりかなあり)=OkuriKanaAri」から「OKA」を抜き出したもの。

 「ためらう」に当て字して「躊躇う」となったが、一般的に「ひらがなコンプレックス」の日本人は、「せっかく当て字したんだから、ひらがな部分を消そう」という思考にいたります。しかし、「躊躇った」「躊躇わず」などの活用があるため、なくなく送り仮名アリで表記するという言葉。

 

 

▼補足:ジョヌカによる2漢字化

【助詞抜き】

生き物(いきもの)→生物(いきもの)

        ↑

『2漢字+助詞→2漢字』

なので、2漢字化の一種ではありますが、1漢字や3漢字が二漢字になるのとは、また別物ですので、この辞典には収録していません。

代わりに、「生き物(いきもの)→生物(いきもの)」 は「送り仮名を抜いた表記」ということで「オカ」としても扱うので、「オヌカ辞典」に収録しています。

 

【setu】

 タグ名は「語源の1説」の「説(セツ)-setu」から。「語源」の漢字表記が確証が薄く、1説程度にとどまっている表記。とはいえ、2漢字表記が明らかに当て字とわかるものは、2漢字化されたといって良いので、「ほとぼり(余熱)」などには「setu」タグをつける。

 

▼変換系のTAGS

A:入力文字 B:カタカナ表記が多いのであればカタカナ・読みのある漢字 C:2漢字化された当て字の変換候補

※B:漢字がないものはカタカナ表記、表外読みの場合は[x・✗]をつける

※C:当て字であるもののみ

「@g」がついてるものは、私の環境(Google IME)で変換候補として出るもの。※タグ部分に「imeg」と入れてあるデータもある。

「@n」がついてるものは、私の環境(Google IME)で変換候補で出ないもの。

「@i」がついてるものは、ipadのデフォルトのIMEで変換候補に出たもの。

 

 

 

▼辞典(データ)の入力順

【データ入力方法】

[H] ひらがな;[T] TAG;[K1] 語源通りの漢字表記;[K2] 当て字;[S] Setumei(説明)

※日々、追加・削除などしているため、データの古いものは順番などが異なる。

 

【[H] ひらがな】

その言葉の本質となる音を表記。 音は時代・話し手により異なるが、構成する言葉のもとの形がわかるのであれば、もとの形の表記と一般の発音の表記どちらも記す。

[しらぬい]という音は[しらぬ(知らぬ)+ひ(火)]という構成なので、元の形[しらぬひ]・一般の発音[しらぬい]ともに記す

 

【[T] TAG】

 

[K2] 順番がおかしい漢字表記;