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この2つの違いの「説明そのものではなく 資料用」です。いくつかの比較文を まとめています。
▼ありがとう/感謝 互いの文を入れ替えた形まとめ
o=一般的に 見聞きする機会の多い表現。
x=一般的ではない、または使わない表現。
△=公的な場では使われにくいが日常的に使う人もいる表現。
【〜いたします】
o 感謝いたします。
x ありがとういたします。
【〜感激】
o 感謝感激です。
x ありがとう感激です。
△ありがとうございます。感激です。
※「ありがとうございます。」で区切って、別文として「感激です。」とするのはありうるが、その見方は別物になってしまう。
【〜ございますgozaimasu】
o ありがとうございます。
x 感謝でございます。
【「〜したい」】
o 感謝したいことがある
△ ありがとうしたいことがある
※名詞用法を使うのであれば、「ありがとうしたいことがある」は ありうる。
・先生にありがとうしたい:キッズなんでも相談:キッズ@niftyという質問がある。
・「シャク&リハビリーズ」の「minnie in the sky」という曲の歌詞でも「ありがとうしたい」がある
・「#ユンドンにありがとうしたいです」というハッシュタグも使われていた。
【〜しております】
o 誠に感謝しております。
x 誠にありがとうしております。
【〜する】
o 感謝する
△ ありがとうする
【例】息子が親戚から「おとしだま」を もらっが、息子が親戚にお礼を言っていないため、「ちゃんと ありがとうするんだよ!」のような注意をする。
【Aに〜】
(人や物事「A」に対して)
o Aに感謝。
x Aにありがとう。
【〜の印】
o 感謝の印。
o ありがとうの印。
【独り言としての「〜だ」】
o 彼に感謝だ
x 彼にありがとうだ。
【〜を】
o 感謝を伝える
o ありがとうを伝える
o 感謝を言う
o ありがとうを言う
・「槇原敬之」の「今日の終わりにありがとうを数えよう」の曲名でも使われている。
・NHKでも「ありがとうを3.11に伝えよう委員会」というものがる。
・ダイヤモンド・オンラインにて、【「ありがとう」を100回言うと、脳はそれを言いたくなる現象を100個探そうとする? 】という記事もある。
※「感謝を言う」「ありがとうを言う」の違いとしては、前者は特定のコトバに限定されないが、後者は「ありがとう」が含まれたコトバを伝える。基本的にその用法。「ありがとう」を「感謝の概念」のように使っている場合は例外。
【〜をしている】
o 感謝をしている
x ありがとうをしている
※「をしている」の形になると、「感謝」はよく使われるが「ありがとう」に関しては、4件ということから ほぼ使われないと考えていい。
【20220520 Google検索ページ数】
"感謝をしている"約 10,300,000 件
"ありがとうをしている"約 4 件
▼ありがとう・感謝の前につけるコトバ
「大変感謝しています」「いつも ありがとう」の「大変」「いつも」部分の違いでの例文を見てみましょう。
【「いつも・毎日・毎度」などをつける】
o いつも 感謝しています
o いつも ありがとうございます。
【「大変」をつける】
o 大変感謝している
x 大変ありがとうしている。
x 大変ありがとうございます。
【「とても」などをつける】
o とても 感謝している
x とても ありがとうしている。
x とても ありがとうございます。
▼おわりに
ほぼ同じ文の中の「ありがとう・感謝」を 入れ替えただけの形を まとめることで、その2語の明文化しにくい違いというのが見えてくると思います。
そのうち この記事の文の比較から見えてくることを〝明文化〟していきたいです。
人のすごいところは、これだけ明文化されていない言語の違いを当たり前のように使いこなせているということです。少なくとも日本語ネイティブの方なら、なんとなく使い分けているハズです。
https://onbin.hateblo.jp/entry/tng0arigatou00
https://onbin.hateblo.jp/entry/tng0arigatou02
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