「USBメモリー⏩USB」という略をして炎上気味に話題になった毎日新聞の見出しから考えたいことがあります。
文字数にとらわれる危険性
についてです。
▼新聞社系のweb記事の文字数
普通の人は、「web記事なんだから、文字数が紙面よりも多めにしやすいだろう」と考えますよね。
しかし、朝日新聞デジタルで文字数について書かれている記事を見つけて、意外にも文字数制限が厳しいことがわかりました。
https://www.asahi.com/statement/staffinterview/staff_04/
出典:社員と朝日新聞デジタル - 04:「みえるを広げる。みらいを照らす。」:朝日新聞デジタル
>>紙面は見出しの位置や文字の大きさを変えることができますが、デジタルの場合、見出しはどの記事も最大32文字という制約があります。
これを読む限り、むしろ紙の新聞よりも、web・デジタルの見出しのほうが文字数制限が厳しいというように見えますね。
※あくまでも朝日新聞デジタルでの話で、他の新聞社は異なる制限もあります。
▽webでも文字数制限が厳しい理由は?
webでも文字数制限が厳しい理由は?
Googleで20240117時に、朝日新聞デジタルの記事を検索した際に、下のような表示になりました。
>>朝日新聞のデータ報道がグランプリ 危険な「みえない交差点」 ...
これが、だいたい全角29文字くらいです。
検索サイトで表示される文字数を考えて文字数が制限されている可能性もありますね。
▽新聞とweb記事で流用しあうから文字数制限
365日もの間、新聞を作り続けるということは、できるだけ工数を減らさなければいけません。そのために、紙の新聞とweb記事で流用しあっているのではないかと考えられます。
※あくまで推測ですが、そもそも流用しないと どう考えても損ですし、工数がアホほど増えます。
一言一句が完全一致しなくて、「少しの修正で流用できるようにしたい」という考えを持っているでしょう。
そこで、web上で記事を作る際にも、「できるだけ紙の新聞でも流用できる程度に文字数削減して見出しをつくろう!」という考えは持っているハズです。そうすれば、新聞への流用・流用時の修正もしやすいですからね。
▼文字数にとらわれる危険性
▽文字数削減といえば聞こえがいいが…
「文字数削減」というと、無駄に多い文字数・無駄な情報がを「削減」したのであれば、その文字数削減は工夫になります。
しかし、必要な情報を略してまで「文字数削減」をすることは工夫なのでしょうか?
▽文字数に固執しすぎ
今回は 文字数に固執しすぎた結果が、事実と異なる報道をしてしまったという問題を引き起こしました。文字数をある程度抑えるのは大事ですが固執しすぎるのが問題なのです。
問題は、「絶対に文字数は〇〇以下」とか、文字数が世界を支配するような思考回路にならないほうがいいということです。
▽略す前後の文字数
【29文字】情報流出でNTT社長が謝罪 USBメモリーは全面使用禁止に
【25文字】情報流出でNTT社長が謝罪 USBは全面使用禁止に
全角スペースを込みで、略さなくても29文字程度です。
その程度の文字数ですら、略さないといけない文字数なのでしょうか?
紙面ではないのだから、ここは流用時のことは抜きにして、web記事用に29文字だろうが見出しとして採用すべきだったのです。
▼おわりに「新聞だけじゃない」
文字数が日本語に及ぼす影響は大きいです。
ギャルやヤンキーが手短に語るために 省略したコトバを使い、それがギャルやヤンキー以外にも広まることがあります。
おそらく、そういったコトバを否定する人は多いでしょう。
😠「知能的に低く見られがちな人らが使うようなコトバだ!」
しかし、そういった知能的に低く見られがちな人らではなく、いかにも権威的・規範的なオーラを出している大手新聞社の略に対しては、問題を見落としている人が多いのです。
新聞や記事などが略したコトバが、今まで略してなかった人にも影響を及ぼすというのは ありがちな現象です。
今後は USBだけじゃなく、そういった影響を及ぼしている略についても記事にする予定です。
【記事編集用Link】
https://blog.hatena.ne.jp/peaceheart/onbin.hateblo.jp/edit?entry=6801883189075644343
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