日本国語大辞典の各巻の背表紙(本の横側※)には収録範囲が書かれています。その収録範囲は「あ~うのん」のように、書かれています。
※本棚に並べたときに見える部分。
▽なんか面白い字面
収録範囲の字面を眺めてると、「面白い」「カワイイ」「おかしい」と感じられるものがあります。例を下に記します。
・第2巻の「うは~かつほ」
・第7巻の「たけ~とひん」
・第9巻1984年「ささ~しとん」
など
今回、ネット上で情報が出てきた下の2つの辞典セットの背表紙から、面白い収録範囲を紹介します。
※手元にあるわけではなく、ネット上の情報を収集してなので、間違いがあるかもしれませんが、ネタ記事なのでご了承をお願いします。
▼日国 1979/10 背表紙
範囲を示す記号「~」が長音のカワイイ表現として現代で用いられているので、なおさらカワイイ感じになっています。第10巻「む~ん」なんか、普通に効果音やニオイの擬音語としても使われてるでしょうしね。
範囲を示す記号「~」を無視して読んでも、「たけとひん」などの面白い響きになります。
デジタル文字ではなく、実際に出版されている背表紙の文字は、2文字目以降が小さくなっている。つまり、第6巻「しよた たくん」であれば、「しよた たくん」となる。そのため、「よ」が小書き「ょ」に見えて「しょた たくん」に見える。
【日国1979年背表紙 収録範囲】
第1巻: あ~うのん
第2巻: うは~かつほ
第3巻: かつま~くるん
第4巻: くれ~さこん
第5巻: ささ~しよそ
第6巻: しよた~たくん
第7巻: たけ~とひん
第8巻: とふ~ひたん
第9巻: ひち~みん
第10巻: む~ん
▼日国 1984/1/1 背表紙
日本国語大辞典 1984年版の背表紙の収録範囲から面白いのを抜き出してみます。
第7巻「くれ~こきん」の「こきん」がカワイイです。第18巻「ほう~みん」は、長音記号として見ずに「ほうみん」として見たら、何かのゆるキャラ名・萌系のキャラ名にも思えます。第20巻「ゆた~ん」も、何かの効果音っぽくてカワイイです。
1984の第9巻「ささ~しとん」なんかもイイ感じです(笑)。
第1巻「あ~いくん」に至っては、エッチな響きに感じるのは私だけではないはず。第3巻「うは~おのん」もハートマーク「❤」をつけたら、「うは~❤おのん」となり、少しやらしい感じです(笑)。
第5巻「かつま~きにん」の魔法の呪文みたいな響きも面白いですね。第12巻「せさ~たくん」は、「〇〇くん」みたいな感じですし、「せさ~た(セサータ)」という名前もありそうな感じです。
【日国1984年背表紙 収録範囲】
第1巻: あ~いくん
第2巻: いけ~うのん
第3巻: うは~おのん
第4巻: おは~かつほ
第5巻: かつま~きにん
第6巻: きぬ~くるん
第7巻: くれ~こきん
第8巻: こく~さこん
第9巻: ささ~しとん
第10巻: しな~しよそ
第11巻: しよた~せこん
第12巻: せさ~たくん
第13巻: たけ~つそん
第14巻: つた~とひん
第15巻: とふ-のかん
第16巻: のき-ひたん
第17巻: ひち-ほいん
第18巻: ほう~みん
第19巻: む~ゆそん
第20巻: ゆた~ん
参考
オマケ:文字サイズ変更
※表紙のフォントデザインでは、
第1巻: あ~うのん
第2巻: うは~かつほ
第3巻: かつま~くるん
第4巻: くれ~さこん
第5巻: ささ~しよそ
第6巻: しよた~たくん
第7巻: たけ~とひん
第8巻: とふ~ひたん
第9巻: ひち~みん
第10巻: む~ん
kw:第1巻: あ-いくん. 第2巻: いけ-うのん. 第3巻: うは-おのん. 第4巻: おは-かつほ. 第5巻: かつま-きにん. 第6巻: きぬ-くるん. 第7巻: くれ-こきん. 第8巻: こく-さこん. 第9巻: ささ-しとん. 第10巻: しな-しよそ. 第11巻: しよた-せこん. 第12巻: せさ-たくん. 第13巻: たけ-つそん. 第14巻: つた-とひん. 第15巻: とふ-のかん. 第16巻: のき-ひたん. 第17巻: ひち-ほいん. 第18巻: ほう-みん. 第19巻: む-ゆそん. 第20巻: ゆた-ん.
第1巻: あ-うのん. 第2巻: うは-かつほ. 第3巻: かつま-くるん. 第4巻: くれ-さこん. 第5巻: ささ-しよそ. 第6巻: しよた-たくん. 第7巻: たけ-とひん. 第8巻: とふ-ひたん. 第9巻: ひち-みん. 第10巻: む-ん