1漢字化簡易まとめ。【日本語の複合語・連語の1漢字化辞典風。語源も分かる。】

* ▼1漢字化辞典(Data)

** 【A Aa あ】

** 【A Ai い】
いとぐち(糸口)→緒
いなづま・いなずま(稲夫・稲妻)→電
いろどり(色取り)→彩り

** 【A Au う】
うけたまわる(受け賜る)→承る
うそぶく(嘘吹く)→嘯く

** 【A Ae え】
えがく(絵書く)→描く

** 【A Ao お】
おくぶかい(奥深い)→窈い
おちいる(落ち入る)→陥る
おとしいれる(落とし入れる)→陥れる
おおとり(大鳥)→鳳
おもんばかる・おもんぱかる；思ん計る→慮る
※音変化として「オモイハカル→オモンパカル・オモンバカル」という変化。

** 【K Ka か】
かがみ・かげみ(影見)→鏡
かがりび(篝火)→燎
かたむく(片向く)→傾く
かなへ・かなえ(金瓮)→鼎・釜
かえりみる(返り見る)→省みる
かみなり(神鳴り)→雷(かみなり)

** 【K Ki き】

** 【K Ku く】
くぎる(区切る)→劃る
くちばし(口端)→嘴・喙

** 【K Ke け】

** 【K Ko こ】
こころざす(心指す)→志す
こころよい(心良い)→快い
ことわる(事割る)→理る

【S さ行】

さかな(酒菜)→魚
さげすむ(下げ墨む)→蔑む
さきがけ(先駆け)→魁
さしはさむ(差し挟む)→挿む
さしまねく(差し招く)→麾く

【T た行】

たそかれ・たそがれ(誰そ彼)→黄昏
つきはむ・ついばむ；突食む；→；啄む(ついばむ)；22→15；kksh5
つちふる；土降る→霾る(つちふる)、14→24；kksz oso
つまづく(爪突く)→躓く
つむじかぜ(旋風)→飃
ともえ(鞆絵)→巴
ともなう(友なう)→伴う

【N】

なげうつ(投げ打つ)→擲つ・抛つ
なれつく・なつく(慣れ付く・慣付く)→懐く
※「懐く」が「慣れ付く」の意により、ナレツクがナツクのもとの形と思われる。
なべ(菜瓮)→鍋
ぬいとり(縫い取り)→黹・繍
ねや(寝屋)→閨
にわとり(庭鳥)→鶏

【H は行】

はなむけ(鼻向け)→餞(はなむけ)
ひきいる(引き率る)→率いる
ひこ(日子)→彦
ひめ(日女)→姫
ほしいい(干し飯・乾し飯)→糒
ほしいまま(欲しい儘)→縦・恣・擅

【M ま行】

まこと；(真事・真言)→誠
まつりごと(祭り事)→政(まつりごと)
みかど(御門)→帝
※「天皇の居所・政府」を意味する言葉として用いられ、「天皇」の意味で使われるのは転じた意味と考えられる。

みちびく(道引く)→導く
みずうみ(水海)→湖
みつから・みずから(身つから)→自ら
みはり(見張り)→瞠り・哨
みはる(見張る)→瞠る
みまわる(見回る)→邏る(みまわる)
みや(御屋)→宮
みやこ(御屋処・宮処)→都
むしばむ(虫食む)→蝕む（むしばむ）
めかけ(目掛け)→妾※養う非正妻
もちいい(糯飯)→もちい→餅(もち)
もちいる(持ち率る)→用いる
もてなす(持て成す)→饗す(もてなす)
もとどり(本取り)→髻
※意味は「髪を頭の上に集めて束ねた所。また、その髪。たぶさ。」

▼画数は下のサイトで計算しました。

▼調査中のもの

きづな・きずな(木綱)；→；紲・絆（きづな）；18→10・11；kksh5 mkn；デジタル大辞泉には語源の漢字は書かれてなかった。調査。
こころみる；心見る→試みる；13→18；kksz；関係ありそうで、ないかもしれない。

くさむら；mkn；草むら・草村；；叢；
くりや；mkn；黒屋(読み=くろや)；厨；説の一つとして、「くりや」のもとは「くろや(黒屋)」。火の煙で黒くなるところから。
したがい・したがひ；推測　kogo mkn；下交い；→；従い；
※学研全訳古語辞典「したがひ【下交ひ】」の意味=着物の前を合わせるとき、下になる方。下前。「したがへ」とも。」とあるように、下になる方の意味があることから「従い」に関わる可能性もある。

たわごと(たわ言・戯言)→譫；「戯言」も当て字に思えるが、「たわむれごと(戯れ言)→「たわれごと(戯れ言)」→「たわごと(戯言)」となった可能性もあるため、当て字か微妙(調査中)。
ものぐさ・ものくさ；ddj 1knj atj；物臭；懶；無から「ものぐさ(懶)」が生まれるわけではなく、コトバを組み合わせて生まれるのが普通。おそらく「もの」＋「くさ」の組み合わせだろう。そういう意味で1漢字化は基本的に和語の里では当て字と見なす。

※「未完成」「要チェック」の単語には「mkn」記す

【記事編集用Link】
https://blog.hatena.ne.jp/peaceheart/onbin.hateblo.jp/edit?entry=26006613481467793

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和語の里(Wagonosato) - 日本語・データ化・考察 -

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