こんにちは♪
和語の里では、日本語関係の記事メインのブログですが、(なぜか) フリー素材を配布しています。
そこで、途中で😣「しまったー!!」と思ったことがあります。それは、個人情報に関わることです。
😀「場所を特定されるようなものが写真にうつってないからいいじゃない。」
😣「実は視覚情報ではなく、文字情報も画像ファイルには含まれています。」
▼何の機器で撮影したかバレる
▽撮影機器
Macであれば、その写真がiphone・android・デジカメ の「どの機器・種類で撮影されたか」を 見ることができます。
【方法A】
画像ファイルを右クリック→「情報を見る」を選ぶ
【方法B】
画像をMacのプレビュー機能(標準搭載のプレビューアプリ)で開く→「Cmd+i」キーを入力
【方法C】
Web上の EXIF確認君 - 画像情報解析ツール を 使う
▽撮影機器の情報
実際に、どのように撮影機器の情報が残っているか見本として、わたしの撮影したカーペットの写真を下に載せてます。
※恥ずかしながら格安スマホです(笑)。
これを【方法A】のように、画像ファイルを右クリック→「情報を見る」を すると…
このように、撮影機器の情報が出ます。
はい、格安スマホの「ZTE 901ZT」です(笑)。このように、世間に「どのスマホを使っているか」バレてしまいます。
▽撮影機器の情報はデジカメも表示される
今の時代はデジカメよりも、圧倒的にスマホで撮影することが多いですが、デジカメでも注意が必要です。
デジカメで取り込んだ画像も、「情報を見る」などの機能で「撮影機器がなんなのか」を見ることができます。
▼どこで撮影したかバレる
今度の話は、撮影機器よりも注意すべき話ですね。【方法A】の「情報を見る」では確認できません。【方法B】のMacのプレビュー機能で確認できます。
▽位置情報
どこで撮影したかの情報は画像ファイルの「GPS」という要素を見ると確認できます。
「yamama software」というサイトで「位置情報つきの"秋葉原交差点"※」の画像が公開されていましたので、それを【方法B】のMacのプレビュー機能で確認してみました。
その画像のGPS情報は下のとおりです。
このように位置情報が、「緯度・経度・測位用地図データ」などで組み込まれています。
まあ、このままでは「どのあたりか わからん…」と 思うハズなので、「"マップ"で表示」を クリックしてみましょう。
※URL「http://www.ksky.ne.jp/~yamama/jpggpsmap/manual.htm」にアクセスし「JPGGPSMODIFY/JPGGPSMAP for Widows」というページに飛びますので、「GPS位置情報の入ったサンプルのJPEG画像ファイル集。」というリンクへ飛ぶと、それらの画像が見つかります。
▽位置情報をマップで表示
このように、周辺の場所がだいたいわかるくらいに、見ることができます。※上の画像は、航空画像の設定で見ています。
そして、写真の画像と地図の画像を比べてみた画像がしたのものです。
同じ場所ですね。位置情報が"正確※"に入力されていれば、かなり位置は特定されそうです。
※位置情報は、アプリなどで変えることが可能です。
▽撮影日もバレる
撮影日は【方法A】の「情報を見る」では確認できません。【方法B】のMacのプレビュー機能で確認できます。
デジタル化日時・オリジナルの日時が「撮影日」にあたります。
※デジタル化日時・オリジナルの日時の違いはわかりません。
▽方法C:EXIF確認君
Web上の EXIF確認君 - 画像情報解析ツール を 使ったら下のように、画像の情報を確認できます。url「http://exif-check.org/」
▼何も気にせずアップしてしまっていた
▽自動で位置情報は削除されることが多い
知らずのうちに自分の個人情報漏洩をしてしまっていたかと焦ると思いますが、位置情報に関しては 安心できる場合があります。
まず、Uploadしたサイトによっては、自動で位置情報を消してくれるようです。
おそらく、多くのブログは この機能を つけているのではないかと思われます。
ちなみにスマホやデジカメで撮った際のExif情報は、twitterだと自動削除される仕様なんだけど、そうじゃない媒体もあります。
— 木暮 聡 (@reversal_mma) 2021年3月19日
写真アップした瞬間に自宅特定される事の無いよう、気を付けていきましょーーーーー!!!!
https://twitter.com/reversal_mma/status/1372843644491730945
この人の投稿が本当であれば、SNSでもTwitterは位置情報を気にしなくても良さそうです。
▽はてなブログでも試してみました。
「位置情報つき 画像ファイル」を Uploadしてみて、そのUploadした画像をDLしてみたら、位置情報が消えていました。
はてなブログでは、位置情報に関しては写真を公開することでバレることはなさそうです。
▽はてブロにUp→撮影機器の情報は残っている
撮影機器・撮影日の情報は残っているみたいです。なので、和語の里が、撮影機器の情報を消さずにUploadしてしまい、格安スマホの「ZTE 901ZT」を 使っているのがバレてしまいます(笑)。
まあ、「撮影機器の情報はいいや。」と 安心しているアナタ! 実は、他の情報も残っています。
▽はてブロにUp→撮影日の情報は残っている
画像には「撮影日時」の 情報が含まれています。はてブロにupした画像にも、その情報は残ったままみたいです。
これも気をつけないといけません。特に世間に見せる写真で、その写真は「〇〇のときの写真です。」と公言してUpした写真が"別の日だった"のがバレますからね(笑)。
こんな話もあったそうです。
一昔前に「イブは友達とクリスマスパーティーです」という写真付きのブログ記事で Exif の日付はずっと前だったというアイドルだか声優だかの事件がありましたが、Twitter が普及した昨今、個人レベルでそういう事例が出てくるのでしょうか。
— nitoyon (にとよん) (@nitoyon) 2011年12月24日
https://twitter.com/nitoyon/status/150425444896878592
▼おわりに
世の中は便利になったけど、気をつけることも多くなりましたね。昔の写真は、現像したときに写真そのものに日付が表示されていました。そのため、人に見せるときは日付が知られる前提で見せていたのです。
しかし、今は写真をupする際に写真画像そのものに日付が表示されていません。そうなると、日付情報が含まれているという意識が薄らぎます。
今の時代は、「そのままでは目に見えない情報」にも気をつかはないといけないです。疲れる時代になったものですねえ。
▼オマケ:撮影場所をGphotoで編集できる
Googlephoto(Googleフォト)では、撮影場所を変更することができます。たとえば、わたしが自宅でホットカーペットの表面を撮影した画像の撮影場所を「東京タワー」にすることも可能です。
実際に東京タワーにしたものを、スマホの写真アプリで情報を見てみたらしたのとおりになります。
これらも他の場所にデータを移行した際に「自動で撮影場所が消える」という機能を持ったスマホ・webサイト・サービスも多いです。