<Ti〜M (ち+ま行)・Ti〜H・B(ち+はば行)>
ちまた-巷-TiMaTa-tmt
ちまちま-ちまちま-TiMaTiMa-tmtm
ちまなこ-血眼-TiMaNaKo-tmnk、血まなこ
ちみどろ-血みどろ-TiMiDoRo-tmdr(tmtr/thtr)
ちび-チビ-TiBi-tb(th/tm)
ちぶるひ(ちぶるい)-地震ひ(地震い)-TiBuRuHi-tbrh(thrh)、ぢぶるい・じぶるい・地震い・tiburui・diburui・ziburui:地震-zisinnの和語
ちへど-血ヘド-TiHeDo-thd(tht)、血反吐
<Tu〜M (つ+ま行)・Tu〜H・B(つ+はば行)>
つば-唾-TuBa-tb(th)、ツバ
つば-鍔-TuBa-tb(th)、鍔・鐔
つばき-椿-TuBaKi-tbk(thk)、椿・(当)山茶
つばひらか(つばびらか)-詳らか-TuBaHiRaKa-tbhrk(thhrk)、(外)詳らか・(外)審らか・(外)粒開か・tubahiraka・tubabiraka tub+hirak=つばひらか>つまひらか>つまびらか 粒のように細かいところまで明らかになる
つひやす(ついやす)-潰やす-TuHiYaSu-thys、弊やす・費やす
つひゆ(ついゆ)-潰ゆ-TuHiYu-thy、弊ゆ
つぶ-粒-TuBu-tb(th)、粒・tubu・tsubu
つぶさに-具に-TuBuSaNi-tbsn(thsn)、(外)具に・(外)備に・(外)悉に・粒様に・つぶさに・tubusani・tsubusani
つぶす-潰す-TuBuSu-tbs(ths)、(内)潰す・tubu・tsubu
つぶる-瞑る-TuBuRu-tbr(thr)、瞑る・tuburu・tsuburu
つぼ-壺-TuBo-tb(th)、ツボ・壺・壷
つぼ-坪-TuBo-tb(th)、坪
つぼみ-蕾-TuBoMi-tbm(thh/thm)、蕾・莟・tubomi・tsubomi
つぼむ-窄む-TuBoMu-tbm(thh/thm)、蕾む・窄む・tsubomu
つま-抓-TuMa-tm(th)、(外)撮・(内)摘ま・(内?)抓・tuma・tsuma
つま-妻-TuMa-tm(th)、妻・tuma・tsuma
つま-爪-TuMa-tm(th)、爪
つまさき-つま先-TuMaSaKi-tmsk(thsk)、つま先・爪先・tumasaki・tsumasaki
つまづく-躓く-TuMaDuKu-tmdk(thtk/tmtk)、躓く・頓く・つまづく・tumaduku
つまびらか-詳らか-TuMaBiRaKa-tmbrk(thhrk)、(外)詳らか・(外)審らか・(外)粒開か
つまみ-摘み-TuMaMi-tmm(thh)、tsumami
つまみ-鈕-TuMaMi-tmm(thh)、tsumami
つみ-罪-TuMi-tm(th)、罪
つむ-摘む-TuMu-tm(th)、
つむ-詰む-TuMu-tm(th)、詰み・tumi
つむぐ-紡ぐ-TuMuGu-tmg(thk)、(内)紡ぐ・tumugu・tsumugu
つむじ-旋毛-TuMuZi-tmz(ths)、(当)(外)旋毛・(外)旋・つむじ・tumuji・tsumuji
※毛が渦巻き状に生えているところ
つむじ(つじ)-辻-TuMuZi-tmz(ths)、(国字)辻・つむじ・tumuji・tsumuji
※デジタル大辞泉[つむじ(辻)]によると「つじ」に同じとあるので、[つじ]の意味である「十字路・人が往来する道筋・街頭・"辻総 (つじぶさ)"の略」が 意味か。
※デジタル大辞泉[つじ]によると《「つむじ(辻)」の音変化》、意味:十字路・人が往来する道筋・街頭・「辻総 (つじぶさ) 」の略
つむじ-飄-TuMuZi-tmz(ths)、(当て字)旋風・(当て字)飄・つむじ・tumuji・tsumuji
※デジタル大辞泉(小学館)によると、《「旋毛 (つむじ) 」と同語源》「つむじかぜ」に同じ。
つむじかぜ-飄-TuMuZiKaZe-TMZKZ(TMSKS)、(当て字)旋風・(当て字)飄・つむじかぜ・tumuji・tsumuji
※渦を巻いて吹き上がる風。局地的な空気の渦巻き。辻風。つむじ。せんぷう。
つむ-頭-TuMu-TM(TH)、(外)頭・tsumu
※「つむり(頭)」の略。「御頭 (おつむ) 」の「つむ」部分で現代でも使われる。
つむり(つむ)-頭-TuMuRi-TMR(THR)、(外)頭・tsumuri
※「つむじ(頭の部位)」や「つむじ(十字路の交わり)」「つむじ(渦巻きする風)」と 関わると考えられる。頭の部位を指す「つむじ」の 位置に身につける「物」だから「つむりもの」
つむりもの-頭物-TuMuRi-TMR(THR)、(外)頭・tsumuri
※「つむじ(頭の部位)」を指す「つむじ」の 位置に身につける「物」だから「つむりもの」。分類名になっていて、「女性が頭髪を飾るための、櫛 (くし) ・簪 (かんざし) ・笄 (こうがい) などの総称。」として使われる。
つま-爪-TuMa-tm(th)、爪
つもる-積もる-TuMoRu-tmr(thr)、tumoru・tsumoru
▼【考察】TM音の傾向=[渦巻き・交わり・集い]
・つむじ-旋毛=毛が渦巻き状に生えているところ
・つむじ(つじ)-辻=十字路・人が往来する道筋・街頭・"辻総 (つじぶさ)"の略
・つむじ(つむじかぜ)-飄=渦を巻いて吹き上がる風。局地的な空気の渦巻き。辻風。つむじ。せんぷう。
↑
パッと見で、[渦巻き・交わり・集い]の意味とわかります。
「つむじ-飄」に関しては、辞書上でも「つむじ-旋毛」との関連性が記されています。
【つむじ 飄】
《「旋毛 (つむじ) 」と同語源》「つむじかぜ」に同じ。
以下の言葉も、TM音の特徴をしっかり持っている。
つむ-頭-TuMu-TM(TH)、(外)頭・tsumu
※「つむり(頭)」の略。「御頭 (おつむ) 」の「つむ」部分で現代でも使われる。
つむり(つむ)-頭-TuMuRi-TMR(THR)、(外)頭・tsumuri
※「つむじ(頭の部位)」や「つむじ(十字路の交わり)」「つむじ(渦巻きする風)」と 関わると考えられる。頭の部位を指す「つむじ」の 位置に身につける「物」だから「つむりもの」
つむりもの-頭物-TuMuRi-TMR(THR)、(外)頭・tsumuri
※「つむじ(頭の部位)」を指す「つむじ」の 位置に身につける「物」だから「つむりもの」。分類名になっていて、「女性が頭髪を飾るための、櫛 (くし) ・簪 (かんざし) ・笄 (こうがい) などの総称。」として使われる。
▼参考
出典:デジタル大辞泉(小学館)
つじ【×辻】 の解説
《「つむじ(辻)」の音変化》
1 道路が十字形に交わる所。四つ辻。十字路。
2 人が往来する道筋。街頭。
3 「辻総 (つじぶさ) 」の略。
[補説]「辻」は国字。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
つむじ【×辻】 の解説
「つじ」に同じ。
「道の―にこれを敷きて臥したり」〈今昔・四・二二〉
[補説]「辻」は国字。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
つむじ【旋=毛】 の解説
毛が渦巻き状に生えているところ。頭頂にあるものをいう。毛渦 (もうか) 。つじ。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
つむじ【旋=風/×飄】 の解説
《「旋毛 (つむじ) 」と同語源》「つむじかぜ」に同じ。
「彼の頭には不安の―が吹き込んだ」〈漱石・それから〉
つむじ‐かぜ【▽旋風】 の解説
渦を巻いて吹き上がる風。局地的な空気の渦巻き。辻風。つむじ。せんぷう。
[つむ]の同音異義語は、すべて[集い・交わり]の意味を含む
出典:デジタル大辞泉(小学館)
つむ【×錘/紡=錘】 の解説
1 糸巻きなどの心棒。2 糸をつむぐ機械の付属品。鉄製の太い針状の棒で、回転して糸を巻き取ると同時に縒 (よ) りをかける働きをする。ぼうすい。すい。
つ・む【▽集む】 の解説
[動マ下二]あつめる。
「潮干なば玉藻刈り―・め家の妹 (いも) が浜づと乞はば何を示さむ」〈万・三六〇〉
つ・む【詰む】 の解説
[動マ五(四)]
1 布地などの目が密になる。「目の―・んだ織物」2 将棋で、王将が囲まれて逃げ場がなくなる。「あと一手で―・んでしまう」
3 行きづまる。窮する。「理に―・む」
[動マ下二]「つめる」の文語形。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
つ・む【摘む】 の解説
[動マ五(四)]1 (「抓む」とも書く)指先や爪の先ではさみとる。つまみとる。「茶を―・む」「花を―・む」
2 (「剪む」とも書く)はさみなどで物の先を切りとる。「枝を―・む」「髪を―・む」
3 (1の比喩的用法)大きくならないうちに取り除く。「悪の芽を―・む」
4 指先ではさんで持つ。
「御裳 (みも) の裾―・みあげ」〈万・四四〇八〉
5 指先で強くはさむ。つねる。「わが身を―・んで人の痛さを知れ」
「太刀抜きたる腕 (かひな) を捕らへていといたう―・み給へれば」〈源・紅葉賀〉
[可能]つめる
出典:デジタル大辞泉(小学館)
つ・む【積む】 の解説
[動マ五(四)]1 物の上にさらに物を置く。次々と重ねる。「うずたかく―・まれた商品」「ブロックを―・む」
2 運ぶために車や船などに荷をのせる。「トラックに新米 (しんまい) を―・む」「原油を―・んだタンカー」
3 物事を繰り返し行う。重ねてする。「練習を―・む」「経験を―・む」
4 たくわえる。ためる。「巨万の富を―・む」「定期預金に―・む」
5 しだいに高く重なる。つもる。「降り―・む雪」
[可能]つめる
[用法]つむ・[用法]かさねる――「煉瓦 (れんが) を積んで(重ねて)塀を作る」など、同種の物を上に置くの意では相通じて用いられる。また、「練習を積む(重ねる)」のように、同種の事柄を繰り返す意でも相通じて用いられる。◇「積む」はある物の上に何かを数多く置くこと。「煉瓦を積む」のように同質の物を置く場合も、「車に荷物を積む」のように異質の物を載せる場合もある。後者の場合「重ねる」で置き換えられない。◇「重ねる」は同質の他の物を添え加えること。上に載せていくとは限らない。「紙を重ねてとじる」「着物を重ねて着込む」「失敗を重ねる」などを「積む」で置き換えることはできない。また、「重ねてお願いします」も「積む」では置き換えられない。
類語
盛る(もる) 重ねる(かさねる)
「つむ-錘」関係は、全て意味が関わる。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
つむ【×錘/紡=錘】 の解説
1 糸巻きなどの心棒。2 糸をつむぐ機械の付属品。鉄製の太い針状の棒で、回転して糸を巻き取ると同時に縒 (よ) りをかける働きをする。ぼうすい。すい。
つむ・ぐ【紡ぐ】 の解説
[動ガ五(四)]《名詞「つむ(錘)」の動詞化》
1 綿や繭 (まゆ) を錘 (つむ) にかけて繊維を引き出し、縒 (よ) りをかけて糸にする。「糸を―・ぐ」2 (比喩的に)言葉をつなげて文章を作る。多く、物語や詩歌などを作ることをいう。「思いを五・七・五の言葉に―・ぐ」
[可能]つむげる
つむぎ【×紬】 の解説
紬糸で織った平織りの絹織物。大島紬・結城 (ゆうき) 紬など。紬織り。
TM音[つむ]の特徴、[渦巻き・集い・交わり]の意味を含むと考えられる言葉
つむくり【独=楽】 の解説
こまの古名。〈色葉字類抄〉
・「コマ(つむくり)」は、「渦巻き」の軌道で回る。
・「コマ(つむくり)」の遊びの1つで、ぶつけ合う遊びがある。これは、他の「コマ(つむくり)」との「集い・交わり」である。
「交わり・集い」が「閉じる」の意味も表す。
つ・む【×齧む】 の解説
[動マ四]前歯でかむ。かじる。
「髯勝ちなる者の椎 (しひ) ―・みたる」〈枕・四五〉
つむ・る【×瞑る】 の解説
[動ラ五(四)]目を閉じる。つぶる。「目を―・る」
[可能]つむれる
「つむ(かむ)」は、歯と歯(上下の歯) が「交わり・集い」することで、「かむ」という結果が生まれる。
「目をつむる」という動きは、上の皮膚の一方的な動きとはいえ、「交わり・集い」することには変わらないため、これもTM音の特徴が出ている。
頭関係の言葉がTM音なのは「つむじ」が「つむり」などの由来と考えられるか?
つむ【▽頭】 の解説
「つむり(頭)」の略。→御頭 (おつむ)
つむり【▽頭】 の解説
1 あたま。かしら。おつむ。つぶり。「頭をなでる」2 頭髪。
つむり‐もの【▽頭物】 の解説
女性が頭髪を飾るための、櫛 (くし) ・簪 (かんざし) ・笄 (こうがい) などの総称。
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