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「〇〇っこ」の形をとる日本語のコトバ まとめ【私家版〜[っこ]辞典風】

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 この記事は「〇〇っこ」のようなコトバの辞書データを そのまま 載せている記事です。

 何かしらの考察用・・・に 同じ要素のコトバをまとめています。

 

▼辞書データ

※基本的にデジタル大辞泉からの引用です。

 

あずまっ‐こ〔あづまつ‐〕【▽東っ子】 の解説
東国の男子。江戸っ子。江戸の町人が自負していう語。「これんばかしもいざあ言ったことのねえ―だ」〈滑・浮世風呂・前〉
あてっ‐こ【当てっこ】 の解説
[名](スル)
1 わかっていないことを当て合うこと。「彼が来るかどうか当てっこする」

2 だれが的にうまくぶつけるかを競争すること。また、その遊び。
あまっ‐こ【尼っ子】 の解説
女子をののしっていう語。あまっちょ。
あやっ‐こ【×綾っ子】 の解説
生まれた子を初めて宮参りさせるとき、鍋墨 (なべずみ) や紅で額に×印や「犬」の字などを書く風習。魔よけや子の成長を願うためという。
いじめっ‐こ〔いぢめつ‐〕【▽苛めっ子】 の解説
弱い子供をいじめていばっている子。
いたずらっ‐こ〔いたづらつ‐〕【悪=戯っ子】 の解説
よくいたずらをする子。
うらみっ‐こ【恨みっこ】 の解説
互いに恨むこと。「どういう結果になっても恨みっこなしにしよう」
おいっ‐こ〔をひつ‐〕【×甥っ子】 の解説
甥を親しんでいう語。「甥っ子が遊びに来る」
うれっ‐こ【売れっ子】 の解説
非常に人気があってもてはやされている人。はやりっこ。「売れっ子の小説家」
えどっ‐こ【江戸っ子/江戸っ▽児】 の解説
1 江戸で生まれ江戸で育った人。また、現在では、父祖以来東京、特にその下町に住んでいる人についてもいう。いなせで、さっぱりとした気風や、歯切れがよく、銭遣いがきれいで、反面、浅慮で、けんかっぱやいところが特徴とされる。「三代江戸に住めば―」「ちゃきちゃきの―」
2 江戸言葉。江戸弁。「わざと―を使った叔父は」〈漱石・明暗〉
[補説]「江戸っ子」の初見は、明和8年(1771)の「川柳評万句合」の「江戸ッ子のわらんじをはくらんがしさ」といわれ、それ以前は東男 (あずまおとこ) または江戸者といった。江戸中期の繁栄期に、その語感が彼らの気質と誇りに合って普及した。
がっこ【】
※見出しナシ
いぶり‐がっこ【×燻りがっこ】 の解説
《「がっこ」は秋田弁で漬け物のこと》木を燃やす煙でいぶして乾かした大根を使うたくあん漬け。秋田県の名産。昔は、いろりの上で、棚に並べたり、天井から吊るしたりして作った。
かぎっ‐こ【鍵っ子】 の解説
両親が共働きで留守のため、常に鍵を持たされている子供。昭和38年(1963)から昭和40年(1965)の流行語。
かけっ‐こ【駆けっこ/×駈けっこ】 の解説
[名](スル)「駆け競 (くら) べ」に同じ。
かんだっ‐こ【神田っ子】 の解説
神田生まれの江戸っ子。江戸っ子の中でも、特に男だて、勇み肌で知られる。
くび‐ねっこ【首根っ子/×頸根っ子】 の解説
首の後ろの部分。また、首の根元。くびすじ。くびね。
こっこ【コッコ】
※見出しナシ
あか‐こっこ【赤こっこ】 の解説
ヒタキ科ツグミ属の鳥。全長23センチくらい。頭部は黒く、胸とわきは栗色。伊豆七島の特産種。天然記念物。
ごっこ の解説
[接尾]名詞に付いて、二人以上のものがその動作・行為をすることを表す。
1 いっしょにある動作のまねをすること、特に子供の遊びについていう。「鬼ごっこ」「プロレスごっこ
2 交代して同じような動作をすることにいう。ばんこ。「代はり―にする茶番だから」〈滑・八笑人・五〉
しこみっ‐こ【仕込みっ子】 の解説
「仕込み6」に同じ。
し‐こみ【仕込み】 の解説
1 教え込むこと。しつけ。教育。「親方の仕込みがいい」
2 商店などで、商品を仕入れること。また、飲食店などで、材料を下ごしらえすること。「魚河岸に仕込みに行く」「早朝から仕込みにかかる」
醸造業で、原料をまぜて桶などに詰めること。また、その作業。「醤油の仕込み」
4 芝居の開演の準備。また、その費用。
5 内部に装置すること。特に、刀身を杖 (つえ) の中に込めて作ること。
花柳界で、芸妓の見習いをしている少女。仕込みっ子。
7 (「…じこみ」の形で場所を表す名詞に付いて)そこで身につけたものであること。「本場仕込みの英語」
したじっ‐こ〔したヂつ‐〕【下地っ子】 の解説
「下地 (したじ) 6」に同じ。「早く芸者の―にお出しと」〈鴎外・雁〉
した‐じ〔‐ヂ〕【下地】 の解説
1 物事が成り立つ土台となるもの。基礎。素地。素養。「小さいころから音楽の下地がある」「下地が入っているのですぐに酔う」

2 (「助枝」とも書く)木や竹の細い材を縦横に組んだ壁の骨組み。壁下地。かべしろ。また、襖 (ふすま) の骨組みや下張り。

3 生まれつき持っている性質・才能。「下地もよいし、指導者もよかった」

4 《吸い物の味つけのもとになるところから》醤油 (しょうゆ) 。また、だし汁。「お下地」「割り下地」

5 心の底。本心。

「―から惚れて居るこそ幸ひ」〈伎・五大力

6 芸妓や役者などになるための見習い中の者。下地っ子。

「男色の方に陰子 (かげこ) 、飛子 (とびこ) 、―とて、初心の者はあれど」〈浮・禁短気・四〉

7 中世、田畑・山林その他、収益の上がる土地そのものをさす語。

8 本来。もともと。まえまえ。

「―草臥れた上が一倍草臥れて」〈伎・幼稚子敵討〉
すみっ‐こ【隅っこ】 の解説
すみ。すみの方。「部屋の隅っこで遊ぶ」
だっこ【抱っこ】 の解説
[名](スル)だくこと、だかれることをいう幼児語。「父親に抱っこしてもらう」
ちびっ‐こ【ちびっ子】 の解説
小学校低学年ぐらいまでの子供を親しんでいう語。「ちびっ子相撲大会」
テレビっ‐こ【テレビっ子】 の解説
テレビ放送が好きで長時間見ている子供。大人にいうこともある。
とちっ‐こ【土地っ子】 の解説
その土地で生まれ、住みついている人。
とりっ‐こ【取りっこ】 の解説
[名](スル)何人かで争って取ること。とりっくら。「ボールの取りっこ」
なれっ‐こ【慣れっこ/×馴れっこ】 の解説
[名・形動]すっかりなれていること。また、そのさま。「怒られるのは―になっている」
にくまれっ‐こ【憎まれっ子】 の解説
かわいげがなく、だれからも好かれない子供・人。
にらめっ‐こ【×睨めっこ】 の解説
[名](スル)
1 相手とにらみ合うこと。
2 注意してよく見ること。「説明書とにらめっこしながら操作する」
3 子供の遊びの一。互いににらみ合って、先に笑ったほうが負けとなる。にらみくら。にらめくら。

【H Ha は】

 

 

 

はしっこ・はじっこ;端っこ;デジタル大辞泉小学館)の[はしっこ]にて《「はじっこ」とも》とアリ。;はし。すみ。はしっぽ。
はやりっ‐こ【流=行りっ子】 の解説
1 ある方面で、人気があり大変もてはやされている人。売れっ子。
2 (「流行りっ妓」とも書く)人気のある芸者など。売れっ子。
ひとっ‐こ【人っ子】 の解説
「ひと(人)」を強めていう語。「人っ子一人通らない」
ひぞっ‐こ【秘▽蔵っ子】 の解説
非常に大切にかわいがっている子。また、大切にして目をかけている弟子や部下。ひぞうっこ。「教授の秘蔵っ子」
ひとりっ‐こ【一人っ子/独りっ子】 の解説
兄弟・姉妹のない子。ひとりご。
ひなた‐ぼっこ【日▽向ぼっこ】 の解説
[名](スル)《「ひなたぼこ」の音変化》ひなたに出て暖まること。「日向ぼっこしながら居眠りをする」《季 冬》
ひよ‐こ【×雛】 の解説
1 卵からかえって間のない鳥。特に、鶏のひな。ひよっこ
2 まだ一人前でない者。幼稚・未熟な者。ひよっこ。「雛のくせに生意気な口をきくな」
ひよっ‐こ【×雛】 の解説
「ひよこ」に同じ。「雛のくせにでしゃばるな」
びりっ‐こ の解説
「びり1」に同じ。「名札の―にかかってることも」〈中勘助銀の匙
びり の解説
1 いちばんあとの順位。最下位。どんじり。「成績はクラスでびりだ」
2 人体の尻 (しり) 。「酒を買って、―を切られると云ふ事があるでないか」〈伎・関取菖蒲〉
3 美人。また、女郎。「人情を知っては、―の商売はまあ出来ねえかたちさ」〈洒・妓娼精子

【M Ma ま】

むかしっこ;昔っこ;東北地方で、昔話のこと。
もやしっこ;萌やしっ子;もやしのようにひょろひょろ伸びて体力のない子供。
もりっこ;守りっ子;子守りをすること。また、その人。もりこ。

【Y Ya や】

やっこ;奴;デジタル大辞泉小学館)にて《「やつこ」の音変化》、[しもべ]など他意味は割愛。「奴頭」「奴豆腐」「奴踊り」「奴凧 (やっこだこ) 」などの略。

 

【[のこ→っこ] かも?】
出典:デジタル大辞泉小学館
おにっ‐こ【鬼っ子】 の解説
「鬼子 (おにご) 」に同じ。
おに‐ご【鬼子】 の解説
《「おにっこ」とも》
1 両親に似ない子。
2 歯が生えて生まれた子。
3 荒々しい子。「さあ、―と熊との棒捻ぢぢゃ」〈浄・浦島年代記
ねっ‐こ【根っ子】 の解説
1 草や木の根。また、木の切り株。
2 物事が成り立っている基礎になるもの。根本。おおもと。「いじめ問題の根っ子にあるもの」

【Xうこ→Xっこ】
出典:デジタル大辞泉小学館
こぞっ‐こ【小▽僧っ子】 の解説
年若い男子をののしっていう語。青二才。こわっぱ。
ひぞっ‐こ【秘▽蔵っ子】 の解説
非常に大切にかわいがっている子。また、大切にして目をかけている弟子や部下。ひぞうっこ。「教授の秘蔵っ子」

例えば下のような変化の場合
Aこぞうこ→Bこぞうっこ→Cこぞっこ→Dこずっこ→Eこっこ
たまたま辞書収録が、Cだっただけ

【検証】
出典:デジタル大辞泉小学館
びっこ【×跛】 の解説
1 片方の足に故障があって、歩くときに釣り合いがとれないこと。
2 対 (つい) であるべきものの数・形・大きさなどがそろわないこと。
出典:デジタル大辞泉小学館
ふっこ の解説
スズキの若魚。全長40センチくらいのものをいう。《季 秋》

アイヌ
出典:デジタル大辞泉小学館
らっこ【▽猟虎/海=獺/×獺虎】 の解説
アイヌ語から》イタチ科の哺乳類。海で生活し、体長約1.2メートル、尾長40センチ。全体に黒褐色から灰褐色で、四肢の指に水かきがある。海上であおむけに浮かび、腹の上に石をのせ、アワビ・ウニなどを打ちつけ殻を割って食べる。かつては北太平洋沿岸に広く分布したが、すぐれた毛皮のために乱獲されて激減、保護されている。

【別の[っこ]】
出典:デジタル大辞泉小学館
もっ‐こ【×畚】 の解説
《「も(持)ちこ(籠)」の音変化》縄などで編んだ正方形の網の四隅につり綱を付け、棒でつって土砂や農産物などを入れて運ぶ道具。もっこう。「畚をかつぐ」


【漢語の[っこ]】
もっ‐こ【物故】 の解説
[名](スル)「ぶっこ(物故)」に同じ。
「先生の父君は―せられて」〈蘆花・思出の記〉

<オシッコの語源?>
出典:デジタル大辞泉小学館
しっ‐こ【疾呼】 の解説
[名](スル)口早に激しく呼びたてること。慌ただしく呼ぶこと。
「家翁はヂャッキと共に眼を瞋 (いか) らし、アリスを―して」〈織田訳・花柳春話〉
しっ‐こ の解説
小便をいう幼児語。おしっこ。



 

 

 

 

【データのまとめ方】

[M] 〝っこ〟を付けない状態;[W1] "っこ"コトバ(ひらがな表記);[W2] "っこ"コトバ(非ひらがな表記);[S] 補足や意味;[T] タグ

 

[M];

[W1] "っこ"コトバ(ひらがな表記);例=江戸っ子

[W2] "っこ"コトバ(非ひらがな表記);

[S] 補足や意味;

[T] タグ:一覧は下の通り

・おなじ=[XXXっこ]と[XXX]を比べて、意味が 同じであるということ、片方にしかない意味が あっても、共通する意味があれば、このタグ(おなじ)を入れる 

 

 

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