和語の里(Wagonosato) - 日本語・データ化・考察 -

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ゲーム界隈にて、実態に合っていない名称・用語が広まりやすい理由【SNSの早さと拡散性・飲み込みシューリンガン・スマブラSP】

▼簡易まとめ

・ゲームで鉄球を飲み込まないテクが存在
・それの呼び名が「飲み込みシューリンガン」
・最初の仮の名をベースにした呼び名が定着
・なぜ、実態に合っていない名称?
・仮称を考えるよりもテクの周知が優先
・現場やSNSという環境ゆえ仕方ない


▼驚いた名称「飲み込みシューリンガン」

 スマブラの「パックンフラワー」というキャラのテクニックに「飲み込みシューリンガン」と呼ばれるものがあります。

 パックンフラワーの出すシューリンガンとは、「トゲの付いた鉄球」のことを指すようです。

▽何が起こる?

 「飲み込みシューリンガン」というテクニックを使用したら、何が起こるかというと「シューリンガンを飲み込まずに、シューリンガンが投げ出される」という現象が起きます。
※実際の映像のリンク:飲み込みシューリンガンの簡単解説【スマブラSP_パックンフラワー】(2025/06/05) https://www.youtube.com/watch?v=ccsgVjDzyBY


「飲み込みシューリンガン=シューリンガンを飲み込まずに、シューリンガンが投げ出されるテクの呼び名」

 「意味、逆じゃね?」と思った人が多数だと思います。安心してください。わたしも「逆じゃね?」と思いました。

 

▽呼び方の初出は「2020年8月11日」

 「"飲み込みシューリンガン" until:2020-08-30」で検索したところ、下記URLの「ブルード@Broodt」さんの投稿が初出でした。
https://x.com/Broodt/status/1293192588330070017 WA→https://megalodon.jp/2026-0507-1853-01/https://x.com:443/Broodt/status/1293192588330070017

・投稿日時は「2020年8月11日」
・「飲み込みシューリンガン飛ばし(仮)」だった
・現在で含まれていない「飛ばし」がついている

▽その後の広まり

 その投稿の30分後には、別の人たちが関連の投稿をしています。

 ただ、その投稿では、「飛ばし」をつけず、「飲み込みシューリンガン」のみで投稿しています。しかも、「(仮)・仮称・仮名」などがついてないです。
※投稿例:https://x.com/take_bew/status/1293200133803319296 WA→https://megalodon.jp/2026-0507-1927-03/https://x.com:443/take_bew/status/1293200133803319296

 さらに、3日後の「2020年8月14日」には、最初に「飲み込みシューリンガン飛ばし(仮)」と投稿していた「ブルード@Broodt」さんが、「飲み込みシューリンガン」の呼び名で投稿していることから、その呼び名で浸透していっているのが伺えます。
※URL:https://x.com/Broodt/status/1293948775170334721 WA→https://megalodon.jp/2026-0507-1928-56/https://x.com:443/Broodt/status/1293948775170334721

 後続の使用状況から、発信者も仮称や、もともとついていた「飛ばし」などを削除したということになります。


▼実態と合っていない名称が定着する理由

 最初に、「飲み込みシューリンガン飛ばし(仮)」と投稿していた「ブルード@Broodt」さんは、のちに…

・飲んでもいないし吹いてもいない
・「シューリンガンこぼし」とかになっててもおかしくなかった

 と投稿しています。
https://x.com/Broodt/status/1837687642911338848 WA→https://megalodon.jp/2026-0507-1938-48/https://x.com:443/Broodt/status/1837687642911338848


 しかし、一度広まってしまった「飲み込みシューリンガン」の呼び名は、現時点(2025年時点)でも使われており、いまさら、別の呼び名に変更ということは起きていません。

▽ゲーム用語とSNSの関係

 今回の「飲み込みシューリンガン」の例から、ゲーム界隈において、「実態に合っていない名称が定着する理由」が見えてきます。

 まず、学術的研究などにおいての話であれば、「仮の名前」だとしても、しっかりと 精査して決めると思います。しかし、ゲーム界隈では、そういうわけにはいかないのです。

 ゲームのテクニックというものは、それを知っているか否かで、勝率の差が出たりします。

 特にキャラ固有のテクとなれば、そのキャラを使う人全体の勝率が上がったり、使用人口の増加につながるので、早く多くの人に知れ渡ったほうがいいと考える人が多いです。
※実際に言語化して、そう考えるというよりは、体感的にそう認識して、そう動いてしまうのもあります。

 また、SNSにおいて見つけたテクを早く投稿したほうが、目立つというのもあります。
 そういう意味で、仮の名を、実態に合ったものでないもので発信してしまう可能性が上がります。

 対戦ゲームとSNSの組み合わせ上、実態に合わないのも仕方がないと言えます。

▽SNSによる後追いの仮称削除

 最初の人は、仮称として投稿したものの、その呼び名を引用したりする後追いの人たちが、「(仮)・仮称・仮名」などをつけずに投稿することが多いです。

 仮の要素が削除されると、それを見た人が、正式名と認識して、「飲み込みシューリンガン=正式名」としてSNSに広がっていきます。

 つまり、SNSという環境では仮の名として打ち出しても、仮という要素が抜け落ちて広がってしまいやすいということです。

▼結論「仕方ない」

 「いや、仕方ないと諦めるのかよ。」と思われそうですが、結局のところ「現場の声・現場の運用」が、大事ということです。

▽冷静な第三者と打ち込むプレイヤー

 学術的な正しさよりも、実際にコントローラーを握っているプレイヤーたちの「現場の運用」が最終的な勝者になります。

「対戦中に叫びやすいか」
「チャットで打ち込みやすいか」

 などが重視されます。

▽学術用語はちゃんとしよう

 今回の話は、あくまでもゲーム界隈の用語の話です。

「ゲーム用語であれば、ある程度、仕方ないよね」
 という話であり、学術用語はちゃんと実態に合うかどうかを考えて名付けるべきです。また、ネット上に公開するならば、仮称だとしても、実態に合うようにすべきです。

▽オマケ:強引な後付け解釈も厳しそう

 こういったテクニックの名称を見て、😓なんか納得できず、悶々としていて、強引に後付けの解釈をするしかないと考える人もいるかもしれません。

 「飲み込みシューリンガン」の解説動画の6秒あたりで「シューリンガンを飲み込もうとしているのに、シューリンガンは投げ出される」と解説しています。
https://www.youtube.com/watch?v=ccsgVjDzyBY
 実際に映像を見てみると、口をパクっと閉じているので、飲み込もうとはしているモーションに見えます。

・飲み込もうとしているから、「飲み込み」の要素は満たしている。
・そのうえで、シューリンガンを投げ出して、シューリンガンで攻撃している。
・だから、「飲み込みシューリンガン」

 強引な解釈をすると上記になりますが、強引すぎて納得はできませんね。そうなると、もはや、気にしないようにしたほうがいいかもしれません。


▼用語の広まりを比較


 下記は、出力用テキスト

【学術界隈とゲーム界隈の用語の扱いの比較】
 :学術界隈:ゲーム界隈
再優先事項:実態との一致度:実益・伝達の速度
「仮称」の扱い:仮であることを明示:伝達スピードの邪魔として消されがち
最終決定:有識者らによる合意:大衆間での使用割合




【記事編集用Link】
https://blog.hatena.ne.jp/peaceheart/onbin.hateblo.jp/edit?entry=6802418398498357252

【KEYWORD ZONE】

zougo_misu_game。
飲み込みシューリンガン、のみこみしゅーりんがん、のみこみしゆーりんかん、nomikomishu-rinngann、nomikomishu-ringan。
飲み込まないシューリンガン

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