【演出】ヤラセのサクラまとめ【偽客】
桜には[美しいサクラ]も[汚いサクラ]もある。
[やらせ・偽客]を表す意味でも使われるサクラのまとめ記事。
▼インターネットサイト上のサクラ
[サクラのニセ当選報告]
・会員
・フォロワー
・メンバー
などを増やすのが目的。
利用ツールと応募条件
【ツイッター】フォロー・RT・いいね
【ウェブサイト】会員登録
【Youtube】チャンネル登録・コメント
「応募した人の中から抽選何名にプレゼント」として企画されているが、当選されるのが企画者の身内であることがある。(ニセモノのアカウントなどを利用)
それは、実際にプレゼント行為ではないため[ニセ当選報告]である。
※ツイッターは当選者がいたことをアピールしやすく、複数アカウントを作りやすい、そのためツイッターがはやってからプレゼント企画も増えた。
[サクラサイト]
出会い系サイトなどで、サイトのスタッフが女性になりきり、男を誘惑し、有料コンテンツに登録などさせる。
[ネットオークション]
・値段を釣り上げるための入札を行う人物
・出品者本人の別アカウントで行う
・出品者の協力関係者が入札する
対面でのやりとりと違ってインターネット上ならオークション出品者側が複数アカウントを持てるため、出品者自ら入札金額を釣り上げることができる。
▼口コミ・評価のサクラ
[さくらレビュー]
・不自然に高評価の[レビュー・口コミ]が多い
・不自然な日本語
・他の同類商品より質が低いのに高評価
↑
これらが[さくらレビュー]の特徴
不自然な日本語なのは日本ではない他国の人が日本人を騙すためにレビューを書いているため。
お店側が高評価にさせるように仕向けるスベ
・利用者の本来の感想としては悪い点数
・良い点数をつければ返金や別の品をプレゼント
・業者が自分たちで購入・利用して高評価
※2019年、[サクラレビュー]が多いことで危険とされたAmazonだが、そのレビューはAmazon自体が行っているのではなく、[Amazon]を利用して販売している業者が不正を行っている。
[さくらレビューサイト]
ネット販売サイト・店舗口コミサイトなどで、[さくらレビュー]は利用者側を仕向けるすべだが、[さくらレビューサイト]は意図的に[良いレビュー・良い口コミ]しか反映させないようにするなど行う。
目的:お店を高評価にしてあげる代わりに店から金をもらうため。
【食べログ3.8→3.6問題まとめ】年会費を払えば本当に点数は上がる!? | FC REAL CONSULTING TOKYO~飲食店webコンサルティング・マーケティング〜
▼インフルエンサー&サクラ
[サクラフォロワー・サクラ登録者]
・人気の目安になる。
・信用度の基準となる
・一定数を超えないと使えないサービスある
↑
それらのメリットのために登録者増やしサービスから[サクラ登録者]を買う。
・人気の目安になる。
・信用度の基準となる
・情報を拡散させやすくなる
↑
それらのメリットのためにフォロワー増やしサービスから[サクラフォロワー]を買う。
サービスで買うだけでなく
・ツイッターの[いいね]
・youtubeの[高評価ボタン]
をツイート主・動画主とは別のアカウントを作り、そのアカウントに”いいね”や登録などをさせる。
▼インフルエンサー、フォロワーを増やした後は
バンドワゴン効果(マイブーム→流行):行動経済学とデザイン07|ジマタロ|note
↑
この記事がわかりやすい説明されています。
サクラ
インフルエンサーを評価する
↓
サクラではない人
インフルエンサーがスゴイ人と感じる
↓
ほかの人
インフルエンサーがスゴイらしいので、とりあえずスゴイと思い込む。
これがバンドワゴン効果
演出・進行のサクラ
[客上げのサクラ]
大道芸やマジックなどの演出のひとつで、お客様の中からお手伝いをお願いしてステージ上に上がっていただくことです。
以上が普通の客上げ。
サクラverの場合は、その手伝う客自体が仕込みであり。
「こういう時にはこうして」とあらかじめ頼んである。
[番組の仕込み客]
・番組の観客席の仕込み
・番組に都合の良い質問をさせる
・多数決や点数を操作できる
客の挙手で、あたかも客観的な集計結果を取ったかのようにミセカケをする。この手のサクラがいることで、製作者側は番組を思い通りに進めることができる。
[笑い声でサクラ]
広義で捉えるとテレビ番組で[SEとして使われる笑い声]もサクラと考えることもできる。
[大向う(おおむこう):舞台用語の隠語・通言]
主として歌舞伎で用いられ、
・芝居小屋の向う桟敷の後方
・舞台から最も遠い客席
・そこに座る客
↑
これらの安価な席にたびたび通ってくる見巧者の客
[”大向う”の発展でサクラ]
・大向うに座った客が掛ける声
・大向うに座った客そのもの
↑
これらをサクラと呼ぶようになり
[ヤラセサクラ(ニセの客)]の語源で有力視されている。
[一般的な店の仕込み客]
・目的1 お店が売れてるように見せる
・目的2 売り物の価値があるように見せる
・手法1 サクラが客になりきり買う
・手法2 店の関係者が私服で買う
・効果 出店や屋台形式の売り場では効果大
▼パチンコのサクラ
サクラに大当たり出させる
→周囲の人は当たりやすいと勘違い
→打ち続ける望みを与える
仕込みの客に大当たりを出させることでパチンコで当たりやすい設定と思い込ませる。また、当たりがでることで場をメデタイ状態・雰囲気にさせ、客にパチンコをうち続ける気持ちにさせる。
▼クジのサクラ
ネット上の商売やコミュニケーションの1つとして、自作のクジを売るというものがあります。
自作のクジを身内に当たらせて、それをTwitterでツイートさせる。
→それを見た人が「あのクジ当たり出やすそう!」と思う
→その気持ちのまま買うものの全く当たらず
悪質な点として、そもそも当たり自体を入れてなくて身内に当たらせたものは身内から返してもらうということもされている。
ネット上のクジなので、買う側が選べず、買われてから作り始めることもできる。当然、中身はハズレ。
その中でも商品の中身が薄いモノ〚写真・カード〛などご入ってるクジは『オリパ』と呼ばれる。
オリパはたびたび問題になっている
参考 http://mahasoku.blog.jp/archives/1067259775.html
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▼数増しのサクラ 〜 店の行列
- 新装開店・キャンペーンなどイベント時に、そのイベントが盛り上がってるように見せるためサクラで行列を作らせる、クジなどで[仕込みで大当たりを出させる]など行う
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▼数増しのサクラ 〜 イベント
[プロレス客のサクラ] - ・サクラとして客席に座る
- ・サクラとして応援団になる
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- これらで客が多くいるように見せて盛り上がる会場にする。特にプロレス低迷期に使われるらしい。
- [ランキング操作のサクラ]
- 自社(または関係会社)がCD買う
- →売上あがる
- →ランキング上位
- →世間に人気のあるという印象与える
★桜といえば春、春といえば入学シーズン★
▼情報商材のサクラ
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印象操作・選別のためのサクラ
[サクラでつくる情勢]
何かの会見・ミーティングを開く時に、サクラを仕掛ける側に有利になる考えの人が多くなるように、同じ考え・派閥・勢力の人間を選び抜き、多めに参加するように仕掛ける。
[回答者がサクラ]
調査・アンケートなどにおいて、サクラを仕掛ける側にとって好都合な調査結果にするために調査対象者の中に送り込まれた回し者。
疑似サクラ
[印象操作の構成]
テレビ番組の討論・解説などで、偏った考えを持つ人を用意し討論・解説の結論が偏りやすい構成にする。その結果、世間に対する印象操作になる。これ自体はサクラとして雇われたわけではないがサクラにありがちな[やらせ・選び抜き]を行っている。
ヤラセは演出でもある
花のサクラは春以外にはあまり耳にしない言葉ですが、[ヤラセサクラ]は悪巧みをする人がいる限り年中 耳にする言葉になります。もちろん演出の上でのやらせは全てが悪しきことではありませんので盛り上げるための演出と捉えるべきサクラらもあります。
演出ではない詐欺行為のサクラ
・出会い系サイトのサクラ
・ニセ当選報告
・印象操作系のサクラ
・サクラで信用させて悪徳商法
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これらは悪しきサクラと捉えてもいいでしょう。
誘惑のためのサクラを見抜く視点は持っていたほうがいいでしょう。
フォロワー買い=広告
しかし、フォロワーを買うなどはひとくくりに悪しきこととは言えません。
それのわけ
[フォロワーを買うというのは広告を打ち出すことと似ている]
・フォロワーを買うことで注目させることと
・広告を打ち出して注目させること
終着点は同じですね。
・フォロワーを買うことで信頼度(ブランド力)アップ
・広告を打ち出して信頼度(ブランド力)アップ
終着点は同じですね。
例えば、あなたが好きな[商品・タレント・歌]などで
「これはもっと評価されてもいいんじゃないか?」
と思うものが1つくらいはあるはずです。
でも、それらの宣伝力などが足りなくて
「せっかく内容がいいのにモッタイナイ…」
とか思ったことありませんか?
そう!
正当な評価がされてないものが評価される道筋の1つに
[フォロワー買い・広告]などがあるということです。
桜について他にも詳しく知りたい
この記事では悪い意味に聞こえる桜ばかり紹介したので、以前書いた[良い意味・和の心]を伝える桜の記事も見てほしいです。
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