「主君に〝
”まみえる”問題
・見知らぬ人を見て[主君のように見える]は[みえる]
主君に会う意味で使うはずが別な解釈をされる
・文脈によっては見を[まみ]と断定できない
書き手の意図は伝わらず、読み手の理解が不完全になる
・文脈から考える時間がかかる
0.5秒でも考えれば積み重ねで、かなりの時間になる
▼ [見え]=[みえ] or [まみえ]
相見えかる
[相見え]の部分は[あいまみえ]
1字1字で考えたら
[相=あい]+[見え=みえ]=あいみえ
しかし、慣用的に「あいまみえ」と読みます。この場合は判別できますし、知ってなくてもなんとなく記憶をたどり読める場合があります。
”まみえる”問題の影響
・書き手は読み手のマナビを批判し
・読み手は自己嫌悪を起こす
↑
つまり、メリットがありません。
漢検の問題では同音異義語の問題も出ますが、国は常用漢字表外読みを制定し、読みの紛らわしさをなくす動きをしている。だから”漢検準一級・漢検一級”は自己満足でしかない。
▼読む順で漢字を読むのが普通
●日本語の文を読む方向
【横書き】左から
【縦書き】上から
文を ストレスなく読める とは?
流れるまま読める文 と答えます。
この流れるまま読める文 を考えてみましょう。
▼流れるまま読める文
どんな文が 流れるまま文を読めるか?
その前に、定義として この記事においての「流れるままとは何か」を定義します。
流れるままと読む
・漢字の読みを間違えにいくい
・戻って読み直すことが少ない
・漢字の読みに迷う時間が少ない
文字・単語などを考える手間が少ないといけません。
文字を読む順そのまま読めればストレスがたまりません。
【 3つの「描」の 例文】
・[
・[
・[
↑
この3つの文は 見せる・伝える の部分まで把握してから読まないと「描」の読みがわかりません。状況によっては、後ろに続く文まで読まないと「描」の読みがわかりません。
※どちらで読んでも間違いではありませんが、一般的に [そう読んだ方が自然] というのは例文の通りの読み方です。ちなみ自称 [言葉遣いマスターさん] は 例文の通りに読まないと間違い扱いしてきます。
▼よく使われる読み方を想定
▼押し付ける難読漢字=自己満足
・難読漢字を仕事で人に見せる書類に使う
・難読漢字を人に書かせる
↑
難読漢字は趣味で使うべきものであり、[みなが関わる仕事] などで無理に使うと、 [コミュニケーションの妨げ] になり、仕事効率を落としています。
・難読漢字を趣味で勉強
・難読漢字を創作で使う
↑
使っても許されるのはこの2点です。
▼おわりに
「漢字を勉強したから、使いたい!」という気持ちは分かります。しかし、[何でもかんでも無理に漢字] を 使うことは問題点があるというのを認識したほうがいいでしょう。
「漢字コンプレックス」は、大昔から あります。「漢字コンプレックス」が 無くなる日は来るのでしょうか?
それを無くすためには、
・なぜ漢字を覚えるのか?
・なぜ漢字を使うのか?
を認識しなければいけないと思います。
「日本語 での 伝え合い」 が 滞りなくすむ未来を願っています。
【”まみえる-見える” 意味】
デジタル大辞泉@小学館:https://daijisen.jp/digital/
[動ア下一][文]まみ・ゆ[ヤ下二]《「みえる」は見られるの意で、相手から見られるというところから》A: 「会う」の意の謙譲語。お目にかかる。「主君に―・える」B: 顔を合わせる。対面する。「両雄相―・える」C:妻として夫に仕える。「貞女は二夫に―・えず」
kw:どうじいおんご、とうしいおんこ、ドウジイオンゴ、doujiionngo、doujiiongo、同時イオン語、同字異音語、
同字異音言葉、
どうじいぎご、とうしいきこ、ドウジイギゴ、doujiigigo、同時意義語、同字意義語
どうじいおんいぎご、とうしいおんいきこ、ドウジイオンイギゴ、doujiionnigigo、同時イオン意義語、同字異音意義語
同音異義語、doujiionngo、doujiiongo、douonnigigo、douonigigo