「感謝」ではなく、「ありがとう・ありがとうございます」を使う場面ってなんでしょう?
その場面になれば 自然と出るコトバでも、いきなり「いつ使うの?」と聞かれたら答えられないかもしれません。
▼「ありがとう」は すぐさまお礼するとき
▽その行いに対してのお礼をすぐする
たとえば、両手に荷物を持っていて ドアが開けにくいときに、自分の代わりに誰かがドアを開けてくれた場合に なんと言いますか?
助けてくれた人に対して、
「感謝!」
「感謝します。」
だけで済ますのは一般的ではありません。
今してくれたことに すぐお礼を言う場合には、
「ありがとう」
「ありがとうございます」
と言うのが普通です。
そして、「感謝」というコトバを発するのであれば、
「ありがとうございます! 大変感謝しております。」
などのように、「ありがとう」も いっしょに言うことが多いです。
説明されれば、
😐「そりゃそうだろう。」
と思ってしまいますが、この違いを説明している記事や辞書が見当たらないので記事にしました。
▼ヒトリゴト・日記・歌詞などで「"感謝"のみ」が起こる
さきほどの話は人に対して放つセリフとして、「"感謝"のみ」は オカシイ という話でした。
では、人に向けてのコトバではなく「
▽「ヒトリゴト」のようなもの
【「ヒトリゴト」のようなもの】
・心の声
・日記
・歌詞
・声に出す一人言
など
例をあげると
【心の声】便利に生きられるのは、先人の発明に感謝しなきゃなあ。
【日記】今日も、トモダチが悩みを聞いてくれた。いつも感謝している。
【歌詞】感謝してるぜ!
【声に出す一人言】さっきの人親切だったなあ、感謝感謝。
↑
これらのセリフ・歌詞の中に「ありがとう」がなくても不自然な感じはしませんよね。
▼おわりに「外国人への日本語教育」
こういった違いというのは「明文化」されていないことが多いです。
明文化されていなくとも、日本人は場面ごとの用法を生活の中で積み重ねていくため、自然に使いわけられます。
しかし、「
そのため、日本人が"なんとなく"使い分けているコトバを、論理的に覚える必要があります。
そういった意味で この記事は とても有用な記事と言えます。
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