和語の里 - 日本語・データ化・考察 -

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【⛔誤読データ集】あ行〜。日本語は略・訛りの💥オンパレード!💥【私家版読み変辞典的なもの】

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🦊 こんにちは 🦊

この記事は「もとの読み(音)から変わってしまった言葉」をまとめる記事です。随時更新予定ですので、結果的にまとまっていくと思います。 

今の収録基準として、辞書に見出しとして載っているものを収録、辞書に「〇〇とも読む」と書いてある語を収録するつもりです。

 

↑は行以降はこちらから

 

 

▼読み変辞典のタグ説明

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 タグつけしていますが、暇な時に追加しているので、ほとんどタグつけスミではありません。

・misr=略されることによる読み変

・dakur=濁音がついて音変わり、その濁音の原因が連濁

・near=近い音に影響されて、その音に近い音になっている変化。例として「おらす(織らす)→おろす(織ろす)」の変はりさま。[おらす]と似ている音・近い音(near音)の[おろす(下ろす・降ろす)]に影響されて、[おらす]→[おろす]と変わったと考えられる。

・onb=O Nn Binn(音便)、音便変化が起きているもの。

・onbn=音便変化の中で撥音便(ン音便)が起きているもの。

・ott=Onn i TennTou(音位転倒)。前後の音が入れ替わったり、濁音が入れ替わる

・san=母音が変わっている。

・unofc=世間ではそう発音する人や表記する人も多いが、採用してる辞書が少ないため間違い扱いのもの

 

▼読み変辞典(読み変データ)

【A Aa あ】

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あいにく;あやにく→あいにく;生憎;デジタル大辞泉小学館)[あいにく]によると《「あやにく」の音変化》と書かれている。 

あきはばら;あきばはら・あきばばら・あきははら→あきはばら;秋葉原;ott;[秋葉+原]なら[あきばはら]、[秋+葉+原]なら[あきははら・あきばばら]などと読めるが、そのどれでもない[あきはばら]という音変化に至っています。音位転倒。

あせっかき;あせかき→あせっかき;汗かき→汗っかき;[汗っかき]のような[促音足しTypeの言葉]は、補足でまとめる。

あでやか;あてやか→あでやか;貴やか→艶やか;daku;辞書には[女性の容姿がなまめかしいさま。美しくて華やかなさま。]とありますが、女性に限らず色っぽい男性に使ってもよさそうというか使っている人は世の中にいそうです。というのも語源の[貴やか]が男女問わず使える[優雅で美しい・気品のあるさま]という意味だからです。

 

あっぱれ;あはれ(あわれ)→あっぱれ;哀れ→アッパレ・天晴・遖;デジタル大辞泉にて「天晴れ」は当て字。「遖」は国字。と説明されていることから、原義の漢字「哀れ」を用いていないことになる、そのためか「ひらがな・カタカナ表記が多い」。

あまつさえ;あまりさへ→あまりさえ→あまっさえ→あまつさえ・あまさえ;剰え;[あまつさえ]は促音便と表記上の問題が重なって生まれた音。[あまさえ]は促音省略が広まったものと聞き取りミスから生まれたと考えられる。

「あまつさえ」語源。https://kotobank.jp/word/%E5%89%B0%E3%81%88-427058

「さえ」語源。https://kobun.weblio.jp/content/%E3%81%95%E3%81%B8

 

あたらしい;あらたしい→あたらしい;新しい;ott;[新=あら]である、[新た(あらた)・新手の(あらての)]などからわかる。

 

あほんだら;あほだら→あほんだら;阿呆陀羅→阿呆ん陀羅;

 

あん→あんず;杏;唐宋音の漢熟語「杏子(あんず)」を「杏」のみで読んでしまったもの 。中国語「杏仁」は「シンレン」。

出典:杏 - ウィクショナリー日本語版

音読み
呉音 : ギョウ(ギャゥ)
漢音 : コウ(カゥ)
唐宋音 : アン
慣用音 : キョウ(キャゥ)
訓読み:りょう、からもも
特殊な読み:アンズ
本来は唐宋音の漢熟語「杏子」の読み 

 

【A Ai い】

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いかが;いかにか→いかが;如何にか→如何・如何に;例=いかがでしたか?。例=万葉(8C後)二・一〇六「二人行けど行き過ぎ難き秋山を如何(いかにか)君が独り越ゆらむ」。

いちじく;えいじつか→いじつく・いじちく→いちじく;映日果→無花果;縮音と転倒

 

 

【A Au う】

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うな(魚類);うなぎ→うな;ウナギ・鰻;misr;デジタル大辞泉小学館)の【うな【×鰻】 の解説によると「うなぎ」の略。

うなだれる;うなたれる→うなだれる;項垂れる;dakur;精選版 日本国語大辞典【項垂(読み)うなだれる】 の解説によると[古くは「うなたれる」]と書かれている。

 

【A Ae え】

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いちじく;えいじつか→いじちく→いちじく;映日果・無花果;ott san;「イチジク」の語源には異説もある。

うってんばってん;onbt;うんでいばんり→うんてんばんてん・うんてんばんでん・うんでんばんり・うってんばってん・うんどんぼんでん;雲泥万里;雲と泥、天地の隔たりであること。大違いであることのたとえ。音変化の種類は精選版 日本国語大辞典の「うんてんばんてん」と「うんでい‐ばんり【雲泥万里】」を参照。精選版 日本国語大辞典「うんでいばんり」の[語誌]には、『中国の古典に、四字熟語の成句として存したかは不詳。日本では、中世、近世を通して広く用いられていたらしく、元祿一二年(一六九九)の「諺草‐宇」に「雲泥万里(ウンデイバンリ)〈略〉雲天万里と云は誤」とあり〜』と書かれている。

 

【A Ao お】

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おうばんぶるまい;dakur sanwo;わんはんふるまひ→わんはんぶるまい→おうばんぶるまい;椀飯振舞→大盤振舞;

おしめ;おしめし→おしめ;▽襁褓/▽御湿;デジタル大辞泉によると[しめし(湿布)→しめ]と略されたようだ。意味は[オムツ]

おっくう;おくこう→おっこう→おっくう;億劫;デジタル大辞泉小学館)の【億劫】の解説によると、「おっこう(億劫)」の音変化のようです。[おっこう]自体も[おくこう]の[促音便]です。

おどし;威し;脅す;tng

おほひと(おおひと)→おびと(首);部族の統括者、学研全訳古語辞典 [おびと]によると「大人(おほひと)」の変化した語。  

おむつ;shuku;おむつき→おむつ;▽御襁褓;[おしめ・おむつ]のこと。デジタル大辞泉によると《「むつ」は「むつき」の略》

おもんばかる・おもんぱかる;dakur nnari;おもひはかる→おもいはかる→おもんばかる・おもんぱかる;思ひ量る→思い量る→慮る

おろす;おらす→おろす;織らす→織ろす;near;デジタル大辞泉[織ろす オロス]によると、《動詞「お(織)る」の未然形に上代の尊敬の助動詞「す」が付いた「おらす」の音変化》で[織る]の尊敬表現。近い(near)音の[おろす(下ろす・降ろす)]に影響されて、馴染みのない[おらす]という音より、[おろす]の方が発音しやすく変わったのかもしれません。

おんぶ;おふ(おう)→おぶう→おんぶ;負ふ(負う)→負ぶう→負んぶ;「背負う・仕事などを引き受ける」などの意味から、音変化とともに「生き物を背負う」に限定されていった。さらに比喩として「金銭面の援助を受ける」という使い方にも発展。変化について、デジタル大辞泉デジタル大辞泉「おんぶ【▽負んぶ】」にて《動詞「おぶう」の音変化から》とある。デジタル大辞泉「おぶう〔おぶふ〕【▽負ぶう】」にて《「お(負)う」の音変化》とある。

 

 

 

 

【K Ka か】

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がいしゅつ;きしゅつ→がいしゅつ;既出;辞書上に[がいしゅつ]読みはナシ。そして、「」の字にも「ガイ」読みはナシ。実際に使う人も「身内ノリ・ネットスラング的にワザと〝がいしゅつ〟読み」しているのがほとんど。ただし、部品読みをして、本当に間違えて覚えてる人もいる。また、その漢字を習ってない子供も間違う。

かぞえ(かぞえる);かづへ→かづえ→かぞえ;数へ→数え;san rymt;デジタル大辞泉「かずえ〔かずへ〕」 での意味=「数の中に入れること。かず。かぞえ。」とあることから、この[かづへ]が[かぞえ]のもとと考えるのが妥当ではないでしょうか。

かぢ・かじ;かねうち→かぬち→かんぢ→かぢ;金打ち→かぬち→かんぢ→鍛冶(当て字);デジタル大辞泉[かぢ]によると《「かねう(金打)ち」から「かぬち」「かんぢ」「かぢ」と変化した語》

かんな;かな→かんな;;精選版 日本国語大辞典にて、(「かな(鉋)」の変化した語) とあります。おそらく、「かな(鉋)」自体は「かね・かな(金)」と 関わると考えられます。

〔新撰字鏡(898‐901頃)〕※大鏡(12C前)二「〜かなかきて、まかりいでつつ」
※宗長日記(1530‐31)「〜手をのかんなに及ばぬは」
[語誌]「新撰字鏡」や「十巻本和名抄」「色葉字類抄」には「カナ」、「観智院本名義抄」には「カンナ」「カナ」両形がみえる。節用集類にも両形がみえるが「カンナ」の方が多い。「日葡辞書」では「Canna(カンナ)」を掲出するが、複合語には両形が用いられている。

 

かみへ(かみべ)→かうべ→こうべ;首・頭;頭の意味。学研全訳古語辞典 によると、[かうべ→かみべ]ウ音便。[かうべ→こうべ]※[かみべ]自体の見出しなし

かはわらは(かわわっぱ)→かっぱ;カッパ・河童;デジタル大辞泉「かっぱ ▽河▽童」 の解説にて《「かわわっぱ」の音変化》とあり

かれぴ;かれぴっぴ→かれぴ;彼ピッピ→彼ピ;

 

 

かざみ;かんさん→かざみ;汗衫;おそらく「かんさん→かざみ」の直接の変化ではなく、「かんさん(KaNSaN)→かさん(KaSaN)→かざん(KaZaN)→かざん(KaZaM)→かざん(KaZaMi)」のようなルートだろう。縮音と連濁と母音つけ。

 

 

【K Ki き】

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ぎこつなし→ぎこちない・ぎごちない;ギコツナシ→ギコチナイ・ギゴチナイ;デジタル大辞泉[ぎこちない]によると「ぎこつなし」の音変化のようだ。意味は[動き・発声が滑らかでない]。
きび;きみ→きび;気味;精選版 日本国語大辞典「気味(読み)キビ」によると、「"きみ(気味)"の漢音読み・「"きみ(気味)"の変化した語ともいう」と書かれている。[ともいう]なので確定ではないかもしれない。
きび;きみ→きび;×黍/×稷;デジタル大辞泉小学館 [きび]に「きみ」の音変化と書かれている。古くから穀物として栽培。ウルキビ・モチキビなど多くの品種がある。 トウモロコシの別名。

 

 

 

【K Ku く】

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【K Ke け】

けいだく;恵沢;けいたく→けいだく;dakur;デジタル大辞泉「けい‐たく【恵沢】」にて、《「けいだく」とも》と書かれている。
げんいん→げいいん;原因;

 

 

【K Ko こ】

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こうむる;かがふる→こうぶる(かうぶる)→こうむる;被る→被る※漢字表記は変わらず;特記参照

特記:

デジタル大辞泉小学館)【こうぶ・る〔かうぶる〕▽被る/×蒙る】 によると《「かがふる」の音変化》とあるので、[かがふる→こうぶる(かうぶる)]※これをAとする。
デジタル大辞泉小学館)【こうむ・る〔かうむる〕被る/×蒙る】 によると[こうぶる→こうむる]※これをBとする。
デジタル大辞泉小学館)【かぶ・る▽被る/▽冠る】によると《「かがふる」の音変化形「かうぶる」からさらに変化した形》とあるので[かがふる→かうぶる→かぶる]※これをCとする。

【A】[かがふる→こうぶる(かうぶる)]
【B】[こうぶる→こうむる]
【C】[かがふる→かうぶる→かぶる]
ABCから
[かがふる→こうぶる(かうぶる)→こうむる]
[かがふる→こうぶる(かうぶる)→かぶる]

 

ごっくりおうじょう;ごっくり往生;こっくり往生→ごっくり往生;dakua;;精選版 日本国語大辞典デジタル大辞泉の【こっくり往生】によると 「ごっくりおうじょう」ともいうようだ。

ごねる;ごてる→ゴネる;[ごねる]になかった意味を[ごてる]に加えてる。精選版 日本国語大辞典によると「不平を言う。文句をならべたてる。」の意味の〝ごねる〟は「ごてる」との混同によるものと思われると書かれている。つまり、別な言葉の意味で〝ごねる〟を使っているということ。
こんにちは;こんにちはごきげんいかがですか→こんにちは;今日はご機嫌いかがですか?→今日は;

 

 

 

 

  

【S Sa さ】

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さんさか・さんざか→さざんか;山茶花;;[山(さん)・茶(さ)・花(か)]

 

さやうならばごきげんよふ→さやうなら→さようなら;サヨウナラバお別れですね;;[洒落本 by 曾我糠袋]『さやうなら、御きげんよふ』

【S Si し Su す Se せ So そ】】】

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しおまねぎ;しほまねき(しおまねき)→しおまねぎ;潮招・望潮・(辞書表記にナシ)潮招き;デジタル大辞泉小学館)[しおまねき]にて《「しおまねぎ」とも》と記される。
 

しかして;しかくして→しかうして→しかして;而して・然して;[そうして・それから]の意味。学研全訳古語辞典[しかうして]には<「しかして」とも>と記され

したづつみ;したつづみ→したづつみ;舌鼓;ott;[舌(した)+鼓(つづみ)]なら[したつづみ]になるのが普通で、そこで連濁が起きても[したつづみ→したづづみ]となるはずですが、もともと濁音[づ]だった部分が清音[つ]になっています。この根本の原因が[音位転倒]なのか[連濁]なのかは不明、ただ結果的だけ見ると音位転倒が起きていることになります。しかし、一度、[したづづみ]となったあとに[したづつみ]になったと考えられるので、この場合は、[連濁]が根本の原因となります。

 

しっぺ;しっぺい→しっぺ;▽竹篦→竹ぺ;しつけ・指導に用いた法具、それを使って打ちたりしたのか…転じて[指揃えて手首打ち]を指す言葉に。デジタル大辞泉[しっぺい]の意味に[しっぺ]の意味がある

しっぺがえし;しっぺいがえし→しっぺがえし;▽竹篦返し→竹ぺ返し;デジタル大辞泉によると《竹篦で打たれたのを、打ち返す意》を由来としている。意味は[すぐに仕返しをすること]。[しっぺい]自体の意味は[しっぺい]参照

しゃあない・しゃーない;しかたない→しゃあない・しゃーない;仕方ない;しゃあない;mis;

しゅったい;しゅつらい→しゅったい;出来;デジタル大辞泉小学館)参考。意味は「事件や物事が起こること」。 

しょうもう;bushu;しょうこう→しょうもう;消耗; 

 

すくつ;neta;そうくつ→すくつ;巣窟;意図的な誤読 

ずんば;ntasi;ずは→ずんば;ズハ→ズンバ;意味は[〜でなかったら]。学研全訳古語辞典[ずんば]によると〝「ずは②」に、強調のための撥(はつ)音が入るとともに「は」が濁音化したもの。〟と記されてる。意味=[もし…でないならば]

ぜかぜか;せかせか→ぜかぜか;デジタル大辞泉[せかせか]にて[「ぜかぜか」とも]と記されている。意味は[慌ただしい・急いでるさま]

そうさつ;そうさい→そうさつ;mis;出典:デジタル大辞泉に[そうさつ]として見出しあり、意味は[コロシアイ・そうさい(相殺)]。「ソウサイ(相殺)」を字のままソウサツと読んだ結果
ぞっこん;そっこん→ぞっこん;ソッコン→ゾッコン;精選版 日本国語大辞典[ぞっこん]によると古くは「そっこん」。意味は[心の底・心から]。「そこ(底)」由来だろうか?
そら;すら→そら;スラ→ソラ;学研全訳古語辞典[そら]にて、〝「すら」の変化した形。〟とある。例:犬そら棒に当たった。※出典今昔物語集などでは[ですら]のように[でそら]の形をとっていない。中古末期から中世にかけて、漢文訓読文に多用された。
そんじょそこら;そんじょうそこら→そんじょそこら;ソンジョウソコラ→ソンジョソコラ;;[そんじょう]意味=事物・場所・時・人などについて、具体的な名をあげずに示すのに用いる。「その」「それ」「いつ」「だれ」などの上に付いて、語の意味を強める。そんじょ。
そんで;それで→そんで;其れで→其んで;n;[そんな]ももとは[それな]なのかは不明
 

 

【T Ta た】

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たとて→たって;タトテ→タッテ;探したとて見つからない→探したって見つからない。デジタル大辞泉小学館)の[たって]《過去の助動詞「た」の終止形に接続助詞「とて」の付いた「たとて」の音変化》と書かれている
といったって→たって・ったって;タトテ→タッテ;趣味といったって、経験者にはかなわない→趣味ったって、経験者にはかなわない。デジタル大辞泉小学館)の[たって]《格助詞「と」と動詞「いう」の連用形に接続助詞「たって」の付いた「といったって」の音変化》と書かれている
 
だにも→だんも→だも;ダニモ→ダンモ→ダモ;意味は[〜でさえも]。学研全訳古語辞典[だも]によると、〝副助詞「だに」に係助詞「も」が付いた「だにも」が「だんも」↓「だも」と変化した語〟とある。

*1

 
とあり→たり;と有り→たり;意味は[である・だ]。学研全訳古語辞典[だも]によると、〝格助詞「と」+ラ変動詞「あり」からなる「とあり」の変化した語。〟とある。

*2

 

 

【T Ti ち】

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【T Tu つ】

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ついり;つゆいり→ついり;(当て字)梅雨入り・(当て字)入梅デジタル大辞泉小学館)[ついり]にて《「つゆいり」の音変化》とあり。

 

 

【T Te て】

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【T To と】

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とおり→とうり;通り;
とのも;とのもり→とのも;殿守・(当て字)主殿;;デジタル大辞泉小学館 [とのも]参考『「とのもり(主殿)」の略』、意味=[宮中の雑役や、蔵人 (くろうど) 拝賀のとき賜る湯づけの給仕をした女官]などの意味。

 

ともあれ→とまれ;トマレ;;ともかく。参考(デジタル大辞泉)

 

【N Na な】

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なかんずく;なかにつく→なかんづく・なかんずく;就中;漢文訓読;精選版 日本国語大辞典[就中]によると、漢文訓読に由来と書かれている。それを[なかにつく]と読んだ後にナマリが起きたのだろう。
なこうど;なかびと(なかひと)→なかうど→なこうど;仲人;hito;出典:デジタル大辞泉[なこうど]によると《「なかびと」の音変化》
なごり;なみのこり→なごり;波残り・(当て字)余波→名残・名残り;漢文訓読;デジタル大辞泉[なごり]によると《「なみのこり」の音変化》。[余波]表記は、中国語にも同じ意味合いの言葉があり、「余波(よは)」という言葉がすでにあるなかで、[なごり]の音に当て字したか、漢文訓読から派生したのかどちらか。[なごり]がさらに訛り[なごろ]とも呼ばれる。
なごろ;なみのこり→なごり→なごろ;波残り・(当て字)余波→名残・名残ろ;漢文訓読;デジタル大辞泉【なごろ 余波】 の解説によると、《「なごり」の音変化》。[余波]表記は、中国語にも同じ意味合いの言葉があり、「余波(よは)」という言葉がすでにあるなかで、[なごり]の音に当て字したか、漢文訓読から派生したのかどちらか。
など(ナゼ);なにと→など;何と→何ど;;意味は[なぜ・どうして]。デジタル大辞泉によると《「なにと」の音変化》「などかくはするぞ」〈宇治拾遺・一〇〉
など(複数);なんど→など;何と→等・抔;;意味は[複数]など(詳細略)。デジタル大辞泉によると《副助詞「なんど」の音変化》
なのだ;なのだ→なんだ;ナノダ→ナンダ;;そうなのだろうか?、そうなんだろうか?
 
なんら;なにら→なんら;何等;;例:高いクセに安物となんら変わらない品質。デジタル大辞泉[なんら]によると《「なにら」の音変化》と記されている。
 

 

 

 

【N Ni に】

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【N Nu ぬ】

 

【N Ne ね】

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【N No の】

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★TAG一覧★

 【pcu】「PiCk Up(ピックアップ)」から

・面白い 読み変

・何かの解説に使えそうな読み変

 

★定着・辞書採用ではない読み★

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いはゆる→いわゆる→しょかつ・しょいん・しょい;所謂;当て字読みではなく漢字の読みそのまま読み[しょいん・しょい]と読む人がいる。「所謂(いわゆる)・所轄(しょかつ) 」が互いに似ているため、[しょかつ]と読む人がいる。「しょい」でなく[しょいん]読みする人がいるのは「韻(いん)・謂(い)」が似ていることから 
しんちょく→しんぽ;進捗→進歩;した。
ちょうず→ てみず;手水;した。
けなす→とぼす;貶す;した。
なにとぞ→なにそつ;何卒;した。

 

 

 

▼促音便ナマリ辞典

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[促音足しTypeの言葉]をまとめました。

▽促音便扱いで表記も変わるが、ただの息継ぎがもとなんじゃないか?ってもの

あせかき→あせっかき;汗かき→汗っかき;

 

▽「〇〇+こ(子)」は「〇〇っこ」になりがち

 おいこ→おいっこ;甥子→甥っ子;
ぶりこ→ぶりっこ;ブリ子→ブリッ子

 

▽「K音(か行)」の次に「K音(か行)」漢語

がくこう→がっこう;学校;「K音(か行)」の次に「K音(か行)」が来たら促音便が起きがち。漢語の言葉はたいていコレ
 

▽「ONOMATOPE(オノマトペ)」の促音足し

かちこち→かっちんこっちん;カチコチ→カッチンコッチン;Onomatope全体の傾向で促音便・撥音便が起きやすい

 

▽今の読みに変わったというより、別な読みが淘汰された?

デジタル大辞泉小学館)【くっ‐ぷく 屈伏/屈服】にて《古く「くつぶく」とも》と記されている。[とも]なので、[くっぷく・くつぶく]両方あったのだろうか。

 

 
 

 

 

 

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🌻いかかでしたか♪

 

正しい日本語を使ってるつもりでも、その言葉が「ナマリ・略によって変わっている言葉」ということもあります。

正しいと認知されている読みが、もともとの読みではないものも多いということです。

 

この記事(辞典)をつくった意図

=すべての人が日常的に訛ったり、略されたりした読みを使っている自覚を持ってほしい。

 

そして、その自覚から、「人の読み変(ヨミヘン)」をバカにしたりするのをやめましょうという訴えです。

 

参考:

「音変化」を説明文に含む言葉1ページ目 - goo国語辞書

 

 

 「検索の表記ブレの表記ゆれ」:ごよう ゴヨウ goyou 御用 誤用 ご用 五葉 5葉 五洋 ご陽 呉用 五陽 梧葉 牛羊 五曜 梧洋 呉葉 語用、ごどく ゴドク godoku、誤読 ご毒 五毒 ご読 御毒 御読、なまり ナマリ 鉛 訛り 鈍り namari、 りゃくご 略語 リャクゴ ryakugo

 

*1:

学研全訳古語辞典
だも
副助詞
《接続》種々の語に付く。〔軽いものを例示し、他の重要なものを類推させる〕…でさえも。…だって。
出典和泉式部集 
「夢にだも逢(あ)ふと見るこそうれしけれ」
[訳] 夢にさえも(あなたに)会うこと見るのはうれしいことだ。
参考(1)中古以降に現れ、主に漢文訓読調の文に用いられた。(2)副助詞「だに」に係助詞「も」が付いた「だにも」が「だんも」↓「だも」と変化した語。

*2:

出典:学研全訳古語辞典

たり
助動詞タリ活用型
《接続》体言に付く。〔断定〕…である。…だ。
出典平家物語 一・鱸
「清盛(きよもり)、嫡男たるによって、その跡をつぐ」
[訳] 清盛は、正式の長男であることによって、その(死んだ父の)家督を継ぐ。
注意 完了の助動詞「たり」や「漫漫たり」などのタリ活用形容動詞の語尾と混同しないようにすること。
参考 格助詞「と」+ラ変動詞「あり」からなる「とあり」の変化した語。
語の歴史中古には漢文訓読の文章に用いられ、和文にはほとんど用いられなかったが、中世以降和漢混交文に用いられて一般化した。