和語の里(Wagonosato) - 日本語・データ化・考察 -

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当て字辞典風 さ行「そ」【漢熟語当て字・ヤンキー当て字・歌詞の当て字などの日本語まとめ】


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【さ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0sa
【し】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0si
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【S So そ】

そうしそうあい;dqny atj ;相思相愛;走死走愛・走志走愛;「走志走愛」は、珍走団・暴走族などの気持ちを表すので、当て字の意図はわからなくもないが、「走死走愛」は「死んだらアカン」としか思えない。まあ、「バイクで走って死ぬなら本望」みいたいな心からかもしれないが、おそらく死んでいいなんて思ってる珍走団・暴走族は100人に1人くらいではないだろうか。ほか99人くらいは、「いや、オレ死にたくねえよ。」と思ってたかもしれない。ただたんに、中二病やヤンキーが「死」という漢字が好きで字面の好みで使ってるだけかもしれない。
そこばく;dqny atj ssn;相思相愛;若干・幾許・爾許;精選版 日本国語大辞典の「そこばく」の見出し漢字表記は【若干・幾許】である。※四分律行事鈔平安初期点(850頃)での表記は「爾許(ソコハク)」。由来は辞書にて(副詞「そこば」に副詞語尾「く」の付いたもの。名詞的に用いられる場合もある)とある。意味は「いくらか(いくつか」「多く」「たいそう(はなはだ)」。※伊勢物語(10C前)七七「そこばくの捧げ物を木の枝につけて」。そくばく【若干・幾許】は「そこそばく」「そくはく」「そくばく」「そこば」「そこばこ」などの読みもあるが、どれも意味は「そこばく」であり、音変化の扱い。;詳細「kotobank.jp/word/若干・幾許-313804」

※そこば‐く【若干・幾許】の[語誌](3)※書紀(720)欽明即位前(寛文版訓)※太平記(14C後)八「廻りける勢に、後陣を破られて、寄手若干(ソクバク)討れにければ」※万葉(8C後)四・七〇六〔大般若経字抄(1032)〕

ぞっと;atjk 2knj knjnasi;noen;悚然・慄然;ぞっと;文豪当て字;デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典どちらも ひらがな表記のみで見出しがつくられている。ふりがな文庫を調べると、第二菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)、飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)、照葉狂言 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)、婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)、海神別荘 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)、星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)、一景話題 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)、甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)、南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)、唄立山心中一曲 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)などが「悚然(ぞっと)」表記である。日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)、政談十二社 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)、日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)、唄立山心中一曲 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)などが「慄然(ぞっと)」表記である。「しょうぜん【悚然/竦然】」とは「ひどく恐れるさま・ぞっとしてすくむさま」の意味。「りつぜん【慄然】」とは「恐れなどのためにふるえおののくさま」の意味。20220812時の「Yahoo!リアルタイム検索30日分では「悚」は184件のツイートだが、まったく日本語の役に立たない四字熟語のTweetやマンガ・アニメのセリフTweetを抜かすと65件のツイートしかない。さらに言えば、それ以外のTweetは日本語ではなく中国語文でのTweetなので、実質1ヶ月に数件程度しか使われていない。;kotobank.jp/word/ぞっと-554692、furigana.info/w/悚然:ぞっと

マンガ・アニメ「BLEACH」という作品のセリフ「我々が岩壁の花を美しく思うのは 我々が岩壁に足を止めてしまうからだ 悚(おそ)れ無き その花のように 空へと踏み出せずにいるからだ」のツイートや、それのパロディTweet
「ランダム四字熟語bot@kadaibotyotei」というアカウントのTweetの四字熟語に「悚」が含まれている例「譲畍悚諮」
   ↑
 これらを抜かすために下の検索ワードを使った。
悚 -岩壁 -我々が -譲畍悚諮 -鴛桶悚堰 -悚禺洙緕 -譲畍悚諮 -靭芬悚彗 -悚低陷嵒 -悚埓藤徇 -媛冂呼悚 -姙訛峡悚 -跪泣蠅悚 -矛髀悚薊 -士蕊嫗悚 -允悚夬騾 -恷悚宅諦 -罩芦暮悚 -科塊球悚 -娥双冖悚 -星悚蜚罧 -悚仆钁杲 -俺圦螺悚 -凵髱悚珞 -釛悚在楡 -悚稗磊緒 -悚徴詮椣


そもそも;atjk 1knj ssn ddj hrknooi knjsukunai ktknsukunai;其も其も;抑・抑々;「そもそも=そも+そも」。「そも=代名詞"そ(其)"+係助詞"も"」。辞書上の漢字表記は「抑」。「抑々」はimegの「そもそも」の変換候補にある。
そよご;ddj plt kym 2knj atj;未確認;冬青;モチノキ科の常緑低木。ソヨゴ、soyogo;dictionary.goo.ne.jp/word/冬青_(そよご)/#jn-131523
それぞれ;atjk 1knj ssn ddj hrknooi knjsukunai ktknsukunai imegari;其々・其れ其れ・其其・夫々;(小栗虫太郎)各・(小栗虫太郎)各々・(小栗虫太郎)各個人・(国枝史郎)各自;それぞれ;昔は「夫」で「それ」を意味する用法がされていたが、現代では ほぼない。当て字扱いにしてないが、現代で わざわざ「夫々(それぞれ)」表記するのはよくない。ひらがな推奨、最悪 漢字で書くにしても「其れ其れ」とすべきだろう。各・各々・各個人・各自などで当て字されているが、当て字する必要性が見当たらない上に、「おのおの・かくこじん・かくじ」などと紛らわしい。なぜかimegで「それぞれ」を変換した場合、第一変換候補に「夫々」がくる。暁月夜(1893)〈樋口一葉〉五「夫々(それそれ)に支度して」。白水社 中国語辞典「夫」では、「文語文※昔の書き言葉」で使う際の意味1に「この・その・かの」がある。;kotobank.jp/word/其・夫-311406、kotobank.jp/word/其其・夫夫-2057919、cjjc.weblio.jp/content/夫


漢字ペディア「夫」
音フ・フウ中 外ブ
訓おっと 外おとこ・それ
意味
①おとこ。一人前の男。「夫子」「丈夫」 ②おっと。「夫婦」「夫妻」対妻・①②婦 ③労働にたずさわる人。「夫役」「農夫」 ④それ。かれ。かな。発語・指示・句末などの助字。

デジタル大辞泉「ふ【夫】[漢字項目]」
[音]フ(呉)(漢) フウ(慣) ブ(慣) [訓]おっと つま おとこ それ
[学習漢字]4年
〈フ〉
1 成人した男。「丈夫・情夫・壮夫・大夫たいふ・匹夫・凡夫」
2 仕事にたずさわる男。「火夫・漁夫・工夫こうふ・坑夫・水夫すいふ・農夫・牧夫」
3 男の配偶者。おっと。「夫君・夫妻/先夫・亡夫・有夫・一夫一婦」
〈フウ〉
1 りっぱな男子。「夫子」
2 おっと。「夫婦」

そろばん;atj 2knj 3knj;すぁんぱん・そうばん→そろばん;(音変化前)算盤・(音変化前)走盤;(見出し)十露盤・(見出し)珠盤・算露盤・双露盤・十呂盤・十露盤・算珠盤・算梯・珠算盤;そろばん・ソロバン;串(くし)刺しの珠 (たま)を動かして計算する道具。デジタル大辞泉小学館)によれば、中国では14〜16世紀にかけて普及、日本には室町末期に伝来したといわれる。ニッポニカの語源説としては、中国の「算盤(スァンパン)」のナマリや、「走盤(そうばん)」のナマリなどの説がある。ニッポニカによると現在までに約50種の当て字が明らかにされているようだ。森鴎外福沢諭吉も「十露盤(そろばん)」の当て字を使ってしまっている。福沢諭吉にいたっては「双露盤(そろばん)」まで使っている。;20231210;https://furigana.info/w/%E5%8D%81%E9%9C%B2%E7%9B%A4:%E3%81%9D%E3%82%8D%E3%81%B0%E3%82%93
ぞんじ・ごぞんじ;2knj atjk ddj ssn;存じ・ご存じ・御存じ;存知・ご存知・御存知;「ぞんじ【存じ】」=知っていること。「ぞんち【存知】」=存在を知っていること(知るだけでなく理解や心得や覚悟があるときにも言う)。意味は似ているが、「行い」と「行為」くらい別物である。「(ぞんち)存知して」は昔あった用法。「して」が続くことから「漢熟語・和製漢熟語」どちらかであり、「ご+漢語+S(Z)」の形からなる「存じ」とは、別物である。日本人の言語出力時には混同しがちだが、脳は無意識に判断している場合が多い。その証拠として「存じます」は普通で「存知ます」に違和感を覚えるだろう。「存じる」は普通で「存知る」に違和感を覚えるだろう。非常に残念ながら、IMEGは「ごぞんじ」の第一変換候補に「ご存知」を出してしまう。;kotobank.jp/word/存知-555858、kotobank.jp/word/御存-2038844、kotobank.jp/word/存じ-555857

出典:精選版 日本国語大辞典「ごぞんじ【御存・御存知ヂ】」
[語誌]「存じ」と「存知(ゾンチ)」は本来、別の語であったが、「虎明本狂言」では「御ぞんじ」「御存じ」に交じって「御存知」が二例見える。江戸初期に起こった四つ仮名の混同でヂとジが同音になったうえ、意味の類似も手伝って、「存じ」と「存知(ゾンヂ)」が混同するようになったと思われる。

出典:精選版 日本国語大辞典「ぞんち【存知】」
[語誌](1)「存知」を「存じ」の当て字と見る説もあるが、「平家物語」など中世の文献に「存知して」とあるように「存知」のサ変動詞として用いた例が多く見られるところから、「存知」と「存じ」とはもとは別語であったと考えるべきであろう。
(2)「存知」は和製漢語と思われ、発音は「文明本節用集」などの古辞書類に記されているようにゾンチと第三音節が清音であった。それが中世後期には、連濁現象の流行によって、ゾンヂに変化した。「存じ」とは別語であったが、中世末期に生じた四つ仮名の混同によって同音となり、次第に混同して使われるようになった。


【あ行】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0aa
【か行】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0ka

【さ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0sa
【し】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0si
【す】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0su
【せ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0se
【そ】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0so

【た行】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0ta
【な行】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0na
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【ら行】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0ra
【わ行】https://onbin.hateblo.jp/entry/dic0atj0wa

kw:さぎょう、さきよう、サギョウ、sagyou、作業、さ行、サ行
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kw:さぎょうそ、さきようそ、先要素、サギョウソ、sagyouso、作業そ、さ行そ、サ行ソ
【KeyWord】あてし、かんしゆくこ、あてじ、かんじゅくご、
当て字辞典、あてじじてん、あてししてん、アテジジテン、atejijitenn、atejijiten、atezizitenn、ateziziten、当て字時点
「当て字辞典N」とも呼びます。※N=Nikannjika=2漢字化。
にかんじか ニカンジカ nikanjika nikannjika nikanzika nikannzika、2漢字化 に漢字化 二漢字化 2漢字か 二漢字か、
日本人当て字好きすぎ問題
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