追記:20231204
記事の書き方が、「確証がないものを断定する書き方」と捉えられてもおかしくない書き方になっていました。少しずつ修正していく予定です。
【注意】本記事は、推測・仮説レベルのものであって、「〇〇の語源はこう」のように"断定している記事ではありません。"
▼T音の和語で水に関係ありそうなもの
・ち-血-Ti-T
・ち-乳-Ti-T
・つ-唾-Tu-T
・つく(つける)-浸く(浸ける)-TuKu-TK
・つく(つける)-漬く(漬ける)-TuKu-TK
・つぐ-注ぐ-TuGu-TG(TK)
・つだみ-哯吐-TuDaMi-TDM(TTM)※1
・づぶづぶと(ずぶずぶと)-づぶづぶと(ずぶずぶと)-DuBaDuBuTo-DBDBT(THTHT)※2
・つなみ-津波-TuNaMi-TNM
・つや-艶-TuYa-TY
・つゆ-露-TuYu-TY
・つゆ-汁-TuYu-TY
・つゆ-梅雨-TuYu-TY
・つらつら-滑々-TuRuTuRu-TRTR
・つるつる-ツルツル-TuRuTuRu-TRTR
・つらら-氷柱-TuRaRa-TRR
・つるり-ツルリ-TuRaRi-TRR
・みつ(みず)-水-MiTu-MT
・みどおち(みぞおち)-水下-MiDoAoTi-MDAT(MTAT)
T音の和語には、水(液体)と関わる意味を持つ言葉があります。とはいえ、「つ」が水の由来かどうかというのは断定できません。
▼本記事は可能性を広げるためのもの
本記事は、「水(みづ・みず)」の正体が、もしかしたら”つ”である可能性があったときのことを考えての まとめとなります。
そういう可能性があれば、「つ→みつ→みづ→み/みづ→み/みず」のような変化をしていたかもしれません。
▼水の語源が「つ」だったら、こんな変化をたどっていただろうか
つ(水)
基礎語
↓
み(御)+つ(水)=みつ(御水)
言葉づくり:美称・尊称の[み]をつける。( [有り難いもの]という認識からか?)
↓
みつ(水)
認識変化:美称・尊称を含めて[水そのもの]と認識
↓
みづ(水)
濁音化
↓
み(水)・みづ(水)
認識変化:先頭音を主体と認識・[みづ]で[水]を表す認識も残ったまま
↓
み(水)・みず(水)
表記変化
※1:【つだみ-哯吐 意味】
(出典:デジタル大辞泉@小学館 より)
《「つ」は「つ(唾)」で、「たみ」は嘔吐の意の「たまい」と同語源か》乳児などが、一度飲んだ乳を吐くこと。
※2:【づぶづぶと(ずぶずぶと) 意味】
〔古くは「づぶづぶ」とも表記〕
[1] ( 副 )
① 水や泥に沈んでゆくさま。
② 刃物をやわらかいものに何回も突き刺すさま。
③ 正体なく酔ったさま。ぐでんぐでん。
[0] ( 形動 )
① ひどくぬれているさま。びしょびしょ。
② 切りたくても切れないような関係にあるさま。
辞書にじゃぶじゃぶと関係性があるとの説明を載っているのを確認できませんが、泳ぐときなどの水をかく動作のじゃぶじゃぶは水という共通点からもづぶづぶと関係があると考えられます。
【記事編集用Link】
https://blog.hatena.ne.jp/peaceheart/onbin.hateblo.jp/edit?entry=26006613487530568
【KEYWORD ZONE】tng0midu
説明用・仮名遣いルール適用表記・データ化の表記いろいろある。mizu、ミズ、みず、みづ、ミヅ